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葉々
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葉々
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どことなく私家版のような温かさを覚え手に取った。扉絵の「おひさまが ちかづいてきたので」から次頁の「そろそろ おうちへ かえりましょう」に郷愁が足元から立上り胸が熱くなる。でも主人公の女の子の帰る際に通るルートは思いの外長くていらぬ世話をやきそうになる。と同時にそのみちみちを、おひさまはちゃんと見届け「やまの かなたへ かえっていきます」ことを女の子の体内時計はぴたりとらえているのだろうな。絵は全体的に裂き織りを思わす質感がするのに加えて、どの頁も(木版画?)刷り上がりの湿りや匂いがしそうな程までに鮮烈。
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葉々
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読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/28(2039日経過)
記録初日
2019/08/28(2039日経過)
読んだ本
758冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
130531ページ(1日平均64ページ)
感想・レビュー
638件(投稿率84.2%)
本棚
145棚
自己紹介


老ネコ(保護猫♂)と暮らしています

学生時代は油画専攻


インド料理好き♥

*02年夏の数ヶ月、ソウルに語学留学していました




☆ピアニスト務川慧悟氏、田所マルセル氏&プレトニョフ樣♡

 

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