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2024年8月の読書メーターまとめ

佐島楓
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感想・レビュー
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ナイス
1833ナイス

2024年8月に読んだ本
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2024年8月のお気に入り登録
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  • みすみ
  • MOKIZAN
  • gorgeanalogue
  • 卯月ゆう
  • アリス

2024年8月のお気に入られ登録
6

  • みすみ
  • MOKIZAN
  • gorgeanalogue
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  • 卯月ゆう
  • アリス

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

佐島楓
ネタバレなぜ複数視点で書いていらっしゃるのだろうかと疑問に思っていたけれど、この巻で意図がはっきりした。そして珊瑚さんの寂しさも、美希喜の不安もよくわかって、感情移入度がすごく増した。相変わらずグルメ関連もとても美味しそうで、描写だけで味が想像できるくらいなんだけど、人間ドラマが魅力のほとんどをさらっていった感じ。続編の展開が気になるので、刊行お待ちしております。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

佐島楓

左の腰に軽いけがをしてしまって自分の老化にがっかりしています。ちょっとだけ白文鳥のチョピさんが優しかったけど気のせいではないはず……! みなさまもただでさえ酷暑の夏ですのでご自愛ください。この暑さとゲリラ豪雨が通常営業になりませんように……。 2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:23冊 読んだページ数:7292ページ ナイス数:1788ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/105222/summary/monthly/2024/7

あすなろ
2024/08/01 07:45

大丈夫ですか?ご自愛くださいませ。

佐島楓
2024/08/01 11:02

あすなろさん、ご心配ありがとうございます。数日間安静にしています。あすなろさんもご自愛くださいませ。

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2024年8月の感想・レビュー一覧
24

佐島楓
ネタバレ1か月かけて助動詞の用法。忘れていたことを思い出す作業。やらないよりやったほうがましな程度でも、少しずつ成長できていればいいと思うようにしている。登録していないがサブノートも使っている。こちらは英語を書く感覚を忘れないため。今月もお疲れ様でした。
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佐島楓
ネタバレ対人コミュニケーションは難しい。自分の心を相手にひらいて見せることができたらどんなに話が早いか。でもそれには大きなリスクも伴う。だからひとはことばと態度を使って、自分の真意を伝えようと努力する。苦手なあのひとだって、思わぬ本音を抱いているかもしれない。まず、声を発するところから。そこからすべてがはじまるんだ。
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佐島楓
ネタバレああ、こんなひとたちいたなあ、同じ世界観なんだなあと長年宮部さんのファンをやっていると懐かしいひとに出会う。それぞれに成長していたり、時間の経過を感じたり。北一はまだ発展途上なんだけど、これだけの酸っぱい水を吸っていれば、きっと人間的に成長して、立派な岡っ引きになるだろう。それでも暗い感情に揺さぶられる北一を見ているのはつらい。どうして人の世は、こうもままならないのか。
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佐島楓
ネタバレ懐メロ好きなわたしにとっては、とてもおもしろい本だった。とくに戦前の歌謡についてはわかっていないことも多く、よくここまで資料をお集めになったなと思った。参考文献に載っていなかった国立国会図書館デジタルライブラリにアクセスしてみたが、ここで聴ける作品はごく一部であり、散逸してしまった曲は山のようにある。保存もレコード・テープ・CDとどれも永続的なものではなく、ひとびとの記憶から失われていくときがこの世から消えるときといった歌も多い。なんとかならないものだろうか。
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佐島楓
ネタバレ収められた作家の短編は、人気シリーズの一編であったり特長的な作品であったりと、初めて読む読者に合う合わないを判断させるには充分なもの。わたしにとってはだいたい読んだことのある作家・作品ばかりであったが、最後に栗本薫さんの伊集院大介シリーズが収められていたのはうれしかった。もう古本でしか出会えないと思っていたので。
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佐島楓
ネタバレシリーズものだと知らず、フライさんが表紙を描いていらっしゃったので読んでみた。主人公音喜多のバディである鳴海の特徴が魅力的で、会話のテンポもよく、展開の起伏もあっておもしろかった。うーんと思ったのは、事件解決後のあっさりさ。もっとこう、ここまで大変だったし、複数の事件が絡んでいるのだからいろいろとあってもいいのではないか? ちょっと惜しい。
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佐島楓
ネタバレ自分が××だったらどうするか。解説でも有栖川さんがおっしゃっているように、最後まで読んでまずその問題を考えた。トリック云々ではなくて、そういった人生における自分のスタンスを考えさせられる命題を突き付けられる作品だった。絶望的な状況で死んでしまうのはもちろん嫌だが、××だって生きていても死んでいても地獄のように思うが。
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佐島楓
ネタバレ題名からちょっと意地悪な視点からのお話なのかなと思ったけれどそんなこともなく、最後に収められたお話には泣かされた。期待を裏切らない内容からちょっとアクロバティックな展開になっていくのがさすが。さりげなく巧い。
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佐島楓
ネタバレ戦前から戦後にかけての食の文化史。婦人雑誌からの引用が多く、当時の紙面を読むのがとてもおもしろかった。バナナとベーコンの炒めや、ポテトホットケーキなる珍妙な料理が紹介されるが、昔のひとのほうが食材や調理法に対する固定観念が少なく、どうにかして美味しく食べてやろうと工夫する貪欲さがあってかえって好感が持てた。すき焼きひとつとっても今の割り下と煮るスタイルに統一されたのは案外最近だったりといろいろなことがわかる。レシピに興味がある読者なら開発のヒントになるかもしれない。
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佐島楓
ネタバレ時系列という縦線だけでなく、哲学者同士の横のつながりを解説している点がよかったし、そうでないと相互に影響を与え合っていた時代の空気が感じ取れない。扱う題材が題材だけに、平易なことばを使っているようでも理解が困難な部分が多々あり、それはどうしようもないなと思いつつ自分の理解力を上げていきたいという気持ちにもなれた。最終的には比較的わかるところだけ拾い読みという形になってしまったが、まだお若い研究者がたくさんいらっしゃることに勇気をいただいた。良いシリーズだった。
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佐島楓
ネタバレデカルトのあたりはなんとか理解できたかな。カントはかなりまえに挫折していて、サブテキストさえもよくわからなかったので、苦手意識を持ってしまったかもしれない。わからなくてもなんとなくの内容は頭のどこかに残るはずなので、気負わず読んでいきたい。あとやっぱり古典ドイツ語は難しいんだなと。原書で読めるだけの体力は、遅くても十代後半に身に着けておくべきだった。
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佐島楓
ネタバレ専攻したわけでもなんでもないが、ときどきこの手の本が読みたくなる。そして自爆する。西洋史をガッチリ勉強していないツケという形で。自分の知的キャパシティーの足りなさにも絶望する。読んでいるときにはおもしろく感じても、読了後には誰が誰やらになっている。悔しいと思えば食いつくだろうけれど、そこまでの気力はない。とりあえず読み切った、それだけのことに満足する。ⅡとⅢはゆっくりいこう。
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佐島楓
ネタバレいわゆるリスキリング(いつもなぜこういう用語ってなぜ英語? 学び直し、でよくないか? と思う)の現状について知りたかったので読んでみた。ううむ、世の中はすごいスピードで変わっていってしまうな。AIに仕事を取られるというのもあながち先のことではなくなってきている。自分としてはやらないうちからあきらめてしまう傾向があるので、とりあえずチャレンジしてみたいと思ったことは頑張ってみようという気持ちにはなった。
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佐島楓
ネタバレ新シリーズスタート。題名どおり着物の元の持ち主の記憶を見ることができる琴子と、血のつながらない親せきという微妙な関係の柿彦らとの物語。出生のもろもろもあって、琴子は孤独に慣れたしっかりした女性というイメージなのだが、ときどきのぞかせる危うさがなんとなく放っておけない感じを抱かせる。舞台となる八王子も、そう遠くない土地なのにあまり知らなかったなという発見があった。切なく心をつかむ展開はほしおさん特有のもの。これからの展開が楽しみ。
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佐島楓
ネタバレ著名人16人と河合隼雄先生との対談集。どのかたのお話もめっぽうおもしろく、聞き手としての河合先生の手腕もカウンセリングのプロであることと同時に人間性がにじみ出ていて、とても真似できない。同時にやはり親の果たす役割が(個人差はあれど)人生に深い影響を与えていることについて考えてしまう。子ども時代と学校との関係も同じである。読み物としておもしろく一気に読めてしまうが、それだけではないずっしりとした重みを感じる一冊だった。
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佐島楓
ネタバレ子どものころ感じていた世界との違和感。いつからわたしは折り合いをつけられるようになっていたんだろう。いや、いまでもうまく付き合えないシチュエーションのほうが多いはずだ。言語化しようとすればするほど、遠ざかっていく感覚。それをうまくとらまえて表現できるひとが、作家や哲学者や詩人になれるのだろう。自分がいかに常識にとらわれているか、よくわかった。
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佐島楓
ネタバレスパゲッティナポリタンが好きなので表紙買いしたけれど、脱線して単なる食レポになってしまっていたり、論拠が浅かったりと悲しくなる内容だった。西ではナポリタンのことをイタリアンと呼ぶのはほんとうなのかな。今度旅行する機会があれば喫茶店で注文してみよう。
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佐島楓
ネタバレなぜ複数視点で書いていらっしゃるのだろうかと疑問に思っていたけれど、この巻で意図がはっきりした。そして珊瑚さんの寂しさも、美希喜の不安もよくわかって、感情移入度がすごく増した。相変わらずグルメ関連もとても美味しそうで、描写だけで味が想像できるくらいなんだけど、人間ドラマが魅力のほとんどをさらっていった感じ。続編の展開が気になるので、刊行お待ちしております。
が「ナイス!」と言っています。
佐島楓
ネタバレシリーズ初期のころのような、(江戸時代なら)ありそうな展開のサスペンスホラー、何より語りの奥深さといった要素がかなり失われてしまったな……。シリーズファンとしてはちょっと残念。ゾッとさせられるというより、エグみが勝っている物語が多かった。おもしろくないわけではないんですよ。個人的にわたしが求めているものとは違ってきたというだけで。
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佐島楓
ネタバレ単純なHow Toモノではないし、最初にわたしがこの表題で求めていたものとは少し違ったが、興味深く読んだ。独立を目指すと経営者としての視点や雑用をすることが必要になる。これは個人事業を営むほかの職業のかたにも言えることであろう。利は薄いがパズルのピースがはまればやりがいはあるんだと思う。わたしは普段自分と家族のためにしか料理をしないけれど、ちょっと意識が変わるかな?
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佐島楓
ネタバレ女性として生まれた以上、女性であることからは逃げられない。島での息苦しい生活から逃亡を図った真以と、日常で苦しみ続けなければいけなかった葉。このふたりが対比的に描かれる。真以の行動は極端に見えるが、ここまでしなければ逃げられなかった(そして逃亡に失敗している)という比喩なのだろうか。苦しいなあ。あまり物語としては好きなタイプの内容ではなかったんだけれど、それはわたしが女性で、直視したくないことが多いからなのだろうな。海や島の描写がうつくしく、せめて自然だけは彼女たちの味方であってほしいと思う。
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佐島楓
ネタバレ題名から想像されるような指南書ではなかったけれど、これはこれでおもしろかった。シベリア鉄道と東欧がメインで、いまは情勢が不安定すぎてとても旅などできない地名ばかり登場する。もちろん著者が実際に訪れたのは戦争がはじまる以前の話。西と東の分断の様子など、かなり顕著なのだなあとちょっとした文章からわかり、想像が膨らむ。気分転換のために手に取った本だったが、正解だったかな。
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佐島楓
ネタバレ日本の難民受け入れ態勢には問題があるとつねづね感じてきたけれど、改めて向き合わさせてくださった本。スリランカ人の男性と結婚する道を選んだことで、困難を味わう母と娘の物語。自分のなかにある差別意識を掘り起こしてくれただけでなく、やっぱり変な国だよ日本はと思わざるを得ない。安い労働力は欲しいくせに、それが外国人とみると犯罪者予備軍扱いするなんて。日本が島国で国境を接した国との軋轢がないから、内戦や戦争、政治的な人権侵害についてピンとこない面があるのだろうけれど。考えるきっかけとして広く読まれてほしい作品。
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佐島楓
ネタバレ台湾発の小説を読むのはこれが初めて。台北には一回だけ旅行したことがあって、全体的に日本と似ているなと感じたけれど、やっぱり違う発展の仕方をしていると本作を読んで思った。台湾のかたの日本観や米英観を覗けたのは興味深かった。本編も主人公が型破りな性格で、次から次へと物語が展開するのはよかったけれど、ちと話が長いかな。続編があるようなので、文庫版刊行を待って読んでみたい。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/23(4968日経過)
記録初日
2011/04/24(4967日経過)
読んだ本
9340冊(1日平均1.88冊)
読んだページ
2589814ページ(1日平均521ページ)
感想・レビュー
9331件(投稿率99.9%)
本棚
176棚
性別
血液型
B型
職業
クリエイター系
現住所
東京都
URL/ブログ
https://note.com/bunchosan
自己紹介

小説を書いておりました。いまはいろいろと模索中。
好きな本は日本近現代文学、国内ミステリ、本に関する本、食文化についての本、(食べ物系の)ライトノベル、
歴史、哲学、医学、心理学、生物学、社会学などジャンル問わず読みます。
最近はケアという領域とコミュニティーという概念に興味あり。
みなさんの投稿が大きな助けになっています。
一応図書館司書資格持ち。個人的にはとても役立っています。

本のほかは、アニメ、ゲーム(RPG、ビジュアルノベル)フィギュアなどの立体物、映画、
スキンケア、ヘアケア、服を見ることが好き。
文房具好きは大昔から。万年筆インクとノートを集めています。
マイブームはゲームセンターCX。DVD収集中。
きちっとゲームをクリアしたい。途中で止まってしまうことが多い……。

佐島楓名義でnoteはじめました。
https://note.com/bunchosan
更新が止まっていますが、充電中。

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最後までお読みくださってどうもありがとうございました。

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