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2024年3月の読書メーターまとめ

なーちゃま
読んだ本
70
読んだページ
16132ページ
感想・レビュー
68
ナイス
401ナイス

2024年3月に読んだ本
70

2024年3月のお気に入り登録
1

  • 煉獄 杏寿郎

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • 煉獄 杏寿郎
  • 魅乃乎minoco19860125

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なーちゃま
成瀬の淡々としているのに仄かに揺らめく熱い情があるところは『これは経費で…』の森若さんに似たところがありすぐ好きになってしまった。人の視線に動じず、自分の関心にだけ真っすぐ進む姿は見ていて爽快。しかし、現実に傍にいたら反応に困ってしまうのも事実だろう。そんな中、彼女をゆるく微笑んで見守っているような島崎の距離感は丁度良いのかも。唯我独尊の成瀬がきちんと島崎の存在を感じている描写もぐっときた。彼女はどこに向かうのだろう。一か所にじっとしていない彼女は、何を見て、何に関心をそそられるのだろう。気になるなあ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
68

なーちゃま
映画見たらまた読み返したくなっちゃったよ。日向の運動神経で飛び、そこに影山がトスを上げるスタイルを確立するキッカケになった3on3。今読み返すと月島がめちゃくちゃ嫌味言いまくってて変な感じ。今はもっと無口なキャラなのに。最初はキャラ立てに躍起になってる様子が感じられる…。笑
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なーちゃま
最後の章が全体を締めていて素敵。悩めるキャラクター達の背中を押してくれるのはカバヒコと、クリーニングのおばあちゃん。いつも堂々としているように見える彼女も、実は何かを抱えていることが最後に分かって、ほっとする。誰の支えも必要としない強い人はいなくて、誰かが誰かの言葉でハッとしたり、心を温かくしてもらったりしている。こうした繋がりを思い出させてくれるのが青山美智子の作品の魅力だと思う。装丁もタイトルもすごく良い。心温まる癒しの読書体験でした。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
給食を知りたい人は読むべき。ここに全てが詰まっている…。栄養ミッションをクリアし、価格低減を試み、旬の野菜や地場産業特有の食べ物、伝統的な料理を取り入れ、子どもが食べやすくする努力をし、当然安全性問題は常に一丁目一番地に置く、それを週5日間、毎日!なんと大変な仕事なのだろう!給食の歴史から現状まで、全てを幅広く扱ってくれている良書。大好きなソフト麺の歴史や、牛乳はタンパク質ミッションをクリアする上で欠かせない飲み物であること、昨今はSDGsやグローバル化を意識した給食が出ることなど、勉強になりました。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
当たり前のことなんだけど、タクシードライバーも日々戦略を立ててお客を捕まえているんだなと痛感。また、収入の低さも非常に気になった。歩合制のためインセンティブにはなるのかもしれないが、長い待ちに並んだあとにワンメーターの客だったり、非常に変な客への対応を自腹(ICレコーダ)で迫られたりなど、少し世知辛すぎる。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
参考書や小説以外のジャンルで、初めてジャケ買いしそうになった本。アザラシの絵もステキなんだけど、タイトル、帯の文句、最初の数ページから著者のアザラシへの熱愛が伝わってきて、思わず買いそうになってしまったのを鮮明に覚えている(当時は予算オーバーで買えず)。しかし数年たった今、Audibleで見つけて読了。著者はアザラシを熱愛しているけれど、さすが獣医師免許を持ち、酷寒の紋別で働いているだけあって、アザラシへの観察眼や思いはかなり冷静。心の底から愛情を注いでいるのが伝わって、読んでいて楽しかった。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
どんどん訳わかんなくなっていくし、為水先輩はコワイ。こっくりさん怖かった。この漫画は二度読みしないとワケワカメ。なのにどんどんハマっていく。私も速水先輩に沼っていく。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
著者の問題意識(というか執筆の契機となった思い)に非常に共感。ディズニーで働くことをテーマにした他の書籍は全てキラキラ魔法がかかっていて、読んでいてどことなく居心地が悪くなる。働いている人の生身の姿が見えてこなくて、「綺麗ごとよりも、もっと実感のこもった話をしてくれよ」と思うことが多かった。しかし本書は等身大のカストーディアルキャストの思いや辛さが正直に書かれており、ディズニーで働く人だってちゃんと生身の人なんだと感じられた。色々と悪態をつくけど、最後はきちんとゲストの笑顔を願っている著者、いいね~!
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なーちゃま
彼女は視覚過多のHSPだけど私は聴覚過多のHSPだなと読んでいて感じる。だから音声情報として入ってくる人の言葉に敏感だし、読んだ言葉にも敏感(黙読した文字は脳内で音声情報に置き換わっていると『ソクラテスはネットの無料に抗議する』で読んだと思う)。しかし結局、「HSS型だからこそどうすべきか」についてはあまり触れられていなかった印象。しかしまずは自覚できたことに良しとしよう。
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なーちゃま
ネタバレうーん、アラタは死んじゃうのか。それとも、獣としての自分を飼い殺して生きたまま死んだ状態になり、それをナツメは「死んだ」と表現したのか。アラタ〜どうなるのかな〜
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なーちゃま
コックリさんの回。ナツメもなかなか意味がわからない。視える者同士、アラタに共感してもらいたいのか。
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なーちゃま
ネタバレ再読。アラタは先輩に殺されちゃうのか。ミハヤと同じように「視えている」中園ナツメが出てくるけど、最後の最後で大人になった彼女が、体育館に咲く花という名の手に向かって話しかけている。時系列がグチャグチャで混乱するけれど、どうして先輩はアラタを殺しちゃうんだろう。そしてアラタも殺されてしまうことを前提に行動している節がある。
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なーちゃま
ネタバレ夢中で読み進めた1周目と違い、じっくり読み進めた2周目は気づくとが多く、1周目は見逃した様々な描写にますますゾッとした。ミハヤはなぜアラタの家にいる?化学室の足は何?追いかけっこの途中にいたひび割れている学生たちの姿は何?しりとりしながら通ったトンネルの中にいた化け物は?アラタはなぜ死体になった猫の記憶を見た?これちゃんと回収されんだろうな…?!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
他の本よりも「女子み」が深い本書。なんて言ったって最初の章のテーマが「赤い口紅」。私には共感できない世界がいっぱい!にもかかわらず面白くてついついニマニマしてしまうのは、彼女の語り口の面白さと魅力がなせるワザだと思う。しかし、マッドマックスに関する章では思わず書き留めた名言がありました。「上質なエンターテインメントは、誰が味わっても、「これは私のことだ」と思わせる魅力を持っています。解釈の数が多いのは、我が事として捉えた人が数多くいることの証左に他なりません。」…なるほど、古典の魅力にも通底する。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
コロナの中でジェーン・スーが何を思っていたか綴られている。いつも通り、私はこうはなれないなあ、とか、美意識が高いんだなあ、とか、自分らしくいればいいじゃん!と強く断言するのにその裏で弱かったり自家撞着したりしている彼女の飛び飛びな思考を楽しんだ。彼女の文章は、なにか学びを!とかいう肩肘張った気持ちにならず、普通に読んでいて元気になれるものばかり。また時を置いて読み直したい。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
絵がどんどんジョジョっぽくなっていくし、貘は出てこないし、バトルシップゲームは面白いけど、登場人物に全く感情移入出来ないからつまらない。
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なーちゃま
ネタバレお屋形様の賭け方はダイナミック。人心掌握を心得ている。しかしコーヒーフレッシュは勿体ない…。初めて女性の立会人が出てきた。
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なーちゃま
とりあえず貘は捨隈に勝ったし、夜行さんは號奪戦に勝利して零號になる。暴力シーンは私の精神衛生上、飛ばし読み。そして、お屋形様の「僕すぐに忘れちゃうから、」って本当に忘れちゃう病気だったのね!?!?そんな体質なのにもかかわらず、貘を上回る博打ができるってどういうこと?!?そもそもお屋形様って何者なんだろう。賭郎という組織自体の真相にもそろそろ迫ってほしいところ。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
成瀬の淡々としているのに仄かに揺らめく熱い情があるところは『これは経費で…』の森若さんに似たところがありすぐ好きになってしまった。人の視線に動じず、自分の関心にだけ真っすぐ進む姿は見ていて爽快。しかし、現実に傍にいたら反応に困ってしまうのも事実だろう。そんな中、彼女をゆるく微笑んで見守っているような島崎の距離感は丁度良いのかも。唯我独尊の成瀬がきちんと島崎の存在を感じている描写もぐっときた。彼女はどこに向かうのだろう。一か所にじっとしていない彼女は、何を見て、何に関心をそそられるのだろう。気になるなあ。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
今の私には「確実にやる」が足りていないと認識。既読→未読に回すなどの細かいテクニックは実践しているが、それを何度も見に行ってしまっているのが現状。マルチタスクがデフォルトになっている今の職場では、再度見に行く作業はある程度避けられないものの、直面したタスクはその場でつぶす!を心がけなくては。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ想像力を総動員して読むとあまりにも怖いので、私は字面だけ追って読んだ結果、そんなに肝を冷やさずに読了できた(ホラーの楽しみ方としてどうなのか?)。手を上げて飛び跳ねている女、こちらを指さしている白い妖怪、普通に怖い。想像してはいけない。構造としては、「この物語を読んでしまった君も…ウヒャヒャ」という展開で斬新さはなかったのだが、筆力が想起させるイメージの力が強い。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレうーん、なんだか全然よく分からないんだけど、とりあえずまた貘が読み合いに勝ったらしい。こんな、他人の血液を血管に刺されながら、相手を騙すことに頭が働くなんて、本当すごい。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
もうこの巻くっっっっっそつまんない。肉弾戦が描きたいならボクシング漫画にでも転向したら?そんなことより頭脳戦を見せて欲しい…。なんでこんなに暴力ばかり描きたくなるのか…?
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
どうやら『光る君へ』の時代考証担当者の本らしい。ここまで紫式部と藤原道長のリアリティに迫っている著者は、紫式部と道長が幼馴染として恋に落ちる大河の展開はどう感じるのだろうか(笑)。妻問婚が常態ではないこと、藤壺が桐壷帝亡き後に権力を握った様は一条天皇の母として大権を握った詮子をモデルにしているだろうこと、貴重な紙を大量消費して書かれている源氏物語は彰子のもとへ参入するまでは難しかっただろうこと、など、勉強になった。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
題材は面白いのに、本としては話があっちこっちに散逸してしまうので非常に読みづらい。だが、社会学と哲学の総合格闘技を通して、ネットビジネスの「無料」という従来の贈与論をぶち壊すビジネス形態の捉え方を考えるのは、面白かった。確かに文化人類学で、クラ交換と、マオリ族のハウについて学んだが、タダでもらう=負い目を負うということであり、それを認識しない/させないビジネスモデルは、物をもらうことへの道徳心を下げる要因になるよなあと再認識した。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ貘は目をつぶされてしまい、網膜で入力するパスコードはマルコの分の1つだけ。捨隈の珠の数を読んだかと思ったら、読めてない…?気になるところで舞台が蘭子の方へ移ってしまう。先を早く見せてくれ!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ肉弾戦の多いシーンは正直陰惨で見たくはない。夜行は號奪戦に挑み、貘は教誨師ドティの二回戦に挑む。ゲーム外で暴力振るわれると、肉体的によわよわの貘のさえ渡る頭脳戦が楽しめなくなるからやめて〜
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ2人が箱の中から引いた珠の合計をパスワードとして入力できた方の勝ち、というシンプルルールのタワーゲーム。血液入れる入れないのシーンは身の毛がよだつ。今のところ面白さがそんなに見えてこない…。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ貘の狙いはLリストの犯罪者たちの暴露などというチンケなことではなく、犯罪が白日のもとに晒されることを案じた賭郎が光ファイバーを切るだろうことを予測し、東京タワーでの勝負を行うこと。なぜタワーでなければいけないのかはよく分からん。この勝負を制して貘は屋形越えを狙うらしい。どうしてそんなに屋形越えしたいんだよお〜もう十分なお金を手に入れたのに〜
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ梶、ついに貘まで踏み台にしてマキャベリゲームを制していく。一方、今回の立会人を務めた弥鱈は能輪の孫息子にボコボコにされている。ワケワカメ!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ今回は少し作風の違う巻。Lリストを手に入れたばはそこに名を連ねる奴らを順々にターゲットにしていく。犯罪を暴く名物司会者の緒島は昔轢き逃げ事件を起こしており、それを肩代わりされていた。他にも脛に傷を持つエリートたちをゲストに据え、暴露をかけたカードゲームのスタート。しかし貘はこのゲームから何を得たがっているのか?
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
展覧会を無事に設計する葵、彼女の指揮に沿って展覧会を彩る利休&ユキ、円生を展覧会に来させる清貴、円生とユキが互いに抱く思い、あつこさんが見合いに反対した理由の真相、全てが詳らかになって非常に面白かった。この展覧会が円生にとって、表舞台での活躍の第一歩となりますように…。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレやっぱりこの本は面白い!もう無我夢中で読んでしまった。催事の案として高級ランジェリーから始まった静雄の発想は柔軟だけれどまだ百貨店の常識に囚われていた。しかし、百貨店が持つブランド力つまり信頼性を使って上流階級同士のご縁を結び合うというイベントは、百貨店でないとできないビジネスであり、外商という、顧客のプライベートとパブリックの体面を両輪で支える人間だからこそ担える仕事である。しかもその後の継続案件にも繋がる。発想自体もすごいのだが、静雄にこの発想をさせるまでの道筋の描き方がすごい。次巻も期待。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
円生の展覧会そっちのけで、葵の嫉妬や、春彦とカオリの恋模様がメインの巻。やっと円生が保護する「ユキ」が出てきた!しかし、切子ってとてもきれい。自分もいつか作ってみたい。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ梶、すごい!!初めて自力で勝利をもぎ取った。モスキート音で独自の秒数を数えていた羽山だったが、梶が音源を特定し、レーザーポインタでソレを読む術を得てからは急展開。豚さんは牛さんの中でこんがり焼かれてしまった。それにしても、著者はウシジマくんに影響受けてたりするのかな。滑骨さんは滑皮を連想させた。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
羽山と武器商人カールと梶のストップウォッチ対決。おいおい!どう考えてもストップウォッチに細工されてるんだから自分のやつとか極道の女性のやつとかを使うって言い出さなきゃ!しかしカールときちんと合図を決めていたのは今までの彼とは違う詰めの良さ。こうして少しずつ成長していくのかな、、
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
貘が勝利をもぎ取っているところ、梶は自分になすりつけられた犯罪を日の本に晒そうと、真犯人の元へ辿り着き、カードゲームを挑む。初登場時からは見違えるほど立派なギャンブラーになってしまったな…。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ天真の色調、箕輪とのモールス信号(箕輪はミノタウロスとかけてるのかな)、賭郎側にしかけた盗聴器、隠しておいたケータイで見事に切り抜けた貘…この人の頭の回転は本当にどうなってやがるのか…。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ余計な横槍のせいで酸素を失った貘だけどそれさえも利用して追加Mポイントを稼ぎ、天真とのMタイムを制する。Mはなんだろう、murderかな?
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なーちゃま
今度はLリストを持つ天真&彼の暴力である箕輪vsマルコと貘で、警視庁地下のラビリンスへ。本当にこんなのがあったとしたら相当なロマンだけど。
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なーちゃま
ネタバレ懲役ゲームのイカサマの真相は、ペンで書いたものが写って相手の書いたものがわかるカラクリ。あっさりしていたが、貘は最初のコピー機確認の時に用紙を抜き取ってカラクリに気がついていた。しかし、毎度賭けが終わった後に暴力ゲームになるのは面白くない。そんなことよりも頭脳戦をたくさん見せて欲しいのに…。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ日付を賭ける0円カジノはなんと懲役ゲーム!この真相が明らかになった瞬間はさすがに背筋が凍って動悸が早くなった。しっかり騙されてドツボにハマった梶、後からやってくる貘。貘は屋形越えの日を賭けることによって、屋形越えに敗れた事実を雪井出に押し付けようとしている、つまり命の取り立てを転嫁しようとしている!!!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
児童書として良い作品。この本が本屋大賞にノミネートされた意図が最大のミステリかも。私のミステリ好きの源泉ははやみねかおるの『名探偵夢水清志郎』『都会のトムソーヤ』や『パスワードはひ・み・つ』、『マリア探偵社』など、児童書由来のミステリだと再確認。知念さんが少年少女にミステリの魅力を伝えてくれるとは、凋落の一途を辿る出版業界を憂う一読書家として嬉しい。書店員たちはそんな意図を込めてこの本に票を投じたのかな?なお、女性の私は「黒いズボン」「プール」から連想されるソレで、無用のミスリードをされてしまったけど。汗
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレアイデアルと賭郎外務卿の泉江の戦いは賭郎不利に見えるがどうやらこれも想定内らしい。梶はノーリスク(?)のギャンブルでラビリンスというゲームに対峙する。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ貘はお屋形様との賭けに勝ったかと思ったが、それすらもお屋形様の筋書きの範疇にあるものの一つでしかなかった。張られている蜘蛛の巣のレベルが違う。屋形越えのルールが変更になり、自分の立会人が零號にならないと挑めないことに。ということで、これまで脇役でしかなかった(とは言い過ぎか。自分の兵力の一つなのだから…)立会人も貘にとって育成の対象となることに。そして強い女性が登場!かっこいい!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレお屋形様、割と早い段階で登場。貘がかつて「館越え」で敗れた相手。佐田国のテロにより暴落した市場で空売りして儲けることが目的のお屋形様と、その協力者たち。ミサイル発射されないことに賭けた貘だけど、ミサイル発射されてしまったらしい。本当か?
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレこれはすごい。すごすぎた。視覚を構築する人工知覚という技術もすごいけど、それよりもそれを見抜く貘が凄すぎる。これが本当の「嘘喰い」なわけだ。革命家として日本にミサイルをぶち込もうとした佐田国はハングマンで首吊りの刑になることに。しかし彼の立会人が、貘の立会人である夜行に號奪戦を挑むことに…!って、急にバトルが始まった。笑
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
『特攻の島』や桜花・回天のエピソードなど、一般人よりは特攻を知っているつもりでいたけれど、振武寮の存在や万朶隊、9回も出撃して帰還した佐々木友次氏の存在などは全く知らなかったので衝撃を受けた。ただ、上官命令の内実等や、誰が何を思い言ったのかについては、もはや曖昧になってきてしまい不正確な情報も多い印象。しかし軍部全体に対する怠慢のような空気に対する憤りは鴻上さんと同様の思いを抱いた。もっと勉強しなきゃ、色々知らないことが多い。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
すごいね。彼は弁護士だけでなく、雅也だけでなく、心になんらかのコンプレックスを抱えている人(つまり全人類)を対象に、最後に大量の人々をいじくり倒して死刑台に上ろうというのか。生い立ちの秘密上、ここまでドツボに嵌ってしまったのは雅也だけかもしれないが、この殺人鬼であればあの手この手でターゲットとのつながりを示して泥沼に引きずり込んでいくのだろう。しかし殺人シーンは本当に残忍で、よくここまで描写できるなと感心してしまう。ミステリかと思ったらホラーだった展開は『あなたの番です』と同じ構造。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ次は賭郎を荒らし回って5人を倒してきた佐田国という男との対決。洞穴の中でのハングマン対決。ババ抜き。ライアーゲーム感がすごい!ワクワク。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
無事にじーさんのビルを出て大金を手にした2人、貘は賭郎の会員権は得ずに、梶に与える。梶はまた怪しげなマンションカジノに吸い込まれていきカモネギになっている…かと思えば、貘と死線をかいくぐってきた彼の顔つきは以前と全然違う!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ直人は模試で2位にランクインしたものの長瀞さんとの約束は果たせず。しかし彼女の柔道の試合に応援に向かう。「勝負は時の運」「約束に縛られるな」なかなか部長(元)もいいことを言う。ハヤセちゃんはどこまで頑張れるか?!てか2人とも可愛すぎるよ…。第1巻のキツーーイ感じはどこにも見当たらないよ…。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
クリスチャンが読んだらブチギレそうな描写がちょくちょくあるものの、やはり復習には最適なこのシリーズ。最初の始祖たちは「あいや~ヨッ!」で覚えるとはメウロコ。しかしモーセ5書やソロモン・ダビデだけでなく、預言者や雅歌の書についてもしっかり触れて解説してほしかった。私は創世記から順々に読んでいく派なので、アブラハムから読むのはむしろ混乱してしまいそうになったが、良き復習になりました。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレジェネリック九龍が見える条件は「後悔」。辛すぎるな。しかも、見えている人も、その後悔の内容次第で見えるものが違う。この物語、どこに終着するんだろう。本当に分からなくなってきた。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ最高のフレンチトーストの作り方だな!きっとザラメみたいに砂糖が光ってるんだろうな。陽明は九龍から出て、九龍が砂上の楼閣であることを改めてネカフェで知るが、九龍に戻ったら記憶は消えてしまった。工藤と令子は遂に一線をを越えてしまうぅううあああ…。令子と陽明がやり取りしているバイト戦士の小黒はジェネリックの小黒で、リアルの小黒はまさかの蛇沼会長の伏兵。しかしリアルとジェネリックは九龍内に共存できないらしい。令子はよくわからん眼鏡をかけたら謎の御札が見えて?!謎が深まりすぎよ!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ令子のアイデンティティがどんどん崩壊していく。クローンでもなく、幽霊でもなく、九龍の中でしか生きられない存在。取り壊されたあとの九龍が見えている人間(実態はただの瓦礫の山)にしか令子は見えないらしく、九龍から出たら消えてしまうかもしれない。それでも工藤は令子にそばにいて欲しい。こんなにもオリジナルと違うのに…。グエンとみゆきの恋がスパイスのように挟まれるのがたまらないな〜!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレおおおお、混乱してきた。①今の九龍は昔の実在した九龍とは違っていて、見えている人と見えていない人がいる。②今の令子の目の前にいるのは、工藤のもう1人ではなく、オリジナルの工藤である。③ジェネテラを使うと不老不死と記憶の復元ができるらしい。こりゃ、ただの不思議系恋愛小説じゃないぞ。どうやって収集つけるのか?!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレグエンとみゆきの関係もめちゃくちゃ切ない。グエンは家と会社に縛られて生きるみゆきを連れ出して駆け落ちでもしたいと思ってるんだろうなあ。クローン製造が蛇沼の暗躍であることはわかったものの、その目的は未だに分からない。これどんな結末なんだろう…。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレピーーーー!令子だけでなく、工藤ももう1人の工藤だし、グエンもコピーされたバージョンがいるの!?めちゃSF色が濃くなってきた。オリジナルの令子は既に死んでしまっているとのこと。それならばなぜ、コピーの令子は作られたのか?あと、全然言及されないけれど、空に浮いている使徒ラミエルみたいなやつは結局何のために作られているのか?謎は尽きない!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ工藤を翻弄する年上お姉さんの鯨井令子。現在のガードの堅い令子からは想像もつかない。工藤が八を擦ってしまうのは、令子の部屋が八号室だったから。もしや相当SFな物語なのかしら。最初は蛇沼が令子を「作られたシワ」と言っていたので人造人間なのかと思ったが、クローンだったのか…。令子に最初に鯨井Bの示唆をしたバーテンダーは蛇沼の恋人のグエンだった。というか、私が“オッサン”系の大人の男にハマったきっかけになった『恋は雨上がりのように』の店長と工藤が似てるなーと思ってたけど、作者一緒なのね!言われてみれば絵も同じ。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレまさかの私の一番苦手な記憶喪失モノか…!?記憶を無くしてからの彼女とそのまま付き合い続ける工藤を見ているのはしんどすぎる。今と過去の鯨井を重ねて、キスしても「間違えた」って言うクセに、今の彼女に昔の面影を探し続けて期待している。でも、どんな状態になっても工藤に惹かれてしまう鯨井もいいなあ。さらに、蛇の医者が鯨井に舌なめずりして興味津々なのも気になる。まさか人造人間だったりしないよね、、?
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレ読書メーターからコインを頂いたのを好機に購入。西村くんのオススメ!もう冒頭3ページの絵の美麗さに圧倒されて引き込まれてしまう。香港を舞台に、『純情テロリスト』の宮城か『恋は雨上がりのように』の店長を思わせる脱力系の工藤と、『これは経費で落ちません!』の森若さん系クールビューティーの鯨井が繰り広げるオフィスラブ。肝心なところは文字より絵で魅せるタイプ。お互いがお互いに魅力を感じるシーンがリアルに描かれていて、ページをめくる手が何度も止まる。キスシーンはちょっと濃厚すぎたけど、それを上回る謎が出てきた…!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
紙の本で購入してからの再読。読書会のために何度も読み返したが、この本は私が生涯そばにおく本だと思う。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
大正時代の清貴と秋人を描きたいなら、劇中劇にすればいいじゃない!という本作。望月麻衣のミステリの腕がぐんと上がったのを感じる。今までは「ここに伏線あるよ!しっかり踏んでね!」と言わんばかりの、これ見よがしの伏線張りがされていたが、今回は伏線群がさりげなく、しかし確実に回収されていく。少し驚いた。作品中の殺人事件をなぞっていく構図は『20世紀少年』のようで、ワクワク。しかし筋書きを描いた人物が既に亡くなっているのだから先が読めない。ワイダニットは呆気なかったけど、面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
この物語における「ギャンブル」とは、決して全て運に身を任せて放り投げる強心臓を試すゲームではなく、賭けのその瞬間に至るまでに文字通りあらゆる手を尽くして勝ちに行くことらしい。九重じーさんや廃ビルの状況、全ての物理的環境とそこにいる人々の精神状態から状況を把握し、操り、勝ちに行く貘は、一体何がどこまで見えているのだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
こんなに源氏物語の復習に役立つ本は初めて読んだ!和歌や風景描写はざっくり削られているものの、プロットの概要を追って、人物相関図を描くにはもってこいの入門本。事細かにストーリーを思い出させてくれるので、もう一度読んでみたくなった。ちょくちょく挟まれる著者のツッコミもスパイスのようで、楽しく読了できた。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
こちらも市川さんにオススメされて読了。ライアーゲームばりの駆け引きと騙し合いが面白いが複雑すぎず、久しぶりにしっかり読んで楽しむ漫画に出会えたなあ〜。パチスロで貘が出会ったのは闇金からの借金額も把握していないマヌケな男で、彼の借金を返すためにビルの中の殺人ゲームへ挑む。そのゲームマスターとして出てくる「賭郎」と貘は何やら一悶着あるらしい。続きが楽しみだなあ〜。
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
寂聴氏の現代語訳がいかに美しく、読みやすいかに触れられた書籍なので、この書籍が刊行された当初の目的は達せられたのだと思う。しかし、しかし…。宇治十帖や末摘花、六条院の絢爛さ等がごっそり削られてしまっているので、あれ!?の連続だった。いや、それこそ、この本の本懐か?この本は、「ささ、寂聴氏の本編、読みたくなっちゃったでしょ??長旅へ行ってらっしゃい…」と旅へ連れ出す道祖神の役割を果たしているのかもしれない!
が「ナイス!」と言っています。
なーちゃま
ネタバレあれ、こんなに素敵な話だっけ……。昔読んだはずなのに、今この温かみのある可愛らしい山猫の絵と一緒に読むと、自然と笑顔になってくるような素敵な話。でも、さりげなく深い。いちばんダメなやつがいちばん偉い、とは。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/02(2002日経過)
記録初日
2006/04/11(6590日経過)
読んだ本
2842冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
667575ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
2585件(投稿率91.0%)
本棚
61棚
性別
外部サイト
自己紹介

25歳の社会人です。
社会学・社会心理学、気候変動問題を専攻しています。
日本文学が大好きです。小説や漫画、ライトノベルなど幅広くなんでも読みます。
辻村深月と西尾維新と杉井光と夏目漱石が好きです。

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