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無理ゲー社会 (小学館新書 た 26-2)

感想・レビュー
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ゴロチビ
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マイケル・サンデルの「実力も運のうち」を読みかけたが面倒くさい。橘玲なら分かり易く要約してるかも?と読んでみた。旧社会では生きられた者も実力本位のグローバルな社会では沈まざるを得ない。努力すれば成功出来る社会なら平等に思えるが、そもそも努力が出来ないタイプだったら?前半はかなり同意して読んだ。広がる一方の格差を何とか出来るのか?前の本でも思ったがベーシックインカムは効果あるとは思えない。経済ってバランスだと思うから。税収を最大化させることに意味あるのだろうか?負の所得税もピンと来なかった。後半はいまいち。
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とも
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普通に生活している中では見えてこない社会の実状が書かれていた。たくさんの衝撃を受けながら、「え、本当?」と疑いの思いも生まれる。 ただ、公立の教育現場で働く自身の経験を冷静に振り返ってみると、確かにその割合は正しいのかもしれないと実感する。実際、3割くらいの子は簡単な日本語を読みとれないし、半分に届かないくらいの子が4年生レベルの計算をすんなりと乗り越えられない。 それが遺伝と言われるのは、教育の現場からするといささか辛い気持ちになる。私たちにできることは何だろうか。
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てまりがみ
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自分が恵まれていることを実感した。下方比較。
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コージ
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榊原 香織
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日本の30代がけっこう絶望してるみたいでやや驚く。 超富裕層に100%の税金を、と言ってるアメリカの経済学者の一部w
penginpapa

『「生まれてこなければよかった」というこのペシミスティックな思想が近年注目を集めているのも、人生を「無理ゲー」と考えるひとが世界的に増えているからではないだろうか。』 同書より引用 これは一種の出生主義ではないのでしょうか? 「地上にあるものは何者も放置すれば、万有引力により須く落下するものなのだ!それ故、空を飛ぶことは諦めなさいイカロスよ」

03/11 20:28
榊原 香織

著者自身は非出生主義には疑問持ってるみたいですね

03/11 21:56
0255文字
dzuka
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生きにくい社会の著者自身の言い換え「無理ゲー社会」。 格差社会が進んで、格差が固定化し、頑張っても、そこから抜け出せない、結婚もできない、生活もままならないという社会が到来して、難し過ぎてクリアできないゲーム(昔だったらカプコンの「戦場の狼」?)のようだということが主旨。 特にアメリカの構造分析は、最近のトランプ政権の復活の裏付けとしても、目から鱗だった。 本当に一部の層を除いて、必死にならないと豊かな生活ができない社会であるのは確かだが、では、昔の日本が今より生きやすかったかというとどうなのだろうか。
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sunatsuki2014
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現状の日本社会を説明し、これからを生きることの大変さが書かれていた。ただガムシャラに頑張れば成果が出た世代からの「夢はなんですか」という問いを「ドリームハラスメント」と感じるしんどさ。衣食住の不安から解放されても人は評判/評価の多寡を比べる。こういった現状を認識したところから始まる人生もあるなと思った。
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Opus13
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備忘に。「世界がまったくの暗闇だとしたら(なにがどうなっているかわからないまま物事が次々と起きるのだから)ものすごい恐怖だろう。この根源的・実存的な不安から逃れるためには、あらゆる出来事は『説明』され『意味』を与えられなければならない。こうして神話や宗教が生まれたが、科学的な知識がないのだから、それらは神秘的・呪術的なものになるしかない。ヒトの脳はもともと陰謀論的に思考するよう『設計』されているのだ」
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KAZOO
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橘さんの現在の状況をある事件(秋葉原や相模原の障害者施設の事件)などから分析して、これからの世界を生き延びていくにはきびしい状況があって大変であるということを述べられているようです。いつもながらですが、様々な本(私には手に取ることもできそうにない専門的な本もあります)を読んでおられてそれをもとにして意見を述べられていて参考になります。
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AtoZ
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複雑に変化し続ける社会では人生のゴールも変化します。一昔前の成功も幸福も今では攻略不可能な無理ゲーのようなものです。だから新しい価値観(ゴール)が今後創られるようになると思います。それがユートピアなのかディストピアなのか今の我々にはわかりませんがね。というお話と受け取った。
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Humbaba
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ルールはある個人に対して課されるものではなく、参加者全員に対して課されるものである。そのため、人の良心に頼ったようなルールにすれば悪用される危険性は高くなる。ほとんどの人にとってはプラスとなることも、一部の悪用の危険を考えれば制限が生まれ、無意味に複雑化してしまう。そして、その際の線引きというのは容易なものではなく、誰にとっても納得できるようなルールというのはほとんど生まれない。
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かず
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★★★★Audible。
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ランフランコ
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最近橘玲が面白いなと思っている。タイトルもなんか煽ってくるものがある。じゃ読んでみるかということで。 タイトルより全然堅い真面目な内容で難しかった。現状の日本の閉塞(特に若い世代の)は既得権益ばっかり守ってるバカ老人政治家や官僚たちが悪いんだろうな。夢が持てないわな。今後の日本の在り方を色々示してくれているが、どうもどれもじり貧だ。どうすりゃいいんだろうね。
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ノグ
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夢を持つことはかつて義務のような風潮だった。だが、もはや理想論や根性論ではどうにもならないということは、数多に出るサバイブ本で察するだろう。社会がどう生きるかの段階を過ぎたということか。夢や子供作ること、何より幸せになろうとすることはもはや人としての義務だ、と我々は社会で生きる上で無意識に刷り込まれる。しかしそのレースは孤独で過酷、なにより残酷だ。叶わないことを追うより、今手の届く範囲の楽しみや快楽を追及することは悪いことなのか?近頃の若者はと言う人、彼らが何を考えているのか知りたいと思っている人に向け。
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安藤 未空
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エピソードが入っていることで、読みやすさはあったもののそのパートでの論点がわかりにくくなっていた印象がある。もう少しすっきりとまとめてくれたほうが個人的には好みに合う。 本の内容自体は、手厳しいものだった。特に、結論に至っては、身も蓋もなかった。「そうだよね、そんな社会を100年も生きることを考えたら、希望はないよね」と頷くしかない内容だった。けれども、大人として「そうだよね」と言っているだけではいけない。何ができるか、どうするべきか。それを考えるのが、中堅世代の役割だと思いたい。
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あきひと
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無理ゲーとは攻略が極めて困難なゲームのことだそうだが、いまの社会も、若者たちは人生を”無理ゲー”のように感じてるとする。戦後の平和な世界が続けば社会的・経済的格差は広がるばかり、というのは様々な引用とその分析からも実感としても分る。じゃあどうすれば良いかは無く、あくまで現状分析の本。著者の作に『上級国民/下級国民』というのがあるけど、この方は過激な造語を使いたがる人なのかしら。
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ゆっぴー
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「無理ゲー社会」と言うタイトルから想像がつかないほど重い内容である。日本の若者は、増え続ける高齢者を支えると言う罰ゲームを課せられつつ、本来は幸福であろう、健康と寿命を持つため自分自身も100年の人生を全うしなければならない。この状況で絶望するなと言うのは難しいだろう。それにもかかわらず、「社会的、経済的に成功し、評判と性愛を獲得を目指す無理ゲーをたった一人で攻略する。これが追い求めた「自分らしく生きるリベラルな社会」のルールだ。不自由な昔とこの現代、どちらが幸福なのか。考えさせられる。
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KEI
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著者初読み作品、女性なのかと思ったが、ペンネームだった。題名で読みたくなりました。自分らしく生きるリベラルな社会が大多数の人々にとって生きづらくなっているのではないかとのこと。現代は知能格差社会で知能による分断がおきている。アメリカのトランプ候補の人気がいまいちわからないところがあったが、なんとなくわかる記述もあり理解が進んだ。著者による対処策みたいなところがなく(ないのかもしれないが)、他者の引用も多くそこが残念。
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鴨の入れ首
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現代社会の絶望的な側面を繰り返し解説。凡人の生きる希望をこれでもかというほど打ち砕く本であり、生半可な気持ちで読んではいけない本だと思いました。良書とは言い難いですね。読んでて時間の無駄だなと思いました。
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shino
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人格形成は家庭環境よりも遺伝と家庭以外の共有環境のほうが重要、というのは、機能不全家庭育ちの自分にはとても救いだった。失敗や挫折を変えられない過去の家庭環境につなげて深刻に凹む癖が治りそう。でもこれってフロイトとかの幼児期のトラウマが全て系の心理学が全部ご破算になるのでは? 自分にとっては凹む統計だらけだったけれど、無理ゲーでも生きるぞ!と思えた。
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さくら
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きらびやかな世界の中で社会的経済的に成功し、評判と性愛を獲得するという困難なゲームをたった一人で攻略しなければならない。 私達はこの残酷な世界を生き延びて行くほかはない、と書かれていたが、皆が同じ場所を目指しているならともかく、目指してる場所は人それぞれだし、同じ場所を目指す必要もない。 本人が満足していればそれが成功だと思う。 ただ大切なのは自分の軸、人の評価で右往左往しない軸。 この軸が持てないと幸せにはなれないかも。
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投資家M(ミニマリスト×読書家)
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私は高卒で20台後半で起業して、41歳でfireできたので本当に自分はラッキーだと思っていたけど、やはり自分は本当に運がいいんだなと再確認できた。 ただ制度等のルールを熟知して徹底的に活用していけば、ある程度時間をかければ独身のセミリタイヤ位の事ならそんなに難易度は高くないと思う。 でもハッキリ言って脳のスペックが普通以上じゃないと厳しい事だから、そこらへんは本当に運の要素が大きいと思う。
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Hugo_Kirara3500
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ネタバレ本書のメインテーマはあくまでも「情報化社会到来による高卒労働力の恒久的失業の発生とその解決法」であって「貧富の格差」と「非モテ」はサブテーマであると読めました。 からめ手の遺伝論を書いてきた筆者的には「親ガチャはあるか?」の答えはまごうことなくYesであろう。こう言ってはなんですが「現代社会のお荷物」となってしまった高卒男性の「絶望死」(麻薬と自殺による平均余命の急落)の発生原因は失業であると説く。
Hugo_Kirara3500

これの解決はかなり困難で脳の機械化、サイボーグ化というところに行き着く。精子バンクで一人が何百人もの子供の父親に成るということも、遺伝子が偏って病気に弱くなる、ということを無視すれば合理的であると言えるし、市場経済が続く限りデザイナーベイビーは確実に普及するでしょう。

06/21 06:56
Hugo_Kirara3500

本書に登場する「共同所有自己申告税」は骨董品投機を抑制するためには良い方法と言えます。

06/21 06:57
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えみ
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ネタバレ才能のある人にはユートピア、それ以外にとってはディストピア。資本主義社会の行末?コンピュータと脳を繋ぐと考えていることが分かるという一節があったが、かなり怖い世の中!でも、未来そうなってたら本当に怖い。ところで、現代が知能格差な世の中というのに深く納得。テストでいい点数が取れないのは努力が足りないから、という刷り込みが世間ではされている。そして、私だって例外ではない。絵が上手い、サッカーが上手い等は才能だと思っている人も、知能は努力次第で上がるって思ってしまいがちなのは、そういう世の中だからなのだ。
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はち
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めちゃくちゃ煽られます笑 どこかのガンダムの主人公じゃないけど、そんな状況でも「それでも…!」と言える人間になりたいな、と。 最近、SEEDネタの感想好きだな笑
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紗綾
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たくさんの資料をもとに、日本だけではなく海外の(とくにアメリカ)問題にも。だが冒頭の、日本の20代30代の若者が将来への経済的不安から『苦しまず自死したい』と口にしているということのショックが大きい。将来には不安しかない。働けど働けどお金に余裕はない、結婚できない、家ももてない、けれど高齢の親はみなければならない。こんな国、豊かなものか。
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もちもちかめ
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勉強になったし、やる気になります。面白い。読書の基本、書いた人に批判的に読む、を実践できる適度な胡散臭さ、もとい読みやすさ。3000万円の家を買いたいなら本来なら100万円ずつ貯めて30年かかる。でもローンを組めば今すぐ手に入る。金利はその夢の叶うタイムマシーン使用料。そのタイムマシーンが資本主義。タイムマシーンがなければイーロン・マスクも何もできないだろうと。なるほどー!あ、また橘さんになるほどって言わされた。
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よしどん
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「自分らしく生きる」ことがとても難しかった階級社会。今はもっと自由で、昔よりもずっと自由だということだが、実際のところ、息苦しい。現代の社会の”無理ゲー感”の原因を著者の視点で解説してくれている。大変読みやすく、微妙に胡散臭い部分が何だかクセになる。自分が今まで知らなかった知識に関して、いろいろな参考書を載せてくれているので、読みたい本がどんどん増えていく。
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pourynhill
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2021年出版 橘玲著 リベラル=競争  才能+努力の競争  敗者は自己責任、自業自得、自己嫌悪。階級社会では自分のせいではなく社会のせいにできた。現代は自分らしく生きることができない人々の犠牲の上に成立つ社会・・・現代社会を包括的に理解したいと思うと橘玲さんの本に行き着く
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asajee
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読了直後、重い気持ちになったが、これまで、自分が抱いていた、社会に対するモヤモヤの輪郭が、少しはっきりした気分。この複雑な社会を読み解くには、幅広い分野の見識が必要。また読みたい。
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シロクマとーちゃん
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日本はどんどん裕福になっているはずなのに、生きづらさを感じている若者や、貧困にあえいでいる女性が増えている。経済格差と社会の分断を解消することは急務だが、様々な政策的意見が対立していて解決は難しい。さらに、たとえ、将来、何らかの施策で経済格差が首尾よく解消されたとしても、尊厳の格差は解消されないと筆者は主張する。たとえ、経済的に救われても社会からお荷物扱いされるような状況は嬉しくないし、就労意欲を削がれる一方だろう。これを評判格差社会と言っている。なんとも暗い見通しだが、説得力がある。
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しゃり銀
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タイトルに惹かれ購入。 いわゆる子供の能力は、親の遺伝と外的要因が半々くらいであることがわかった。 その他は、結婚しない(できない)理由、養育費未払いが大きく取り上げられていないこと等なるほどなと学ぶ部分が多いと感じる一冊であった。
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ロア
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タイトルもそうだけど、キャッチコピーというか、刺激的な言葉で一言にまとめ上げるのがとてもお上手な方ですよね(*´ω`*)そんな「刺さる」表現でずばすば言い切るので思わず納得しそうになるのですが……え?ちょっとそれは違うのでは?!という部分もちらほら。言葉巧みな詐欺師に言いくるめられそうになっているような読み心地でした。
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こうきち
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色々と思うとこはあるが、おもしろい。個人的にはマルクス的な本だと思って読んでる
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Hiro
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真を衝く表題にジャケット買い。相変わらずの切れ味の橘氏▼テクノロジーの急進展による、全世界の人々への「豊かな社会」と「100年人生」実現はリアリティを増してきたけど、それでみなさん、幸せになるんでしたっけ?なんか目の前の風景、違いません?という問題提示。いずれも腹に落ちるアングルだった。▼米国の白人低学歴層の惨状と、それに裏打ちされたトランプ支持のムーブメントの指摘は秀逸。これから数年の変化を考える素材になる。
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たかひー
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★★★ 人間の限界と理想の追求の間にあるギャップを感じた。未来に自信や幸せが見いだせない。
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権之助
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もともと平等など存在しない。あるいのはいかに公平な社会制度をつい来るかである。そんな現実に打ちひしがれてないで、少しでも前を見て生きていく努力をするしかないと思う。
0255文字
hiropon181
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リベラルな社会を目指すほどに生きづらさが増していくとは、これまた何と不都合な真実なのだろうかと思わされた。評判が支配する才能主義の世界では自分は生き延びることが出来るのだろうか。自分の子孫はどうなるのだろうか。自分らしく生きる、という言葉には今後警戒したい。
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アレックス
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橘玲の傑作だ。将来を想像することがほぼ不可能と言っていいの現代社会からリベラル、右翼、左翼、様々な知識人と文化人の主論を丁寧に解説だけじゃない、影響とか不安点などまで解説してくれる。この本は頭を動かせるよ、哲学じゃないがある意味世界の見方を一変させる途轍もない作品。誰に立ってもおすすめできる。何が正しいか、何がしたいか、不安を抱いている人にすべて読ませたい一冊だ。
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小魚小骨
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「無理ゲー」と言われる現代社会を解説。内容はサブタイトル「才能ある者にとってはユートピア、それ以下にとってはディストピア」の通りで、資本主義,新自由主義,高齢化社会,更にSNSで他人の生活が見える世界ではそうなってしまうよね…となる。解決策は特に言及なく、暗い気持ちになる。各話題もう少し掘り下げて読みたかった。
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