読書メーター登録日:2010年10月26日
鑑賞メーター:880本登録にて終了。
好きな作家
レイモンド・カーヴァー、ポール・オースター、ジェフリー・フォード、木下昌輝、下村敦史
好きなミュージシャン(読書の友)
ピンク・フロイド、クイーン、ブラッド・メルドー、ジャコ・パストリアス、カマシ・ワシントン、ジャーニー、ミューズ、イマジン・ドラゴンズ、グレタ・ヴァン・フリード
最近観た舞台(しばしば書を置き、町へ)
洋館ミステリ劇場@栗原邸
【読書暦】
〇中学時代に友人の薦めで、赤川次郎など推理小説を読み始める。世は、赤川次郎大ブーム。本屋に行けば、一面平積み状態。横溝正史、西村京太郎なども読む(漫画⇒小説への移行期)。夢枕獏、菊池秀行なども。スティーブン・キング、クライブ・バーカーなどのモダンホラー、ディクスン・カーなど海外ミステリーも。
〇高校時代は、開高健が一番好きだった。他に安部公房。日本文学では、夏目漱石、芥川龍之介をかじる。村上春樹を初めて読んだのはこの頃(「納屋を焼く」など)。サリンジャーなんかも。
〇大学時代は、集中して読書することは無く、ベストセラー的なものをちらほらと読む程度になる(一番本が読める時間があったのに、恥ずかしながら読書からは遠ざかっていました。クラブ活動で忙しかった?)。【バブルの崩壊】
〇社会人になってからは、20代では司馬遼太郎。他には沢木耕太郎、中上健次など。あとは、仕事関係の本。
30代半ばから、ビジネス書を多読(これは勝間和代の影響大)。本を年間100冊以上読むようになったのは、ここから。
京都検定を受けるためと、地元のことをもっと知りたいとの思いで、京都関連の本も読むようになる(京都に住んでいると、案外、有名な寺社などに行ったことが無く、知らないことが多いものです。いつでも行ける感覚があるせいです)。【現在京都検定2級】
〇30代最後の年に、読書メーターに登録。
これからは、ジャンルに拘らず、読書メーターを活用し、みなさんと読書の楽しみを共有しつつ、知らない分野の本もたくさん読んでいきたいと思っています(日本人のルーツを知るため、民俗学的な分野の本に興味津々ですが・・・)。
40代となりなぜか建築にも興味が。明治時代の建築などを見て歩く趣味が増えました。
40代後半となり、近くの河川での野鳥観察を通して、散歩をしながら自然観察をするのが休日の過ごし方となりつつあります。
50代。自然の中での野鳥観察は心の癒しとなっています。
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樺太と北海道のカラスの形を比較すると、より寒冷な樺太のカラスは体重が重く、嘴が小さいことが明らかになった。恒温動物は寒冷地に適応するために、北の個体群ほど体重が重くなり(ベルクマンの法則)、嘴のような突出部分は小さくなる(アレンの法則)。
動物の歩き方には3つの型がある。まず、かかとを地面につけて歩くタイプを蹠行性(せきこうせい)といい、サル、コアラ、モグラ、トガリネズミなど樹上性や地下性の動物に多く見られ、地上を走るのは苦手である。一方、かかとを地面から上げて歩くタイプは趾行性(しこうせい)といい、イヌ、ネコ、肉食恐竜(獣脚類)など地上性の動物に多い。さらに、蹄があって爪先立ちで歩くタイプを蹄行性(ていこうせい)といい、ウマ、シカ、イノシシなどの地上性の動物に多い。趾行性と蹄行性は地上を走るのに適しているが、樹上や地下生活には不向き。
(つづき)鳥類はどのタイプかというと、すべて趾行性、つまりかかとを地面から上げて歩くタイプ。しかし、鳥は蹠行性だと誤解している人は多い。かかとのように見える部位は、実は指の付け根である。本当のかかとは、ずっと上にある(人間の膝のように思える部分)。では、ひざはどこにあるのかというと、普通、羽に隠れて見えないことが多い。
(つづき)ところで、鳥類は樹上性のものが多いが、樹上生活に不向きな趾行性になっている。どうしてこんなちぐはぐな構造になっているのか、長らく謎だったが、今では難なく説明できる。それは鳥の先祖が趾行性の肉食恐竜だったからである。
(つづき)また、ヒトは地上性なのに、走るには不向きな蹠行性である。このミスマッチも同様に説明ができる。それはヒトの祖先が蹠行性のサルだったからである。それでも、ヒトの足はある程度走るのに適した構造に変化している。ふだんは蹠行性だが、走るときは一時的にかかとを地面から上げて趾行性になる。こうすると早く走れる。