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2023年5月の読書メーターまとめ

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読んだ本
16
読んだページ
6165ページ
感想・レビュー
12
ナイス
182ナイス

2023年5月に読んだ本
16

2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ネタバレ【「国を統べるのは、あたししかいない!」昇山を決心した12歳の少女の真意とは!?爽快痛快の恭国篇】 小生意気だけど、利発でまっすぐな主人公の言動は見ていて小気味良かったです。まさしく王の素質を垣間見る事が出来た一冊でした。『東の海神~』のあの人物が意外な形で登場した際には、嬉しさが込み上げてきました。
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2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

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久しぶりに十二国記シリーズを読み直していたら、すっかり忘れていたけど今では自分の指針ともなっている考え方が所々に記されていてビックリ。こんな風に書物はいつの間にか自分の血肉となっているのだなぁと感慨深い気持ちになりました。 ◆2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5566ページ ナイス数:132ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1226202/summary/monthly/2023/4

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2023年5月の感想・レビュー一覧
12

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【『妖怪は懐かしいモノである』】妖怪と呼ばれるモノ・コトに関して、とても深く研究をされている印象を受けました。ただ、「妖怪」という言葉の定義について割かれている分量が膨大で、少し冗長にも感じてしまいました。後半の「妖怪のなりたちについて」の章からでも良いのではないかなという気がしました。
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【胸焼け必定!?子供の目を通して暴かれる、戦時下の人間の生態ー】戦時中に疎開した双子が書いた日記という形式をとっている為、文章はとても読みやすくサクッと読むことが出来ました。ですが、内容はアッサリとは程遠く、人間の冷酷さやおぞましさを、まざまざと見せつけられて胃もたれ気味です😅三部作という事で何だかモヤモヤの残るラストでした。
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【異端の民俗学者とその助手が学術調査先で遭遇した怪事件に挑む、民俗学ミステリー!】民俗学×ミステリーという珍しい組み合わせの短編が5つ収録されています。ただし、謎解きはオマケ程度で、あくまでも民俗学が主といった印象を受けました。そんな中、3話目の『不帰屋』はトリックと民俗学が上手く融合しており、個人的に一番好きな物語でした。
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【『あらゆる神の属性中、最も神の為に同情するのは神には自殺の出来ないことである』】ユーモアと皮肉を織り混ぜた警句をまとめた一冊。一つ一つは1ページにも満たないものばかりなので、手軽に読むことが出来ました。私の知識量では理解が難しい箇所も少なくはなかったですが、芥川の教養の高さには感嘆を禁じ得ませんでした。一緒に収録されている「西方の人」で述べられている、独自のキリスト観も面白かったです。
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ネタバレ【国の命運が遂に決まるー戴国篇、いよいよ完結!】序盤はテンポがゆっくりに、終盤はむしろ駆け足気味の印象を受けました。次々に人が「病む」という現象が起こり、なんとなくホラー色が強い気がしました。今回判明した、魂魄を抜くといった妖魔の能力が後付けの設定のように思われて、シリーズ当初から読んでいた私としては些か違和感を拭えませんでした。4巻という長編の為、登場人物が沢山登場するのですが、あまりにも多すぎて誰が誰だか分からなくなってしまう所もありました。
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【「旅じたくは、非日常の中に、いかに日常を確保するかの格闘です」】タイトルから人生の旅支度=終活を想像する方もいるかもしれませんが、文字通り、旅行前のアレコレについて書いたエッセイです。著者と感性が合うかどうかで面白いかの評価は分かれそうです。私は少しでも荷物を少なくしたいと奮闘する姿に「わかる、わかる」と笑ってしまいました。スマホが普及していない頃に書かれたので、その点も念頭に置いて読んだ方が良いかもしれません。
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ネタバレ【「人は自らを救うしかない、ということなんだ」戴を救うため、各国の王と麒麟が集い始める…】 シリーズ当初から触れられていた戴の王と麒麟不在問題が、遂に大きく動き始める。そして、それを可能にしたのが、シリーズ一作目の主人公という、陽子ファンの私には嬉しい展開。それにしても「魔性の子」や短編「冬栄」の裏で、こんな事態が起きていたとは…シリーズ完結となる次巻、どんな結末を迎える事になるのか気になります!
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ネタバレ【十二国の王と麒麟、それぞれの有り様を示した十二国記シリーズ短編集】同じ短編集の「丕緒の鳥」と比べると、シリーズ本編に登場するキャラクターの今までとは違った一面や本編では描かれなかった姿を浮き彫りにしたよりファンに向けた作品集となっていました。こうして見ると国ごとに王や麒麟の違いがよく分かり、どれが正解というわけではなく、それぞれが自分達らしい政治を模索していくのが非常に面白かったです。と、同時にいかに王道を貫き続けるのが難しいかも実感。そう考えると風漢や放蕩息子はやはり凄いのだなぁ😄
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ネタバレ【己の役目を全うすべく人生を捧げた、名もなき人々の四つの物語。十二国記版プロジェクトX!】いずれも歴史に埋もれてしまうような陰で活躍する人々にスポットライトを当てた物語でした。その為、ストーリーは今までと比べると、地味で進み方もユッタリとしている印象を受けました。ですが、メインストーリーではサラッと流されてしまうような職業の人々を丁寧に描いてくれるので、十二国記の世界観をより深く理解することが出来ました。個人的には『青条の蘭』終盤の人から人への希望のバトンリレーに胸が熱くなりました。
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【人々は妖怪に、どんな想いを託したのか】 「妖怪を通じて人間への理解を深める」という考えを根底とし、過去の資料を非常に研究されており、とても勉強になりました。ただ、著者自身の見解に対して心理学の立場からもう少し検証をしても良かったのではないかという点だけ残念でした。
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ネタバレ【「人は誰も何かしら異端だ。…異端者は郷里の夢を見る。虚しい愚かな、けれども甘い夢だ。」】十二国記シリーズを読んでいる私には、決してホラーなどではなく、ただただ哀しい物語でした。奇しくも生まれ育った家に戻ってしまった事で、あんな惨劇が起こるとは…高里がどうなったのかは勿論、広瀬や後藤など残された人々のその後も非常に気になります。
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ネタバレ【「国を統べるのは、あたししかいない!」昇山を決心した12歳の少女の真意とは!?爽快痛快の恭国篇】 小生意気だけど、利発でまっすぐな主人公の言動は見ていて小気味良かったです。まさしく王の素質を垣間見る事が出来た一冊でした。『東の海神~』のあの人物が意外な形で登場した際には、嬉しさが込み上げてきました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/09(1257日経過)
記録初日
2021/03/08(1258日経過)
読んだ本
559冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
173131ページ(1日平均137ページ)
感想・レビュー
404件(投稿率72.3%)
本棚
8棚
自己紹介

◆得意(好き)なジャンル:
児童書、ミステリー(ハッピーエンド)、日本文化系(歴史もの等)
◆不得意なジャンル:
理数系、アンハッピーエンド系、純文学
◆好きな本
「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」、「暗いところで待ち合わせ」、「ゴールデンスランバー」など
◆読書頻度
月に8~10冊ぐらい

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