読書メーター KADOKAWA Group

蜘蛛の糸 (280円文庫)

感想・レビュー
123

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ホームズ
新着
ネタバレ『鼻』『芋粥』『蜘蛛の糸』『杜子春』『トロッコ』『蜜柑』 『羅生門』 『蜜柑』は何度読んでも何故か胸がキュッする。 三浦しをんのエッセイが良い。
0255文字
はこちゃん
新着
芥川龍之介作品の文庫本はたくさん出版されていますが、マイ本を再読。どの話も短篇でさっくり読めるものの、核となるようなハッとさせられる一文があります。原文のままなので、より作者の工夫を感じることができます。ただ、大人になってから出会った「藪の中」が収録されていないのだけが残念。
0255文字
柿の種
新着
昔読んだ本です、整理のため登録しています。
0255文字
m
新着
ネタバレ「羅生門」は教科書ぶりの再読か。勝手に老婆は殺されるものと思っていたが、服を剥ぎ取られただけで良かった。他は初読み。しをんさんの解説が小気味良い。
0255文字
不眠症
新着
羅生門は高校で習ったけどやっぱり後味が悪い。個人的には「蜘蛛の糸」と「杜子春」が好きだった。
0255文字
☆たた☆
新着
こどもの頃に「まんが日本昔ばなし」で見た「蜘蛛の糸」が怖すぎて結構大きくなるまでおびえてたなー。本で読んだ時の想像を凌駕する恐怖映像だったのよ。
0255文字
すずめ
新着
文章表現がうますぎる。この頃の文章、現代小説はと違った良さがあるよな。
0255文字
あきら
新着
すぐ読める。読みやすい
0255文字
優希
新着
名作揃いでした。教科書に載っているような作品ばかりなので親しみが持てます。一度は読んで損はないと言えるでしょう。おさめられている作品がどれも好きです。
0255文字
しほ
新着
収録作品:鼻/芋粥/蜘蛛の糸/杜子春/トロッコ/蜜柑/羅生門。 蜜柑が読みたかったのですが、他も読みました。蜜柑は読んだことなかったのに、情景が見えるような作品でした。突然の爽やかな気持ちになれたことにびっくりした。 芋粥はすんなり理解できなかったのだけど、解説読んでなるほどそういうことかと。そう思うと非常に罪深い話なのだなと思ってしまった。
0255文字
スイカさん
新着
ああ、カンダダよ、自分だけでなく他の罪人も助ける気持ちがあったなら、御釈迦様の心に届いたものを、
0255文字
つぁんじぇん
新着
短編名作が読めてよかった。 杜子春、蜜柑、トロッコなど、子供の心情が描かれているものが多い
0255文字
アルパカパッカー
新着
教科書で一度は読んだことのある名作短編揃い。自分は杜子春が一番好きでした。
0255文字
Heidi
新着
ネタバレ【蜘蛛の糸】 こちらは地獄の底の血の池で、ほかの罪人と一しょに、浮いたり沈んだりしていた犍 陀多《かんだた》でございます。 ここへ来てから何年にも出した事のない声で、「しめた。しめた。」と笑いました。 「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸は己《おれ》のものだぞ。お前たちは一体誰に尋《き》いて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」と喚《わめ》きました。 【蜜柑】 私は頬の赤い三人の男の子が、目白押しに並んで立っているのを見た。彼等は皆、この曇天に押しすくめられたかと思う程、揃《そろ》って背が低かった。
0255文字
チューリップ
新着
国語の授業で読んで以来、自発的に読むのは初めてな芥川龍之介作品。昔の小説は読みにくいというイメージをどうしても持っているんだけどこんなにとっつきやすかったんだ!とびっくりした。分かりやすいし短編なので難しくないけど面白い。蜘蛛の糸とか鼻は小学生の時にアニメでも見た事あるなと思い出した。トロッコが好きだったんだけど、思わぬ所で一人放置されるような状況になった時の不安感とかは子供の頃に読んでたら凄い共感出来ただろうなと思った。
0255文字
やました
新着
今まで国語の授業のときすらまともに読んでこなかった芥川作品。なんとなく買って読んでみると思いのほか面白くて驚いた。この本の中だと特に「鼻」と「芋粥」が好きかな
0255文字
ぷるぷる
新着
子供は受験用に読んでましたが数十年ぶりの芥川竜之介は何とも言えない面白さと味わい深さでした。「鼻」は教科書あった気がますが傍観者の利己主義は今でも納得。「蜘蛛の糸」の話の中心は地獄ではなく極楽だったとは思ってなかった。「羅生門」は全然違う話を勘違いしていた。昔は何言ってるのか分からなかった「蜜柑」は明るいんだか暗いんだか分からないのは変わりませんが、こんなに感動を呼ぶ話だったのかと驚きです。三浦しをん氏の解説も芥川の作品のポイントは説教臭さではなく表現の美しさであると仰ってまして正に的を得た感じです。
0255文字
あかいちゆういち
新着
三浦しをんさんのエッセイもよかったな〜
0255文字
haruka
新着
三浦しをんさんのエッセイまで含めて全て良かった。 中学時代に学校で羅生門を読んだとき、「えーこんな気持ちがコロコロ変わっちゃうの??」と疑問を抱いた記憶があったが、今なら下人の心情も分かる気がすると思った。 「蜜柑」は初めて読んだが、情景描写が美しくて好きな部分は何度か読んでしまった。こんなに芥川龍之介の作品が好みだとは自分でも思わなかった。 他にもいろいろ読んでみたいなあ。地獄変とか……
0255文字
チロル
新着
図書館本。『蜘蛛の糸』含め『鼻』『芋粥』『杜子春』『トロッコ』『蜜柑』『羅生門』の7作品が載っています。どれも短編集だから読みやすいけど、『芋粥』『杜子春』は少し長めで読めてない(^^; 『羅生門』は学生時代国語の授業で習ったし、『蜘蛛の糸』『鼻』も別の授業(選択学習?)で習った気がします。とても懐かしくて、新たに読んだ『トロッコ』も少年のちょっとした冒険談で楽しめました! 一先ず、読めずに返却しそうなので感想まで。P.S.『羅生門』少しお話し忘れてたから、再読できて良かった♪音読の宿題、よくしてたなぁ。
0255文字
蝦
新着
芥川の著名な作品が並ぶ。どの作品も良いが、やはり「蜜柑」が素晴らしいなぁと。
0255文字
Holden Caulfield
新着
「蜘蛛の糸」 昨年暮、フタバ図書に行った時に、 以前から「羅生門」を再読したかったので購入、 (ハルキ文庫の280円シリーズは初めてかも?!) 流石に原書で「羅生門」「杜子春」等 読んだ事はないが、芥川の翻案は、ある意味、原書を超えた作品なのだと思う、 「蜘蛛の糸」は、「カルマ」からなのか「カラマーゾフの兄弟」からなのか? 近いうちに「罪と罰」を再読したい、 それと「蜜柑」も再読できて本当に良かった、
都丸太町タマちゃん

すてきですね。

01/05 13:51
0255文字
都丸太町タマちゃん
新着
ネタバレああそういうはなしとはおもわんだなあ。。あれ。。
辻村深月FAN♡

↑ネタバレ表示いれて再投稿しました。失礼いたしました。m(__)m

11/17 08:56
都丸太町タマちゃん

ありがとうございます。

11/28 02:48
5件のコメントを全て見る
0255文字
緑
新着
エッセイの三浦しをんさんの解釈が響いた。芥川の作品に描かれているのは、人間やこの世の皮肉と理不尽である。教訓譚といってもいい。たとえば『鼻』は「コンプレックスは周囲からの態度で生まれるものであるし、あなたはそれを気にすべきではない」、だし、『芋粥』は「憧れは憧れのままのほうが美しい」、だし。だけど、芥川の魅力はもっと深いところにあり、それを私は上手に言語化できないけれど、三浦さんの「不可解な、下等な、退屈な人生を敏感に感受した芥川だからこそ、希望や救いをかけた」という表現はとても納得した。
0255文字
TrueColors
新着
子供の時、『蜘蛛の糸』『羅生門』は白黒で全く色のないイメージだったので、表紙を見て「えっ、カラーでいいの?」と心底びっくりしたのがきっかけで再読、それ以外は初読。心のざわっとする部分も、淡々と書かれていて、小気味よく読めた。以前は怖くて怖くてたまらなかったので、『蜜柑』『杜子春』の方と先に出会ってたらなあ。
0255文字
*みかん*
新着
2019年6月25日 読了。 ハルキ文庫にて、何度目かの芥川龍之介を再読。 昔読むのと歳を経て読むのとは 感じ方がやはり違うものですね。 描写がよい。 残ったお話。 「蜘蛛の糸」 「杜子春」 小さい頃は絵がトラウマになりそうで、思い出しました。今回も。 「トロッコ」 主人公の幼き日の心情が手に取るように景色描写と共に分かり幼き日の心細さを思い出します。 「蜜柑」 泣きたくなる程胸にくる高潔で美しきものと鮮やかな蜜柑の描写。 「羅生門」 緊迫感ハンパない 解説が三浦しをんさん。
0255文字
なべ
新着
蜘蛛の糸をモデルに作られた話というのはたくさんあると思いますが、やはりオリジナルが淡々としていながらも上と下の世界の違いという残酷さを最もあらわしているのではないかな、と。
0255文字
とある
新着
皆、この罪人みたいなもんよね。
0255文字
JUN
新着
彼の作品をキチンと読むのは初めてかもしれない。「鼻」、「芋粥」、「蜘蛛の糸」、「杜子春」、「トロッコ」、「蜜柑」、「羅生門」が収録されている。どの作品も短い文章の中で、非常に印象的な物語が展開される。「蜜柑」が一番好きかな?
0255文字
しょう
新着
ネタバレ表題の「蜘蛛の糸」を含む短編集。情景描写の美しさもさることながら、時折クスリともさせられる。個人的には蜘蛛の糸が一番好み。
0255文字
まちゃ
新着
犍陀多の一連の行いを通じて人のエゴや善悪など倫理的な主題が展開され冒頭部分である日とぼかし御釈迦様の登場により現実と虚構を分かつ敷居が明確になっている。全体的には仏教道徳を根底に救いの手を差し伸べられたが自身のエゴイズムによりそれをとることができなかった教訓と解釈した。
0255文字
Fujiji
新着
小6読み聞かせ2冊目。 読み聞かせ用にアレンジされているもので朗読。 「イメージしながら聴いてね」と言ったら目つぶって聴いてる子いたけど寝てないよね笑
0255文字
book_stock
新着
蜘蛛の糸は名作。蜘蛛助けたからと言って悪いことが帳消しになるわけではないけどね。他人を蹴落としてもろくなことがないとわかる。芥川の小説は何かを示唆しているものが多いなという印象でした。
0255文字
ゆう
新着
小説を読むようになったのは最近なのでこういった昔の文豪の作品を読むにはまだまだ初心者だなと痛感した。話の流れは何となく理解できるけど、もう一歩踏み込んで堪能するには私にはまだまだ読書の技量がないと思った。もっと本を読まねばと反省。
0255文字
柚木
新着
カンダタにとっては、簡単そうで難しい試練だったね。
0255文字
あいくん
新着
☆☆☆この短編集には「鼻」「芋粥」「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」「蜜柑」「羅生門」が収められています。 解説は三浦しをんさんです。 三浦しをんさんは子どもの頃、芥川竜之介の作品は説教くさいと感じていたそうです。 大人になって読みなおしてみて、自分は間違っていた、芥川竜之介の作品は説教くさくはないと思い直したということです。 芥川竜之介の文章は情景が目に浮かぶところに魅力がある、登場人物の感じていることも自分もその場にいるように伝わってくるところが作品のすばらしさだと、三浦しをんさんは言います。
あいくん

「蜜柑」のラストには希望と救いがあります。 奉公先に行こうとする娘が見送りにきた弟たちに蜜柑を投げてやります。 「私はこの時はじめて、いいようのない疲労と倦怠とを、そうしてまた不可解な、下等な、退屈な人生をわずかに忘れることが出来たのである」という末文には希望と救いがあります。 芥川竜之介は善良な人です

02/03 06:44
あいくん

「羅生門」のテーマはエゴイズム(利己主義)ということですが、「鼻」「蜘蛛の糸」「杜子春」にも利己主義は描かれています。 「杜子春」にみられる母の愛、「蜜柑」にみられるきょうだいの愛も芥川竜之介は描いています。 芥川竜之介は、つつましく正直に生きていこうという庶民に共感を寄せていると思います。

02/03 06:45
0255文字
奏
新着
★★★★☆表題作を含めた7編の短編集。「鼻」「芋粥」「羅生門」など、教科書や授業で扱われていた作品もあるけど、一冊しっかり読んでおこうと思って。独特な鼻をもつ内供の葛藤、自分だけ助かろうとするカンダタなど、人間の利己的な部分や、他者に対しての羨望・妬みみたいなものが主題になってるのかな。巻末に三浦しをんさんのエッセイがあって、こんな捉え方もできるのか!と気づけた。どれも大正時代の作品だけど、人としての道徳的な訓えとか気持ちは、時代が変わっても変わらないのかもしれない。
0255文字
咲沢魅守
新着
大学のゼミの課題本だったため読んだ。今まで芥川作品はいくつか読んできたが、本当に情景の描写や感情の描写が巧みである。『トロッコ』の漠然とした不安感からの迫るような怖い感情、三浦氏のエッセイにもあったが『蜜柑』の一生懸命にその時を生きるあたたかな情景、他の作品でも細かな動作の描き方など、参考になることが多くあった。
0255文字
全123件中 1-40 件を表示
蜘蛛の糸 (280円文庫)評価77感想・レビュー123