皆にオススメしたい本=推し本を教えてください♪
大阪、京都、東京、名古屋で普段リアル開催している「推し本披露会」です。
なかなか読書会に参加出来ない方にも楽しんで頂きたく、今回はWEB上での開催です!年末年始12/29~1/3の6日間、まったりとお楽しみ頂けたら幸いです。
▼イベント期間
2018年12月29日~2019年1月3日
▼開催場所
このトピックのコメント欄
▼参加方法
このコミュニティへ加入していれば、どなたでも参加出来ます。
▼ルール
・最初の書き込み時、簡単で構いませんので自己紹介をお願いします(しなくてもOKですが、交流のキッカケになるかな~と思いますので!)
・皆にオススメしたい本の紹介を行います。小説、文学、ビジネス、絵本、児童書、マンガ、実用書等ジャンルは何でもOK。
・期間中、推し本紹介は何冊でもオッケーです。
・気になる本が紹介されたらどんどん質問コメントしちゃいましょう。コメントも回数制限等はありません。
・あとで開催レポートに使用させて頂きますので、お名前を伏せたい方は私までご連絡下さい。お名前は読書メーター名を使用させて頂きます。
▼推し本紹介する際のルール
・紹介したい本のタイトルと著者名、紹介内容の記入をお願いします。
・入力出来る文字数が255字なため、タイトル含めて255字以内での紹介をお願いします。
・テーマやジャンル縛りはありません。文学、小説、ビジネス、自己啓発、絵本、漫画、雑誌など、何でもオッケーです。
・紹介本の写真はあってもなくてもOKです。
・ご自身の読書メーターアカウントやブログ等で既に紹介したことのある本でもオッケーです。
▼質問コメント時のルール
・どなた宛のコメントか分かるような書き方でお願いします。
・質問だけでなく、「私もその本読みました」「読みたくなりました」といった感想コメントもオッケーです。
一応ルールは決めてますが、要は読書の幅を広げることが目的ですので、ゆるーく楽しみましょう!
遅くなりましたが、レポートにまとめさせて頂きました!
改めまして、参加して下さりありがとうございました~♪
今後とも宜しくお願い致します(^^)
▼開催レポート
https://iro-doku.com/archives/3317
推し本披露会、終了です!!
皆さん、素敵な推し本紹介をありがとうございました!
ここまでに紹介して頂いた分を開催レポートでまとめさせて頂きます。
レポートが出来次第またここに書き込みますので、どうぞ宜しくお願い致します。
このトピックは残しますので、何か書き込みたいことがありましたらご自由にコメント下さい。
では、また後ほど!!
聖家(セイケ)と申します。彩ふ読書会では京都サポーターをさせていただいています。
基本的には小説全般、古典でもライトノベルでも楽しんで読書が理想です。
紹介本:友だち幻想
著者:菅野仁
10年前に書かれた本ですが、例え友達だとしても「全てを受け入れてくれる」という思いは自己中心的な願望にすぎず、相手の異質性も受け入れたうえで親密性を築くにはどうするのか?、親しさを作り上げていくにはどんな距離感で臨めばよいのか、丁寧に記載しています。人間関係に悩んでいる方、是非読んでほしい一冊です。
サキと申します。
彩ふ読書会で大阪サポーターをさせていただいております(^^)
好きな作家さんは角田光代さん。
詩人では茨木のり子さんが好きです。
ギリギリになってしまいましたが今回おススメしたいのは、
角田光代『おまえじゃなきゃだめなんだ』(文春文庫)。
可愛らしくファンシーでいかにも女性向けな表紙とは裏腹に、
収録されている短編には、ヒリヒリしたほろ苦い感情がつぶさに描かれています。
難解な言葉や大仰な言い回しを使わずとも、わかる、と頷きたくなるような、それでいて胸に残る角田さんの文章が好きです。
ミルハウザーとジャック・ロンドンはともに文章が素晴らしいです。柴田先生の訳だからかもしれませんが。柴田先生の熱いファンでもなんでもなく、ただ読んでみてそう思っているだけです。
この時期、私的に本当にイチオシなのは、「完ぺきじゃない・・・」です。万人に配るべき眼差しをちゃんと持たずには、誰もちゃんと生きていけないはずではないかと言う気がするので。
あ、すみません。自己紹介しませんでした。
ダイチと申します。小説8割、ビジネス書2割ぐらいの割合で読んでます。
小説は海外文学と日本の小説、半々ぐらいで、海外の作品の、日本にはあまりない感覚が好きです。よろしくお願いします。
紹介本:ギリシャ語の時間
著者:
ハン・ガン
韓国のブッカー賞受賞小説家ハン・ガンの小説です。
視力を失いつつあるギリシャ語の講師の男性と言葉を失ってしまった女性、2人の視点で描かれます。終始やや淡々とした語り口のため、読みにくい部分もありますが、これは本当の意味で人と人が出会うことを描いた素晴らしい作品だと思いました。韓国文学という馴染みのない世界観も、新鮮でとても良かったのでオススメです。
2018年読んだ中でも印象に強く残る一冊でした。
紹介本:銃・病原菌・鉄
著者:ジャレド・ダイアモンド
年末年始に読んで面白かったのでご紹介。多分、オフの読書会でこの手の本を紹介することも無いのでこの機会に(笑)
なぜ、ヨーロッパ系の民族がアフリカやアメリカ、オーストラリア大陸の原住民を蹂躙し、入植し得たかを考察する人類史の本。
その決定的な要因は、環境的なものであり、人種としての能力の優劣によるものでは無い。今の世界の在り方や、我々が当然の物として享受しているものの根拠を考えさせられる良書でした。
紹介本:憂鬱たち
著者名:金原ひとみ
うつ病に悩む神田憂は今日こそ精神科へ行かなければと重い腰を上げて出かけるのだが、なぜか辿り着くのは違う場所。
偶然見つけたバーのアルバイト募集の張り紙に引き寄せられ面接に来てしまったり、用もないのに秋葉原の家電量販店に行ってしまったり。
7編の短編集で主人公は同じ神田憂ですが、どの話にも違う設定で登場する二人の男性、カイズさんとウツイ君が面白い。
金原ひとみ特有の毒のあるエログロな妄想満天の、しかしなぜか笑ってしまう(個人差あり)の短編集です。
ニックネームさんへ
『神聖喜劇』は大変明晰で論理的な文章で書かれていますが、ストーリーの間にめったやたらに文章の引用があります。まあ、それはそれでうまくかわしつつ、骨太なストーリーを読んでいけば感動は必ずやってきます。ぜひ、一読を。
ニックネームさんの紹介してくださった作家さんは、知らない方ばかり。
『完璧じゃないあたしたち』やミルハウザー『猫と鼠』は面白そうですね。
機会があれば読んでみたいです。
「完璧じゃないあたしたち」の著者は、王谷晶さんです。昌さんではありません。
記念すべき新春第一号のミステイク。申し訳ございません。
王谷晶氏、皆様、、どうかお許しくだされ。
紹介本:神聖喜劇
著者名:大西巨人
イベント最終日。
昨年読んだ中で最も感動した本を。
1942年1月、対馬要塞に補充兵としてやってきた東堂太郎。軍隊の中の様々な不条理に対して、東堂太郎は抵抗を開始します。その超人的な記憶力と軍隊内部の法律・規則を逆用することによって。
後半は、ミステリー的な部分もあり引き込まれます。また軍隊の中での人間的連帯を描いた場面では大変心打たれました。
夥しいテキストの引用に足を取られなければ、きっと大きな感動をもたらしてくれます。
戦後の、そして明日への文学巨編。
本日最終日ですね!沢山の本の紹介をありがとうございます(^^)ここまでの分は既にレポートにまとめれてますので、引き続きお楽しみ頂けたら幸いです!最終日も宜しくお願いします♪
紹介本:さよならフットボール
著者:新川直司
男子サッカー部に所属する中学2年の女の子、恩田希。
彼女は天才的な技術を持ちながらも、男子とのフィジカルの差を懸念され、試合に出場させてもらえない。
街で偶然再会した幼なじみに「そんな身体で何が出来る?」と挑発を受けた彼女は、チームメイトを欺いて新人戦のピッチへ。「フィジカルだけのサッカーに負けたくない!」予想以上のフィジカルの差に圧倒されながらも、彼女は夢のあるフットボールを魅せつける!
全2巻と短めですが、試合や練習風景など全体的に詩的でお気に入りです。
紹介本:虚無への供物
著者名:中井英夫
氷沼家で起こる四つの連続密室殺人事件。
探偵役の面々は知りうる限りの知識を動員して謎解きに挑みます。
最後に語られる“事件の真相”
ミステリー好きにはたまらない、ミステリー中のミステリー。
しかし、物語は次第次第に過剰と逸脱をはらんで暴走し始めます。
古今東西のミステリーの名作や評論に言及するメタ・ミステリーであり、著者の言う「アンチ・ミステリー」でもあります。
ミステリーを堪能できると同時に、ミステリーファンへのドロップキックが待ってます。
紹介本:英国の最後の家族
著者 :マット・ヘイグ
レトリバーが一人称で語る渋い小説。
私が最も驚いたのは、作者が20代後半で書いたのだということ。
人生の色々な出来事に直面した経験をもつ熟年世代が、書いたと思い込んで読んでいたので。
こんなんが書ける26?28?歳ってどんなん?
苦すぎる。渋すぎる。
紹介本:ミルハウザーやジャック・ロンドン等の著作
訳者 :柴田元幸
柴田先生訳の本を読まれた方は多くいらっしゃることと思います。
リズム感があって、素敵に読みやすい。
スティーヴン・ミルハウザー「十三の物語」の「猫と鼠」の素晴らしさ。
そうです。アニメ「トムとジェリー」のお話なんです。アニメよりもっとスピーディーで格好良い。
時代は違うけれどジャック・ロンドンの作品は言わずもがな。「火を熾す」
紹介本:完璧じゃないあたしたち
著者 :王谷 昌
奈良県立図書情報館での昨夏のビブリオバトルのチャンプ本です。
当時は未知の作家さんでしたが、バランスのとれた思考と感性の持ち主だと思います。
勝れたエンターティメント性を持ち、かつ読みやすい短編集。
スーパーの倉庫で起きるゾンビ話では、唯一逃亡に成功する一組に心なかで拍手喝采を送りました。
すべからく現代の世の中に必要不可欠なお話では。
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