2019年6月
「壁を愛でる」コミュニティを開きました。お気軽にお越しください。
https://bookmeter.com/communities/337516
雑食です。皆さんの紹介本に手を伸ばすうち、「読みたい本」リストが大変なことに…。
このところ、会う人ごとに勧めているのは、『かくかくしかじか』『高台家の人々』(ただし原作に限る)『世界の辺境とハードボイルド室町時代』『となりのイスラム』『ヘンな日本美術史』『土井善晴さんちの 名もないおかずの手帖』『神様がくれた指』、そして『ことばのうみのおくがき』。明治人の不撓の精神と、国を背負った気概と、めんめんと綴られる苦難の数々に、涙なくして読めません。
ざらざら、でこぼこ、むらのある石の壁やタイルが好きです。日本美術は、素養はないのですが、のびやかな筆の線と、アシンメトリーな構図、大胆な余白にうっとりします。月岡芳年は痺れますね~。
また、お気に入ってくださるのはとてもうれしく、励みにさせていただいていますが、こちらからのお気に入り登録はぼちぼち様子を見ながらということにm(__)m なにせ、みなさんの感想もつぶやきも好物なもので、ホーム画面に配信されると没入してしまいそうで・・・。
皆さんのページは、折に触れ、訪問して楽しませていただいています。よろしくお願いします。
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ドイツ帰国後、旅の記録をまとめた『廻国奇観』の出版まで20年弱もかかったのは、銅版画作成の作業量が大きかったとはいえ、執筆も領地運営も診療も研究も社交も、どれも自分の納得がいくまでやりたくて、コントロールしてくれる人がいなくて、収拾がつかなくなったのではないかな。顧みられなかった10代の妻が気の毒。