形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:新潮社
形式:Kindle版
この本、とっても面白かったです。。どんな織物なんだろうと想像させてくれる楽しい本でしたよね!
アボガドみよさん、実はみよさんの感想をお読みして手にした一冊なんです。姉さんかぶりの芳乃がとても魅力的でしたよね。はい、私もどんな織物なんだろうと楽しく読みました。
はるぱさん、ありがとうございます。こちらのご本、ご紹介頂いたタイトルだけメモしておりまして、「成田さんもう1冊読みたいな~」と思っている時に丁度手元に届いてビックリしました。まあ、Gも蚕蛾も共に昆虫仲間。お蚕様・オシラサマと祀られても蛾って苦手な方もたくさんいそう。裏表紙、桑にタワワニぶら下がる天蚕の繭なんですよ♪
REIさん、ありがとうございます。ご感想で仰っていた通り、戦後に芳乃が姑から山の祠と天蚕の生息地を託される場面に続く芳子・絹子・詩織という新田の母娘三代が同じ祠で天蚕を見つめる場面が本当に印象的でした。効率的で安定的な生糸生産には育成にムラがない家蚕が最適でも、個体差が出やすい天蚕の持つ力は人を魅了するんだなと思いました。(エンタメ作品内であっても症病名を挙げての人物像のラベリングは慎重にしてほしいですね。文学的にもラベルを貼らずただその人を丁寧に描いた方が人物像が豊かに膨らむように思うのだけど)
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