読書メーター KADOKAWA Group

感想・レビュー
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moonanddai
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以前から読もうと思っていたものです。文系頭の私ですので、この本の面白さをどこまで堪能できたかははなはだ疑問なのですが、(解説にもあるように、EQMMにも書評が載ったとのことですが)「体裁」としては「推理」小説のような味わいがあります。死体が発見され、犯人捜しというよりは、なぜ死体がここにあるのかという謎に、様々な(科学的)解釈がなされ、そして最後には関係者を一同に集め、「さて諸君」となる…W。これを読みながら、(トリックと言っていいかどうかはなんですが)東野圭吾の「名探偵の掟」の一編を思い出しました。
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菓子折
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SFでありながら重厚なミステリで、映画でも観ているような読書体験だった。序盤が難しすぎることさえ耐えられれば、謎に次ぐ謎でページを捲る手が止まらなくなるほど面白い。「仮想空間計画」くらい面白かったな〜と思ったら同じ著者でした(何も知らない…)。 自分のようなド文系人間には逆立ちしても書けない内容だが、豊富な科学知識に裏付けされた良質なSFに読者として触れられることが嬉しいなと思った。果たして自分にどこまで理解できているのか怪しいが。
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ニミッツクラス
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80年(昭和55年)の340円の文庫初版。初版背表紙には新番号(SFホ-1-1)がまだ無く、加藤氏のカバーも豪華に表裏一幅で、邦題は黄色となる。近年読メの課題図書にもなったから多言無用だが、45年も前に読んだのかと思うと、本書が古典に片足入っているのと同様に自分自身がロートルになった事に愕然とする。キャンベル、ヴォクトやクラーク等の統合科学を基に、とんでもSFを理詰めでグイグイ押し込んでくる知的性善エンタメ。原題Inherit the Starsを受けて、人類のメンタリティの根拠に涙腺緩む。★★★★☆☆
ニミッツクラス

創元推理文庫SF(当時) 211.神の剣 悪魔の剣(RAルポフ) 212.一千億の針(クレメント) 213.ロボット戦争(ハリスン) 214.クレイトスの巨大生物(エイヴァリー) 215.究極のSF(ELファーマン&マルツバーグ編) 216.星を継ぐもの(本書、ホーガン) 217.シャーロック・ホームズの宇宙戦争(MWウェルマン&Wウェルマン) 218.タンタロスの輪(エイヴァリー) 219.未確認原爆投下指令(Eバーディック&Hウィーラー) 220.南海の秘境(バローズ) 以上

02/07 10:39
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MithraHakusai
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ネタバレ傑作SF小説
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どすこいおむすび君
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5万年前の人類の死体が月で発見された、というところから始まる。 冒頭の「これいる?」と辟易する科学技術の説明を乗り越えると、史上最大の謎に取り組む科学者たちのドラマが絡んできて物語に熱を加える。そして論証。様々な専門分野の知識にて論証が為される。筆者の深く広い知識にはひたすら舌を巻くしかない。 しかしそれでも解けぬ謎。一体どこに着地するんだ。 最後の方のどんでん返しは、理解するのに3秒ほど要した後、電撃のように そうか!と叫んでしまった。 そして読者にしか分からぬ小骨もひとつまみ。良い読書体験だった。
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nao
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緻密な設定があり、それらが少しずつ謎が明らかになってゆく。 シリーズものらしいので、最後まで読みたくなるには十分な1作目。
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ようへい
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★★★★★
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シロうさぎ
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月の洞穴で、5万年前の宇宙服を纏った死体が発見さた事を発端に、我々人類創世の謎に科学者達が挑む学術理論押せ押せのハードSFです。最近のスペースオペラ的な軽さで読むにはちょっと辛いかもですね。哲学的背景を主としていた時代において異色の作品だと思いました。面白いのは、スターウォーズといった全く趣の異なる作品が同時期を境に出だした事でしょうか。ある意味、SF変換期にあたる貴重な作品かもしれないなと、楽しく読ませていただきました。
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yoshi
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ネタバレ何度も冒頭を見返したくなるSFだ。 このいたいは誰なのか? それだけで一冊科学的に解明していくのには恐れ入った。 ラストのダンチェッカーの仮説にも度肝を抜かれる。 論理立てて話されるとスッと胸に落ちるものがあるがさすがにすべては理解できなかった。。 100版以上される理由は確かに物語としてのミステリー性が優れているからだと思う。
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えか
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ここのレビューだけで何千もあるこの作品に、これ以上、作品の感想で付け加えるものなどない。もし、あなたが、友人から「面白いSFを紹介してくれ」といわれたら、この作品と、ディックの「ユービック」を紹介したまえ。友人が、この作品を気に入ったら、ハードSFの他の作品を、その人はきっと気にいるであろう。ディックを気に入ったら、哲学系SFを読めば満足するだろう。両方とも駄目な場合は、SFそのものに耐性がない人なので諦めさせた方が早い。なのでここでは、今回読んで、思いついた、作劇テクニックについて、語ろうと思う。
えか

ぴらさん、これは、読んで損はないよ。しっかりと、一行ずつ読んでいけば、最後に大いなる感動に包まれること請け合い。早速、本を拡げてみよう!

09/04 20:52
ぴら

今読んでる本読み終わったらさっそく手にします🙌

09/04 20:59
26件のコメントを全て見る
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mon
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魅力的で壮大なストーリーの大作SF。主人公はプロジェクトの中心的な人物なので、様々な研究領域の最先端を前線で知る疑似体験ができ、知的好奇心が刺激された。
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そら
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★★★
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ゆゆ
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ネタバレ題名の通り星を継いで、継いだものたちがその痕跡をたどって過去にいた人に思いを馳せて行動して…ロマンがいっぱいでおもしろかった
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ihatov1001
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月面で宇宙服を着た正体不明の遺体が見つかった。そしてそれを調べると今から五万年前のものであることが判明した…という発端からすでに非常に面白く魅力的なサイエンスフィクションです。その遺体はチャーリーと名付けられ、科学者から歴史学者、言語学者に至るまでさまざま分野のトップリーダーたちの研究の対象となり、宇宙そして生命の謎の一端に迫るミステリ要素もあります。特に最後の伏線回収の妙は見事でした。
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はたんしか
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現代の化学文明の方が当時この本が出された1977年より進んでいるはずだが中で繰り広げられる科学の論争を展開していく中で矛盾など感じることが少なく理路整然としており割と納得できるような内容に驚いた。 物語の中で謎が解明されたと思った直後にまた新しい矛盾点が生じ、2転3転と展開していく内容が読み手のこちら側も一緒に思考してしまい時間を忘れて一気に読んでしまった。
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プトシ
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ダンチェッカーがかわいい
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suikasei
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一気に読み進めた。壮大な世界観。実際にこの歴史があったのでは?と思う。ハントが木星をみてでた感想に心打たれた。いい作品だった。
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ヨックムド
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読書会課題本。10数年ぶりの再読だったが1mmも覚えてなかった。参加者の皆さん、けっこうみんなもごもごしていて安心した。何だったのこれ?と狐につままれた感じの読了感がSFならではの楽しみ方だと思っているので、これでいいのだ。けっきょく星を継ぐの星ってどれ?継ぐって何を?
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蚊蜻蛉
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現実に根ざしたSFという感じがして面白かった
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ささかまん
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月面で宇宙服を着た人間の死体が見つかった。しかも、その遺体は5万年前であることが判明する。。というあらすじで、様々な分野の研究者達の叡智を結集して謎を解明する話。作品内で語られる仮説は本格的すぎてついて行くので必死。。それでもクライマックスで2人の天才のバトンリレーで出した結論はS"F"どころか最早事実と思わせるほど見事なもので、並行して読んでた「サピエンス全史」とも絡んできたので痺れました。虚構かもしれないけど、ホモサピエンスは偉大なり!!続編も読みたいです。
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jam
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ネタバレルナリアンは想像を絶するような地獄を生き抜いた。自分達が馴れ親しんだすべてもろとも、惑星が頭上の空で弾け飛ぶのを、水も空気も生命のかけらもない、放射能で汚染された砂漠をあてもなく彷徨い、惑星の破片が雨霰と降り注ぎ、多くの仲間たちが下敷きとなって死んでいった。食料と生命維持装置の酸素が尽きるまでが彼らの寿命だった。最後の生存者たちは絶望の中、未知の世界への片道切符として藁を掴む思いで地球に飛び立った。 チャーリーの謎を解明する中で、我々の祖先にリスペクトと感謝の気持ちが湧いてくる、そんなお話 (★★★☆☆)
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tachibana
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さすがに面白い。小説というよりはドキュメンタリーとかの面白さ。
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まころ
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ネタバレルナリアンのチャーリーとコリエルの物語と言っていいのだろうか。 月で見つかったほぼニンゲンが果たしてなんなのかを見つける物語。SF要素もたくさんあるが恐らく謎解きの感覚が強く、なぜこれまでの話と矛盾するのかを丁寧に読んでいえる作品だと感じる。 特に巨人の件が出てきたあたりから、チャーリーがコリエルを巨人と呼んでいた理由やコリエルが本当に地球にたどり着いていたことなど、エンタメ性もバッチリ確保されていて読了後まですっきりして終われる作品でした。
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kuro
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とても上質なサイエンス・フィクション。1970年代に書かれているのに、今読んでも全然古くなく、とてもワクワクした。月面から5万年前の死体が発見されるところから引き込まれて、最後まで楽しく読了。パラサイト・イヴを読んで理系を選んだ10代の自分に読ませてあげたいと思いました。
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わたなべよしお
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 名作として知られているけど、評判に違わない面白さだった。70年代後半の作品だが、今でも全然、通用する。宇宙服を着た現生人類の遺体が月面で見つかる。亡くなったのは5万年前とわかる。一言で言うと、この不可思議な事態を巡って展開される謎解きがストーリーだ。この謎解きが実に知的でスリリング。現時点では既に違うと分かっていることもあるが、それでも、なるほどと思わせる。是非とも続きが読みたくなった。
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inotashi
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40年以上も前の作品だが今読んでも全く色褪せない。科学を使った推理はその分野が広くてとても面白い。
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黒木文庫
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1970年代に書かれた超大作SFミステリー。月面で発見された宇宙服をまとった死体。彼は5万年前に亡くなっていた。時代感を感じさせることなく、緻密な構成で描かれたストーリーに吸い寄せられる。
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カラス
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ハードSFということでなんか難解そうだなと思っていたが、そんなことはぜんぜんなく、素朴なワクワク感に満ちた胸躍る小説だった。先が気になって読む手が止まらなくなり、ほぼ一気読みしてしまった。構成はミステリに似て、謎の提示・推理・解決で終わるというスピード感あふれる構成で無駄がない。ミステリ好きな自分の場合、このミステリに似た構成も読みやすかった理由の一つだと思う。特に推理パートが抜群の面白さで、色々な知識学問を動員しているにも関わらず妙に読みやすく、読者の興味をぐいぐい引きつけてやまない。続編も絶対読む。
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perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
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ネタバレ1977年著。ハードSFの古典とのこと。 最初は月面で見つかったOパーツ的な何かかと思いきや、進化論や人類の起源、さらには月についての壮大な内容となった。これぞSFの醍醐味。 科学的には本作の説は「あくまでフィクション」になるのだろうけど、ストーリーを後景に押しやってまで科学者による謎解きを貫いた展開は面白かった。→続く
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺

日本のインディーズ・プログレッシヴ・バンドであるptfの4th『Genesis of the Stars』が本作をイメージしたコンセプチュアル・アルバムということだったが、短い手記と考察の合間からガメニアンの歴史を想像してみよう。あるいは続編にその描写があるのかもしれない。美しいメロディを持つインストゥルメンタルはドラマチックに展開して情景を沸き立たせ、サブタイトルでおおよそ見当が付く。 それにしても最後の辺りは科学万能感というか人間賛歌というか、危なっかしい。

04/07 21:29
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カエル子
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ネタバレ2022年のノルマ本5/26冊目。旦那が勧めてくるのをスルーしてきた一冊ついに読了。おもしろかった。1977年に出版された著者のデビュー作。当時からおよそ50年後の未来(つまり今から5年後くらい)に、5万年以上前に死んだ人類クリソツな生物の死体が月で発見されるというプロローグ。木星でも、その地中深くに別の生命体の痕跡と宇宙船の残骸が発見されたりなんかもしちゃう。宇宙と人類の歴史に迫る学者たちの本気を追いかけていった末に、コリエルが地球に到達していた証を川に放るアホ学者が登場して終わり。悲しすぎる。
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ぷるぷる
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そう言えば読んでなかった有名作。有名なだけに話は知ってはいるけどなるほど面白いです。若かりし頃でしたらきっとハマったことでしょう。月面で5万年前の人類の遺体が発見されるという発想に始まり、科学的な検証を戦わせながら真実に近づいていく流れに興奮しますし、何だか良く分からないけど確かに筋のの通った結論には笑いすらでます。貯めに貯めたアイディアを満を持して具現化した感じが伝わってきます。話の進み方がたどたどしいとかキャラ設定が良く分からないとか思いましたがそんなの気になるのは私だけだろうなと思います。凄いです。
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jackbdc
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オーディオブック。月を巡るSFミステリー。次が気になるほどには楽しめたが、ミステリー小説が苦手な私は少々背伸びをして頑張った感もあり。科学的知見に反する設定がどうしても気になって純粋に物語の中に没頭することができず、どうしても現実の世界ならどうなるだろうと、横道に逸れた妄想に浸りつつ楽しむ中途半端なスタイルになってしまった。妄想したのは、現世文明の終了リスクについて。人新世という文脈など地球へジワジワ負荷が増え続ける心配もあるけれど、噴火とか小惑星激突とか急に来るリスクの方が対処が難しいと思わされた。
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まぶぜたろう
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中坊の頃むさぼるように読んだ超名作。ラストシーンは鮮烈に覚えていたが、それ以外はコリン・デクスターのように、ロス・マクのようにまるで忘れていたので再読。■謎が謎を呼ぶ展開、合理的かつ驚くべき真相、そして泣ける結末とセンス・オブ・ワンダー。SF史上の名作であることに間違いはないのだが、再読して、小説としての進め方や描写の薄さが気になった。デビュー作なのだから仕方ないし、デビュー作だからこその情熱が感じられるのだが、どうも素人くさいのな。とあえて苦言を呈したが、大晦日に一気読みでしたわ。さすが、ど名作。
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まも
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SFミステリー。奇想天外な仕掛け(トリック)をロジカルな論証により解き明かしていく。舞台設定と大胆なストーリー展開のどちらともサイエンス"フィクション"なのだが、どことなく筋が通っており、あたかも前者が妙な現実感を持っているところが面白い。
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たま
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ネタバレとっても面白いし、ワクワクして一刻も早く先を読みたくなる!壮大な謎解きの果てに、我々人類のルーツとこれから向かう先までも照らしてしまうとは…
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もす
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★★★★★ 非常によく作られている。さらっと読めるのに読み応えがある。とてもおもしろい。
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天吾
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1970年代に書かれたような古さは全く感じさせないSF小説でした。ミステリー的な要素も含んでいて、大胆でスケールの大きなストーリー展開を最後まで楽しんで読むことが出来ました。
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ケムシ屋
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月で見つかった一人の遺体から明らかになっていく事実は、どれも興味深く読んでいて飽きない。 基本的に研究が進んでいく過程を書いているのみだが、退屈なものではなく勢いのある文章で一気に読みきれる
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齋藤れい
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ネタバレ月で発見された遺体の謎について、地球の学者達がで研究、議論しているシーンがほとんどだし、学術的な記述に付いていけなくて途中めげそうになったけど、推理の展開が良く出来ていて全体的には面白く読めました。 一つ理解できなかったのが、巨人が大昔に人類の祖先を星に連れ帰り、その後巨人は絶滅するか他の惑星に移住した、という推理のくだりがあったと思うのですが。 となると、冒頭でチャーリーと一緒にいた巨人のコリエルは何者? 読み飛ばしたのかと思い、それについての説明を探そうとしたのですが、途中で挫折しました^^;
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