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2025年1月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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ナイス
542ナイス

2025年1月に読んだ本
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2025年1月のお気に入られ登録
1

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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婚活アプリで出会った真実(まみ)が結婚式を前に失踪した。ストーカーに狙われていたのかもしれないと心配した架(かける)は彼女の行方を探し始めるが、これまで知らなかった婚約者の一面が次々と明らかになり、同時に架自身の無自覚な傲慢さにも気付かされていく。登場人物たちの何気ない発言が刺さる刺さる。結婚相談所の小野里夫人と対面した時の緊張感や、真実のお見合い相手だった金居嫁の視線がいたたまれなくなる気持ちがわかりすぎて痛い。自分の将来に明確なビジョンもない私にはこの小説はとても身に染みた。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

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遅くなりましたが…みなさま今年もよろしくお願いいたします。世の中奇跡の9連休ですが私は20連休中です。ちゃんと社会復帰できるかな…。 ★迷いながらの2024年間ランキング↓ https://bookmeter.com/users/1102733/bookcases/12093021

さおり
2025/01/03 23:25

共読は3冊でした。1位の一穂さんは積んでる!近々、読みましょう。ところで、20連休とは何ごと!?羨ましい!と思ったけど、そもそも私、働いてないんだったわー。今年も仲良くしてくださーい。

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2025/01/04 06:34

さおりさん、今年も共読増えるといいなー。連休は、うちの会社勤続〇年目とかの節目に有給以外で10日休んで良い制度がありまして、年末年始にくっつけたら20連休になったのです。働かないって嬉しいけど微妙に不安…。

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2025年1月の感想・レビュー一覧
24

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シリーズ3作目。皇后暗殺の罪を被せ、芙蓉を追い落とした雪媛。そんな芙蓉にも幼い頃から付き従う者がいる。潼雲は芙蓉と雪媛に利用され、振り回されてちょっと不憫。後宮ものはだいたい女の嫉妬と、皇帝や権力への執着がドロドロしているものだけど常に命がけで大変。芙蓉もなかなかの悪女でしぶとい。青嘉と義姉の関係もますますややこしくなってきて、このままでは誰も幸せになれないな。
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シリーズ9作目。今日子さんはある容疑で逮捕され取調室から出られない。ということで今回は最速の安楽椅子探偵となり、代わりに相棒の厄介が謎解きに奔走する巻。今まで出てきたジャーナリストの囲井さん、警護主任の親切さんも登場。そういえばボディガードの守くんって親切さんのことか。「推薦文」以降はほとんど出てこなかったけれど、何気に厄介とともに信頼されている人だったわ。さて、今日子さんは履歴書をどうするのかな。文庫は追いついてしまったのでここで一旦お休み。
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“日常の謎”5編。先日読んだ「推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ」で、続編がでて無くて残念と言っていたら、こちらの短編で凛堂&月瀬のコンビに再会できました。さらに「星読島に星は流れた」からはセグウェイに乗っていた専業ニートのデイヴとも再会。デイヴ、すごく良い人じゃないの。さらに幼馴染ともいい感じなのでは。他にも小学生、高校生、大学生が主人公という、世代も舞台もバラエティにとんだ内容で楽しく読めました。
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警察からの依頼を受けて、犯罪被害者やその家族の心のケアを行う公認心理士・高階唯子。人は状況によって言葉も気持ちも揺らぐものだから、カウンセリングでクライアントを救えるかどうかは不確実で、どこが終わりなのかも曖昧だ。心の傷は回復するのに時間がかかるし、もしかしたら一生癒えずに抱え続ける人もいる。唯子は何度無力感に打ちのめされても諦めない。最後に少し救いがあってホッとした。
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ネタバレ死にたいと願うひとに届く名刺サイズの白いカード。二次元コードのみが印刷されていて、その先は自殺幇助業者「さんず」のサイトにつながっている。必要事項を入力するとエージェントが現れ、死にきれない問題の解決、心残りを解消し、背中を押すお手伝いをしてくれる。ペアを組むのは大学生くらいの人なつっこいスガと、四十代くらいのスーツ姿で冷静なカトウ。彼らも訳あり。依頼人たちが自殺を考えるまでに追い込まれる状況はなかなかつらいが最終話で少し流れが変わる。生きるべきか死ぬべきか。これは続編あるかな。読みたいな。
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シリーズ2冊目。皇后の座を奪うため計画を練る雪媛だったが、不慮の事故で記憶を失ってしまう。玉瑛に戻っている間の青嘉とのやりとりがつらい。髪飾りが誤解を招き関係をこじらせることになるとは…。そして義姉の態度は家族に向ける親愛を超えていて何かやらかしそうで怖い。ともかく安皇后のことはそうなって欲しいという展開で良かった。柑柑は瑯が引き取るのかな。雪媛は言葉がきつくても根は優しい。
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シリーズ7冊目。完結。アンナ父の失踪と真犯人の目的を、これまでの事件に登場した人物たち総出で解決に奔走するフィナーレ。各巻違う作家さんが書かれていたシリーズ(藤石さんは3冊)をうまくまとめあげたという感じ。「あぶない刑事」を知らない世代はタカとユージの小ネタも気づかないだろうな…。ドラマは未視聴、映画は配信で視聴済み。
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シリーズ3作目。死んだ人間がやってくる霊界の入り口で、天国行きか地獄行きかを審査する閻魔大王の娘・沙羅。理不尽に殺されてしまった人には、どうして死んでしまったのかを自分で推理して、正解したら生き返ることができるチャンスを与えてくれる。今回は全3話4人との推理ゲーム。第2話の祖父と孫の話が良かった。第3話の犯人だけは霊界に来たら速攻で地獄行きでしょう。
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ネタバレ瑞燕国で最下層(奴隷扱い)とされる尹族の少女・玉瑛。差別の元凶となった過去の皇帝の側室・雪媛を恨みながら大将軍に刺されて死んでいったのだった…が、目が覚めると自分がその憎き悪女雪媛となっていた!というもの。尹族の歴史を変えるため、以前の記憶を武器に国を内側から変えようと決意する。そして自分を刺した未来の将軍はまだ何者でもない護衛の男。はたしてふたりの関係も変わるのか。これはおもしろくなりそう。ところで過去に遡っても転生というのか?と気になって調べたら、こういう場合逆行転生というらしい。勉強になりました!
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ネタバレ一家三人を殺害し死刑判決を受けていた少年が脱獄した。逃亡生活の中で知り合った人から見た少年は、真面目で礼儀正しくとてもそんな犯罪を犯すような人間ではないということ。名前や顔を変えながら逃げ続ける彼は一体何がしたかったのか。警察の怠慢や、唯一の目撃者を責めたくもなるけれど、やれることは全部やりきった彼をほめたい。人間は間違いを犯すものだということは、捕まえる側・罪を裁く側にも言えることなのだ。ドラマの最終回観たかっただろうな…。
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ネタバレシリーズ11作目。ゼミ合宿で青木ヶ原樹海にやってきた高槻先生と深町くん。そこで偶然健ちゃんと沙絵さん、そして夏樹さんと遭遇。これで何事も起こらないはずがない。沙絵さんの気持ちにつけ込む山路は鬼だわ。第三章ではずっと気になっていた鞍馬へ。行かない方が良かったのか、行かないと先へ進めないならやむを得ないのか。高槻先生の未練と深町くんの願いがこちら側との縁をつないでくれることを願う。しかし最後でまた真相が遠のいてしまったかな。
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ネタバレヌードダンサーが財閥の御曹司に見初められ結婚。お手伝いさんがたくさんいるようなお屋敷での新婚生活から間もなく、当主である義父が何者かに殺害されてしまう。犯人は一体誰なのか。昭和三十年代に書かれた日本ミステリの名作らしく、多くの作家から支持が厚い作品。うまいこと騙されたわー、と気付いて最初のページに戻る。それにしても登場人物みんな欲深い。
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シリーズ3作目。二百九十二人から始まった蠱毒もこの巻で九人に。まさかあの人もこの人もここで退場かー!という目が離せない展開。これまでの一瞬で消えた人たち含め、参加者全員の名簿を作成していたとは設定が細かい。最初は皆同じに見えた監視者たちにも細かい背景がありそう。甚六と椒のやりとりにそれを感じた。あと愁二郎付きの橡は、普段姿を消して同行しているのに札の確認のときはTPOに合わせた服装で現れたりするのでおもしろい。後半列車内の激闘には痺れました。次回で完結。
さおり
2025/01/13 09:07

完結してから読みたいと思って待機中なのですけど、勝手に3冊で完結かと。次巻があるのですね。まだ待たなあかん。

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2025/01/13 16:49

さおりさん、当初の予定では終わらなかったけれど、年内には完結巻が出るはずなのでお楽しみに〜。まあまあの厚さでも一気に読めるくらいおもしろいです。

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ネタバレ自殺教唆ゲームの主催者である女子高生・寄河景。頭が良く美少女で誰からも好かれていた彼女の本性とは…。幼馴染で恋人の宮嶺が、景の理解者で味方のようだったけれど、本当にそうだったんだろうか。宮嶺は罪悪感や責任感で守らないといけないと思い込み、それは好意とは微妙にずれているような気がするし、景も宮嶺に向ける異常な独占欲は好意というより支配に近い。お互い恋ではなかったのでは。そして景のカリスマ性が同年代だけでなく大人にも有効だったことが驚き。
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シリーズ6作目。1話目は、ある女優に舞台を降りるよう脅迫状が届き、その相談を受けた探偵・風真が舞台に立つというもの。人間関係はドロドロ、ミステリ仕立ての舞台は終始ドタバタしていた。ポンコツだと思っていた風真は案外器用だな。2話目は、探偵たちが詐欺師の緋邑と組んでカジノに潜入。これまでの核心に迫る内容。青崎さんの書いたネメシスも良かったです。残り一冊。
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シリーズ5作目。清居のツッコミや平良のきもうざ度が加速していて、プロローグの時点でかなりおもしろいが、最後はちゃんと泣ける展開なのはさすが凪良さんです。平良の初個展や賞獲り話中心なので野口師匠も出番多め。今回は本当に野口さんが居てくれて良かった。続きは何年後かな…。
さおり
2025/01/09 17:32

続き、早く読みたい。でも、書いてくれさえすれば結局、いつでも良いとも思えます。野口さん、ありがたかったですよね。

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2025/01/09 21:11

さおりさん、私も続きはいつまでも待ちますよ〜。今回も本編から5年ぶり!?ですしね。野口さん番外編も良かった!

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婚活アプリで出会った真実(まみ)が結婚式を前に失踪した。ストーカーに狙われていたのかもしれないと心配した架(かける)は彼女の行方を探し始めるが、これまで知らなかった婚約者の一面が次々と明らかになり、同時に架自身の無自覚な傲慢さにも気付かされていく。登場人物たちの何気ない発言が刺さる刺さる。結婚相談所の小野里夫人と対面した時の緊張感や、真実のお見合い相手だった金居嫁の視線がいたたまれなくなる気持ちがわかりすぎて痛い。自分の将来に明確なビジョンもない私にはこの小説はとても身に染みた。
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火事でアパートを焼け出された推理小説家が、先輩の紹介でいわくつきビルに暮らすイケメン探偵と同居することに。なんだかどこかで見たような設定で、第二話からお互い急に名前呼びになったのでBLかと思った(違います)。家族構成や職業からホームズとワトソンを彷彿とさせるミステリ。最後に“敵”の存在を匂わせているけれど今のところ続編は出てないようで残念。作家が編集者にボツをくらうあたりはリアル。久住さん丁寧で読みやすいので好きですけどね。
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ネタバレシリーズ14冊目。長く引っ張ってきた仁明編もようやく決着。しかしラスボスがあんな状況だし、正体不明の占い師も消えてしまったままでモヤモヤが残る。ずっと不審な動きをしていた高木さんは、今のところ“ただの怖がりな男”に戻れて良かった。晃くんはもう第六リサーチになくてはならないメンバーだな。次は全員でイギリス出張でしょうか。
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ネタバレシリーズ8作目。忘却探偵・掟上今日子さんパリへ行く。そのとき仕事をクビになった厄介もパリへ旅立っていて、異国の地で今日子さんに仕事の助手に任命されるのだった。絶対に寝てはいけないのに何者かの罠でうっかり眠らされた今日子さんは、備忘録を書き換えられ、目覚めると忘却“怪盗”になってしまう。知らなかったエッフェル塔の雑学がためになりました。パリが舞台のせいかオチもオシャレ。
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シリーズ4作目。第一話が離婚して門司港に引っ越してきた女性のお話。いつもの町田さんなら掘り下げて重くなりそうなところを、このシリーズはサラッと流してくれるので安心して読めた。第二・三話ではヒーローになりたかった男と同級生の友情。こちらもとても良かった。新しいお客さんやゆるキャラ登場でレギュラーメンバーは出番少なめ。それにしても志波家は長男が一番ヤバいのか?
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ネタバレシリーズ2作目。第一部はアサヒとユウヒの幼い兄弟の秘密について。第二部はマンションの一室で見つかった衰弱した男児と餓死していた妹が見つかった事件から。交番のおまわりさん・狩野雷太もここから登場。カノーの視線は鋭くて優しい。過去の出来事と現在が少しずつつながって真実が明かされていく。子どもの貧困や虐待はどうして連鎖してしまうんだろう。今後スティックシュガーを見るとせつなくなるな。捜査一課の女性刑事・烏丸靖子という新たなキャラも増えて続編も期待できそう。
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鍵に糸を巻き付け、外から引っ張って外し密室をつくる、というトリック指定のアンソロジー。密室だからといって必ずしも殺人事件が起こるわけではないところがミソ。作家さんそれぞれが密室トリックの取り入れ方に違和感がなく、そういう縛りのアンソロだったことを忘れるくらいだった。芦沢さんにはすっかり騙された。そしてトリの島田さんは本格的でさすがです。
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ネタバレ佐藤さん2冊目。薄い本だと思ったら、これは序章…?というところで終わった。アメリカの高校に通う三葉虫の化石オタク・バーナム少年は、スクールカースト一軍のお金持ち・コールに目をつけられる。それに抗うため立ち向かうのだったが…。同じくイジメられていた友人タキオにももう一つの顔があって…と、これから壮大な物語に続きそうな気がするけれど好みは別れそう。カフカの「変身」を読んでたらもっと楽しめたのかな?(読んだことはない)。退役軍人のPTSDが興味深い。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/02/22(1823日経過)
記録初日
2020/02/21(1824日経過)
読んだ本
1007冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
327055ページ(1日平均179ページ)
感想・レビュー
979件(投稿率97.2%)
本棚
4棚
職業
営業・企画系
現住所
北海道
外部サイト
自己紹介

小説中心に話題作からBLまで。マンガも読みますが今のところ登録はしていません。読書メーターは3年で1000冊を目標に始めましたが無理でした!(775冊)。これからはマイペースに続けていこうと思います。

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