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本を読めなくなった人のための読書論

感想・レビュー
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ジュリ
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ネタバレ無理に読まなくていい。薄い本、大きな文字の本を読んでみる。速読しなくていい。量よりも質。読むことが楽になる言葉ばかり。この本自体、薄いし文字が大きいから、本を読めなくなった人でも読みやすいと思う。
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stgd1995
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ネタバレ本を読みたいのに、読めない、すんなり頭に入ってこない、腹落ちしない、というジレンマを感じていたとき、図書館でたまたま見つけた本 気楽に本と向き合う。読めないときは別に全部読まなくていい。最初から読まなくてもいい。本を読むのと書くことは呼吸のようなものなので、読めるようになりたければ、書くこと。求めているものが見つかったときに腹落ちする。 分かったような分からないような。 それでも構わない。ちょっと気が楽になった本。フォントも大きくて、サラッと読めます。
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ねちねち
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ネタバレ本が読めなくなってしまったひとから本とはどんなものか言葉とはどんなものかに触れた本書。本を読めない人のことを責めたりせず、その期間は必要期間であり、本を読むための準備運動を細かく説いてくれる。普段読書を楽しんでいる人なら自然と行なっていることが多いので、読み慣れている人にとっては新鮮さがないかもしれない。読むトレーニングの中に書くことを挙げている筆者は最後まで『読書』と言わず、本を読むことと明記している点にこだわりを感じる。
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Rちゃん♡
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ネタバレ私の読書は正しいのかな…と不安に思ったりすることがあったけど、この本を読んでそれがわたしだけではないことを知り安心した。読書に対する認識、捉え方が変わった。人の数だけ色々な読書方法があるのだと学べた。私の中で『読書はたくさん読んだ方が良い』『たくさん読んでる=知識が豊富』『速読=すごい』という考えがあったけど、それも一つの考えかもしれないけど、ゆっくりのんびり読むことの大切さを教えてくれた。わたしは私らしくのんびり『自分らしい』読書を楽しもうと思えた。
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S
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ネタバレ図書館本。最近図書館で本を借りて読んでも集中できず、読み終えないまま返却期限を迎えてしまうことが多かった。読みたいのに読めない、このジレンマで、読書という趣味を楽しめなくなったようで悩んでいた。この本に触れて、真面目に全てを読もうとしなくていいんだな、と気持ちが軽くなった。人生では本を読む時間も読まない時間も大事。「読むとは、今日まで生きてきた、すべての経験を通じて、その日、そのときの自分を照らす一つの言葉に出会うこと」
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Manami
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ネタバレ〇冊/年、と毎年目標を立てているけれど、実は段々つらくなってきていた。ちょうど年末のこのタイミングで読んで良かった。読書は義務ではない。無理に読むと逆につらく、苦しい気持ちになるのをそっと理解し、無理して読まず、自分のペースでゆっくりいこう、と寄り添ってくれる内容だった。 量ではなく、質。改めて気づけて良かった。
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とし
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ネタバレ読みたい本がたくさんあってもっと読みたいんだけど、加齢のせいか若い頃のようなペースで読めなくなったのが悩みだったので手に取ってみた。結論としてはそのようなペースで読むことを卒業して、ゆっくりと周りに惑わされず出会うべき本を待ちながら少しずつ読み進めていくのがよいとのことでしょうか。
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わさび
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ネタバレ「読書への態度は、人生への態度と似ています」、「人生に希望を感じることができない、ということと希望がないことは違います」。本との出会いはたまたまではなく、運命という必然がひそんでいることも少なくない。自分の「切なるもの」を探求していくことも読書では大切である。
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枝乃
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ネタバレ読むことの本質に立ち返ることができる。読書においての「対話」では効率を求めず、「待つ」ことがもっとも大切。その行為は、日ごろ感じているよりもずっと、本質的かつ創造的な営み。一番、心を掴まれたのは“本を読む人が心を閉ざしたままでは、「小さな声」は聞き取れません。「効率」という考え方を忘れ、読む人が心を開いたとき、書物もまた、何かを語り始めるのです。”という箇所。この言葉に勇気づけられた。
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koba
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ネタバレタイトルに救われます。読めなくなっただけで、読まない訳じゃないんだと安心します。読書ルールはこれだと決めつけるのではなく、ゆっくり自分のペースで読もうと思います。
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桃qt
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ネタバレ私も若松さん同様「かなしみ」で読めなくなって、気付いたら手紙を書いていた。かなしみについては書かなかったけど。確かに呼吸は息(思い)を吐き出さないと吸う(読む)事が出来ない。若松さんも他の本で柳田邦男さんも谷川俊太郎さんも大人こそ絵本を読むといいとお奨めされていて、ある絵本を読んだら最初から泣いてしまって砂に水が染み込むように色んな思いが染み込んできた。読めない時ほど絵本はダイレクトに心に届く。今まで気に留めてなかったのが悔やまれる。読むという行為の繊細さと奥深さを感じた。
アオイトリ

こんにちは。私も大好きな作家さんでも、しっくりこないことあります。そんな時は河合隼雄のお勧めする児童書を読んで原点に帰ったりします。なるほど、若松先生の本を読んでみたくなりました。

12/07 19:35
桃qt

アオイトリさん、遅くなってごめんなさい。河合隼雄さん、存じ上げておりませんでした。私も参考にさせていただこうと思います。好きな作家さんでもなかなか読み進められない時もありますよね。若松さんもかなしみを抱えてらして、この本には出てきませんが、「悲しみの秘義」(この2冊しか読んだ事ないのですが)という本にその時の事が少し出てきます。私も若松さんの本は読んでいこうと思ってます。アオイトリさんの感想を楽しみにしていますね。

12/09 10:49
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なお
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ネタバレ大切な言葉に出逢うための読書かな。
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推理
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ネタバレ営業時代→大切な人も自分言葉も犠牲/読書=一人で対話/偶発対話。突然対話。一回切り対話。持続深化対話/読めるを待つ↔効率/読書を経験にする/x知識量。x正しく読む。x全部読む。x順番に読む。x過剰栄養読み。x名所見物読み/本当に必要なことは読む前に私の中にある/読む=私内に在るものを引出す/読めない時は書く/呼吸→書く読む/書けば書くほど伝えられないこと増える/読めない本と縁を結ぶ/心震える一行→考える時間/いつ出会い読むか>何読むか/言葉を泳ぐ。大切な言葉に出会う/言葉を断食/本を眺める。ゆっくり読む/
推理

書く=ゆっくり読む/読む=言葉を理解+言葉になれなかったことを理解/o通読できない愛読書/x本を読む。o言葉を読む/x頭で読む。o肌で読む=体の拒否反応で読む/x受け入れる読み。o求め探す読み/言葉も民藝/x思想読み。x好き嫌い読み。x習慣読み/ゆっくり=遅速速度を離脱/感情と感覚へ開く/言葉と共鳴共振する/切実に関心あることを調べる。調べる=調える。

03/24 02:52
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EM
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ネタバレ別に本が読めなくなっているわけではないのですが、テレビで西田幾多郎の解説がわかりやすかったのでどんな方かなと調べてみたら、井上洋治神父様と交流があったとのことで興味を持ちました。宗教の話は出てきませんでした。「大切なことは実は自分の中にあり、気づいていないだけ」とありました。納得する反面、それでは伸びしろが無いなぁとも。あと、筆者の書いた文章が受験問題に使われたけど、筆者自身が正解出来なかった、という話が面白かったです。
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痴炉莉庵やもり
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ネタバレタイトルから、何らかの理由で頓挫している人向けかと思ったが、そんなことはなかった♪まず読書とは「対話」であると言う解釈から始まる♪そして私の目から鱗だったのは、読書とは知識量を増やすものではないと言う指摘♪では読書とは何か?作家の言葉を借りて自分の考えと向き合うことと言う指摘もなるほどと思った♪若松氏は読めないのは体が受け付けてないので、無理に読む事はないと言う♪自分と向き合う手段として、自分で文章を書くことを勧めている♪そして何を読んだらいいのかわからない人に、図書館の司書に相談することを勧めている♪
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pirokichi
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ネタバレ特に本を読めなくなった訳ではないのだけど若松さんの言葉は時々無性に補給したくなる。考えてみたら読メを始めたのも若松さんの影響かもしれない。「読む」と同じように「書く」ことの大切さを繰り返しおっしゃるから。〈「読む」とは、「ひとり」であるところに始まる、言葉を通じて行う無音の対話なのです〉〈食べ物が私たちの身体の糧であるように、言葉は私たちの心の糧です〉〈読書とは、自分以外の人の書いた言葉を扉にして、未知なる自分に出会うことなのです〉〈読書で大切なのも肌感覚です〉「読む」と「書く」、ずっと続けていきたい。
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伊里子
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ネタバレかつて楽しんで本を読んでいたけれどライフスタイル等々の変化により、読みたいけれど本が読めなくなった人をもう一度読書に優しく誘うような本です。 個人的に、何冊読んだかは関係なく好きな本を読んでいいという言葉や、文字の正しい読み方はあるけれど本の正しい読み方はないという言葉にホッとします。
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柊
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ネタバレ「読む」と「書く」は呼吸の関係。よく吸う(読む)ためには、よく吐く(書く)ことが大切。読めない時は呼吸が釣り合ってない。つまり、身体も違和感を覚えている。だからまずは今の状態に気づき、そこから居心地の良い呼吸になるのと同じように調整していきたい。 読書で大切なのも「肌感覚」。過剰な説明が肌感覚を封じ込めるのも事実。 私たちが出会いたいのは、一つの言葉。そして、「かなし」という一つの言葉に幾つもの漢字を与えた、昔。言葉は紙一重でもあると感じた。また、言葉の深さが日本語の奥深くてうつくしいところだと感じた。
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Léa Ayako
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ネタバレこの本を読んで、実践してみようと思ったこと * 全ての文章の中で心に残った言葉が少しでもあれば良い * 急いで読もうとしないで、立ち止まったり、待つことを大切にする * 途中で読めなくなった本も大切な出会い 焦らないで読めるタイミングを待つ * 言葉の引用ノートを作る
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ガクガク
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ネタバレ「本を読めなくなった」わけじゃないけど読んでみた。若松氏は言葉を大切にし、言葉の持つ大きな力を確かに知っている人だ。本書はある意味、読書論だが、速読や多読の技術やノウハウを説くものとは対極にある内容だ。読書は対話であり、一人の時間を大切にすること。「書く」ことから始める「読書」もある。言葉と共にある見えないコトバを読むこと。意識とも心とも異なるさらに深いところにある「いのち」で本に出会い、「いのち」で感じながら読む。図書館の利用や書店に行くことの意味にも改めて気づかされた。若松氏の著作は是非また読みたい。
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正午
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ネタバレ読書、あるいは「読まない」という行為には、まさにその時の自分の状態が表れると思う。読めるときは、自分の気持ちがどうであるかを見つめ、合いそうなジャンルやタイトル、表紙、作者から選んだりできる。読まない・読めないときは、新しい考えに触れたり、登場人物の気持ちに寄り添うだけの余裕がなかったり、時間が過ぎ、気持ちが移ろうのをじっと待つしかなかったりする。日記の空白の期間もまた無言でメッセージを発しているように、本が自分から離れている時期というのは、そうある状態が、その時の自分にとって自然で、必要なのだと思う。
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あお
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ネタバレ書棚に並んでいる本は大きく変わらない。しかし、それを見る「私」の方が、日々変わる。自分を変えてくれるかもしれない「本」を探すのをやめよう。わたしたちが出会うべきは、よく知られた書物だけではなく、一つの言葉。むやみに本を探さない。静かに出会いを「待つ」。「どんな本を読むのがよいのか」本をすすめるのはむずかしいもの。どんなに優れた本でも、手にする時機を誤れば、その出会いが実を結ぶことはない。強く共感「おすすめの本」をよく聞かれるが、本当に困ってしまう。タイミングがすべて。
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あお
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ネタバレ「読書」は「ひとり」であることと「対話」が同時に実現している、とても不思議な出来事。読めないときは、読まなくてもよい。「経験」としての読書、人生のための読書。すでに心の中にあるのに、私たちが見過ごしてしまっている何か。「読めない時間」が私たちに何を伝えようとしているのかを感じ直すこと。読めなくなっているのは、吐き出したい思いが胸にいっぱいたまっている。書くことは、うまい文章を書き上げることよりも、自分という存在を感じ直してみること。言葉は私たちの糧。「読めない」経験を通じて、その作家を決定的な縁ができた。
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ホームズ
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ネタバレ題名通り本が読めなくなった時についての本。読書についての考え方をあらためてちょっと考えてみた。参考になることも多く面白い本だった。
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甘党あずき
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ネタバレカバーの内側に「知識を増やすためではなく、人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。その方法を」とあり、借りてみる。途中で読めなくなった、という事にも、意味がある。心をふるわせるような言葉に出逢ったら、先を読む読むのを止め、立ち止まってみる。そうすることで、一気に全部を順序立って読むのとは全く別な感動を得ることができる、、、に、なるほど。
甘党あずき

音姫さん、そういう時ってありますよね〜。読めない時には、それを無闇に悲観せず、焦らずに、というような内容もあったようです。また、心に響く読書の時間が訪れますように(^^)

11/06 11:08
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てっしー
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ネタバレ読メ内で知って興味を持った一冊で、図書館の新着本コーナーで発見したので借りてきました。 分量が少くてすぐ読めましたが、内容はとても良くて、10月の読書活動を締めるのにとても良かったです。 自分なりに書物や言葉を噛み締めて味わう大切さや、本が読めなくなってしまうことにも意味があるということ。 早く読むことや量を読むことにこだわらない楽しみ方の提案。 大変示唆に富んだ一冊でした。
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あかた
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ネタバレそうそう! 読書に正しさはなく読みたいように読めばいい。 で、読みたいのではなく、いや、読みたいんですけど、本と共にある生活をしたい。まさにこれ。 読みたい本がこんなにあるのに、時間がない、という感覚。
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れっつ
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ネタバレ全く本が読めなくなった訳ではないけれど、旺盛な読みたい気持ちに反して、なかなか読めない焦りがあった。そんな時書店で、装丁は地味ながらタイトルが異彩を放ち、静かに凛と佇む本書に吸い寄せられた。それは悩める私を丸ごと受け入れてくれる本だった。至極個人的なものである「読書」は、いかようにも常に自分のありのままでよく、出会う本も必然、読了できないのも意味があり、それでいいのだと、本来の読書の意味や意義を説いて肯定してくれる。有難い。必要なのは、静かにじっくり本の言葉と向き合う自分だけのひとり時間。納得。
れっつ

前に読み友さんきっかけで本書著者・若松英輔氏の『生きていくうえで、かけがえのないこと」を読んだ時、理解し読み進めていくのに時間を要した。本書は本の構成上もあろうが、ゆっくりじっくり沁み渡るように腑に落ちた。今ならかの本もスッと読めるかもしれないと感じた。これも読書のもたらす醍醐味なのだろう。また、今並行して読んでいる芦田愛菜さんの『まなの本棚』も、本書とリンクすることが多々あり、まなさんの凄さと、今自分の一番側にある本がこれらである不思議を思った。

10/13 18:51
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