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2024年11月の読書メーターまとめ

鹿乃子
読んだ本
13
読んだページ
3335ページ
感想・レビュー
10
ナイス
99ナイス

2024年11月に読んだ本
13

2024年11月のお気に入り登録
2

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  • イアン

2024年11月のお気に入られ登録
2

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2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鹿乃子
読みやすくて謎もわかりやすい展開で納得することができた。前半が盛り上がってた印象の分、後半の伏線回収で人間ドラマがたくさんあって、柔らかな雰囲気もありつつで、個人的には少々好きではない展開だったのでハマらなかったけど、綺麗にまとめられていたと思う。最後のセリフには不覚にもキュンとした…。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
10

鹿乃子
ネタバレ登場人物たちの抱える悩みや苦しみが、現実世界の推しにもあるのかなって思って読んでたら苦しくなった。最後の最後で若様推しになってしまった…。あとメンカラ教えて欲しかった!!!!!そしてなによりデビューおめでとう。しがみつけるのも才能、まさにその通り。辞めるのが楽なのに、続けるのは苦しいのに。スターゲイザーってファンのことだ思ったけど、最後の行を読んで、みんなもスターゲイザーなんだなって。どうかみんな、無理せず、休みたい時に休んで、踊りたい時に踊って、終わらせることのない光を、ゆっくり私たちに見せてね。
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鹿乃子
やっぱり面白かった〜!好き〜!でも読後、後藤ってなんだか寂しい人だなって思っちゃったな。ボディビル選手の後藤が係長という中間管理職に昇進して、大会を控え減量期に入ったことで物語は進む。部内のデブ(体脂肪)を異動させる(削ぎ落とす)ことによって、自身の減量も成功する…なんとも奇妙な方程式。文章が何よりも面白いの〜!身につまされる言葉がいろいろあって私も痩せようかな…って思ったり笑 辛辣だけど他人の体型に対して内心辛辣でないと自分にここまでストイックになれないかもなと納得。『ケチる貴方』に似てるところある。
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鹿乃子
ネタバレ痴漢冤罪で実刑をくらった堂野、母親から殺人の罪をなすりつけられた喜多川。世間からしたら同じ犯罪者となる皮肉さ。個々人の罪の詳細なんて知らんし、冤罪とか背景とかないに等しいよね〜。『檻の外』でも、その背景をわかっていないマジョリティと、堂野たちマイノリティの差が辛いし、苦しそうだった。全編通して暗い雰囲気漂う作品だけど、BLという括りにしたくない作品だと思った。みんなが言う「愛情」ってほんとなんだろうね。男女だから、男同士なのに、女同士なのに、とか枕詞が鬱陶しい。良い作品でした。何回でも読み直したい。
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鹿乃子
ネタバレ暗い話に終始するわけじゃなく、ちょっとした宗清の仕草とか表情が丁寧に書かれていて、惹かれていく泉のことがわかる気がする。まさか泉と宗清が赤ん坊の頃取り替えられて育てられていたとは…。靖野のこと然りファンタジー含まれてるけど、それぞれの母親が好き同士だったのはよかった点かな。だから偏見なく宗清のこと認められたんかなとか。あと逃げてた家族に関しては道徳がなさすぎて引いた。早朝の小学校飛び込み台からみた景色、初キスはキュンとした。
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鹿乃子
なんだよこれ、一気読みしちゃったよ、前が霞んで見えないし、外は寒くなってきたのに胸があたたかくて幸せだよ。木原音瀬さん、存じ上げませんでした、恥。わたしの心は全て宮木さんの解説で語られている…。BLなのに、今まで読んだものよりリアルで、なおかつ切なくて、葛藤もあって、そりゃそうだろうっていうご都合展開もなくてよかった、とても素敵な作品でした。出会えてよかったよ松岡、寛末。ありがとう木原さん。これから木原さんの作品片っ端から読める気がします。有識者の方、次おすすめ教えてください…。
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鹿乃子
読みやすくて謎もわかりやすい展開で納得することができた。前半が盛り上がってた印象の分、後半の伏線回収で人間ドラマがたくさんあって、柔らかな雰囲気もありつつで、個人的には少々好きではない展開だったのでハマらなかったけど、綺麗にまとめられていたと思う。最後のセリフには不覚にもキュンとした…。
が「ナイス!」と言っています。
鹿乃子
ネタバレよっしゃ見抜いたこれ共犯でしょうんうん。と思ってた私。第5章〜エピローグで先入観を粉々にされた感覚。いや、共犯は合ってたんだけども…、それ以上の感情があったね。あと「娘」の一文字を見た瞬間にカチッと頭の中でピースがハマる快感に陥った。うますぎる〜、同年代幼馴染として読んでた自分笑えてくるほど芦沢央さんに平伏〜!内容としてはこれ以上ないほど親娘の共依存話として美しかった。女性のままならない事情への感情を描き出すのもリアルで、なんというか全員憎めないのよね。最後、憎むだけじゃ終わらない救いがあったのが良。
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鹿乃子
芦沢央さんは2冊目の読了だけど、短編の中の仕掛けや読ませる筆致に関してはさすがと脱帽するほど綺麗にまとまったイヤミスたちだった。書籍名がストーリーの軸となり根底にあるのかと思ってたけど短編の一つの題名だったとは…。どの作品も最初に読み進めていた想定と違う方向に行くんだから面白い。人の闇の部分を書くのうますぎるなぁ芦沢さん。一歩間違えたら起こりそうなのも怖い。
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鹿乃子
憂鬱グルメ小説。見たことないって。主役にグルメを扱う書物といえば、大抵エッセイストが書くものを思い浮かべるけど、これは珍しく小説とあるからワクワクした。結果、読んでみると面白かった。美味しいもの、とは言い難いいくつかの料理について、群像小説の体で書かれていた。生温いシチューに薄いベーコンみたいな肉寿司、ケミカルラーメン、運ばれてきた瞬間から冷めている波型ポテト。どれも想像できてしまうのは、自分でも笑っちゃう。それぞれの視点だから、料理に対する好感度も違うし、各キャラの裏側が別視点でわかるのもいいところ。
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鹿乃子
全ての話に突き放される感覚。途中までは理解して読めてたのに、ほんとに最後の最後に理解ができない3編が入っていた。どういうこと?私には難しかった…。『爪と目』が好きではあったかな。二人称視点の小説かと思ったら、「わたし」が出てきて「?」となり、読み進めていくとだんだんわかってくるし、違和感なくすらすら読めるようになってくる書き方が面白かったな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/08/04(1598日経過)
記録初日
2019/01/01(2179日経過)
読んだ本
319冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
89175ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
198件(投稿率62.1%)
本棚
2棚
性別
職業
主婦
外部サイト
自己紹介

家事や勉強、他の趣味の合間に読書をする主婦鹿乃子(しかのこ)です。

遅読ですのであまり数は読めませんが、
読みたいなと思うものを惜しまず買い、
積みつつも読んでいます。

感想は拙く読めるようなものではないけど
その時に感じた素直な気持ちを言葉にしようと模索しています

★当面の目標は、積読本を100まで減らすことです
供給と消費が追いついていない現状を重く捉え、
日々の読書頑張ります
読みたい本の際限を知らず買っちゃうんですけどね…
スペースに余裕もないので、本の断捨離もやりたいな

★2025年の目標は、5冊読んだら1冊買う、にします。
読みたい本は図書館をなるべく利用しつつにしたいな。

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