第6章。積極的に理性や知性を擁護する。ここでは自由意志などないという説を批判する。要するにそれは例外的でしかないと。また道徳的な思いやりや気遣い、さらに自制を重視する。 私は「行動原理主義」ではないし今後も組するつもりはないので「功利的利他主義」が性に合う。相手ではなく自分自身のために行う偽善性は個人的に耐え難い。例えば川内美彦『尊厳なきバリアフリー』を読んでみればいい。他人の善意に依存するような制度は欠陥品だ。ただ本書は私の意見に大変近いが…所々ひっかかる。→
例えば アピールの上手い人ばかりが世間の耳目を集めて"得"をするのは 公平と言えるのか。負のニュースに振り回されて心を病み/他人に強制するのは 善いことと言えるのか。情動的共感と認知的共感
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