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2024年7月の読書メーターまとめ

青乃108号
読んだ本
13
読んだページ
4266ページ
感想・レビュー
13
ナイス
6953ナイス

2024年7月に読んだ本
13

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2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

青乃108号
直木賞発表翌日に予約が回ってきた図書館本。読まずばなるまい。即刻読んだ。読みやすいしまあ面白いと言えば面白い。しかし直木賞を取る程の作品とは感じられず。コロナのパンデミックを背景に書かれた短編集、としてしか特徴のない、ごくありふれた短編集だと思った。しかしながら「大衆性を押さえた作品」という直木賞の定義から言えば、パンデミックという現代の大衆誰もが経験した一大事を背景にしたこの作品はその点において他の作品より一歩有利だったと言えるだろう。その線を狙って三度目の正直で受賞を果たした著者はさぞ嬉しかろうな。
ミーナ
2024/08/12 12:43

同じことを考えました。面白いと言えば面白いけれど、直木賞を取る程なのかな…一市民の私が言うのはおこがましいですが、1週間後くらいで忘れてしまいそうな内容な気がします

青乃108号
2024/08/12 18:02

ミーナさん 共感コメントありがとうございます(^^)自分は既に、「特別縁故者」しか記憶にないです(T∀T)

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

青乃108号

もう6月終わりなんですね。またリセットされてしまって、この瞬間が毎度苦手…自分的には精一杯頑張った6月だったと思います。7月も頑張って読みたいと思います!今月もどうぞよろしくお願いいたします🙏2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4987ページ ナイス数:6395ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1235074/summary/monthly/2024/6

Vanc
2024/07/03 23:13

青乃さん、いつもありがとうございます。先月の共読は残念ながらありませんでしたが、いつもレビューを参考にさせていただいております。今月も宜しくお願いします。

青乃108号
2024/07/04 02:13

Vancさん こちらこそいつもありがとうございます(^^)参考にさせて頂いているのは私の方です!今月もどうぞよろしくお願いいたします🙏

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
13

青乃108号
岸本佐知子 編 訳の海外短編小説アンソロジー。本の造りのセンスが良い。表紙。タイトルと収録作家名が不規則に斜めに書かれており、いかにも「居心地が悪い」。見返しは真っ黒。次に薄紙に英文表記されたタイトルと作家名、捲ると扉はシルバー地の中央にクロームメッキ様の鍵のイラスト。さあ、部屋を開けて、と気持ちが高ぶる。12編の短編は確かに間違いなく、どれも変で「居心地が悪い」。中でも一番のお気に入りは「来訪者」だ。抜群に面白い。白眉は巻末だ。両面真っ赤な頁。次に両面真っ黒な頁。この本は欲しい。手元に置いておきたい。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
全く知らなかった作家のコミック。32歳独身書店員男性の日常の物語。書店員、やってみたかったな。沢山の本に毎日囲まれて楽しいだろうな。フェアの企画を考えたりもするのか。俺だったらどんなフェアにするかな。考えるのも楽しいな。赤毛のアン。読んだな。窓ぎわのトットちゃん。読んだな。俺は何で本を読むのかな。何を求めてるのかな。人生って何かな。俺はあと何冊、本を読めるのかな。コミックだけど、すぐに読めるけど、いろいろ考えるところはあって、良い本だったな。「明日がまだ何ひとつ失敗をしない新しい日だと思うと嬉しくない?」
るい
2024/07/26 08:46

「明日がまだ何ひとつ失敗をしない新しい日だと思うと嬉しくない?」赤毛のアンの言葉ですね。残り少なくてなっていますが、この心意気で前向きにいきたいものです。💖

青乃108号
2024/07/26 12:26

良い言葉ですよね。今日も1日、頑張ります(^^)

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
物語は戦前の北海道で始まる。産みの親も知らず農家に身売りされ牛馬の如くこき使われる不憫な少女、ミサエ。彼女のあまりに過酷な運命がこれでもかと冷徹に描かれ、それでも時に希望の光が見えたりするものだから先が気になってやめられない。何とか幸せになって欲しい。ふと気付く。本の終盤あたりにあるのだ、黒いページが。流れから考えてそこで本編は終わり、別な中編小説が始まるのだろうと思った。決して幸福な結末とは言えないが、ミサエの力強い決意で物語は終わる。感動。完璧な着地。しかし黒いページに書かれていたのは「第2部」要らん
青乃108号
2024/07/25 23:56

るいさん 私はこの作家にハマリました。第2部を除いては。颶風の王、図書館で借りて手元に あります。楽しみに取っております。是非読まれて下さい!コメントありがとうございます!

青乃108号
2024/07/26 00:02

Vancさん ありがとうございます!私はこの作品、好きです。第2部を除いては。映画にも第2部は向いていないと思います、ってどんだけ嫌いやねん第2部、ってはなしですよね(///∇///)

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
日付けが変わって今日が返却日なので必死で読んだ。裏染天馬シリーズ3作目は短編集。2作目と4作目を繋ぐ橋渡し的作品は、お馴染みの登場人物達を生き生きと動かし、人が死なないミステリーを色々な 形で楽しませてくれた。それぞれの人物造形も深掘りされており、より魅力的に描かれている。若いって素晴らしいなあ。俺にはもう手に入れる事は叶わぬ「若さ」だけど、みずみずしい若さに充分、浸る事が出来た。何より各短編とも大変面白く読めたし。これは「図書館の殺人」がますます楽しみになってきた。今日は良い夢を見て眠れそうな気がする。
さこぽん
2024/07/25 20:38

ナイスありがとうございます。このシリーズも大好きだけど、全然新刊が出ないので残念です。良い夢見れましたか??( ´艸`)

青乃108号
2024/07/26 00:15

さこぽんさん こちらこそありがとうございます!いいですね、本当にこのシリーズ。図書館~凄く楽しみです。良い夢は…言わぬが花ということで(///∇///)

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青乃108号
9編の犯罪小説短編集だが、どの作品もとてつもなく中身が濃い。無駄な描写を極力廃し、50ページ足らずの短さで物語を二転三転させ読者を手玉に取る手腕たるやまさに職人の域である。かなり集中して読まないと話に置いて行かれてしまうので、ゆっくり時間をかけて読むべき。可能なら1日一話ずつ読んで行きたいところだが、諸事情あってそうも言っておられず今日などは4話まとめて読んだりした為、脳が、悲鳴をあげているのを実感した。とにかく、選りすぐりの9編。いずれも甲乙付けがたく、読まずにいるのは勿体ないので読んでみて下さい。
セシルの夕陽
2024/08/24 19:39

青乃さん、読みました! 濃密でした! すっかり作者の手玉に取られました💦 2013年に亡くなられているのですね、、、残念😢

青乃108号
2024/08/24 20:06

セシルの夕陽さん すでにこの作家さんがいない事が残念ですよね…でも楽しんで頂けたようで嬉しいです!コメントありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
直木賞発表翌日に予約が回ってきた図書館本。読まずばなるまい。即刻読んだ。読みやすいしまあ面白いと言えば面白い。しかし直木賞を取る程の作品とは感じられず。コロナのパンデミックを背景に書かれた短編集、としてしか特徴のない、ごくありふれた短編集だと思った。しかしながら「大衆性を押さえた作品」という直木賞の定義から言えば、パンデミックという現代の大衆誰もが経験した一大事を背景にしたこの作品はその点において他の作品より一歩有利だったと言えるだろう。その線を狙って三度目の正直で受賞を果たした著者はさぞ嬉しかろうな。
ミーナ
2024/08/12 12:43

同じことを考えました。面白いと言えば面白いけれど、直木賞を取る程なのかな…一市民の私が言うのはおこがましいですが、1週間後くらいで忘れてしまいそうな内容な気がします

青乃108号
2024/08/12 18:02

ミーナさん 共感コメントありがとうございます(^^)自分は既に、「特別縁故者」しか記憶にないです(T∀T)

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
俺はただひたすら眠かった。拷問に近い本だった。何度も意識を失い、どこまで読んだかわからなくなり何行も戻る。皆さん、本当にこの本を理解出来ていますか?俺には何の事やらさっばり判らなかったけど。薄い本だからすぐ読めると思ったのに、随分時間がかかってしまって、その時間はまさしく不毛。ただ列に並んでいるだけのシチュエーションで完結していたら俺は猛烈に感動したと思うんだけど、何で猿?要る?猿?本当に判ってる?信じられない。まあいいけど。やっと終わったから次の本が読める。俺には読みたい本が列に並んで待ってるんだから。
青乃108号
2024/08/06 21:56

彌月さん そうなんですか。残念ながら私には判らないです…太宰は、まあ判らないではないんですが、それでも…この作者は判らないです…コメントありがとうございます!

彌月
2024/08/06 22:08

うす!まぁ解っちゃうと解っちゃうで完全に根暗認定なので、健全に生きる為には解んない方が良いかもしれません笑それなりに本読んでる人に対して、声を大にして私中村文則が好きなんです〜とは言い辛い感ありますからね。へ、へぇ〜?ってなっちゃいますからね。

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青乃108号
失踪した小説家が残した原稿。事実であるのは著者自身が小学4年生の時に男に誘拐され一年間監禁されていた事のみ。それ以外の記述は現実なのか虚構なのかはっきりしない。男との監禁生活の中で何があったのか、最後に夫の手記が付されているが謎は解明されないまま小説家の行方もわからないまま。読者の想像をたくましくさせる小説である。「残虐記」というタイトル。興味をひかれて読んでしまった俺も、実は作中度々登場する「性的人間」ではなかったのか。読み手ををも巻き込んでしまう恐ろしい物語。深追いはしない方が良さそうなのでこの辺で。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
家族葬専門の葬儀社が舞台。仕事に誇りを持って働く佐久間真奈を主役に、「死」に関わる仕事だと偏見を捨てきれない周囲の人々との軋轢と彼女の成長を描く物語。五章構成になっているが、三章目はほとんど寝落ちしながら読んだもので全く記憶にない。というか全体的に要らない要素が多くとっ散らかった印象。あれもこれもと欲張り過ぎて結局何が言いたいんですか、話長いんでもう少し整理してもらえませんか、と愚痴のひとつも言いたくなる。削るべきは削って、特に三章目は要らないだろう、構成を練り直せばもっと良くなるだろうに惜しい作品。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
あまりにも分厚い見た目に恐れをなし、なかなか手が出なかったが、読み始めると一気だった。戦時中から戦後にかけての、善人ばかりの多くの登場人物が織り成す数多くのエピソードに、その話要る?などと思うところもあるにはあったが、ちゃんと物語の下地として必用だったんだな、と後でわかる。母ちゃんと父ちゃんと、そしてたった一人の息子。その3人の家族の成長を中心に据えた物語。3人でこそ家族。かたばみの葉と同じ。ラストシーンも空が青くて良かった。怖い物が飛んでなくて良かった。父ちゃんと息子でキャッチボールが出来て良かった。
ルチル
2024/07/11 17:57

📚げっと

青乃108号
2024/07/11 18:23

ルチルさん 良かったです(^^)お疲れ様でした❗️

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
北海道。父と禁猟区に立ち入って熊を探す引きこもりの若者。人間の都合でオオカミと交配され誕生し結果人間の都合で捨てられたオオカミ犬。その他多くの捨てられた犬達はいつしか野犬となり群れとなる。そんな中父子は熊を見つけ出すが、父は敢えなく食い殺される。若者はなんとか逃げるが、オオカミ犬をボスとする野犬の群れに襲われる。若者は突如野生に目覚め、群れと闘い彼等を従える。そして熊との再びの対決。文字通り喰うか喰われるかの闘い。その勝負の行方は。読み始めたら止まらない、一気読み必至。命の力強さを改めて感じる作品だった。
るい
2024/08/22 06:54

藤真利子さんて味のある女優さんでしたが歌も歌われたのですね。

青乃108号
2024/08/22 07:19

るいさん 私が学生時代に毎日入り浸っていた下宿で彼がそれこそ毎日聴いていました。40年ほど前になりますか…聴いて下さりありがとうございます!

が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
雪深い山中の屋敷に招待された6名の男女。やがて始まる連続殺人…のはずがそうではない。最初の犠牲者が出るのが何と150ページも過ぎたあたり。びっくりした。こんなに引っ張るミステリーは読んだ事がない。後の解決編で実はその前に事件は始まっていたと判明するのだが…。そして誰もいなくなった、へのオマージュというか、それを超えてやる、っていう意気込みが感じられ相当無理スジな部分はあるものの、その志は買える。本家を超えていると思う。詳しくは読んで頂くしかないが、かなり独創的な作品である。永く記憶に残る作品になるだろう。
が「ナイス!」と言っています。
青乃108号
栄華を極めた虚飾の女王、富小路公子に関して関係者27名へのインタビューを纏めた形式の本。関係者は主だった者が全員、網羅されているし、その都度話し言葉も変えてその人となりもそれぞれ完璧に描き分けている事に感嘆しきり。それ故どの証言もこれは本当に違いない、と俺などはすぐ信じてしまうのだが、複数の証言を合わせると公子の全体像が段々と浮かんで来る仕掛けだ。証言の間にはそれぞれ齟齬があるものの、全てが公子の嘘のせいだろう。公子は男を踏み台にしてのしあがった、稀代の悪女。面白い。前のめりになる程読まされた。愛ですわ。
るい
2024/07/02 14:46

ちょっと古い時代の本ですが面白かったですよね。当時としては体を張って子供を産んでシャーシャーと面の皮を厚く生きて行くというのは珍しいのではないでしょうか。普通、もう妊娠した辺りでOUTになる女が多くて、後は奈落の底まで落ち捲る感じではないでしょうかね。私から見ると痛快ですが、いやな死に方をしましたよね。

青乃108号
2024/07/02 15:08

るいさん そう、その妊娠した事さえ武器にしてのしあがって行くその姿は、男の私が読んでも痛快でした。嫌な死に方ではありましたが、あたかも赤い花が咲いたような姿で、美しいと思いました🌹

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/03/19(1345日経過)
記録初日
2021/03/08(1356日経過)
読んだ本
545冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
190393ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
544件(投稿率99.8%)
本棚
40棚
性別
血液型
AB型
職業
サービス業
自己紹介

日々些末な事などに終われあまり時間がない上、読む速さも極めて遅い。しかるに総合的に残された時間と言うものにも限りが見えて来た俺。果たして俺は後、何冊の本が読めるのか?

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