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はちこう
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長州藩が亡国の危機を脱し幕末の表舞台に返り咲く起因となる「功山寺挙兵」こそ、晋作の最大の功績だと思う。この内乱で晋作は佐幕派を掃討するのだが、助けたはずの攘夷派に長州開国を阻止されてしまうあたりはなんとも歯痒い。小倉城の奪還から晋作の最期のあたりでは何度も涙腺が緩んだ。著者による文庫版あとがきと松本健一氏の解説は興味深い内容だった。一坂太郎氏が「高杉晋作」という評伝を書いている。こちらも読んでみたくなった。本作とは一味違う晋作像に出会えそう。
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さんの最近の感想・レビュー

徳川家康(22) 百雷落つるの巻 (山岡荘八歴史文庫)

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山岡 荘八
大坂の陣の原因として「方広寺鐘銘事件」が有名だが、それ以外にも複雑な要因が絡み…続きを読む
帆神:北前船を馳せた男・工楽松右衛門 (新潮文庫 た 51-15)

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玉岡 かおる
「菜の花の沖」にも登場する工楽松右衛門の物語。作者には失礼ながら「菜の花~」の…続きを読む
街道をゆく 6 沖縄・先島への道 (朝日文庫) (朝日文庫 し 1-62)

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司馬 遼太郎
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街道をゆく 38 オホーツク街道 (朝日文庫 し 1-94)

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新装版 高山右近 (講談社文庫 か 5-10)

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加賀 乙彦
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徳川家康(21) (山岡荘八歴史文庫 43)

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家康関連本では、関ケ原から大坂の陣の間のことはあまり語られていない気がする。こ…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2019/10/07(1923日経過)
記録初日
2019/10/06(1924日経過)
読んだ本
415冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
149339ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
414件(投稿率99.8%)
本棚
10棚
自己紹介

歴史小説を中心に、ビジネス書や新書から文芸書まで、あまり拘らずにその時読みたいと思った本を乱読しています。本は主に仕事中の移動時間や隙間時間、週3~4日もうけることにしている休肝日に読んでいます。読メ登録以来、読書量も増え、皆さんの投稿に刺激を受け読みたい本が増え続ける毎日です。

体力維持のため10kmのランニングを週2回、筋トレを週3~4回のペースで継続中です。最近は故障も多く回復力が落ちていることを痛感しています。悲しいことに、老眼も進み本が読みづらくなってきました。読書も体力づくりも、無理のない範囲で継続していこうと思っています。

2024年10月7日で読メ登録から5年が経過、10月25日「読んだ本」が400冊に達しました。今まで飽きずに読メを継続することができたのは、ここに集う皆さんのお陰だと思っています。読メに感想を投稿すること、そして皆さんと交流することが読書のモチベーションになっています。

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