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夫婦間における愛の適温 (暮らし 04)

感想・レビュー
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senobi
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ネタバレ杉咲花ちゃんがこの本について語っている記事を読み、本屋探しまわりゲットしました。「言葉の力」についての文、やっと読めた! くじらさん、の頭の中、私とは到底違うけれど、違ってステキなユーモアで、もっとのぞきたい
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ナオミ
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物事やたらと気にしすぎな人に薦めたい。自分と他人がそれぞれの性質を尊重しながら暮らしていくためには、相手に対する瞬間的な感情を発露させる前にいったん適温まで冷ましたほうがいい。配偶者の話題が多く、お互いHSP傾向がある。著者のように冷静な観察眼があったら無駄な喧嘩はないのかといえばそうでもないらしい。寛容さとは意思であるべきだという一方で、自己像を取り繕う白々しい振舞いに見えてしまうと腹立たしい。言動は良くも悪くも発信者がまったく意図していない受け取られ方をされるから、もうお好きにどうぞとしか言えないなー
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ぱん
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『小さな家に住んでいながら、半歩は外に出ている。自分よりはるかに夫のことが大切で、しかし夫と同じくらい大切なとのがたくさんある。夫にも、わたしと同じくらい大切なものが、たくさんあってほしいと思う。』 私には、あとがきにある、この一文が、 この本の芯のような気がしました。
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KAWAZOI
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答えがない感じ良かった
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然
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杉咲花さんのインタビューから。相手に愛を伝えるときや、友だちの痛みの前に立たされて言葉を失うときのために、知識の力であったり、言仰の力であったり、性愛の力であったりする「言葉の力」、その先にある言語化の大切さを身に染みて実感。
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ぱ
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エッセイ。面白かった!「常温」ならぬ「常愛」の話が好きだった。 夫の存在をひとつとばしに、代わりに夫の睡眠や、仕事や、家族や、身体をたいせつにする。夫の持っているものを、わたしが一緒に大切にする。それが、強すぎず弱すぎもしない、愛というものの適温ではなかろうか。 同感すぎる、頷きが止まらない。相手が大切にしているものやひとを尊重しわたしも大切にすること、それが大事だと思っていたが、愛の適温という表現がぴったり。
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かな
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本当に面白かった。向坂さんの他の文章も読みたい。 久しく短歌や俳句や文章を書いていなかったが、この本を読んでエッセイを書きはじめた。
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kawauso
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思ったよりも、ハードボイルド(?)なエッセイで良かった。ゆるやかな雰囲気ではない、人生をキリッと、時に面白おかしく描いていて、良くも悪くも読んでいて目がハッと醒める(寝る前に読めない)。愛情は、受け取るのも込めるのも自由であること、寛容さと正しさの両方を取ろうとする危うさ……など、この辺りの文章が好きだった。一番近い他者(夫や子)との関わりについて、改めて省みたり、「次はこうしたいな」と決意したくなる。妙な自己啓発本を読むよりも、襟元を正されるような、不思議なエッセイだった。
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ネギっ子gen
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【夫のへたなマッサージで、もっと気持ちよくなりたい】に、うぐぅ!となった、詩人の初エッセイ集。連れ合いは本書の題名を音読し「難しいな。元々結婚なんて気の迷いで、というか…勢いでしちゃったものだからね。愛って言ってもさ(笑)」と。著者は、<愛のことはなにもわからない。同窓会が愛ならば、愛なんて一個もいらん、とも思う。けれど、この半分の状態は、けっこう好きかもしれない。半分だけ、よそものである。ぐしゃぐしゃに揉まれながら、しかし観察している。小さな家に住んでいながら、半歩は外に出ている>と。この作家、推し!⇒
ネギっ子gen

【結婚式で、わたしはどうしてここにいるのだろうと思ってた】<『卒業』がひりひりと教えてくれるように、ラストシーンのあとにも、人生は続いてしまう。もちろん主人公の死で終わる物語もたくさんあるけれど、そうでないものもたくさんある。それならば翻って、わたしの人生の途上にも、死を待たずしていくつものラストシーンが訪れたっていいはずだ。それなら、どうせならいかしたラストシーンがいい。結婚式というのは、単に、それにはださすぎる>。結婚式とラストシーンといえば、映画『卒業』。ラストのバスの中の二人の気まずさが好き、と。

12/19 09:06
ネギっ子gen

【作った食事の写真を母に送ると「あなたの愛情が伝わるね。料理の力だね!」と】<詩人と国語教育という仕事をしていてときどき言われる、「言葉の力だね!」というやつにも、断固として反対したいと思っている。「言葉の力」といわれているもののほとんどは、知識の力であったり、信仰の力であったり、性愛の力であったりする。最悪の場合はそれが権力そのものであったりして、まるで信用ならない。「言葉の力」というときに、言葉そのものの話がされることは少ない。「料理の力」というときに、料理そのものの話がされることが少ないように>と。

12/19 09:07
3件のコメントを全て見る
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いつき
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最初の話とあとがきが良かった。「好き」に飲み込まれそうになったりそれでも自分を観察対象として描写し続けたり、その揺らぎの手触りがとても良いエッセイ。
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lyrical_otoca
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詩人の言葉に暗喩を求めないで素直に読んでくれ!!っていう冒頭を読んで「詩」への抵抗感がスッと落ちた。格好良く書こうと思えば書けるタイプの人が意図的にそれをしていないので、自己開示が多くても顕示欲に品があって良かった。
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ふなさと
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夫との暮らしを書いたエッセイ。共感する上に、私の普段の体験を言葉にしてくれているようで嬉しかった。ふと見たらすごく変な顔をしていることがあるけれど、やめてと言えないとか、料理は好きだが女だから好きなのだと思われたくないとか、自分は徹底的に調べて吟味してから物を買うのに、夫はポンとなんの思い入れもない物を買ってくるのがもやもやするとか、夫を大切にしたい気持ちを表現するために夫の布団を整えるとか。
じいじ

83歳の爺イには遅きに失した感がありますが、レビューを読んだら読んでみたくなりました。(笑)

09/24 06:23
ふなさと

じいじさん、全然遅くないですよ😆じいじさんには初々しく思えるかもしれません。ぜひ呼んでみてください!笑

09/24 10:00
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東雲
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まさか商業本のエッセイ読んでて「鼠蹊部に、クレジットカードを、通させてください!」って夫に土下座する人の話出てくると思ってなかった。その上「かくして、わたしのクレジットカード奇襲作戦が失敗に終わった」の次の段落が「ところでさいきん、自分が冷やご飯が好きなことに気づいた」だった。ところでにもほどがある。なのに最終的には「夫婦間における愛の適温」の話になり、あるべき場所にピッタリと収まるのだ。このセンスが堪らなく好きだ。これからも読み返したくなるだろう。たとえば、夫婦間における愛の適温がわからなくなった時に。
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はりっぽ
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少し背伸びした本選び。向坂さんのバランスいいなあ、割り切っていながらも面白がってる感じね
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。
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ご夫婦どちらもお互いを大切に思っていることが伝わるエッセイ。なんというか大切にするやり方が自分に似ているような気がして他の本も読んでみたくなった。
。

「できたら、夫を大切にしたいと思っている。それをぐっとこらえて、夫の存在をひとつ飛ばしに、代わりに夫の睡眠や、夫の仕事や、夫の家族や、夫の身体を大切にする。夫の持っているものを、わたしが一緒に大切にする。それが、強すぎず弱すぎもしない、愛というものの適温ではなかろうか。」

08/18 16:34
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ふぉちゅん
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選書本。エッセイ。なんだかんだいいつつも仲の良い夫婦の関係性が見えてほっこりします。なんだか拗らせてる感じも見受けられて、旦那さんからの愛情の方を強く感じました。
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ナベチ
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ネタバレ「あっ、ごめん…おいしかったから、食べさせてあげたかっただけで…」「オッケー、愛情だけ受け取るね」(16)このやり取りが大好き。愛愛愛ってしなくても混ざってくものだし、それをすきな時に軽やかに受け取って良いのだ。◆多少反抗しても、私なりに判断して料理はきちんと食べた。それを「料理の力で家族が円満」と解釈されることがいやだった(137)◆料理とは離れたところに、それでいて同じ時の上に、布置するようにして愛情もまだある以上、夫は好きなときに好きなように愛情を受け取ることができる(141)
ナベチ

◆いや、愛情というのは、生まれたあとはもう勝手にあちこたに混じっていってしまうものなのかもしれない(142)◆好きなものしかなければいかに散らかっていてもなんとなく全体がうれしい感じにまとまる(177)◆外がの観察者でいるのではなく、できごとのなかにぐしゃぐしゃにまみれていながら書くことはできるだろうか(201)

07/18 12:53
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仙石さんは赤髪
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向坂さんらしい、鋭利で怜悧な言葉で貫かれた、夫と自身の観察日記だった。ブログの頃のような破壊的な怒りから、静かに突き刺すような筆致に変わったと感じた。でも、どちらの文章も好ましく思う。『違国日記』の槙生ちゃんのことを思い出した。
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み〜ちゃん
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ネタバレおもしろいエッセイだった。とても刺さるところもあったし笑えるところもあって好き。「論理というのはむしろ、混沌とした事象にどのように線を引くか、ということであって、それは凛と立つ主観そのものではなかろうか」の一文に確かになぁと共感した。寛容さのお話は痛いとこ突かれた気持ちになった。
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朝
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ネタバレキラーラインだらけ 私もペアとして結ばれている相手に対する自分のあり方や関係性を考えてしまうので、なるほどと思いつつ読んでいたら、それは愛じゃないと言われてあ、そうなのとなった タイトルがたまりませんね
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ぺん
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ネタバレ詩集だと結構シリアスというか、強い問題意識を持ったクールな方、という印象でしたが、このエッセイではユーモラスな一面も窺えそうで、興味深かったので手に取りました。ひとりでぐるぐると考えすぎて、相手のことが見えていない行動や言動になってしまうことがままあるので、赤裸々に語られるコミュニケーションの試行錯誤が刺さりました。また折に触れて読み返したいです。作中掲載の詩、「目のあわない距離」がとてもよかったです。
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サトミ
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そのうちまた、次のラストシーンがやってくる。できればそれも、なるべく中途半端で、ひとりぼっちで、いかしたのがいい。 暮らしより大切なものがあるから、暮らさざるをえない。暮らしの誘惑、小さな人間関係のなかへ閉ざされていくことの誘惑に時にかたむき、にらみつけるようにして。
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み
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賢く面倒な著者。まどろっこしい夫婦の会話が羨ましい。
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石橋陽子
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京都の誠光社(独立系本屋さん)で購入し、そのまま文学フリマに行くと、著者の向坂くじらさんがいらしてサインを頂いた本。ことば舎という塾をされているらしく、文章の書き方の勉強になる本でした。それだけでなく、夫との関係性実に面白く 腹を抱えて笑うほど。ハイジニーナちゃんの話しなんて図書館で読んでいて吹き出しそうになった。観察眼が素晴らしく、それを文章にする能力がピカイチ。心で思うことをこんなにも適切に文章に落とし込めるなんて。お勧めです。
CABIN

夫婦間の愛って何なんでしょうね。時間が経つと若い頃の恋愛感情は全く無くなり、親子の家族愛みたいになってしまうのは私だけでしょうか?

04/21 20:01
石橋陽子

CABINさん、いやいや私もそうですよ。でも、子どもは血が繋がってる、夫は繋がってないという差はありますꉂ 🤭この作品は全然違う観点での夫婦間で、観察が高じて笑っちゃいます。実際お会いしたくじらさんが変わっている方なのかもしれません。

04/21 20:14
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ゆうみ
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(多分、)同い年の人のエッセイ本。「国語教室ことぱ舎」代表とな。都会には国語を学ぶための塾(?)があるのか…知らなかった。通わせる親の想いってどんななんだろう、それとも子供の側が行きたいと言い出すのか?…とにかくエッセイの内容は、共感できたりまったく分からなかったり、面白かったり飛ばし読んだりした。著者は国語力が高いから、生活しながらいろいろと考えが溢れてしまうんだろうけど、ご自身が思っている以上にきっと器用でいらっしゃると思う。
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すけんこ
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口が達者のはわかったけど、おもしろくなかった。でも誰が悪いかはもう分かってる、村上春樹と穂村弘が言葉を手足のように(手足よりも)うまく使いすぎてて、ちょっとやそっとじゃ感銘を受けられなくなった
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みつけるちゃん
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別人格の二人が添い遂げるということは、妥協し歩み寄っているようでいて、世界を広げてもいるのだと感じた。筆者夫婦は、夫の合理性と妻の無頓着が奇跡的に合致する点で結ばれ、結婚後に消化不良を起こし、熱すぎない適温の愛を探す。苦手なものを一度克服すると「食べられる」を通り越し、周辺含め大好物になれるという彼女たちは、カレーひとつとっても、夫婦の嗜好の妥協点を探る過程で“当たり判定”を広げていく。共同生活によって、一人なら克服の必要がなかった「苦手」に出会い、結果として人生が豊かになるというのは良い夫婦の在り方だ。
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文庫担当
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何が書かれているのかよくわからない部分もありましたが、共感する部分も同じ程度あったと思います。結婚したりパートナーを作る予定がないからこそ、夫婦という関係には興味があって、それはいつも「自分には無理だ」と確認するために実態を知りたいと思うからなのだと思います。特定の好きな人を大切に思うから傍に居たい人もいれば、大切に思うから離れて想っているだけにしておくという人も居ます。どちらもやさしくて、どちらもエゴイスティックです。ただ、思いもよらない何かが生まれるのは傍に居ることを選んだ場合なのかな、と思いました。
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nekomurice
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☆☆☆
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あるぱか
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詩人の方が書かれた夫婦に関するエッセイ。夫婦といえど色々な形があるんだなぁと。文体が独特で面白かったです。そもそも愛ってなんだろう、どうやったらできるんだろうと思わされながら読みました。
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Natsuko
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同年代女性による,倦怠気味の夫へのオモシロ愚痴エッセイかと勝手に思って読み始めたら・・・著者は結婚3年目のお若い方。国語教室ことぱ舎を開設されているとのこと、確かに言葉に対するこだわりが感じられるが、それよりなによりこじらせてるな~と。私の頭の中のこじらせカテゴリー女性作家(4~5人在籍)の中では最年少か。小難しくあれこれ言っていても、結局ご主人のことが大好き、惚気てるだけという声も聞こえてきそう。二人にしか分からないノリでなんだかんだ楽しそうな毎日。この夫婦、中年になったらどうなっているかなぁと楽しみ。
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しゅんぺい(笑)
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個人的にはかなり稀に見るレベルのおもしろい文章。エッセイっていかに個別的なものを普遍的なものに広げて書くかみたいなものやと思ってるねんけど、これはすごかった。そんな細かい場面をそう表現するか、という感じ。内容に出てくるセリフがタイトルになってるのもあったかくて好き。書籍のタイトルに選ばれている話も、読んだあとにそれがいちばんいいな、それが選ばれてよかったなって思った。愛情って、大きいだけじゃあかんから難しい。
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かすみ
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立ち読みで「ごめんね、ハイジニーナちゃん」をぱらぱらとめくって、買わねば!と思った。私は論理的に考えることが苦手で、それを正しく出力することも苦手だ。読メの感想もだいたい毎度苦しくて、順番を守ること・本当であること・華美でないことを守りたいのでこんなことしか記録できない。くじらさんが書く文章はこの約束事が守られている気がして、読んでいて気分が安らかだった。愛は、その入力と出力をいつでも自在に調整できるというものでは無さそうだけど、PDCAというか、果敢に挑戦していくとバチっとはまるポイントが見つかりそう。
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亜希
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詩人である向坂さんのエッセイ。主題は”夫婦”と思うけれど、ご夫婦の話以上に向坂さんと国語教室の生徒さんとのやりとりが好き。オモシロ珍解答の”ショート”には笑ってしまった。私だったら100点をあげたいし、点数はあげられないけれど花丸!と言ってくれる先生がいたらいいな。「結婚して二年になるが、遊びで愛をやっているわけではない」に首肯し、でもやっぱり私は「そっちでいくのかよ」「卵なら、いけます!持ってきてください!」などの言葉にそそられがちなので、題名に対するアンサーは、おそらくまだまだわからないままでしょう。
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鹿乃子
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詩人で国語教室を運営している著者が、小気味よく美しい日本語で綴ったエッセイ。エッセイは苦手なのですが、『夫婦間における愛の適温』というタイトルにやられました。夫との関係について書かれていて私も何かヒントを得られるかと思って読み始めましたが文字を追うだけで満足の一冊でした。とても良かったです。語彙力がなさすぎて泣けますが、個人的に春が好きでした。同世代がこのような文章を紡げることが羨ましくて仕方ありません。百万年書房さん、初めて知りましたが素敵な書籍をありがとうございます。他も購入します!
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ゲンタ
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世の中で起こっている人間関係のいざこざの多くは、それぞれの温度差によって引き起こされているものが少なくない。 本書は主に夫婦がテーマのエッセイ本。夫が買ってきた何の変哲もない急須とか、どこにいったか行方不明の800グラムの肉とか、目の付け所が面白い。そんな小さなことをそこまて広げる?どこまで深堀る?そんなに考察する?と、展開に唸りながら楽しみました。
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hiace9000
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自分の半歩外側から、自分とは明らかに異なる「夫」と自分を俎上に載せ、夫婦はもとより家族・知人との「愛の適温」とはなんぞや?を卓越の観察眼でもって省察し、哲学的考察を交えた美しく的確な文章力で綴る、諧謔心満載の絶妙エッセイ。137文字を一気に繋げてしまいましたが、この作品ほんとお薦めです。一気ではなくチビチビ読みがいい。私は読了までに間5冊挟みました。夫婦ものエッセイ?と侮るなかれ。甘口、辛口何れでもない、まさに旨口です。人と人の間の見えざる空気を鮮やかに文字で表出し可視化する手腕は、さすが詩人!見事です。
hiace9000

強すぎず、弱すぎもしない、愛の適温とは…。その見解に「おーっ」。でも確かに「それもまた考え過ぎでしょ」なのだが、その会話の距離感までもが心を温めてくれる。

12/02 11:17
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まなみ
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夫の持っているものを、わたしが一緒に大切にする。それが、強すぎず弱すぎもしない、愛という適温ではなかろうか。ここが共感できるし、好き。全体を通して、夫婦の会話と関係性が良かった。
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高尾樹和
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北川修一さんの本に度々、おすすめで載っていた向坂さんのエッセイ。国語教室をされているぐらいなので、文章力がとても高く読んでいて気持ちよかった。印象に残ったのは「そっちでいくのかよ」。僕も寛容でありたいと思うが、実は「でもね…」と自分の正しさを相手に押し付けてしまっていることがあるなと共感してしまった。面白い本でした
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fumi
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同世代の方が記したエッセイが読みたかった。同じ時間軸を生きてきた人の、出来るだけ新鮮なものと触れ合いたかった。そんな中、偶然本屋さんで最高のマッチング。タイトルと著者紹介を見て、運命だと思った。私は、結婚を迷っている。だからこそ、夫婦間における愛の適温を知りたいと思った。筆者と夫さんとの空気感が心地よい、1人と1人が、同時期に好きになったから構成される夫婦って愛おしい。私も「このカレー」を見つけたい。結婚、試してみようか。案外しっくりきたりして。
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