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回想のビュイック8 上巻 (新潮文庫 キ 3-37)

感想・レビュー
50

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Tetchy
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1台の奇妙なビュイック・ロードマスターは異界への扉として畏怖の存在でありながらも、それが見せる異世界への深淵に興味を持たざるを得ない。人を惹きつけて止まない、そんな魅力が車にはある。確かに車は無機質な機械でありながらもその風貌は何かの生き物に見える。ライトが眼でグリルが鼻であり、そしてバンパーとナンバープレートが口のように見える。従ってそんな魅力のある物が人間に害を及ぼしてもおかしくない。車に乗ると性格の変わる人がいるが、車は使い方次第で道具にも凶器にもなる。車はキングにとって魔性の存在なのだろう。
トムトム

ゴキブリに嫌悪感を感じるように、ただ嫌だと感じる表現が秀逸だと思います。私は車などの機械はただのメカにしか見えないのですが。車好きな人の脳では人間の顔を認識する領域が活動しているそうです。

09/14 22:27
Tetchy

トムトムさん、ナイス&コメントどうも有難うございます。人は三つの点で構成されれば顔に見えると云われてます。つまり数学の記号∵(なぜならば)のような三つの点の配置が顔と見えるんですね。それに比べれば車はその構成が顔に見えてもおかしくないですよね。私も小さい頃からそういう風に感じてました。おっしゃるようにキングは我々の云い表せない感情を表現するのが実に上手い作家ですね!

09/19 23:43
0255文字
かんとり
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主役のビュイック。なかなかの面構えで謎に満ちてるな。 長期保管のコヤツの正体? さてどうなる。
0255文字
selva
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どんな話かと思っていたらこっちだった。どういうオチになるんだろう。
0255文字
バトルランナ-
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感想は下巻だよね
0255文字
dragon_333333333333
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ネタバレ未知のものに対する恐怖と好奇心。ゆるゆると謎の物体について明らかになっていく感じ。 上巻はまだゆるやかに話が進んでいますが、謎生物の解剖のシーンは読んでいてウエッとなりました。 ペレット状の子どもがたくさん、しかも一個一個に目がついている…ここまで名状しがたいものをあえて文章で表現したのはとても凄いです。 好奇心旺盛な登場人物たちが謎の物体に関わって、怯えて逃げたり吐いたりするシーンで、関わっているものが想像以上にヤバいものであるということが読んでいる側にもひしひしと伝わってきました。
0255文字
ダンカツ
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コロナ在宅勤務でダラダラ読みでしたー下巻行きます
0255文字
トムトム
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普通の話かと思ったら異次元だった
0255文字
isxR2000
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今まで読んできたキング氏の作品に比べて、ちょっと刺激やハラハラ感が少ない。それにしてもこの不気味で謎の車はいったいなんなんだ。ひとつ目のコウモリみたいな生き物の解剖のシーンは吐きそうなほど気持ち悪いが、下巻は果たしてどんなことになってしまうのか。
0255文字
カワセミ440
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30年位前に読んだ『クリスティーン』みたいな話かと思ったら全然違った。まだどうなるか良くわかんないけど気持ち悪さっていうか不気味さはあるな。動かないオブジェみたいなビュイックって・・実車?を検索してみたけど、凄い形態だ。良くこんな話を思いつくものだ、キングさん。最終的にあのビュイックがどうなるのかちょっとだけ楽しみだ、怖いけど。
0255文字
mattya
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ホラーではないと?安心して読み始めたのに、なんだか怖くて、、、
0255文字
Ai
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下巻にまとめて記。
0255文字
東森久利斗
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脱線しそうでしない、トリップしそうでしない、危なげな雰囲気と緊張感を最後まで保ちつつ、時代と出来事、登場人物のエピソードを淡々と紡いでいく、キングらしからぬ展開。良い意味で期待を裏切る。
0255文字
眠る山猫屋
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再読。車じゃないんだよね、車にそっくりなだけで。そして時折、異物を吐き出したり、激しく点滅したりする。少年の父は、そんな〝何だか解らない未知のもの〟に魅せられてしまった。その感覚は判らないでもない。男の子ってよく分からない部品とか拾ったりしますから。まだD分署に悲劇は訪れてはいない。
0255文字
白のヒメ
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警察の倉庫に押収品としてしまいこまれている新品同様のビュイック。でもそれは謎だらけの物体で車とは言えない代物だった。事故死した警察官の息子に父親の同僚たちが語り聞かせるビュイックにかかわる回想の物語。一体そのビュイックは何なのか・・・。上巻を読み終えても、その車が何なのか正体は分からない。ビュイックにまつわる不気味な現象らをどう判断すればよいのか。今のところ、キングにしては軽いタッチの文章運び。さてどうなっていくのか。主人公の少年と一緒に、同僚たちの話の進み具合に、多少じれったく思いながら下巻へ。
0255文字
paxomnibus
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何事も起こらないまま話が淡々と進んでいくので「ショーシャンクの空に」タイプかと思っていたら「グリーン・マイル」になって、さらに「ミスト」ぐらい恐ろしくなってきた。ふと気づくと、いつの間にかとても恐い場所に踏み込んでいるのに、その「恐さ」が魅力的すぎて引き返せない……という、この本に出てくるテーマと同じ気持ちを読者が味わうという、すんごい作品である。 読んだ感じ、ビュイック8は映画「カーズ」に出てくるハドソン・ホーネット的な印象を受けたのだが、PCで画像を調べたらもっと激しかった。まさに歯をむき出してるのだ
0255文字
志田健治
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好きです。この、普通の人々が普通ではない事態に巻き込まれ、いたって普通に対処して行く感じがキングさんの真骨頂だと思います。超常現象は日常に潜む!兼ねてからそうあって欲しいと考えておりました。何の変哲もない片田舎の住人が日常的に幽霊を目撃している、なんて世界観に憧れます。だから『回想のビュイック』はどハマりです!ちょっとサンディの勿体つけぶりにイラッとしますが(笑)、それぞれのキャラも好きです。なんだろう、先が読めない展開。こんなことどうやって思いついたのでしょう。キングさん底知れないですね!
0255文字
coboss
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ネタバレ図書館でキングの棚を見たら、人気なさげに残っていたので借りてみた本。キングにしては薄いし、本人的には短編のつもりではないかと思う。車を人格化するというのは「クリスティーン」でもやってたけど、そんなに「人を食っちまう車」というイメージが好きなのだろうか。こちらのビュイックさんは粘液出まくりで生物っぽい。異世界生物の割にはちゃんと物証が残るし、ビデオに撮れるみたいなので、「リング」的な展開も期待できる。そうそう、やたら電気を駆使するところはネトフリのストレンジャー・シングスに似てるかも。
0255文字
なしかれー
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ビュイック(?)の話。警察官である父親を亡くしたネッド。その悲しみを埋め、大学への1歩を踏み出そうという時、ふとしたきっかけから父親のかつての同僚たちからビュイックの話を聞くことに。父親をとらえて離さないビュイック。なにものなのか。どこに通じているのか。
0255文字
sum
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ネタバレ序盤のネッドが父の死から立ち直っていこうとする話がいい。分署の面々がいい人達過ぎる。 最初はてっきり父の秘密にまつわる感動話かと思ってしまった。また、ビジュアル的に印象に残ってるのは異世界の生き物達よりも、ビュイックに乗ってこちらの世界へやってきた黒い帽子の男だったりする。
0255文字
たぬ
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★4.5
0255文字
ロア
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牧歌的のんびりムードから徐々に不気味さが加速してゆき、解剖シーンで上巻のクライマックスへ!(*´>ω<`)***大袈裟でない言葉で丁寧に、そして淡々とした表現だからこそ、物語の世界観に没入できる。頭の中のスクリーンに容易に映像が映し出される。キングの作品は全てそう。だから好きなんだ(っ*´ェ`*c)
0255文字
Satoshi
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感想は下巻で
0255文字
トリタニ
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父を事故で亡くした少年ネッド。警察官であった父と謎の車ビュイックとの間には、どのような関係があるのだろうか。ビュイックは本当に異世界への扉のような存在なのだろうか。
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ルウ
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★2
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D4C
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ビュイックという存在が超自然的なモノのまま終わるのか、それともなんらかの形で答えが開示されるのか、非常に気になります。 どんな終わり方を迎えるのか期待しながら下巻へ。
0255文字
METHIE
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少なくとも大人の叡智というものは皆無です。ひょんな事から動かないはずの車であるビュイック8を保管することなった警察の皆さんの話を警察官を亡くした少年に語りかける話ですか、異次元に繋がっているらしくこの世とは思えないクリーチャーが出てそれを解剖するのはたまらなかった。
0255文字
田中田
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異色作
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**くま**
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全世界3億部突破って帯に書いてありますけど、マジですか・・・すごすぎて想像つかない数字。車の話なので「クリスティーン」の焼き直し?と思ったけど(実際始めはそんな感じ)、読み進めていくとかなり違った展開。のんびり平和なSFで、キングにしては刺激がないのね~(でもってちょっと退屈)と思っていたら、怪物の解剖シーンからはホラー全開でした。すごく気持ち悪かったです。おえ~でした。たまに入る人生語る文章が非常に共感できて良かった。これから読む下巻はもっと面白くなるかな~。なんてったって3億部の人なので期待してます!
**くま**

え~本当に・・・。まぁ外れキングもあれば大当たりキングもありますよね!

02/07 13:42
森博嗣作品が好き

はい。 でも期待しすぎなければ大丈夫です^^;

02/07 18:37
3件のコメントを全て見る
0255文字
チョッピー
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キングらしい「超常的」存在に巻き込まれた人々のある種の回想譚として話が進んで行きますが、淡々と話が進み、余りダイナミックな事件も起きない為、それほどカタルシスが無いままの「上巻」でした。下巻に続きます。
0255文字
naoco
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車が(ホラー的に)怖いという感覚が自分には今いちのりきれないのだけども、ぐいぐい読ませるのはさすが、キング!
0255文字
ざらめ
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少し読んでは放置、読んでは放置を繰り返して数ヶ月かけてやっと上巻おわた…そのせいか人物の名前が全然覚えられない!やっぱりキングは一気に読まないと駄目だね。下巻は頑張ろー
0255文字
ヤマ
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下巻へ
0255文字
森博嗣作品が好き
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大きなアメ車がSFの題材になる!?という変てこなお話^^; 上巻は、まあまあでした^^
0255文字
ケロたん
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車のトランク、ドラえもんのポケットみたい。出てくるのは恐怖だけど。
0255文字
康芳英
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車を題材にした『クリスティーン』と違ってあくまでも超常現象に触れてしまった人たちの姿を描くドラマであり、父と息子の物語であるといった感じ。あとやっぱりキング作品の魅力って過去の回想シーンにあるんだなあって思った。
0255文字
nonnon
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★★★☆☆
0255文字
眠る山猫屋
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再読。警官だった父を失った少年は、父が勤めていた警察署に通うようになる。そこで父の同僚から聞いた、ビュイック8にまつわる奇妙な話とは… 『トッド夫人の近道』を思い出す。近道を極める為に、異世界を走り抜けてしまう女性の物語だ。 今回は車。車に見えるモノ。まるで“扉”のように異世界と現世をつなげてしまうもの。滑り出しは重いが、過去と現代を行き来しながら語られる奇妙な出来事の数々は、キングならではのリアリティ。この世ならざるモノに取り憑かれた警官たちの運命は…
0255文字
ISBN vs ASIN vs OPAC
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うむむ、長くねえか。いや、うむむ。
0255文字
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回想のビュイック8 上巻 (新潮文庫 キ 3-37)評価62感想・レビュー50