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2024年3月の読書メーターまとめ

さーさん
読んだ本
15
読んだページ
4314ページ
感想・レビュー
12
ナイス
120ナイス

2024年3月に読んだ本
15

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さーさん
ネタバレ生命を育めなくなった地球から宇宙へ旅立ち、月面都市を築いた人類。かつて人々に寄り添った猫を祖先に持つネコビトの編集長キャサリンは、素敵な贈り物になるようなクリスマスの本を作ろうとしていた。人間への親愛と帰れない地球への思慕、純粋すぎる想いは美化された理想郷のようだ。でもクリスマスに夢を見て、誰かの助けを期待して、応えてあげられる奇跡と祈りの優しさは胸を締め付ける。優しい御伽噺がすぎて読むのが辛かったけども。宝物を眺めるような気分で読了。宇宙を旅する時代まで本という媒体が残って、物語が受け継がれるといいな。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

さーさん

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:3896ページ ナイス数:174ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/928807/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
12

さーさん
ネタバレ人生の幕引きに語られる生い立ち。清喜と賢恭、梅花と麗丹、王太妃夫妻や明慧。小玉と出会う以前の彼らの半生もなかなか波乱万丈だった。ずっと気になっていた清喜の兄について語られたのは嬉しかった。小玉の幕引きは穏やかで、少し寂しい。これで本当に終わりかな。
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さーさん
ネタバレWEB版既読。リペイド国王に休息をとらせるため建国祭への参加を求める王妃だが、誰にも聞く耳を持ってもらえず、セツナに依頼を出すシリーズ5巻。ちょっとした板挟みに苦悩するセツナとそれを見守るラギの構図が愛しい。セツナが他人に弱音を吐くなんて珍しく、余計にラギを喪った時が怖い。リペイドの王族の家族関係も重厚に加筆されて、王妃が建国祭にこだわった理由の説得力が増していた。これほど王族が民に尽くし、愛される国はなかなか無い。それぞれの情を深堀したぶん苛烈なシーンは減った感じかな。リペイドの国をさらに好きになった。
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さーさん
ネタバレ宝玉の魔術師が保有する<偽王の笛ガラニス>の破壊作戦。七賢人の破格の才能が詳らかになるシリーズ7巻。さすが、という規格外のこだわりと個性が炸裂してて七賢人たちの衝突は楽しかった。宝玉の魔術師がまさかルイスを同族扱いするとは。唯一無二ではないけど斧振り回して防御結界かち割る物理破壊派に?と笑った。ラウルの魔女版挿絵最高。ブリジットに半身バレはドキッとしたけど、十年初恋の王子を探し続ける恋心は切ない。フェリクスの秘密もおおよそ察しがつき始め、いよいよラストスパートに入ってきた感じもする。面白かった。
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さーさん
ネタバレ幽霊と交流できる伯爵家の次女ジャンヌは兄の死を預言したことで修道院に預けられていたが、姉の女伯爵により実家へ呼び戻される。望まぬ見合いを回避するため、ジャンヌは姉に憑りついた生霊を祓うことになる。なかなか個性的で奔放な姉妹。周囲の目を気にせず霊の存在を語るジャンヌの在り様は少し羨ましい。ライムじいとアロイスを降ろして三人交代の戦い方は面白かった。姉のマリーズの男好きも嫌味なく突き抜けていて感心するしかない。亡きアロイス含め、良い兄妹関係。恋愛相手が姉のお下がりというのは珍しい設定だったわ……。
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さーさん
50巻目にしてやっと名前呼びに到達しましたか……。
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さーさん
ネタバレ大規模破壊魔法の封印のためシャスタ山へ向かう予定だった達也だが、東道青葉の意向で国内待機せざるを得なくなる。一方でIPUと大亜連合がチベットで衝突、世界情勢が大きく変わるシリーズ7巻。珍しくも達也自身の迂闊な言動で面倒事に発展。うっかりで世界情勢に影響が出るのはさすがだわ。今までチートな戦闘力でごり押ししたぶん、今回は達也の力が及ばない部分で立ち回りに苦労している感じ。あとがきの主人公が強くなりすぎたのコメントには失笑した。
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さーさん
ネタバレ幼帝の摂政となった雪媛は青嘉に将軍位を与えようとするが、婚姻を結ぶ相手は後宮に入れるべきだという進言を受ける。シリーズ最終巻。青嘉も過去をやり直していることを知り、為政者の宿命といえる疑心に憑りつかれる雪媛。玉瑛としての想いがすべての結論となった。2人が結ばれないことはすごく残念で、雪媛の婚姻相手は意外だったけど、皇帝としてはBESTの選択だったと分かる。蜜月は短かった……。いろいろ納得の最終巻。輝くばかりの幸福に満ちた玉瑛と置いた青嘉の再会は感慨深かった。潼雲とナスリーンの番外も嬉しかった。
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さーさん
ネタバレシリーズ4巻。壮絶なパワハラから会社を呪った『狂濫』、大事故から主人を守った『秋狐』、鷹元楸に届いた熱狂的ラブレター『執花』が印象に残った。今回は木山が関わる短編が多い。帯刀と木山がお互いを呪い合った事情もこれから明かされていくのかな。鷹元楸のお話は相変わらず度を越えた異常者が乱舞していて、こんなに性癖が歪んだ人ばかりの社会は嫌すぎると思う。分厚いけど面白かった。
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さーさん
ネタバレ新たな地柱となった蒼汰は監徒の手引きで転校し、北の地柱・墨染雨と知り合う。一年前の『血汐事件』で亡くした墨染雨の友人が現れ、異郷から大規模侵食が起こるシリーズ2巻。相変わらず蒼汰のメンタルが異常に強い。蒼汰の家族愛は重たいほど強いのにそれは執着ではなくて、相手への尊重が第一というスタイルが強者すぎる。予想外だった花乃の旅立ちも、さすが妹という鮮やかさ。友愛ゆえの繋がりを利用された紀子と墨染雨の別れは可哀そうだった。二度目の喪失は、辛い。一妃と双華の決着がついて白線にも襲われなくなり、綺麗な幕引きになった。
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さーさん
ネタバレ生命を育めなくなった地球から宇宙へ旅立ち、月面都市を築いた人類。かつて人々に寄り添った猫を祖先に持つネコビトの編集長キャサリンは、素敵な贈り物になるようなクリスマスの本を作ろうとしていた。人間への親愛と帰れない地球への思慕、純粋すぎる想いは美化された理想郷のようだ。でもクリスマスに夢を見て、誰かの助けを期待して、応えてあげられる奇跡と祈りの優しさは胸を締め付ける。優しい御伽噺がすぎて読むのが辛かったけども。宝物を眺めるような気分で読了。宇宙を旅する時代まで本という媒体が残って、物語が受け継がれるといいな。
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さーさん
ネタバレ帝都へ向かう列車の中、真緒と志貴が思い出話に興じる短編集。遠音の儀で明かされた過去の先祖返りの悲劇を知ると、真緒の希少性をすごく感じる。巨大蜘蛛の本性を美しいと言ってくれる伴侶は早々いない。『八番目の地獄』は甘ったるい腐乱臭を感じるような、残酷で美しい恋物語。恋人と弟を心中させることでしか幸福になれないなんて、救いがない。結局螟が何を想ってどこまで謀ったのか、心中は謎のまま。次巻はいよいよラストかな。
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さーさん
ネタバレお互いを大事に想いながら契約結婚ゆえに言葉にできず、すれちがうシリーズ2巻。当初は欠片も妻に興味を持たなかった鷹が、いまや人生の中心に雛を据えて無意識の溺愛状態。あり余る財力で雛を引き留めようとする様がなんだか可愛らしい。異母妹も元婚約者も困惑の豹変ぶりだろう。それにしても鷹の美貌の魔性っぷりが凄い。中毒性あるのか。常に誇り高くある雛は変わらず美しく、だいぶ非常識な元婚約者たち相手でも謙虚にいられるのは凄い。鷹と雛が美男美女のお似合いカップルということは凄く伝わってきた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/10/27(2009日経過)
記録初日
2018/10/27(2009日経過)
読んだ本
1234冊(1日平均0.61冊)
読んだページ
323120ページ(1日平均160ページ)
感想・レビュー
945件(投稿率76.6%)
本棚
11棚
性別
職業
事務系
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