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レームダックの村

感想・レビュー
42

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就寝30分前
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ネタバレ死に体(レームダック)の村かぁ。とにかく本編以外で色んなことが起きる又は起きた話ばかりなので、変なオチ(夢オチとか狂言だったとか)があるんじゃないかと、胡散臭い目でずーっと読んでました。が、残り数ページはサスペンスホラー?でした。全体としてはSF民俗伝奇小説です。
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kabegiwa
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オーバーロードの街の続編であることを知らずに読んだ。結局地球の意思って何なんだとはなるけれど。
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蛙星
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続きものとは知らずに読んでみたら、私の好きな神林小説とは悪い意味でちょっと違った。 登場人物の体感する世界が微妙に食い違っているかのような会話にならない会話に若干イラつきを感じる。 それぞれがどう行動しようとしているのか、分からないのがそれに拍車をかける。分からない私がアホなのか、分からないことを楽しむ作品なのか。 とはいえ、文章は読みやすいのでサクサク読める。 読後は何も終わってないようで消化不良感があり、長編の序章か派生作品を読んだような感じ。
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たけ
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★★★★★ 今まで何故かこの作者と縁がなかったが、一気読み。 会話が多く、分かりづらいところもあるけど、最初から最後まで、小気味いい緊張感が続く。 「オーバーロードの街」は虐待が絡んでいるっぽいので、あまり読む気がしないが、この物語の結末は気になる。
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まっすー
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3
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ゆづたろう
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まさか『オーバーロードの街』の続編とは思わなかった。街の次は村…?続編と言っても世界が繋がっているだけで内容は別作品なのは神林火星シリーズと似た感じか。で、今作は構造的には『閉鎖された村ホラー』で、神林作品としては珍しいスタイルだった。泥棒村への言及とか、ちょっと神林長平どうした⁉︎という部分も無きにしも非ずだったが、前作と同じでわかり易い展開なので、ストレートに面白くはあった。
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稽子
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★★★ レームダック(lame duck)、原義は「足の不自由なアヒル」。「役立たず」「死に体」の政治家を指す政治用語。
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たまに読書
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オーバーロードの街に比べると、登場人物が増えたからか、あまりのめり込めなかった。
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Retsu H
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都市文明を崩壊させたオーバーロードの次の狙いは山間部にある村だった。 前作は近未来のAIの暴走といった様相であったが、今回は古いしきたりに縛られ、自給自足している村が舞台。 ほとんどが会話の中で状況を説明しているのに、何故か緊迫感、疾走感が感じられるのは素晴らしい。 穢れの意味は何だったのだろう。フムン。
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b3_faf
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進まない物語、全編を通して覆い被さる閉塞感にヤキモキしながらも読了。火星三部作の2作目帝王の殻にイメージが重なるのは気のせい? 再読し、次作を待ちます。
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あっちゃん
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ネタバレ〈地球の意思〉のインターフェイス「竹村有羽」にネットや金融などの電子システム網が破壊され混沌と化した近未来を舞台に、巫女と因習が支配する謎深い「ムラ」と制圧部隊との抗争を描いた社会派SF。『オーバーロードの街』の続編にあたる世界観です。ローカルの存亡が人類の存亡にも結びつくという意味では「セカイ系小説」とも言えそうです。最後で主人公「真嶋」たちを救うのが、ネコではなくキツネというのは、ちょっと意外でした。〈地球の意思〉も竹村有羽も謎のままなので、続編が期待できそうです。
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なぷ
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前作を半ば忘れつつ読んだ。しかし、日常が変容してしまっている世界で既存の職業に自分の在り方を寄せることの不安定さと滑稽さと必死さはなんだろうな。狂言回しというよりは道化か? 記者だ、取材だ、真実をと動く真嶋が空虚に見えたが、最後に言葉で消えた村を残そうとするところで、ああ、ここに辿り着くのか、と。
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mittaka
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ネタバレレームダックの村というタイトルに惹かれて読んだ(lame duck「役立たず」「死に体」の政治家を指す政治用語)。<地球の意思>の攻撃を受けインターネットをはじめとする通信ネットワークがダウンした世界という設定、その攻撃は動物や昆虫や植物がネットを利用して行っているという発想に驚いた。ネットを介して花粉やアルミニウム粉や爆発燃料が伝達されるなんてよくも思いついたものだと感心した。豊雲村の巫女、村長、ムラオサ、皆キャラが立っていておもしろい。竹村有羽と彼女を守る眷属(けんぞく)の活躍をもっと描いて欲しかった
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ききほわ
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なにぃー!神林本だってのに話がサクサク進むぞ!ということに冒頭から驚く。しかもサスペンスノリで。 謎の村、逃亡犯、拳銃、穢れ、巫女。金田一もかくやというミステリー要素がそろいぶみ。神林作品でこういうの珍しいなと思ったけども呪いと言葉の親和性の高さからいったらそう不思議なことでもないか。 神林作品は主人公の思考の道筋がどんどん上書きされていくのでそこについていくのが難しい時がある。そして主人公の認識=事実でもないので余計になにがどうなっているのか掴みづらい。最後やや投げっぱなし感が…。
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MICK KICHI
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前作で<地球の意思>の発現とその発端となる事件に遭遇した新聞記者、真嶋は、地方取材の任務中に拉致され、歴史の表には存在しないとある<ムラ>へと連行される。そこは、ヒミコと名のる巫女による呪術の支配下にある場所であり、犯罪者や逃亡者を対価を得て匿う、非日常の場所であった。サイバーリアリティを自然の反乱により明け渡した<クニ>とアニミズムが支配するムラとが、バランスを取りながら辛うじて共存して来た過去を超えて、主導権を巡る対立が作品のテーマ。<クニ>と<ムラ>、AIとアニミズムの対比を思考実験の場としている。
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生薬part2
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シリーズ二作目。長いー!無駄に長いー!終盤でやっと話しが動いたよ笑。なんかオカルト!?…にしては全然怖くないし…解釈に困った笑。続きは気になるので是非とも短めでお願いしたいものです。
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ぱろぷんて
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「地球の意志」なる存在によるテロやネット環境の破壊で混迷を深める世界。行政も麻痺し情報の伝達もままならない中で記者の真嶋は地方の状況を確めに向かう途中、ヒミコとカイタと名乗る男女に拉致されある村に連れ込まれ… 前作があったようですが問題なく読了。次作もありそうなので期待。
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さとさとし
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ネタバレ主人公は前作からの引き続き登場となるジャーナリストに憧れつつも既に諦めてる落ちこぼれ文化部記者、真島。その真嶋が、大規模サイバーテロ?によってクニが機能を失いつつある状況のなか、銃を突きつけられなが、巫女が存在する村へと、運転させられる所から始まる。神林的、国と地方論があって、最初は面白いが、物語に展開がなく若干、飽きてくる。 ネット通信網からやってくる攻撃が、どうも飲み込めず、それはちょっとないんじゃないか?と思ってしまった。 434ページもあるのに何事かが起きるのが残りの20ページ。ペース配分!
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Hiroo Shimoda
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都市と地方の関係や、法・暴力・情報のパワーバランスについて考えさせられる。全編通して話し合いや会議のような静的な場面が多く、良くも悪くもエンタメ度は低め。
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fourthwindow
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ネタバレ続きものとは知らずに読んでしまいました。まあ、これだけでも読めるのですが。流石に液晶モニタから花粉やアルミ紛が出るのはどうでしょう。
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Masako3
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☆☆☆ SF 小説.サイバー犯罪とオカルト風味.最初の導入部分が終わった後は、狂言回しの主人公の動きに全くついていけず。
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本の蟲
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「オーバーロードの街」の続編。今回でも話は終わらず、むしろ前作より明確に「次回へ続く」となっているので、シリーズ名いれたほうが…。前作で<地球の意思>により全世界金融データ消失、ネット環境破壊、都市秩序は崩壊したけど地方はどうなの?というお話。ある程度自給自足しているが、やはり寄生先である国家が倒れては厳しい地方の現実と、「敵」はどこまでやるつもりなのかという考察がメイン。舞台が終始ひとつの村の中なので、読んでいて閉塞感を感じた。前作よりさらにオカルト要素が入りつつ、予想できる最終ビジョンはSFっぽい
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田中峰和
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環境を破壊し地球を滅亡に導く人類への警鐘もの。母から虐待を受けた少女有羽は能力を覚醒させ、破壊的な能力で文明を滅ぼそうとする。有羽は電脳を操り電子データを蒸発させ金融システムも崩壊させてしまう。巫女の呪いで成り立つ村は、ムラオサと村長の三権分立で牽制しあい、村に逃げ込んだ真嶋記者を混乱させる。途中経過が冗長だが、結末は面白い。村を存続させるため、犯罪者を集め客人として遇し殺害を実行する村長。生物や植物が人類への復讐のため、有羽が起動させた電子ネットワークに入るのは突飛だが、読者を飽きさせない。
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どんまいシリル
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オーバーロードの街の続編とはいえ、今回は怪しい村が舞台。真嶋や神里が、前回登場していた記憶はないが、登場人物が少なく狭い舞台に、会話と思考がこれでもかと渦巻いている。無駄に長い。なかなか真実にたどり着けないので、読んでいて苦しい。村の秘密が怖い。そして、世界は崩壊したまま。困った。
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junkoda
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独立した力を持つ村。すぐ戦いだ・生きのびると言い出す神林長平らしさ。最高に良かった(特に前半)
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risaand
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初読み作家さん。続編だったのですね。私はちょっと…駄目でした…。設定?は面白かったのですが、長い!長すぎです!どの登場人物にも感情移入も出来ず、なんとか読み終えた感じです。続きは何となく気になりますが続編があってもきっと読めないです。
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ままごん
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オーバーロードの続編です。打ち捨てられたかに見えるムラがクニの陰謀に踊らされ、結局のところ、一般のムラビトたちは 置き去りになっている感じ。どっかの国と同じだな。こんな仕掛けが本当にあったら面白いな、怖いななどと思いつつ。やっぱりこれも続編がありそうで、3部作構成なのかな。ちょっと飽きつつあるけどやっぱりどう収拾するのか気になるので、出たら読んじゃうかな。
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ひゃく
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帯にはSFとあるけれど、オカルト色が濃い印象。あらすじを思い出せば結構ダイナミックに話が転がっているはずなのに、盛り上がり不足を感じる平坦な読了感。都市と田舎の感覚の対立もいまひとつ陳腐に感じるし、行動原理を記者だからですませる主人公他、感情移入できる登場人物もいない。
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Daikichi
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「オーバーロードの街」の続編だと半ばまで読んで気付く。 地味。先が見えない緊迫感。 ここで終わるか、続きはどうなる?
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sanpu
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さすが
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ocean
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秘められた里で起こる伝奇的なホラー、ファンタジー、ミステリーといった作品は数多存在しますが、本作品もその系譜のもの。SFというよりホラー、ファンタジーの要素が大きいです。 最後の最後にスプラッターなカタストロフィーを迎えるものの、そこに至るまでが概ね出来損ないのコメディーのようなしょうもない会話劇が延々と続き、かなりうんざりします。神林作品は大して読んでないけれど、こんな作風でしたっけ。私とは波長が合わないようです。
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starbro
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「まさに想像を絶する展開、いまだかつてない終末SFだ。」という帯に魅かれて読みました。神林 長平、初読です。最初の設定は面白いなと思っていましたが、本書自体が、レームダックのようでした。シリーズ第一作の『オーバーロードの街』から読まないといけないのかなぁ?まだシリーズは続きそうですが・・・
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ひびキング
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老いたのは著者かそれとも私か。早川書房以外の近作に感じるのだが、何が著されているのか、ナンの比喩なのか、何が主張されているのかが全く分からない。だから当然面白くない。フムン。
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四號
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田舎の村を知っている身としては、都会との差に“わかる”……となったり、巫女の力にうわぁとなったり。脱出サスペンスのようであり、でもやっぱりSFという神林のローカルSF枠。レームダックとなっているのは本当に村だけか。
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Book Lover Mr.Garakuta
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これも続きもの。良く判らない点もあったが。どこから読んでも面白い作品だ
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Sakuran
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ネタバレ「オーバーロードの街」の続編だが、読み始めて「オーバーロード」を未読のことに気付く。本書で結構ネタバレされているかも。本作は「地球の意思」なる謎の存在が地球上の情報網を破壊した世界で、男女2人組にある村に拉致された記者の真嶋が、その村でムラとクニの対立やムラ内部の確執に巻き込まれながらムラの運命を見届けるもの。通信網に野生動物が入り込んで人類と敵対するという設定は荒唐無稽だが、中央と地方の在り方などテーマはリアルと感じた。真嶋とカイタや神里との会話が神林作品っぽく面白かった。
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hirok@京都
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正体不明の存在にネットを占拠された時、中央と地方の関係はどう変わるのか? 犯罪者の隠匿を生業としてきたムラを舞台にしたドタバタを延々と描いた作品。 神林さんお得意のガチのSFを期待すると少し拍子抜けかもしれません。
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rosetta
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★★★✮☆知らずに読んだらどうやらシリーズ物。人類の敵〈地球の意思〉とやらにより、ネットと貨幣経済が壊滅、都会では操られたパワードスーツによる警察と軍隊の衝突で大勢の死者が出た。取材で地方に向かう途中強盗のカップルに拘束され山奥のムラに連れ込まれた記者の真嶋。カップルの女はこのムラで絶大な力を持つ巫女のヒミコ。このムラは大金と引き換えに犯罪者をクニから匿い続けてきたのだった。しかし世界が崩壊した今ムラもまた消えかかっている。ヒミコは崩壊の切っ掛けとなりネット空間に生きている有羽に呼びだし世界に呪をかける
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藤月はな(灯れ松明の火)
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『オーバーロードの街』の続編。地球の生存意思によってインターネットや貨幣価値という(実態は茫洋だが確固たる幻想の)権力を繋ぐ人間との紐帯が破壊され、文明社会が崩壊しつつある世界。長年、クニによる支配を拒絶し、裏金によってクニにとっての厄介者を匿ってきたムラも無関係ではいられなかった。言葉が立場を規定し、人を縛る。巫女の「逃げろ」という言葉を聞いても逃げないサトの姿に思考停止も膠着も言葉次第なのかも。名前だけの登場なのに有羽の存在感が凄い。それにしてもパソコンから想定外の花粉アレルギーに罹患するって嫌だな…
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