大変な幕開けの新年。北陸在住の家族がいることもあり(幸い無事でした)落ち着かないスタートでしたが、しばし日常から離れられる読書に救われた日々でした。何より、大河を愛する読書家様に感化されて元々好きだった平安ものをテレビ視聴と並行して楽しめた事と、これまた愛好家の読書家様に惹かれて評判だったコミック作品にチャレンジ開始したこと。心を遊ばせるもう一つの世界が傍らにあるってありがたいですよね♪ https://bookmeter.com/users/1145524/summary/monthly/2024/1
ミカママさん、ありがとうございます。めでたく予定通り書店から届いて本棚に並びましたよ「きのう何食べ」①~㉒!あとは読むだけ(笑)去年は「ゴールデンカムイ」を一年かけて読んだので、今年は「何食べ」をと思っております。ホント楽しいシリーズをご紹介頂きました♪一年後、我が家の食卓にも劇的変化が??今月もよろしくお願いいたします。
読了お疲れ様です。レビューすぐ下のコメントを読ませて頂いて読みの深さに脱帽。さすがですね。私は、「町田さん大好き」が先行してしまい、そこまで分析出来ず^^;「もっと自在に描かれた「生きているからこその迷い」」←私も同感です。
よつばさん、ご紹介&コメントありがとうございます。いつも「好き」が伝わるご感想がとても楽しみ♪そして、町田さんの漠然とした違和感や抵抗感を咀嚼しやすい言葉に乗せる力量ってホントに目を見張るものがありますよね。まさかの地平で展開される町田節、見てみたいな~なんて思ってしまいました( *´艸`)
地方郊外小都市の中堅葬儀社(既存は新刊の舞台になったような小さい家族葬専門の葬儀社だけだが大規模葬儀社が近日参入予定)を舞台に、特別の想い(良い方もそうでない方も)がある「こちら側」に留まる人たちの心の振動を描く。大激震がやがて静まることもあれば、延々と余震が続く事も。死者の側が「これが最期の想いです」とイクラみたいな珠をポロンと繰れたら贖罪も安堵も随分と楽ちんに違いないと思うがそうは問屋が卸さない・・でもさ~・・という物語。町田さんは「振り切る」姿より「迷う」姿に誠実な強さが描ける稀有な方だと感じた。
がらくたどんさん、こんにちは。こちらも読みましたよ。共読うれしいです。『坊ちゃん』意識しながら読んでましたが、確かにあちらは無鉄砲、こちらは神経衰弱と対照的ですね。卑弥呼の鏡が最近また発掘されたようで、そこも興味が掻き立てられました。
たまさん、ありがとうございます。マキメワールドでもご一緒出来て嬉しいです。ご感想、拝見して参りました。ホント、奈良だからこその「ありそう」な悠久の時間の繋がりですよね。三角縁神獣鏡、最近桜井・天理と立て続けに出土していませんか?卑弥呼さんの「国王認定」の記念コインみたいに諸豪族に配ったのかしら(笑)
punyonさん、ありがとうございます(^^)どんなペットでも一度怖い目に遭うと警戒しちゃいますね(>_<)版画のにゃんこ達は結構迫力で取り囲まれたら私もビビるかも♪「乙女の本棚」シリーズが市内の図書館にあまりないのですが、読んでみたいです(^_^)/
(メモ)本書ではアメリカを世界の公僕とする国連チームの意向で2.26事件内での東条英機・鈴木貫太郎・岡田啓介のある「状況」が想定されていたことになっているが、史実としてはこんな感じ。東条英機=生存し太平洋戦争を牽引、鈴木貫太郎=生存し最終的に終戦工作、岡田啓介=生存し最終的に終戦工作。ただ、鈴木・岡田の「工作」が十分だったという意味ではない。本作の文脈だと合衆国に全土併合はされなかった(沖縄は領有された)という程度。巻末の田中啓文氏の解説が「とにかくすげえや」って事しか言っていなくてとても面白いです♪
本書では2.26を軍部の発言権が行政府の発言権を大きく上回ったきっかけと捉える。行政府と軍部の既得権シニア層に対して「天皇のため」「国のため」と思って陸軍若手将校が起こしたクーデターは、結局「軍部」にしか制圧できなかったために、行政府が軍の意向を重視する傾向が強まり、開戦へと向かったという捉え方。この中で蜂起隊は一時「官軍」の扱いだったのが急転直下「賊軍」とされる。官軍のまま終わる歴史をシナリオに滑り込ませられないのか?再試行プレイヤーの二人の軍人の葛藤が次第に決意に転じていくのだが・・。爆走RPG♪
同じ2.26を2人の作家が捉えたものを読まれたのですね。実際に見聞きした方に接した経験が、育った場所からもがらくたどんさんの人格をつくったのだなぁとしみじみ感じました。
こりさん、ありがとうございます。なんだかんだと生まれ育った土地や時代の色味って染みこみますよね(^^)今月は月初に雪が降ったおかげで北村薫・宮部みゆき・恩田陸で226を読んでしまいました。三人三様で楽しかったです(^_^)/
表紙が表裏の一枚絵になっています。読み終わってから頭上に掲げて下から見ると、雪の中から顔を出したらモフモフ達に見つめられていた!という至福の瞬間が体験できます。あ~もう、たまらん( *´艸`)
白井さんらしい鬼畜系不道徳ミステリでしたね😁最初は爽やかな家族だな~と思いきややっぱり鬼畜❗️それにしてもどんどん増殖する象山とタイムループ的な展開にはすごく引き込まれて楽しかった~😆🎶
yukaringさん、ありがとうございます(^^)ホントにみるみる増えましたね。増えても性格悪いから結局騙し合いにしかならないのがおかしかったですo(^-^)oタイムリープは時間刻みすぎで特に終盤は知恵熱が出そうでした(^O^)ご感想でもおっしゃってましたが、表紙がピッタリ♪
「相対的貧困」という概念がある。その国の一人当たりの可処分所得の中央値の半分を貧困線と想定してそれ以下だったらそれは相対的に貧困なので自他共に生活再建の支援を求める(もしくは指導を受け入れる)指標となる。今のところ120万円台後半が貧困線と言われており公式な貧困率は貧困線以下の分布で算出されるのだが、昨年民間金融機関のレポートではあるが貧困線直下の世帯数が減少し貧困線の更に半分の所得で暮らす世帯が増加しているという統計を目にしてこれは実は大変な事なのではと思った記憶が蘇った。
あ、作中に少女の家庭の困窮をアフリカの困窮と比較する教師が登場するが、人はその時代のその地域(国)の所得分布の中で生きているので、たとえば敗戦直後の日本の「貧困」状態と比較したりアフリカの飢餓地帯の「貧困」状態と比較することに私は現実的な意味を見出せません。
くまみさん、ありがとうございます。表紙を表・裏と眺めてから読み始めると、脳内アルバム・ショーがきっと楽しめるのではないかしら( *´艸`)挿絵も子どもとシッポに弱い私には超胸キュンでした。お楽しみに♪
「なかなかラブなお話である」まさにー😆❤️まさかこんなラブでサプライズなお話だなんて思いませんでしたよ〜😉「ななつのこ」シリーズは、自分も駒子ちゃんと同じような頃に抱えていた、もう少しで大人にならなきゃいけないみたいな焦りや不安がきちんと描かれていて、読むとなんか懐かしくなっちゃうんですよね〜😌シミジミ
くまみさん、ありがとうございます。「もう少しで大人にならなきゃいけないみたいな焦りや不安」って見方によっては「甘ちゃん」なようだけど、反抗期と一緒で一定期間ちゃんと持っていた方が良いのではと今は「その時期」が持てる環境だったことをものすごく感謝している自分が居ます。同時に「その時期」は自力で強制終了しないといけないとも思う。昨夜、『ONE』まで読み終えて、駒子ちゃんの物語って心の成長の物語だったんだと思いました。くまみさんの「駒ちゃん再会」がキッカケで善い読書ができました。本当にありがとうございました。
本作での狼は山で暮らす者たちにとっては畏怖の対象である意味「神」なのだが、決して人を人間社会に置いたままで導いてくれるような親和性の高い存在ではないのが令和の狼奉行との際立った違いと感じた。人間は人間社会より狼の暮らしにシンパシーを感じてしまったら、もう人間社会から離脱して「山の人」として生きるしかないという突き放し方が印象的だった。本書は表題作の他4編。剣術修行サスペンス・中世サラリーマン物語と多彩。106回の直木賞がW高橋のW受賞だった事を今回始めて認識しました
わー、2冊とも面白そう😆狼なんて聞いたら読まずにいられない🤭長編の方が好みなのと、試し読みしたらこちらの方が文体も読みやすそうだったのでこちらを先にポチりますね🐺✨
くまみさん、ありがとうございます。そうだ、くまみさんはワンコの源流オオカミさんもいける口でしたね( *´艸`)本作の狼、特に頭の黒絞りはカッチョイイですよ。惚れてしまいます♪装丁が素敵なので機会がありましたら眺めてみてね♪
ミカママさん、ありがとうございます。洋梨!!それも良さげ♪洋梨、好きなんですよね。母が洋梨のシャリシャリを噛み砕けなくなってきておりどうしようかな~と思ってました。焼いたら柔らかくなりますね。時期がきたら試してみます(*^。^*)
punyonさん、ありがとうございます。私はことさらスピンオフを意識させる物語には感じなかったし、ステップ・ファミリーや家族内にマイナーな特性の人がいる事についての小学校中高学年の子ども達の関心にも上手に寄り添っているバランスの良い物語に思えました(#^.^#)児童棚にあって良い本だと思うな( *´艸`)
愛玉子さん、ありがとうございます。そうそう、コロナ初期のイマイチ現実感が湧かない不安がひしひしと迫る感じとか。ホントに巧みに滑稽さを映り込ませて切り取りますよね(^^)私もあの闇オチ設定に「⭐」を付ける感覚が大好きです(^_^)/
がらくたどんさんおはようございます🌞源氏物語は高校時代、古文が苦手なイメージそのままで現代訳も読まずに今まできました😅(光源氏がなんかいろいろやらかしちゃってる!くらいの認識🤣)先日Eテレの趣味どきっ!って番組で源氏物語を取り上げててその現代語訳の話の面白いこと!!読んでみたくなりました😆やはり田辺聖子さんのが読みやすいかな🤔?ってか田辺聖子さんも初めて作家さんなんですけども…🤣
くまみさん、ありがとうございます。わかる!源氏の原文は主語省略と婉曲表現と「誰かさんみたく知識をヒケラカスのってはしたないから、常識(もちろん平安の超教養人の常識なので今の私らにはわからん)はわざわざ書かないよ!」の最終進化形態なので私はあっさり諦めました。正統源氏本はお聖さんの「新源氏」以外にも与謝野晶子・谷崎・寂聴さんに最近だと角田光代さんとかも。源氏パロディもたくさん出ていますが、この「私本源氏」は「やらかし源氏」の老舗本って感じです♪機会がありましたら(*'▽')
チョコソースのメッセージが「777」なるほど~、それとっても素敵です(^O^) 私は単純に「My recommend」なんて書いてあるのかと思いましたけど( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
punyonさん、ありがとうございます。「My recommend」!!発想が素晴らしくロマンチックでおしゃれじゃ~。キャッ( *´艸`)ピリ辛チーズケーキ、美味しいのかな~??
ちょろこさん、ありがとうございます。三部作通しての最強胸キュンワードですよね。再読で知っていて読んでいるのに鳥肌が立ちます。繋がった「間違い電話」は繋がるはずのなかった想いを繋げてしまったのですね・・。あのお人好し好々爺オーラ全開でこういう物語を書くんだもんな~。やっぱり北村薫は手放せません( *´艸`)
前作『街の灯』で語られた警告としてのブッポウソウの鳴き声に、今作では「漢書」の「善く敗るる者は亡びず」という一節が、次作への暗示として加わる。本書ではベッキーさんと報国喧伝の士との問答の中で孫子の兵法と漢書の法志を「戦闘を前提にし、闘って勝つことを第一目標にしているか否か」の違いとして捉えているのが面白い。諸国と果敢に戦闘し勝利する事を先導する思想家に対し、まず布陣せずに解決する道を導ける者を最上位と考え最悪でも「上手な負け方」を模索する思考がある事をほのめかす。静かな物語だが、なかなか侮れない。
ちょろこさん、ありがとうございます。とっても嬉しい共読☆きっと読んでらっしゃると思ってました♪甘い・柔いと言われても(少々被害妄想)北村薫と加納朋子は手放せません(笑)今月は出だしに雪が降ったので行きますよ~<カーキ色の2月>♪ミヤベさんの「蒲生邸」と恩田さんの「ねじの回転」もスタンバってます( *´艸`)
これは怪異とミステリのバランスが程よくて大好きな1冊です🎵😆「冷凍メロン」はコミカルなタイトルに騙されるけど、結構しっかりホラーですもんね😱是非『赤虫村』にもこのまま行っちゃって下さい🏃お守りは持ってね😁
yukaringさん、ありがとうございます。「冷凍メロン」は堕ちるわ乗るわで一瞬まさかのコメディー?と驚きましたが、作中一番の恐怖作でしたね( ゚Д゚)『赤虫村』も怖そうですね♪楽しみです。
NDLのイメージバンク内のミニ解説です。他の絵師の表現と対比できるのも楽しみどころです♪ https://ndlsearch.ndl.go.jp/imagebank/column/sekienyokai
(余談)本書の巻末広告が面白い。京極さんの『妖怪談義』でしょ~、水木さんの『妖怪大事典』でしょ~、小松和彦氏に荒俣宏氏に・・。みんな妖怪と一緒に大きくなったのですね(*^。^*)
→『鬼の話』は折口センセの古代民俗学研究論の一節なので、通例のお堅い文章です。「おに」を仏教の中の征服対象で純粋に排除すべき「鬼」よりもうちょい身近な「恐ろしい」けれど「時には親しい懐かしい心持ち」の来訪者と捉えるのが特徴です。従って対応も「まれびとなる鬼が来た時には、出来る限りの款待をして、悦んで帰って行ってもらう」わけです。「こうした鬼を扱う方法を、昔の人はよく知っていた」もしかしたら外から来る理解できない存在への対応がどんどん不得手になっているのかもしれないなとフト考えた夜でした。
青空文庫で読めます。 「鬼を追い払う夜」 https://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=5011 「鬼の話」 https://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=13214
ちょろこさん、ありがとうございます。お、くるみちゃんグルメですね♪うちのおふくは当初ペレットばかり食べていてどうなる事かと。最近は牧草も食べられるようになりました♪ミニブタをお散歩(ぶたんぽ?・・湯たんぽみたいですね)している方がいらしたら、全く面識なくても嬉しくて話しかけてしまいそうです( *´艸`)
ぽんつくさん、ありがとうございます。ミジンコさん達、なかなか几帳面に暮らしてましたね♪巨大岩を下から持ち上げようとした時に、一番下で何匹か固まって頑張っていた姿が健気でした。それにしても、ウズの正体には私もビックリです( *´艸`)
まる子さん、ありがとうございます。図書館でも常に人気でなかなか棚に留まらないシリーズ、もう6作目だったんですね。一人で見ても友達や家族と見ても楽しいですよね~(*^。^*)機会があったら読んでみてくださいな♪
はじめまして! 面白い視点の絵本で、とても良かったですね。がらくたどんさんの「パートナー」の存在のご指摘に、本当だなぁと思いました。おかあさんを強調するためでしょうが、それがあれば、パートナーさんも、よりこの作品を楽しんで、共に育児をしようという気持ちが高まったでしょうね(^^)
anneさん、こんにちは。コメントありがとうございます。ご感想にあった通り「赤ちゃんが観察した母親の生態」っていうのが、しかもユーモラスにメッセージを伝えているのがホントに良いですよね♪出生率を見ても、韓国の子育て環境も日本同様に相当大変なのだと。実母に頼れない「おかあさん」もいるだろうし。このままだと赤ちゃんから観察もされない「おとうさん」たちが奮起してくれると良いですよね(*´з`)
がらくたどんさん、こちらにもお邪魔します。共読増えてうれしいです。この著者さん、これしか読んでいませんが、時間を作って、重厚な歴史・人間ミステリを書き続けていただきたいです。
たまさん、ありがとうございます。加藤さんの作品、最初は人気アイドルさんという事で興味を持たれる利用者さんが多く、選書の必要に迫られての試読からだったのですが、なんだかんだで気づいたらフィクション系はほとんど読んでおりました(*^。^*)芸能界周辺の小さな世界の物語中心でしたがとにかく観察力と気の利いた概念的な言葉でまとめない描写が好きです。取材も執筆も時間との闘いかもしれませんが、発表をゆっくり楽しみに待ちたい作家さんですね(*^。^*)
kameyoriさん、ありがとうございます。古い本なので新聞記事(?)が思い出すキッカケになるのは嬉しいですよね。お読みになる日も近いかな?ご感想、楽しみにしておりますね(*^。^*)
世界は物語に満ちている♪
還暦過ぎてから、読書タイムが確保しやすくなったのが、何よりの喜びです。自分が読んだ本について他の方の感想を拝見するのもとても楽しみですが、自から手に取ることが少ない作家さんの本が紹介されていると大変にワクワクします。
今後、もう少し自由時間が取れる日々が来たら、サイトの使い方をちゃんと覚えて、今までノートに書いていた読書の記録を整理してみたい。
https://5tekuteku.blog.fc2.com/
(お気に入りに登録申し上げた読書家様の御感想は余さず拝読したいと思って参りましたが、最近諸般の事情で思うに任せぬ事が多くなって参りましたので、断腸の思いで随時加減いたしております。どうかご容赦ください。私への登録・登録解除はもちろんどうぞお気遣いなく)
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チョコソースのメッセージが「777」なるほど~、それとっても素敵です(^O^) 私は単純に「My recommend」なんて書いてあるのかと思いましたけど( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
punyonさん、ありがとうございます。「My recommend」!!発想が素晴らしくロマンチックでおしゃれじゃ~。キャッ( *´艸`)ピリ辛チーズケーキ、美味しいのかな~??