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おばんでございます

感想・レビュー
210

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くらーく
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桜木柴乃さんね。疲れたら読みたくなる栄養剤のような。本書はエッセイだけど、I 北海道の女 で、ぐーっと持っていかれて一気読み。そうなんだよね、北海道って祖父母までしか分からないのよ。たいていは農民として開拓したところが始まり。きっと内地で我慢できなくて一旗揚げたいって積極派と、内地でやらかして逃避行してきた消極派がいたと思うけど、人生リセット組なのよね。教えてくれなかったし聞いちゃいけないと言われていましたから。 性的に開放的な女性像もありますね。いざとなればススキノ。中島みゆきと桜木柴乃。北海道の女。
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後藤良平
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ネタバレ桜木さんの初エッセイ。かなり細かい人物描写をする筆者が、こんなにぶっちゃけた人だとは知らなかった。舞台やストリップにハマり、下ネタにも強い。そうでなければ、あれだけの生々しい性描写はできないか。すごく自信ありそうだが、中々自分では作家と名乗れないところも面白い。釧路港の防波堤で父親と子供の頃釣りをしていたとか、父親が床屋だったとか、これまで読んだ3冊の小説のバックボーンも少しずつわかってきた。あの三尺玉を打ち上げる防波堤には、一般の人も入っていけるのか。私は一度も行かなかったが。年126
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バーベナ
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新人賞を取ってから10年以上の下積み生活。書いてはボツにされる原稿。桜木さんの小説には釧路の風景が欠かせない。強い日射がないからこそ、影のない街。血筋や先祖、もちろん大切に想うものだとしても、こだわるところじゃない。ましてや、それを笠に着るなんて意味が分からない。そんなことをユーモラスにあっけらかんと語る紫乃さん、大好きだ。自分で堂々と立って、自らの生き方を引き受けているからこその言葉。対談されていた『シークレット歌劇團0931』。是非見に行きたいな。
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hiromura
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新作が待ち遠しい作家さんのエッセイ。 過去がわかるのは興味深いが、小説の方が好きだ。北海道人とは、関東圏人とはぜんぜん違うのだろうか。
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神戸山
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安手の地口、もじりやダジャレ、軽口もふんだんに混じえて玉石混淆。(貶めてるんじゃないよ、褒めてるんだよ〜ん)どこまでも自由奔放、停まらぬ自由自在。そしてナニよりカニより半端ない道民愛! めげない、くよくよしない乾燥肌&姉御肌。「オッカ」の「小説書き」は一筋縄ではいかないヒネクレモノだった。やっぱり凄い。(それにしても、タイトル「おばんでございます」って、もしかして Wミーニング? )
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chrysky
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作家ってとにかく書くことが好きなんだ
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ちゃとら
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【図書館本】桜木紫乃作は何冊か読んでいる。ストーリーに関係なく読んでいると何故か私は切なくなる。エッセイは初めてで、職業を「サッカ」と言えず「オッカ」と言い続けた新人賞受賞後の苦節の時代を知った。読み進めると、微かに中島みゆきの香りが⁈極端にシリアスな部分とはっちゃけた部分がある。彼女の趣味の一つストリップ劇場に通っていたのには驚いた。内地の女は北海道の女に憧れます。
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まままま
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エッセイ シークレット歌劇団0931(オークサイ)気になる。 どこかで機会があれば観てみよう。桜木さんもいるかな〜と思いながら観れたらもっと楽しいだろう!
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prism
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紫乃さんは柔らかくて、でもちょっとやさぐれてる。だから、文章からいい匂いがするんです(壇蜜)初のエッセイ集。「幸福は人の数だけあっていい」「さぁ肚(はら)をくくれ」「みんな、好きなものは好きと言おうよ」 名言満載のサクラギ節に、爆笑のち感涙必至。 デビュー前の幻の新聞連載コラム、直木賞受賞会見の舞台裏…。あなたの知らないサクラギがここに。
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みなず
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流し読み。読者側の私からも桜木紫乃さんに“「よく、ここまできましたね」”と言ってさしあげたい。私好みは【声が連れてくる原風景】【依頼は七音】。夫さんの不意の一言も、秀逸!!
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sala
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『ワン・モア』のご自身の手書きポップ、『今日を生きて 明日も生きて すこし泣いて すこし笑って 毎日それで充分です』今の私には、これが一番心にしみたかな。そうだよ、それで充分だよー。支笏湖の「碧の座」? 初耳だわーと調べたら、鶴雅のハイクラス宿。座で気付けよ!やっぱ疲れてるのかな、私。愛海夏子さん?この方どこかで見たことあるぞ。うわ、懐かしい伊藤美菜子アナではないですか!って感じのローカル色濃いめの読書時間。桜木さんの文章には、独特の匂いがある、小説もエッセイも。玄関開けた時のその家の匂いみたいな。
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うぴ
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「妄想radio」を読んで、最初に出されたエッセイも読みたくなった。読んでよかった!なんだろう…文章が上手いのだ!思わず太もも叩いて「上手いっ」とニヤついちゃう!ふざけているようで、深いコアな所をサラリと書いている。桜木さんの作品は人に薦めたくなるね。「シークレット歌劇団0931」知りませんでした〜
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いちろく
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紹介していただいた本。著者のデビュー時から2020年頃までの20年弱の間に、新聞や雑誌などに投稿したエッセイをまとめた一冊。ご自身も描写の多さを認めてネタにしているけれど、デビュー当時は周りからはエロい小説を書く方と認識されていたのですね。リップサービス的な内容もあるけれど全編を通じて、書く、という事を貫き通した志が変わらないのが遺憾なく伝わる。そして、著者の北海道愛も。
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咲
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桜木紫乃さんのトークライブに参加してきた。前日はなんだか心が落ち着かず、そわそわと「砂上」を読み返した。身も心も無傷ではいられない体験に虚構を混ぜ込んで「書く」ことで、作家はさらに傷を負う。それでも書き続ける覚悟。編集者の容赦のない言葉たちが、相変わらずとても刺さって、言葉に対する態度を反省する。初めてお会いした御本人は、眩い赤のご衣装に身を包み、よく笑いよく笑わせる、チャーミングな方だった。エッセイも秀逸。「小説は切った人間の切り口から血が噴き出す様を書くが、鮮やかに切らねばいずこもただ痛いだけだ」
咲

「あの日あのとき、在ったかもしれない日常と感情と景色。もしかしたらの出来事が自分の糧らしい。それでもときおり、想像と嘘で色づけて作り込んだお話のところどころに、削りがたい生煮えの1行が混じっていてはっとすることがある。」トークライブで桜木紫乃さんは言っていた。小説は想像だけでも書けるのだと。ただ、実体験がその元にある場合、その体験がなければ書けなかったような1行がそこにはあるのだと。きっと私たち読者は、その1文にこそ、経験が書かせる経験なき1文にこそ、血が流れている気配のする1文にこそ、惹かれるのだろう。

08/23 18:41
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ねぎまぐろ
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★★
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sara
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出てる作品を全部読んでからこれは読もう!と思っていたやつ、やっとたどり着いたー!桜木先生のエッセイ集になる?北海道新聞のコラム?先生の色々な表情が見れた感じがして面白かった♪装丁も素敵
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あんじぇらあきこ
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書いて書いて書きまくるエッセイやったー。中身よりもストリップやシークレット歌劇団の方が気になったー。 ★★★
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あおい
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桜木さんって薄々感じてはいたけれど面白い人ですね。道民として親近感を感じます。新人賞をとってから泣かず飛ばすの日々や直木賞受賞の時の事。いい感じでおばちゃんくささが出ていて肩の力をを抜いて読めるエッセイ。「シークレット歌劇団0931」がとても気になります。
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ぱふぱふ
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先日読んだエッセイ集『妄想radio』が面白かったので,ちょっと遡って過去の桜木さんのエッセイを読んでみた。そうか,この頃は『ホテルローヤル』で直木賞をとって,官能系の小説を書く作家さんだと対外的には思われていたのか。(「思わせていた」のかもしれない。)北海道の人ならではの話題が多し。面倒くさがりやが多くて,結婚式が会費制だったり,お香典に領収書が出たりするらしい。ほんとに?!
みほ

本当です。それが通常だと思っていました~。

06/28 10:41
ぱふぱふ

みほさん,コメントありがとうございます。本当なんですね…。だいぶ驚いてしまいました。地域によって違うものなのですねぇ。

06/28 14:50
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ぽーちか
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桜木紫乃さんの過去20年くらいの北海道新聞に掲載された文章を集めている。北海道の女という言葉が度々出てくる。北海道の人間には祖先がない、追えるのはせいぜい祖父母までだ。自分の根を断ち切って北海道にやってくる。桜木紫乃さんの文章がからりと乾いてしがらみを感じさせないのはそういうことか。過ぎたことを思い煩わないハードボイルド風な文章がとてもすきだ。大ファンの中島みゆきさんの歌にもあった。北海道の人間は我慢しない、と。離婚率も高い。逃げてもいいんだと桜木さんは言う。とても格好いい。今1番好きな作家さんだ。
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おくとパス
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★★☆☆☆ 著作を読んだことのない作者のエッセイを読むのは少し無理があった。睾丸の下りと下積み時代の話は面白かった。
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sanukinoasayan
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「なんだぁこいつ、めっちゃおもろいやんか!」と突っ込みまくりながらの一気読み、はちゃめちゃエロ作家?いい加減おかん?道産子オバハン?エロ親父でもあるまいにストリッパーオタク?ぶっ飛んだ本人像に驚く一方、本書中印象深いエピソードは直木賞贈呈式当日、北方謙三御大に呼び止められてもなんの緊張の様子なしの本人に編集者に呆れられるも、御大曰く「いいんだ、こいつは原稿書くときいちばん緊張してんだから」。先輩作家、編集者とのエピソードがとんでもなく地味深く、面白くも物悲しく、語り口がなんともパンクロックなエッセイ集!
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Tani
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北海道の女。55歳。いろいろある。日頃おしゃべりしていることをそのまま文章にした本。異質な感あり。「オレたちは、イヤっちゅうほど小説を読んできてるわけ。だから、あんたがどの程度の新人か、くらいはお見通しなのよ。林真理子になれるなんて思ってないだろう。だったら職人になれよ。何言われても長くかけよ。書き続けてる限りは応援するってんだからさぁ。文章下手なの。分かってんだろ?応募作品読んで、オレは泣いたね。あんた小説へたくそだ。テニヲハからやれよ。まずは技術からだろう」編集者にこういうことを言われるわけ。雑談です
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水谷アス
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ネタバレ桜木紫乃のエッセイ。 なかなかぶっ飛んだ方なのだなと思ったが、作家とはそういうものなのかもしれない。 作家は感受性が強すぎるゆえに自分も他人も傷付けて、故に書くことにしか興味がないという小池真理子の言葉が刺さる。 自分も作家的な仕事をしているので最後の対談で[たったひとりの日常に1行届いてくれたらいい]という思いにはとても共感する。 人に頼らず、勇気と元気を自ら出して責任の所在を自分と決めて生きる潔さ。私もそういう生き方をする人が好きだし、自分もそうでありたい。
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ほっそ
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新人賞をとってからの苦労話が、身にしみます。すごい作家さん、出てきたと感じていましたが、編集の方が育てたって部分も多いのね。 北海道人の生態?についても、興味深いものありました。
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Kay
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【図書館本】北海道新聞に不定期で掲載される桜木氏のエッセイが面白く、エッセイ集が出ている事を知り読んでみることに。彼女の作品は表現が難解だったり性描写が多くどちらかというと苦手ですが、エッセイでは「北海道のオバチャン」感がムンムンに漂っていて親しみが感じられます。書いてはボツになり続ける苦労の日々、ストリップ劇場通い10年超など、桜木氏の素顔を見せてもらった気分。また、誰かの物語に自分の選んだ言葉で光を授けることが出来る小説書きは素晴らしい職業だな、とも思わせてくれる1冊でした。
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tosh
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桜木紫乃さんの小説はほぼ全て読んでいるがなかなか新刊が出ず、寂しく思っていたところにこのエッセイを発見。 地元北海道新聞に寄稿の作品が中心。 相変わらず飾らずユーモア抜群の桜木節が炸裂。 作品中にエロが多い裏話やラブドール発売⁉️の話など、 楽しく読ませていただきました。
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るな@ぼちぼち復活
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桜木さんの「素」が垣間見えるエッセイ集。その人柄に親しみと尊敬の念を覚えた。
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Hiroko Hiwada
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ネタバレ最初のほうの超ショートコラムは正直それほど....だったけど、直木賞を受賞したあたり以降のエッセイは面白かった。自分も北海道の女であり、同世代でもあるため、すごく「北海道の女」を感じさせる著者が好き。友達になりたいタイプの「好き」だ。この同郷ゆえの価値観の一致って不思議だなと思う。これが文化というものなのだろう。
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Yumiko Wagatsuma
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桜木さんにお会いしたい! 0931も観てみたい!
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tomomi
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☆☆☆
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むつこ
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地元新聞のエッセイを中心にまとめた一冊。私自身、初期の作品から目を通していると思っているが、ホントにエロが多くて「この人、何者?」と、何度も著者略歴を見直していたけど、編集者さんの意向だと納得できて安心した。ただ、発表通り時間列のエッセイではないので混乱、でも、またエッセイ集読みたいな。
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あさみ
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桜木紫乃さんファンです。いつも桜木さんの描く物語に身震いしています。編集者さんとの二人三脚で良い作品が生まれたんだなあ。と実感。桜木さん、ご自身ではそこらへんのおばちゃんだと書いているけれど、とてもお綺麗な方ですね。しばらく読んでいないので、また桜木紫乃を手に取りたくなった。
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じいじ
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田舎のおばちゃんが「直木賞」をいただいて、作家として認められた、と述懐する。初めて読む桜木さんのエッセイで、ユーモアに富んだもう一人の桜木紫乃さんを発見です。…「エロ小説を書くような娘に育てた覚えはない」と実母から厳しい意見を言われた志乃さん。真剣な眼差しのお母さんの忠告だけに、笑うに笑えないエピソードです。ジョークに長けた、ご主人のひと言「愛とは?」と訊かれ、「しょうもない女と知りつつも、毎月せっせと給料を渡すこと。」おみごと!座布団10枚進呈。こよなく家族を愛し北海道を愛す、素顔の桜木さんも素敵です。
青いうさぎ号

はい、岩見沢が原産地(笑)で、両親も北海道生まれです。子供の頃に父の転勤で一家で名古屋に引っ越してきました。名古屋弁も三河弁もイケます。今では人生で一番長いのが岐阜。もう、どこの人だかわかりません😅直木賞受賞作家では藤堂志津子さんもいますね。

11/03 21:30
じいじ

青うさぎさん 小生は本所(今の東京スカイツリーの建っているところ)の生まれで、チャキチャキの江戸っ子です。(笑)でも、戦争で「ここは危ないぞ!」とオヤジが判断して、葛飾の高砂に引っ越しました。そうしたら、元の家の傍に爆弾が…、一家3人は命拾いをしました。

11/04 06:59
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0255文字
KEI
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『緋の河』の解説で紹介されていたので手にした本。今までイメージしていた桜木さんとは全く異なる「素」のサクラギさんの面白さやデビュー迄の苦労、ボツの山、既刊の裏話も面白い。ご自分を作家とは呼ばず、オッカと呼ぶ。「新官能派」として‘セックスの描写がものたりない’‘掌に睾丸を載せてその重みを量る様な描写を’などと指令を受ける編集者との丁々発止に何度も笑わされた。あくまでも北海道に拘り、愛するサクラギさんとシークレット歌劇団、愛海夏子さんの対談の中で、北海道に生きていく女の潔さや生き方のカッコよさを感じた。
じいじ

おもしろそうですね。ポチッ!

10/31 06:51
KEI

じいじさん 桜木さんはこんな方なのかと素の姿を見た様な気がしました。後半は「書く」に特化してまた違う面も拝見できました。

10/31 08:41
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蝦
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私と著者は、北海道民で、わかる人にはわかる「平民」という共通項があり、そこから知ったサッカさん。作品は強く生きる姿を描きつつ、著者本人曰く「薄い色」を感じさせるものが多いが、エッセイはユーモア溢れる言葉の中に芯の強さを感じさせる濃い読み味。年代も近いので、何ともいえず共感できる部分あり。また、桜木作品、読みたくなってきた。
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ロマンチッカーnao
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小説は自分のために書く。物語は登場人物の為に在る。北海道でかき続ける作家さん。桜木さんの作品はほぼ読んでいます。どの作品も好きです。登場人物の事を考えて書いているんですね。好きな登場人物も嫌な人もいますが、どの登場人物もリアルな人のように感じるのは、そういう思いで書いているからなんですね。素の桜木さんに触れれたように感じました。良いエッセイでした。ありがとうございます。
ロマンチッカーnao

ぼんぼんぼんさん 全体に明るい感じで書かれていますが、ちょいちょい小説にかける思いをちょっこっと書かれています。その一言、一言が重いです。

06/25 07:48
ほんぽんぼん

ほー、なるほど。いいですね♪益々読みたくなりました!

06/25 08:55
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みほ
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桜木紫乃さんにとって、「書く」と「傷つく」は同義語。この方、血を流しながら書いているなぁ。本気の人だわ!いつも思う。気持ちを持っていかれるし、ざわつくし、でも一行で自分がずっとモヤモヤしていた永年の気持ちをふっと軽くしてくれることがある。格好つけてなくて、だから好き。
きゃり

素晴らしいレビューですね。私の桜木紫乃感そのものです。もう全く同感です!

06/04 20:46
0255文字
Mirror
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何冊か読ませていただいているサッカさん。新人賞を取ってからのクノウも知りました。でもどこかでカラッとした感じがして、さすがオッカさんですね。
0255文字
yujiru2001
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「病院には頼る!」
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