読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

さーさん
読んだ本
12
読んだページ
3056ページ
感想・レビュー
9
ナイス
166ナイス

2024年10月に読んだ本
12

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さーさん
ネタバレ魔王を倒すために世界編纂を繰り返す預言者。彼女が見た、悪評ばかりの冒険者レナードの真の姿とは。シリーズ2巻。レナードたちにとっての悪夢は15年前に生き恥を晒したマリカの戦いで、そこで散ったザックの両親こそ“勇者”だった。無償で他者のために命を懸けられないし、金こそ全て。体裁は最悪だけど本音では正当な権利と思えるくらい、最強ではない彼らの日常は綱渉だ。世界編纂で精神をすり減らす預言者が心の支えにした存在があったこと、レナードの不遜な台詞がどれだけ王妃の心を救ったかと思うと切なくなった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

さーさん

【抹茶読書会】参加中!広島土産の抹茶モミジまんじゅうリラックマVer💕+グリーンティーです。リラックマかわいい〜 『幽霊予定地』読書中(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

【抹茶読書会】参加中!広島土産の抹茶モミジまんじゅうリラックマVer💕+グリーンティーです。リラックマかわいい〜 『幽霊予定地』読書中(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)
くたなお
2024/10/05 05:59

わお。リラックマなのに、抹茶なんですか。食べるのもったいないですね〜👍

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

さーさん
ネタバレ幽霊を視てしまう文子は幾度も奉公先を追い出され、呪いで面を外せない古道具屋の店主・清志郎の下に嫁ぐことに。形だけの夫婦となった2人が徐々に距離を詰めてゆく大正ロマンファンタジー。なんだかんだと清志郎が優しくて、ご近所さんも善良で、徐々に文子の安心できる居場所ができていく様が温かい。可愛らしい着物にはしゃぐシーンとか愛らしすぎる。使い方を教えてくれる鏡台のお話は古道具まで愛らしく思えて好き。最後はなかなか大活劇だったけど、普通に鴛鴦夫婦になりそうな甘ったるいラスト。ありきたりだけど可愛らしい読了感。
が「ナイス!」と言っています。
さーさん
ネタバレ星殷国の皇帝は建国以来、代々“影守の民”の巫女を皇后に迎え入れてきた。その盟約は最悪の形で裏切られ、巫女の妹・ククナは復讐のために後宮へ潜り込む。ちょっと驚くほど星殷国の皇族たちの性癖が歪んでいる。いきなり夏麗が芋虫状態で白悠の正体が割れたあたりで、一筋縄ではいかぬ雰囲気を察した。思いの外えぐい。それでも身の内に獣を飼いならすククナの不動の在り方が強烈で魅力的。紅蘭公女と手を組み、早々に瑛学を討ちにいったものの、復讐自体は始まったばかりで薄氷の上といった様子。あっさり味方が死んでいきそうなシリーズだ。
が「ナイス!」と言っています。
さーさん
ネタバレ藤堂夏樹と都市伝説たちの日常。本編の都市伝説の危険性を鑑みれば、もはや別世界かと思うくらい夏樹の前に現れる都市伝説は切なく優しい。というか夏樹が優しすぎて良い子すぎる。まさか幼馴染・妹・初恋の人・友人……と、ここまで都市伝説を日常に馴染ませて生活しているとは思ってもみなかった。メリー人形と花子さんのお話が印象的だった。
が「ナイス!」と言っています。
さーさん
ネタバレ魔王を倒すために世界編纂を繰り返す預言者。彼女が見た、悪評ばかりの冒険者レナードの真の姿とは。シリーズ2巻。レナードたちにとっての悪夢は15年前に生き恥を晒したマリカの戦いで、そこで散ったザックの両親こそ“勇者”だった。無償で他者のために命を懸けられないし、金こそ全て。体裁は最悪だけど本音では正当な権利と思えるくらい、最強ではない彼らの日常は綱渉だ。世界編纂で精神をすり減らす預言者が心の支えにした存在があったこと、レナードの不遜な台詞がどれだけ王妃の心を救ったかと思うと切なくなった。
が「ナイス!」と言っています。
さーさん
ネタバレ赤羽瑠璃を中心として飛躍的な人気を得た地下アイドルグループ“東京グレーテル“。その初期メンバーたちがアイドル活動の裏ではまり込んだ、一生心の棘になる痛くてぐちゃぐちゃな失恋集。めるすけ、本当に罪深い男。ばねるりも冬美も、本当にめるすけから与えられたいものをもらえない。その代わりに冬美は伴侶の座を、ばねるりは永遠の唯一で在り続ける。羊星めいめいもアイドルの業に沼った愚かな女にも見えるけど、星であるためにすべてを捨てる覚悟は嫌いじゃない。龍人は可哀そうだけど。このシリーズ、毎回思うけどタイトルが秀逸すぎる。
が「ナイス!」と言っています。
さーさん
ネタバレ大学のオカルト研究会で怪談を聞いて以来、女性部長のカレンの身の回りで怪現象が起き始める。現象に耐え兼ねたカレンは「あしや超常現象調査」という配信者に頼ることに。現代科学でホラーを否定する系かと思ったら、ばりばりに心霊現象が起きまくる。暗い場所から水の音、出所不明の汚水、連鎖する1ヶ月後の失踪……と恐怖要素てんこ盛りで楽しかった。部屋中のライトが勝手に消えて水音が近づくシーンとか特に怖い。ホラー映画のように怪異の正体が暴かれていき、洞窟探索シーンとかわくわくしてしまった。晴子さんのタフさには脱帽。続編期待。
が「ナイス!」と言っています。
さーさん
ネタバレ夜遊び同盟の4人は怪異現象に遭遇し、嵐の夜に帰宅できず空き家に避難する。そこは1ヶ月後に死者を出す惨劇を起こさねば脱出できない“幽霊屋敷予定地”だった。シリーズ2弾。幽霊屋敷のいわくを作るという設定が面白い。全滅エンドか、1人の犠牲か。精神を追い詰める選択肢に動揺する4人の姿が辛い。でも怪ぬしさまことシジマさんとの絆がふとした瞬間に浮上して、お互いに忘れ切れていないところが切なくも頼もしい。穏やかに最終日を迎えたラスト、どうなるのか本当にハラハラした。怪ぬしさまの手助けに気づいてくれてよかった。
が「ナイス!」と言っています。
さーさん
ネタバレれんげの不調が続くなか、虎太郎は久那斗という神様から京都の結界が弱まっていると知らされ、四将軍を探せと言われるシリーズ完結巻。珍しく虎太郎側に神様依頼が入ったけどまたも盛大に振り回されている。れんげのおめでたは喜ばしく、天涯孤独の虎太郎にとっては何よりの幸福になりそう。想像以上にあっさりと終わったので、2人の婚姻とか出産話の番外編が欲しいかも。それにしてもこうも神様に振り回されていたら、碌に育児もできない気が……。京都の節分はあちこち美味そうな誘惑に溢れていることは分かった。
が「ナイス!」と言っています。
さーさん
ネタバレ叡智の図書館へ至る扉を探して旅するローグと意志ある石板は、知的深度の臨界に達した白い六角錐の塔の守り人が科した十の謎に十の物語で応えていく。それぞれの物語が微妙に繋がっている構成と、最後の守り人の名前に関する仕掛けは面白かった。第六問がちょっと切なくて好き。全体的に理想論の印象があって、いまいち問いに対する答えとして抽象的すぎる気がした。短編集だからか御伽噺を読み聞かせられたような読了感もあった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/27(2219日経過)
記録初日
2018/10/27(2219日経過)
読んだ本
1362冊(1日平均0.61冊)
読んだページ
357080ページ(1日平均160ページ)
感想・レビュー
1031件(投稿率75.7%)
本棚
12棚
性別
職業
事務系
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう