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録音された誘拐

感想・レビュー
371

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mayukipi
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ネタバレ読みやすくて、しかも面白い。探偵事務所所長・大野糺が誘拐された。耳が良い助手・山口美々香は手掛かりから、違和感を聞き逃さず真実に迫るが、その裏には15年前のある事件の影があった…。糺と美々香の信頼度と相性の良さが無敵。望田とのトライアングルは最強。美々香について時々「え⁈」と思っていた原因はラストで解明。美々香、凄すぎ!頼る人もいないあの状況!「犯罪が失敗する最大の要因は、なんだと思う?」その後のカミムラも気になる。プライドの高い佐久間も嫌いじゃなかったな。初読み作家さんだったので、違う作品も読んでみよ。
0255文字
よし
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短編集のなかで特に面白かったコンビが長編になって再登場。探偵事務所の所長である大野が誘拐される事件や、大野の実家近くで起きた殺人事件、驚異的な”耳”を持っている美々香の能力に迫るなど内容盛りだくさん。真相が明かされるたびに驚きがあり、大野と美々香の信頼関係や推理力など本当に面白かった。カミムラとの対決もまだまだ続きそうだし、楽しみなシリーズとなった。
0255文字
抹茶カステラ
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ネタバレ今まで読んだこの作者さんの作品の中ではこれが1番好き。探偵事務所の所長大野糺と彼の助手的存在である耳がとても良い山口美々香のコンビ。この2人は名探偵と助手じゃなくて、名探偵と名探偵なのが良い。このコンビ凄すぎ。今回は1人は誘拐されて監禁されている身で、もう1人は◯◯◯◯◯になっていたのに。この「実は」で更に驚かしてくれるけど、誘拐の本当の目的、依頼した方の犯人の正体もだからかぁと納得で満足感の高いミステリーだった。実行犯のカミムラも敵役として凄く魅力的だったのでまた登場してほしい。なので続編期待です!
0255文字
純子
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初読み作家さん。さすが頭のいい方が書かれたよく考えられた話だなと思いました。見出しが時間で書かれているので、頭が混乱したときに振り返りやすくて助かりました。何度も前に戻りながら読んだのでその分の時間はかかったものの、読者を思いやった読みやすさを感じました。事件は込み入っていて、ミステリ好きの本領が発揮されていたのではないかと。
0255文字
みち
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文章が簡潔で読みやすくサクサク進む。 状況がいろいろ入り組んでいる。 登場人物が魅力的で面白い。
0255文字
禁煙たけちゃん
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そうだったのねという感想。
0255文字
みさと
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ネタバレ導入部の「ばかたれ」のくだり、十五年前の誘拐が狂言で張り込んでいた捜査員を詰るくだり、「今の聞いたね?」「聞きました」のくだりは、阿津川センセがお好きな古畑任三郎のオマージュだなと思いながら、あとがきを楽しみにしていたのですが、今回は古畑の記載なく落胆。。阿津川作品、好きは好きで応援してるんですが、残念ながら毎回誤字ありませんかね?編集さんもちゃんとチェックしてあげて…めちゃくちゃ肝心な部分に誤字あったよ…(初版P118.119)
0255文字
ピノ
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読了 オムニバスの短編の続編としての長編作品 伏線もありどんでん返し?もありで面白かった
0255文字
A S
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初読み作家さん。探偵事務所所長の大野が誘拐され、実家に身代金要求の電話がある。この実家の隣家では15年前誘拐事件が起こっており関連が疑われる。探偵事務所の美々香の常人離れした聴力を活かした捜査で犯人に対抗する。いくつもの伏線があり、真相が明らかにされていくのが気持ち良い。探偵たちvs犯罪者の図式にわくわくしながら読む事ができた。
0255文字
しーふぉ
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手品師は右手を注目させて左手で細工をする。なるほど。
0255文字
Mark.jr
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短編「盗聴された殺人」に登場した常人離れした聴覚を持つ探偵・山口美々香の長編作品になります。タイトル通りの誘拐もので、犯人と警察・探偵側の出し抜き合いだけでも相当な読み応えですが。さらに殺人事件や美々香の個人的問題など、デビュー作程ではないですが、なかなかの詰め込みっぷりです。正直、美々香とそのバディである大野糺の探偵役が超人的過ぎて、若干白けるところもありますが、この熱量は一目置かざる得ないです。
0255文字
ゆき
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楽しかった!望月編がどう本編と関わるのかと思っていたら、大ヒントになっていたとは。展開が気になりどんどん読めるし、聴力がテーマなのが変わっていて良かった。どこかでこのコンビの話を読んだような…と思っていたら、短編集に出ていたのね。カミムラまだまだ活躍しそうだし、続編が出そうな予感。
0255文字
tachibana
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ネタバレ大野糺がエスパーすぎるところと、最初から二人まとめて誘拐しない理由が不明なところ以外はなかなかよかった。
0255文字
ひな
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ネタバレ大野探偵事務所で働く美々香は普通の人には聴き取れない音を聞き分ける能力を持つ。ある日所長の大野糺が誘拐され、彼女が事件の解決に関わることに。ラストに驚くべき事実が判明し、時々あれ?と思っていたことが全部伏線回収されてすっきり。過去の誘拐事件の謎と絡めて展開していく様子は面白かった。紅蓮館のシリーズと違って、こちらは厨二病のキャラが出てこないので、物語に集中できて楽しめたかなと思う。
0255文字
人工べん
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ネタバレ伏線がうまく回収されて、落ち着くところに落ち着くのは心地よいものがあります。ミステリーだけど殺人はなく、陰惨差はないです。拷問?はありますが。身内、部外者、実行犯それぞれ腹に一物あるので、読んでいて展開が気になるところでした。
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ぽんぽこ仮面
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★★★☆☆
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あいべきん
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本気の、全開バリバリの美々香ちゃんの活躍が見たかった。私、短編集読んでないと思うんですよ、恐らく。恐らくって言っておかないと、最早一番信用できないものになってますからね、自分の記憶がw てかさぁ、後出しじゃんけんヒドすぎないすか?全部種明かしでしか判明しない感じの。伏線っつったって、ヒント少なすぎだし。あーはいはい、頭悪くて悪うござんしたね、って感じよw
0255文字
くーすけ
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大野探偵事務所の所長、大野糺が誘拐された。彼は富豪の息子。所員の美々香は糺に頼まれて大野家を訪ねたことから、事件の解決に関わることになる。美々香はとても耳がよく、音を手がかりに事件を解決する。が、ところどころ、美々香が不自然な仕草や行動をする。誘拐された糺の美々香に対する言葉も、意味がわからない部分が多々。何なんだろう?と思いながら読んでいたら、驚きの事実が。事実が二転三転して面白かった。
0255文字
naolog
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図書館にて。誘拐がどうやったらうまくいくか、少し一般には現実的でない仕掛けが混じっていますが、それを除けばうまく考えられたミステリ。誰が名探偵か、美々香の耳は、といったキャラクターも良いですね。囚われの大野所長がそこまで先を読むための手掛かりはどこにあったのか…。
0255文字
氷砂糖
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短編集『透明人間は密室に潜む』の中の『盗聴された殺人』の続編。誘拐された大野所長サイドと警察を呼んだ大野家&美々香サイドで交互にストーリーが展開していく。驚異的な耳の良さを誘拐事件でどのように活かすのかに注目していたら、予想を上回る仕掛けがあって驚いた。もしシリーズ化されるなら次作にも手を伸ばしたい。
0255文字
ランボ
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さらわれた大野側と警察(美々香)側などが交互に。成功が難しい今どきの誘拐がどう進むのか。スピーディーで意外性があって面白かったー。真犯人判明後のもうひと驚き、全然気付かなかった。
0255文字
T.M
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ネタバレ楽しかった!最初から最後までわくわくして読めたし、中でも最後に明かされる秘密にはまぁ吃驚しました。美々香さんって推理も切れるなとは薄々思っていたら、それどころの騒ぎでは無かった。覚醒美々香、半端じゃ無い。しかし美々香に驚いているといつもそれを凌駕してくる大野所長が居てくれるので、このシリーズは素晴らしいです。望田くんも含めて、この3人のバランスは読んでいて心地良い。阿津川さんが書いていて心地良いのは願っても無い事です、また彼等に会える日が来るのを楽しみにしています。
0255文字
ぴよぴよ
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ネタバレ短篇集の中の「盗聴された殺人」の続編があると教えて頂く。進行中の大野糺誘拐事件と15年前の取り違え誘拐事件、さらにフリーライターの殺人事件。そして美々香の耳の謎と父の言葉の意味。怪しい大野家の人々や犯人との心理戦もあって、どんどん引き込まれていく。著者があとがきに「糺と美々香のコンビは書いていて心地よい」とある。私も短編を読んだときいいなと思った2人だったので、この続編はとても嬉しく楽しく、そして心地良かった。まだまだ望田を入れた3人の探偵事務所の話が読みたい。教えて下さった読友さんに感謝!!🙏
さっちゃん

三人がとても良いチームですよね😊次々と起こる事件にドキハラでしたが、めちゃくちゃ面白かったです🎶もっと彼らの活躍が読みたいですね🥰

07/20 20:48
ぴよぴよ

さっちゃん♪元カウンセラーって異色ですよね🤭もう全然展開が読めなくて、めちゃくちゃ面白かったー!読めてよかったです、ありがとう♡

07/20 21:24
4件のコメントを全て見る
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kenplus
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誘拐事件の依頼者はやっぱりなあと思ったのだが、その後の展開には驚きまくり。読み返してみれば不自然なことがありまくり。自分としては、殺人事件の現場の遺留品に違和感を感じていろいろ考えていたので、作者の思うつぼにはまってしまった感が。大野探偵事務所の活躍をまた読みたい。
0255文字
若様
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ネタバレ同作者作品は何点か読んだと記憶しているが、話の展開とかは本作が一番良かった印象。オチもそんなに悪くないが、個人的には、どうせなら持ってかれたはずの財産を取り返すような伏線回収、大団円というのが好きパターン。
0255文字
しゅう
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面白かったが、期待したほどではなかった。B
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ツナマヨ
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耳の良い探偵助手が、誘拐された探偵をなんとか助けようというお話。容疑者っぽい人が大勢いて、誰もかれも怪しく見えた。この探偵と助手、2人ともかなり頭が切れる。水面下でのやり取りがすごい。
0255文字
ごりらっぱ
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ネタバレ耳の良さで事件を解決すると思いきや、突発性難聴とは。予想外の展開で面白かったです。それにしても2人の推理力はすごいです。
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ロンリーランナー
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ネタバレ誘拐された探偵、自慢の聴力で救出を試みるの助手。15年前の誘拐事件とリンクしていく事件。 聴力が人並外れた助手と、その能力を使って並外れた推理をする探偵のコンビのはずが、、、。 設定はいいと思ったけれど、ダラダラ感が強くなかなか読み進めにくかった。 大野、山口、望田のパートが交錯して読みにくいのも一つ。 望田パートいらない? 15年前の真相も今一つ納得いかないし、最後も中途半端。 シンプルに初めの聴力の設定でよかったのでは。 突発性難聴も両側に発症するのはまれだと思うので、全然聞こえなくはならないと思う。
0255文字
練りようかん
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短編集の一編「盗聴された殺人」の続編、読もうと思いながら時間が経ってしまった。美々香が耳で掴んだヒントから大野が推理する強力コンビ。発端となった15年前の誘拐は違和感ありあり、真犯人を炙り出すための今回の事件だとしたら、大野が誘拐されることで物語は何を見せたいのかが中々わからずジリジリしていた。犯人確保からの、制限のある環境下で仕掛けて悟られず最大限に能力を発揮する、水面下のチャレンジが明らかになるくだりはほえ~と圧倒させられた。「〜チャイム〜」とクロスオーバーする作品なんか楽しそうだなと妄想した。
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ゆきりんご
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ネタバレ『透明人間は密室に潜む』のなかの探偵事務所の所長と耳の良い助手の話『盗聴された殺人』の続編。今作での誘拐事件の被害者は、なんとその探偵事務所の所長。複雑な家族の事情や犯人の目的。過去の事件との関わり。美々香のこと、美々香の家族のことにまで話が広がり、引き込まれて読んだ。ちょっとおかしいな、らしくないなと思うところがあったけれど、当然自分の長けたところを活かして手掛かりを…と思っていたので、真相を知った時は驚いた。おかしいなと思ったところも伏線だったとは。
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しろぷんぷん
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楽しみにしていた続編。けど、読むのにかなり時間がかかった。楽しいけど、読んでて疲れたー。大野探偵事務所の3人がまだまだ活躍するとこが見たいので、続編期待してます。
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devil
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突発性難聴は必要だったのでしょうか?って思っちゃいましたが、好きな展開で一気読みでした!
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ふぇる
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誘拐という盛り上がりに欠けるテーマを他の要素でこれでもかというほど引き上げられていて最後まで楽しく読めた。山口美々香の可能性とカミムラの底を次作で見てみたい。
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ok_ak0203
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以前、阿津川先生の短編集に出てきた非情に耳のよい探偵が再登場。 今回は長編。しかも、誘拐された被害者は、探偵事務所の所長。 大野所長が誘拐された。たまたま大野家に居合わせた美々香は捜査を手伝うことに。 過去の大野家が巻き込まれた誘拐事件が絡んでいることが分かる。 捕まっている大野所長の推理と、美々香の聴力はさることながら、誘拐犯も大変知恵が働く。 警察も巻き込んでの二転三転する推理が面白い。騙された。 あと、最後はよく活躍してた彼、疑ってごめん笑
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ほにょこ
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★★★☆☆ 耳のいい美々香とかは「透明人間は密室に潜む」に登場していたらしいけれど、記憶にない(笑)。なんかごちゃごちゃして読みにくかったです。視点が一定していないし、読者には情報が伏せられることもあって登場人物との一体感が得られません。面白いトリックもあったけど無理を感じるところもあって、いまいち感心できませんでした。
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ちょうすけ
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ネタバレ誘拐犯(実行犯)のカミムラのキャラ立ちも良いし、大野糺探偵と助手の美々香も読者に好かれそうなタイプで良い。ストーリーの進行スピードも伏線の張り方も良いけど・・・、最後の大どんでん返しの為に、気を衒いすぎのような感はある。この長編で美々香の頭の良さと大野糺の応用力の高さは十分に分かったので、次作を予定しているのなら、普通に2人の能力を生かしたストーリーが読みたい。いやはや、ラストの「実は・・・でした。」には驚いた。色々読み返しましたよ。しかし、この作者の小説は面白いなぁ~。アイデアの引き出しが多そう。
0255文字
きむきむ
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以前読んだ『透明人間は密室に潜む』の中に短編収録してあった耳のいい助手と探偵のストーリー第二弾。誘拐事件の解き方もあらゆる所に最初からヒントがある所も読み終わってからぞっとするレベルで面白かった◎タイトルもあそこに掛かってるんだ〜が最後に分かる爽快感。
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mikyojima
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ネタバレ冒頭、所長が誘拐されて、美々香が出てきて、まるで伊坂幸太郎先生が書くようなカミムラっていう犯罪者が出てきた時点でワクワクが止まらない。中盤、私の想定以上に美々香が活躍しなくて中弛み。そして終盤、難しくなる。。まさか耳が聞こえていないだなんてサプライズしかけてるなんて思いませんから。
0255文字
ゆっき
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阿津川辰海さん3冊目。『透明人間は密室に潜む』収録の「盗聴された殺人」の続編。耳が良い探偵の山口美々香が活躍。本作からでも楽しめるとはいえ、やっぱり前作が気になって集中できず。第一短編集『透明人間は密室に潜む』を読んでからまた出直します。
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