形式:文庫
出版社:KADOKAWA
信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、血で血を洗う葛藤を予期したかのような条件を課した遺言状を残して他界した。血の系譜をめぐるスリルとサスペンスにみちた長編推理。
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湖に逆立ち死体、スケキヨを逆立ちにし足のみ=ヨキの判じ物。検死の結果佐清ではない。琴の師匠・宮川香琴=青沼菊乃と名乗り。金田一と刑事らは雪ヶ峰で佐清を確保。母松子の犯した2殺人を佐清・静馬が隠蔽、湖の死体は松子の時間稼ぎ。11/1に那須入りした仮面の静馬が若林殺し、本物の佐清は11/12に博多に復員。静馬は佐清になりすまし財産を奪う企て、手型較べの時のみ入れ替わり。珠世を娶る気でいた静馬はしかし、彼女が姪と知り拒絶、松子と争い殺される。
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