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彩ふ読書会 ~大阪・京都・東京で読書会を開催~

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レイア
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「異邦人」カミュ おたまさん、みっちーさんからのカミュ繋がりで、私が読んだカミュの処女作。 「きょう、ママンが死んだ」から始まる物語。 私はふとクイーンの「ボヘミアンラプソディー」を思い浮かべた。 主人公は銃で人を殺して、動機は「太陽のせい」だと答える。 彼は自分の気持ちを歪めることをしないので、不条理にも悲惨な方向へ向かっていく。 この本はモノクロのフランス映画を見ているような雰囲気を持っていると思った。 太陽のまぶしい光は影との対比でモノクロの方がより鮮明さが増す気がする。