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2024年3月の読書メーターまとめ

神在月
読んだ本
3
読んだページ
802ページ
感想・レビュー
3
ナイス
131ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月のお気に入り登録
2

  • Vakira
  • ぷーどる🐰🐩@色々な人荒らしてる人は自分の同級生でした 本当にすみません

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

神在月
ネタバレ著者の、この作品の第一章「春の見つけかた」の原型となるデビュー前の習作を読む機会を得た。すでに完成されている。時代考証に瑕疵がない。11代将軍家斉の文化文政期の江戸は向島を舞台にして、苗物屋「なずな屋」を営む新次・おりん夫婦の日常を描いた物語。市井の人々が生き生きと描写され、この当時から花や草木を愛でる人々がいたことが実感できるお仕事小説ともいえる。実際にある花や木々の名前を巧みにストーリーに組み入れて展開するその手腕も見事。なずな屋に絡む人々も十二分にキャラが立っていて、デビュー作にしてエンタメの王道。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

神在月

2007年の映画「ラースと、その彼女」観た。コメディの体裁をまとっているけど、なんて優しい物語。そして深い。この映画知らなかった。これはアカデミー賞脚本賞ノミネートも納得。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

神在月
ネタバレ著者の、この作品の第一章「春の見つけかた」の原型となるデビュー前の習作を読む機会を得た。すでに完成されている。時代考証に瑕疵がない。11代将軍家斉の文化文政期の江戸は向島を舞台にして、苗物屋「なずな屋」を営む新次・おりん夫婦の日常を描いた物語。市井の人々が生き生きと描写され、この当時から花や草木を愛でる人々がいたことが実感できるお仕事小説ともいえる。実際にある花や木々の名前を巧みにストーリーに組み入れて展開するその手腕も見事。なずな屋に絡む人々も十二分にキャラが立っていて、デビュー作にしてエンタメの王道。
が「ナイス!」と言っています。
神在月
資料の一環として購入。ストーリーはさほど重要ではない。カルト的人気を誇るそうだ。キャラ立ちがすごい。冒頭の登場人物の紹介の中の北一輝とか美空ひばりとか出てきたかな?ワンダー正光、鞭棄、フタナリカナブンが好き。12歳のみどりは母が死んで、見世物小屋の親父に騙されて小屋の芸人にされてしまう。虐げられていたところに小人症の中年手品師、ワンダー正光が現れる…。なんという世界観だろう。10代の時に読んだらハマったのかな?設定としては昭和13年ということになっている。裸電球、幟、神社の鳥居こういったモチーフがそそる。
が「ナイス!」と言っています。
神在月
ネタバレようやく読了。これほど読みづらい本はなかなかない。それほど手強かった。語彙の豊穣さに圧倒される。そして読み解くのが難しい。映画のシーンはここにインスパイアされたんだな〜というのが複数出てくる。クライマックスのさとくんが「こころ、ありますか?」と尋ねながらの場面には唸った。こういう表現があるのか〜と目から鱗。知人が漏らした描写の大洪水というのは言いえて妙かも。この事件があった時、私は兄が入っている知的障害者施設の保護者会長だったので、他人事ではなかった。きーちゃんを主人公にしたという冒険と慧眼に敬意。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/04/07(2206日経過)
記録初日
2007/01/02(6319日経過)
読んだ本
667冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
178253ページ(1日平均28ページ)
感想・レビュー
653件(投稿率97.9%)
本棚
2棚
性別
年齢
64歳
血液型
B型
職業
技術系
現住所
千葉県
外部サイト
自己紹介

利口じゃないけど、小説書き始めました!
書く視点から見ると、小説家の人たちがいかにすごいことをしているのかってことを痛感させられています。

アルファポリス https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/641934513
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