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2024年10月の読書メーターまとめ

オーウェン
読んだ本
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読んだページ
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感想・レビュー
16
ナイス
1241ナイス

2024年10月に読んだ本
16

2024年10月のお気に入り登録
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  • 碓氷優佳💓
  • ラッシュ

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • ラッシュ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

オーウェン
マンションで殺された女性と、その子供が誘拐された事件。 そして時代は遡り、北海道の離島でリゾート開発の煽りを喰らった中での殺人。 この2つの事件が交互に描かれていくが、どう結びついてくるのか。 約30年という期間の中で、生まれた境遇がしがらみを生み、それが事件に繋がる過程。 刑事コンビも相変わらず田所が愛想をつかしながらついていくが、三ツ矢の推理は的確に真相に近づく。 4作目も楽しみだ。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

オーウェン

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:18冊 読んだページ数:6200ページ ナイス数:1551ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/828860/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
16

オーウェン
北神薙高校に通う詠太が音楽室で見つけた推理本。 「牢獄学舎の殺人」と呼ばれる本で、なぜか推理の解決編が存在しない。 そこに未完図書委員会の流伽が現れる。 本の解決を求めて協力することになるが、本を模した連続殺人事件が起こる。 話的には面白そうだが、テンポを落とすような展開を含めて無駄に長くしたなという印象。 コンビという意味ではマリア&蓮と一緒だが、ラノベにしたような関係だし、美術部の面々がなぜギャルのような言葉で話す必要があるのか。 あと傍点がやたらと多いのも特徴で、振る意味が無い文が目立つ。
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オーウェン
もうこのタイトルや装丁だけでも危うそうな匂いがする。 日羽光は古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれ恋人を失う。 その時に助けに来た医療関係の2人は気付いていながら助けなかった。 その理由を求めて光は2人の居所を突き止めるが、2人のうちの片方の薬師も光の方を探していた。 お互い探していたのだが、その理由がえげつない。 中盤から後半は出てくる人間がほぼ全員クズという有様。 最初の事件からすでに仕掛けが始まっており、見事なまでにイヤミスが出来上がっている。
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オーウェン
リンカーンの好敵手としてこれまで何度も対決してきたウォッチメイカーとの最後の勝負になる作品。 クレーン倒壊の事故から始まり、ニューヨークにウォッチメイカーがやってくる。それはリンカーン殺害のためであり、更に裏に隠された標的を狙う。 オールスターのようにこれまでの人物も総登場だが、アメリアなどかなり登場時間が少ない。代わりに大活躍するのがプラスキー。 ルーキーと呼ばれた面影はまるでなく、捜査でも最前線に立つ。 そして締めは引き継がれるという形で終わる。 次作は主役交代とかなるのだろうか。
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オーウェン
新になって2作目。 お嬢様刑事と毒舌執事。 そこに新人の若宮と、迷推理でお馴染みの風祭警部が事件現場を混乱に来たしていく。 キャラごとの掛け合いがほとんど漫才みたいになってきているが、それに比べて推理のレベルも予想できる類いになりはじめた。 一番楽しめたのは「四回殺された女」かなと。 マンネリもあるので、そろそろ変化が欲しいところではある。
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オーウェン
飛行機で世界一周という途方もない挑戦。 実は日本でも行われていたが、それは当時の日本からしたら無いものにされ歴史の闇に葬られていた。 そこに関わった人たちと、アメリカの飛行機乗りエイミーの思惑が合致する。 カメラマンの山田の視点でそれを見せるのだが、危機また危機の連続。 山田はエイミーに友情と共に愛情を感じるが、その想いは飛行機に駆けるエイミーの想いと微妙にすれ違う。 その先の戦争という未来をこちらは知っているが、彼ら彼女はそんな未来よりも、飛行機に思いを馳せたのだ。
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オーウェン
森で行われた新人社員の研修。 だがそれは洗脳という教育であり、脱出しようとした5人の社員は森の奥へと逃げていく。 その中で1人が死に、首から上が切断されていた。 ミステリではあるが、澤村さんなのでホラー風味が加味されている。 特に首の切断の真相はゾッとする衝撃が待っている。 グロ描写も存分にありで、特に死人による執念はえげつない。
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オーウェン
シリーズとしては2作目。 大学寮生の秀次と同居することになった留学生のケビン。 身近に起こる事件をケビンが推理していく形。 刀や花火に寿司など、外国人のケビンが興味ある対象が事件のきっかけに。 いつも絡んでくる撫子刑事とのやり取りが次第に楽しくなってくる。 怪談屋敷の話が一番ミステリらしいとは思うが、ラストのエピローグの部分で繋がりを示唆しているので、シリーズとしてはこれで終わりかなと。
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オーウェン
UberEATSならぬビーバーイーツの配達員が出会った集合の店のシェフ。 怪しい依頼を頼む一方で、探偵まで兼任していることが分かる。 全部で6つの話があるが、妙に込み入っている話が多い印象。 もっとシンプルな話が好みだが、その意味で「異常値レベルの~」が好み。 依頼の段階から不穏な感じがあったが、シェフの謎解きによってそれは白日の下に晒される。 依頼は絶対に口外してはならないのだ。 最終話ではそれまでの話の複合でシェフの更なる裏の顔が現れる。
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オーウェン
シリーズは5作目だが、これまでとは幾分パターンが違う構成。 最初に作中作がはじまり、高級住宅地にやってきた迷惑なヘッジファンドがクロスボウで殺害される。 回りの住民たちは全員迷惑しており動機があるという展開。 これはホロヴィッツがホーソーンに出会う前の事件であり、一応解決はしたがホーソーンは納得していない。 これまでにもあったホーソーンの小出しの過去だが、それが事件に密接に関わっている。 ラストの見解にもその事情があるのだが、こういう後味もシリーズでは初めて。予定では残り5冊だがどういう過去なのやら。
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オーウェン
マンションで殺された女性と、その子供が誘拐された事件。 そして時代は遡り、北海道の離島でリゾート開発の煽りを喰らった中での殺人。 この2つの事件が交互に描かれていくが、どう結びついてくるのか。 約30年という期間の中で、生まれた境遇がしがらみを生み、それが事件に繋がる過程。 刑事コンビも相変わらず田所が愛想をつかしながらついていくが、三ツ矢の推理は的確に真相に近づく。 4作目も楽しみだ。
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オーウェン
阿津川さんは常々ディーヴァーのリンカーンシリーズを好きと公言していたが、その日本版が出来た。 刑事の永嶺はコトダマ犯罪調査課への異動を命じられる。 そこには永嶺と同じく特殊能力を持つ刑事たち7人が。 自在に火を起こせる能力を持つ者による犯罪が起き、解決のため各人が能力を使いこなす。 リンカーンシリーズに寄せているのがすぐにわかる。 これまでの証拠を振り返ったり、ラスト付近へのどんでん返しも正にディーヴァー節。 そのラストの真相を考えると、シリーズ化は必然だろうし、新たなコトダマの能力者も見れるだろう。
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オーウェン
国名シリーズにいよいよ日本の登場だ。 砂浜で発見された男は記憶喪失になっていた。 なぜか扇を身に着けており、そこから名家の次男であることが。 その実家で起きる密室殺人に火村と有栖川が挑む。 焦点は事件と同時に記憶喪失の男が失踪したこと。 この謎が明かされるとき、また男の失踪していた期間の過去が分かるとき、自ずと犯人の正体も分かる。 物語の大半が記憶を無くした男に充てられており、こんなにも犯人の影が薄い国名シリーズは初めてじゃないだろうか。 それほど運命にもてはやされた人生だったのだろう。
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オーウェン
もはやミステリランキング常連と言っていい白井さんの新作。 5つの中編集だが、冒頭の「最初の事件」から毒を振りまくような子供主体の話。 名探偵は1人で十分というのに震える。 「奈々子の中で死んだ男」セックスの最中に死んで霊にという奇想天外な話。 毒を盛られて殺されたのだが、一体誰がという見せ方。 「天使と怪物」フリークスという普通の人間ではない者たちによる殺人。 多重解決が出来るのでこれぞ白井さんの本領発揮な中身。 ラストの告白によって、この世界観や伏線に強烈な意味がもたらされるというのが何ともすごい。
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オーウェン
冒頭に起こる代議士事務所での立て籠もり事件。 犯人は2人いることが分かるが、そこから33年前に遡る。 鈴ノ宮町での巨大ダム建設を巡り、争われる町長選挙。 ここに反対派と賛成派の思惑が入り乱れ、遺恨が残る結果に。 徐々に明らかになる事件への関り。 誰がどう関わっているのかだが、町の人間の想いが黙秘という形で抵抗する。 タイトルの意味は最後に分かるが、確かにダム建設は国と政治家の都合でしか進まないよなと。
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オーウェン
月のプロジェクトで宇宙に滞在していた6人に下された不可解なNASAの指令。 それは月面に足跡を作れというもの。 実は初めて月面着陸を達成したアームストロングは月に行っていないという真実。 たらればではあるが、それが現代のロシアの陰謀と結びついて、中盤からはサバイバルの状況に。 それは地球へ帰るための方法。 困難が出る度に、そのための解決策を用いるのは手に汗握る。 時には犠牲が出る始末でありながら、裏切り者の存在も。 選択の際には結末は大体分かるが、それだからこそ宇宙飛行士に子供は憧れるのだ。
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オーウェン
弁護士1年目の志鶴が担当する案件。 それは女子中学生の死体遺棄。 しかも連続して起こり、その容疑者の弁護に。 日本の裁判制度の矛盾をこれでもかと突くセリフが詰め込まれており、冤罪を生み出す原因が分かる。 執拗な取り調べや、証拠でさえも捏造できる検察。 その抜け穴をつぶしていく志鶴の弁護戦術が読んでいて楽しい。 結局日本の裁判制度は時代が変わろうとも根幹は変わっていないというのを印象付けられた作品だった。
mippo
2024/10/01 20:18

面白そうな本、ご紹介有難う!

オーウェン
2024/10/01 22:32

上下段で600ページあるので、気長にどうぞ😪

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/17(2502日経過)
記録初日
2018/01/17(2502日経過)
読んだ本
3099冊(1日平均1.24冊)
読んだページ
1110805ページ(1日平均443ページ)
感想・レビュー
3099件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

主にミステリを読んでますけど、最近はいろんなジャンルの小説を見て、やっぱり感想は十人十色だなと関心する日々です。

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