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tamami
さんの感想・レビュー

tamami
新着
本書のように、専門家と生物学下手な横好き派の間を取り持つ書物を読むことの意味はどこにあるのだろう。およそカタカナ書きの業界用語溢れる本書であるが、著者があとがきに記す、「親から子へとどのようにして性質が伝達されるのか?古い時代から人がそれをどのように考えてきたのかを追っていく」試みは読み応えがあった。遺伝学の歴史と研究者の奮闘ぶりや幸運と不運の有様が如実に伝わってくる。その上で、現代遺伝学が抱える「遺伝子=DNAではない」の中身が朧気ながら見えてきた、ように思う。研究の行く末は果てが無いことを実感する。
0255文字
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tamami
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/09(1936日経過)
記録初日
2019/07/26(2072日経過)
読んだ本
1026冊(1日平均0.50冊)
読んだページ
258668ページ(1日平均124ページ)
感想・レビュー
1022件(投稿率99.6%)
本棚
9棚
性別
自己紹介

半世紀にわたって買いためた積ん読本に囲まれる日々。少しずつ減らそうとするものの、新刊・古本が同じくらい入ってくる。

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