ネタバレタイムリープもの。 主人公は弁護士の貴文。四年前に別れた元彼湯峰が過労で孤独死した連絡を受ける。人の良すぎる湯峰のことを悼んでいると、タイムリープ。 別れた直後の時間に戻る。遠慮がちで希望を言えない貴文だが、4年の経験で中身は大人に成長。人が良すぎて他人を優先し、怒ったりもしない湯峰に対し、怒ったり周りの人間の不幸を変えようと奮闘。 異世界ものだと簡単に解決しがちだけど、リアル現代なのでなかなかうまくいかない。そこが面白い。 結果的に二人ともすごく成長し、幸せな未来になってよかった。 面白かった。

ネタバレ5年ぶりの続編。 前巻では付き合うまではいかなかったけど、やっと認めて付き合った二人。好きだというのは恥ずかしい、そんなところも気が合う二人。 目黒の初めての男（クソ野郎）の話を聞き、自分の過去を反省する秋野、しかも無自覚で目黒を気遣い大好きが溢れてる。とても笑ったけどキュンと来てすごく面白かった。 ママは今回も大活躍で、読者の言いたいことを行ってくれる。いとこ甥の若者、ママを好きなのか。すごく気になる。 楽しく読了。 メイト特典は、目黒が筋トレする理由。

ネタバレ2巻が出たのでまとめ読み。 押しに弱いゲイ目黒と女の子大好きだがすぐ振られる秋野。秋野は何故かすぐに振られて目黒の家に入り浸る。迷惑と言いつつ、筋肉を触らせ、秋野の好物を作って出迎えるし、来ないと寂しい。なんとなく抜き合いが始まるし、秋野が振られる原因は彼女を目黒と比べるから…ほんと、付き合っちゃえよ。なんで気付かないの。普段はタチなのに、秋野が触ってくるせいですっかり開発されちゃってネコになる秋野が可愛い。 えっちしてもまだ認めないのか。どうみても両思いなのに。面白かった。2巻も読みます。

ネタバレ主人公は元ヤクザの廉太郎。身体が大きくて腕っぷしが強く、流されてヤクザになったが組がなくなりアラサーで無職。知らない田舎なふらりと立ち寄ると、いきなり殴りかかってきた野生児銀。返り討ちにしたら懐かれる。保護者秀二は、銀の世話をする変わりに家に住まわせてくれるという。言動が不思議な銀だが、本家の不義の子として生まれ、育児放棄されて犬と一緒に育ち、叔父秀二に引き取られた過去がある。真っ直ぐな銀に翻弄されながら、惹かれる廉太郎。 就職大変そうだけど、秀二のパートナーがしっかりしてるからなんとかなるのか？

ネタバレ表紙の印象で勝手にスタイリッシュな殺し屋の話だと思ったらグロギャグだった。 怪力で死体に欲情するサイコな攻め潔（偽名）と頑丈な特異体質でスラム育ちの殺し屋猛。 肉体関係はあるけど、途中までラブが芽生えるのか不安だったが、最終的には潔がデレた？ので良かった。 センシティブの隠し方が斬新。

ネタバレ前回すれ違い、家を飛び出した湊。時間を置くことで、冷静に話し合えたし信じてもらえて良かった。 ifで黒沢が心を読めたなら、のお話。こっちでも楽しい。

ネタバレ黒沢がリーダーを任された文具フェス、多忙が続き、直前の天候不良でものも人も届かず大ピンチ。一人で全部背負おうとする黒沢だが、安達の影響でみんなに助けを求めることができた。 柘植と湊は、最悪のタイミングで心が読めることをカミングアウト。不安な湊、勘違いで家を飛び出す。

ネタバレ新婚さんな黒沢と安達。藤崎さん、社内に推しカプがいて結婚式に招待されるとは…どれだけ前世で徳を積んだのか。 柘植と湊、初デートはダブルデート。余裕のくろあだ、久々に黒沢のポエムソング。二人のお陰で一歩前進。今後は湊が心の声のことにどんな反応をするのかがネックか。 プロジェクトリーダーになり、忙しくなる黒沢。お祝を兼ねてのラブラブ熱海旅行。この二人の濡れ場は照れるわ。

ネタバレバトルする中也かっこいい。龍の中で太宰を見つけ、中也に殴られて先に仕込んだ解毒剤が作用するって…太宰はどれだけ先を読むの。 澁澤と相対する敦。白虎が自分の生きる意思だと理解さた敦。鏡花と芥川との共闘で、澁澤を打ち破る。

ネタバレ横浜の4大組織を次々潰した六年前の龍頭抗争、その原因は安吾たち役人が『白麒麟』澁澤を横浜に呼び込んだこと駄という中也。中也のバイクとバトルがかっこいい。記憶は消えていたが、敦の幼い頃行われた能力開発のための虐待も実行は澁澤で、敦によって澁澤は過去に殺されていた。澁澤の異能は死体から分離した自分自身の異能？ヒョードルの異能、罪と罰が龍？

ネタバレ主人公は自己肯定感の低い大学生朔弥。能力はあるのに親にもけなされて育ち、初めての彼氏にも酷い扱いをされて捨てられた。バーで1人泣いていたら、以前から朔弥に目をつけていた会社役員の柾人に声をかけられる。柾人はスパダリだが両親を事故で亡くして以来、大切な存在への距離感がつかめず、囲い込みと過剰な溺愛で振られ続けた。割れ鍋に綴じ蓋でうまくいく二人。いい友人たちが、囲いながらも安全な場所で自立する方向で朔弥をリクルートし、将来的にも安心か。社長と唯くんの話も気になる。 楽しく読了。

ネタバレ主人公の星は元芸人の会社員。相方を好きになり、ネタに気持ちを込めたBLネタを書いたら人気になってしまい、相方への報われない気持ちや求められる過激ネタと自分の恋心との乖離に傷ついて芸人をやめた。辛く当たってくる会社の先輩雨宮は、実は星の芸人時代のおっかけガチ恋勢だった。元相方タクミも、売れたいだけでそんなに嫌なヤツじゃなかったし、雨宮の重めの愛と包容力が良かった。 楽しく読了。

ネタバレ元々同人誌で出ていたものをまとめた1冊。 短編が10本くらい入ってる。 世界がつながっていたり、絵のかき分けが曖昧だけど、全体的にほわっと好きな空気感。はっきりとしたBLではなく、なんとなくの好意や、表現をしないニアBLばかり。 全部読むのは疲れるけど嫌いじゃない。

ネタバレ表題作と短編2本。 高校時代からの友人大谷に片思い中の豊本。クールに見えて、妄想してる。大谷が女子に告白され二人でデートの練習をするが、大谷への気持ちに気づかれてしまいその後ギクシャク。お陰で大谷も豊本を好きだと気づき、ハピエン。妄想が現実となってから、クールじゃなくなる豊本がかわいい。 次はあざとい先輩と便利な後輩。後輩を学際委員の手伝いに出したら忙しくなり、かまってくれなくて先輩嫉妬。 次は高校生の友人同士。部活引退の夏、恋が始まる甘酸っぱい感じ。

ネタバレ再読。 地獄の営業部解説パーティー。 肋骨が外に出て亀の甲羅。 キュンと来る求愛でラップバトルから筋肉自慢カエル。耳の良い動物で宇宙人からフクロウ。 どっちが採用バトルでペンギン。 ハダカデバネズミ。若返る動物。『不老は絶滅を呼ぶ』

ネタバレ主人公は天涯孤独のルカ。事故にあった愛犬風太とともに異世界召喚される。 ついた先は竜人の国。歓迎されているものの、連れてこられた理由も教えてもらえない。王子ヴィルヘルムだけは元の国に返そうとしてくれる。幼稚園で言葉の喋れない第2王子と交流したり、一見冷たいが優しいヴィルヘルムを好きになる。実は神託で生贄として召喚されていたが、大神官が自分の娘を助けるための生贄にするためだった。 戸田先生の文章はロマンチックで繊細な印象で好きです。 小山田あみ先生のイラストが本当に美しい。 ぷらいべったーにザシャのss有り

ネタバレ主人公は大学生のソラ。最近ゲイだと自覚し、イケボの配信者ソウジロウにハマる。DMから仲良くなり、オフで会うことになる。理想の彼氏に抱かれたいソラ、理想の声を持つソウジロウだが、来たのはもっさり地味キャラ。がっかりしつつ、かなり熱烈に思いを告げてくる推しに、まんざらでもない。ソラが推すイケメン配信者に嫉妬したり、浴衣で祭りに行って外でエロいことしたり、一緒にいる時に配信でシチュエーションを演じたり(水音など配信される)、ほぼ両思いの二人。ソウジロウが垢抜けたら理想の恋人になるのか？

ネタバレ主人公は現世では家族や職場に恵まれずに不幸な生活だったが、くしゃみ4回で脳出血になり亡くなり、目が覚めたら3人の神様の前に。魔力の消費が多く、不足しそうな異世界と現世をつなぎ、この世界で使わない魔力を異世界に流すためのきっかけとして選ばれ、新たな人生を与えられる。魔法は全属性、現世の能力も考慮したスキル、身体は新しく子供の体。森の中で、スライムをテイムして進化させ、属性や生態の研究にハマる。3年たち、森で傷ついた貴族のパーティーに出会い、自宅に招いて介抱。外の話を聞き、共に旅に出る。

ネタバレ前世で悪役皇后エリーゼとして夫である王から処刑された記憶を持ち、現代日本では『人を助けたい』と外科医になった主人公。医者として充実した日々を送るが、飛行機事故にあい、目が覚めたら記憶を持ったままふたたびエリーゼとして生きていた。 幸いまだ王太子との婚約直前のタイミングだったので、婚約せずに医者になろうと画策する。 表情の読めない王太子は、婚約したいみたいだけど、まだ良くわからない。 現王は半年で医者として何か成し遂げろといい、貧困層向け病院で身分を隠して修行が始まる。

ネタバレ主人公は社畜の春乃。会社で泊まり勤務中に異世界に召喚される。 自分はΩで、次期国王の運命の番だからすぐに子作りしろといわれ、薬を盛られる。 お相手のアキハは次期国王だが出生時にアキハの力に灼かれ？母が亡くなっている。アキハは自分の力で傷つけたくないと番になるのは拒否するが、春乃の身体を鎮めたり、優しい部分も見える。現国王である父が残り少ない力で息子の番を召喚していたことを知り、アキハの命で春乃を帰そうとする。春乃は帰らずに世界を繋ぐ道を模索する→あっさり繋がったエンド。 サラッとしていてびっくりした。

ネタバレかわいいバニーボーイたちと遊べるラビットハッチ。 前半は9号(きゅー)の話。背中に彫った花が興奮すると浮き出る9。推しである薊は、9の恩人であり親代わりの彫師たつさんの弟子。酔いつぶれた薊を送ったら告白されて抱かれる。辛い過去もあり、大切な人を失う恐怖から、一度は離れるが結局くっつく。 次は生意気新人48号(よつば)。No.1の46(しろ)に食って掛かり、つきっきりで指導が始まる。百合だと思ったら、描き下ろしのタチ訓練でリバ。ケンカップルでかわいい。 えっちで非現実的でかわいい。 楽しく読了。

ネタバレ現代編。 俳優になった王子ウィルを追いかけるメロル。人間の体を維持するため、クラートとの行為も続く。 ウィルの相手役のオーディションを見事勝ち取ったメロル。ウィルはメロルに押されっぱなし。クラートの切ないシーンとかでてきて辛い。次回はウィルとクラートが対決。メロルが好きになったほうが相手役。 ここからウィルが魅力的になっていくのか？ どんどんクラート推しが強くなるわ。 巻末の学園パロも面白い。

ネタバレ前回の告白以降、唄川を意識する奏多。ハイトに対してか唄川に対してか、答えを保留。バズった動画の効果でテレビに出ることになるが、リラックスの為に一緒に歌っていた唄川も注目されてしまう。唄川には人前で歌えないトラウマがあるが、被り物をして一緒に出るという解決策。唄川の内面に触れ、ハイト込みで唄川を好きだと自覚。告白の予約→告白。お付き合いが始まる。唄川の愛の重さと手の速さが良い。 メイト小冊子は、描き下ろしの続き。昼に初エッチチャレンジをした1月6日の夜。 まだ続く。

ネタバレ主人公は大学生の要。後輩廉と付き合って半年だが、キス以上に進まない。ワンコのように慕う廉と、本当は大好きだけどツンツンしちゃう要。 イケメンでスポーツ万能の廉はモテモテで、悩む要。色々アピールするものの、毎回失敗し隣で安眠されてしまう。『見たい夢が見れるおまじない』をしてみたら、廉とラブラブでえっちな夢を見るようになりぎくしゃく。実は廉は童貞で、経験豊富？な要に見合う男になるため…と自制していた。お互い誤解がとけ、無事エッチも済ませてハピエン。 可愛らしいお話でした。

ネタバレ単話で既読。 主人公は被レイプ願望を持つΩ音無。疑似ヒート薬を使ってハンティング中に、大学の同級生正城に助けられてしまう。常に正しく性の乱れに厳しい正城。音無は正しさの塊のような正城に犯されたいと思い始める。順を追って、とお付き合いが始まり、共に過ごすうちにαの本能を嫌悪する正城のトラウマを知る。 音無はヤバい先輩に薬を盛られて拉致監禁レイプされるが(自業自得ではあるが)正城が救出。正城の本能も認めて受け入れる音無に救われる正城。 正城は瞳孔開いてるシーンが多い。 描き下ろしは番になるイチャ甘えっち。

ネタバレパン好きヤクザがなぜかいきなりパン屋の主人に強引に抱かれていてびっくりした。そしてなぜか店に銃を忘れて関係は続く。抗争が勃発して血なまぐさい展開になったり、組長の跡目のことでバタバタしていたらパン屋が組長の息子でなぜか跡目を継いだ。なぜかその後もパン屋は続けている。 3巻まで出てるし、人気シリーズのかと思ったら、私にはあまり合わなかった。

ネタバレ主人公はv系配信者の真夜。事務所と作り上げたポジティブキャラまひるとして人気だが、本人はネガティブ。 生活の面倒も見るマネージャー荻野さんに片思い。メンブレした時に性的にもお世話になり、どんどん意識していく。実は荻野さんのほうが担当になる前からのまひるオタクで、執着s攻めっぷりが良かった。

ネタバレタイムリープもの。 主人公は弁護士の貴文。四年前に別れた元彼湯峰が過労で孤独死した連絡を受ける。人の良すぎる湯峰のことを悼んでいると、タイムリープ。 別れた直後の時間に戻る。遠慮がちで希望を言えない貴文だが、4年の経験で中身は大人に成長。人が良すぎて他人を優先し、怒ったりもしない湯峰に対し、怒ったり周りの人間の不幸を変えようと奮闘。 異世界ものだと簡単に解決しがちだけど、リアル現代なのでなかなかうまくいかない。そこが面白い。 結果的に二人ともすごく成長し、幸せな未来になってよかった。 面白かった。

ネタバレ主人公は天涯孤独の葉。病弱な父が亡くなってからは中卒で働いている。真面目だが貧乏で職場も待遇もひどいが、頼れる大人もおらず知識もなく搾取されている。自宅近くの素敵なビストロを覗くのが日課。怪我をして首になり、家を引き払い、最後の晩餐の為に初めて入ったビストロ。そこで倒れ、オーナーシェフの瑠可に拾われる。『食い逃げや医療費を踏み倒さないため』と自宅に住まわせ、『太らせてこき使うため』とたくさん食べさせて仕事をくれる瑠可。 みんながすごく優しくて暖かい、幸せなお話でした。 木下先生のイラストがぴったりでした。

ネタバレ主人公はホテルコンシェルジュの田万川。日々客に無理難題を押し付けられて疲労気味。癒やされるために保護猫カフェでボランティア。そこへ、愛猫を亡くしたばかりの小説家來生が来店。なぜか気に入られて猫として飼われる。まずはトライアル。 甘え下手な田万川がリラックスできるようになってきた。 サラッと読了。

ネタバレ主人公のオリヴィアは子供の頃から王太子アランの婚約者だった。優秀なオリヴィアに嫉妬したアランの命令でバカなふりをし、お后教育も受けられなかった（その分実家で教育を受けた）。それなのに「バカなお前より優秀な女を選ぶ」と急に婚約破棄を告げられた。自分で行ったことも忘れてるし、書類仕事も9割型オリヴィアが変わりにこなしていたのに、馬鹿な王太子。すぐに第二王子サイラスがオリヴィアに求婚。共に本好きで話の合うサイラスは、昔からオリヴィアに片思い。オリヴィアを口説く。王と賭けをしたというが、婚約破棄は王の策略か？

ネタバレ主人公は元心臓外科医の樋口。エリートだったが、トラブルで早まった手術で患者を救えず、オペがトラウマに。田舎の内科医として異動させられる。 そこで出会った地元ヤクザ天授。太い腕や胸板や入墨、方言や飄々とした態度など、とにかくセクシー。樋口に惚れながらもカタギの医者として距離を置こうとする天授。天授と出会って、トラウマを乗り越えて、天授のために田舎で生きることを決めた樋口。 身体も入墨も、絵がとにかく美しいし、作画コストが凄そう。そして様々な体位、濡れ場がダイナミック。小スカは先生の性癖か。 すごくよかった。

ネタバレ主人公は一見地味だが魔性の男名波。幼稚園時代から名波を男が取り合い、仕事も転々と。自殺しようと山に入り、通りがかりの比嘉に助けられる。 名波の魔性を半信半疑の比嘉は、あっさり自分の左官会社で雇う。比嘉の技術と男気は違う意味で魔性で、職人は皆比嘉に憧れている。皆いい人で、良い職場。名波も比嘉の仕事と男ぶりに惚れていく。ストーカーが何度も突撃したり、刃物を出したり、脱獄したり、かなり恐ろしかった。結局比嘉もはやい段階で名波を好きになるが、仕事に一生懸命な名波をかわいがっていて今までとは違い安心。 面白かった

ネタバレ主人公は心が追い詰められてごみ屋敷に引きこもる鎌倉さん。パワハラ上司に耐えていたが、ある時限界を超えた。 野球ボールに窓を割られ、匂いが外に漏れて周りに発覚。下の階の荒井くんは、鎌倉さんを連れ出し、家に住まわせながら一緒に片付けをする。 家がきれいになるたび、心の傷が癒えていくような、じわじわ温かいお話でした。鎌倉さんだけでなく、明るい善人に見える荒井くんにも弟に対する罪悪感があって、そちらも救われていくのが素敵でした。 派手さはないけどじわじわ心にしみます。 とてもよかった。

ネタバレ新装版とコミカライズが出ていますが、旧版を積んでいたのでこちらを読了。 主人公は男専門の恋愛詐欺師蓮。家庭に恵まれず苦労し、詐欺をする。 大病院の長男加賀谷をターゲットとし、順調に落とすが、純粋で愛情深く真っ直ぐな加賀谷の愛に、自分も好きになり罪悪感を覚え始める。過去の詐欺で捕まり服役。迎えに来た加賀谷と再構築していく。素朴で愛情に飢えているのに自己評価が低く甘えられない透（蓮）がかわいそうで切ない。 「僕の世界の真ん中は、もう僕じゃない。それはひどく幸せなことだった」すごくよかった。 泣いた。

ネタバレ主人公はヤクザの若頭善条。ビッチなゲイだが恩人（故人）の娘を育てている。カルチャースクールをはしごする娘にイケメンな趣味友ができて、いちゃもんを付けに行ったら別の組の組長の息子朔だった。手芸が得意でピュアでヤクザが似合わない朔。善条にうっかり美味しくいただかれてしまい、執着。 「淫乱！」「いやらしい！」などノリが面白かった。 確かに朔はヤクザが似合わないから、ケーキ屋さんになって正解だと思う。 楽しく読了。

ネタバレ優秀な姉二人の下でぐうたらに育った王子フラン。 姉がふたりとも駆け落ちし、いきなり次期国王になってしまう。嫁選びの舞踏会で罵詈雑言を浴びせてきたフードの男に乳母（老魔女）が怒って仔狼にする。反動で倒れた魔女を助けるために、仔狼と妖精騎士とぼんくら王子の3人で万能薬をもらうために旅に出る。 フランがぼんくらだけど純粋で善人でかわいい。 魔女、竜、狼、妖精などまさにフェアリーティル。 フェリクスが結構かわいそうなので、幸せそうで何より。面白かった！ 「王子ですが〜」リンク作。あちらは長姉の元婚約者だそうです。

ネタバレ主人公は仕立て屋の巧弥。同じく仕立て屋だった父（故人）の友人で資産家の堂崎に片思い。堂崎は、ただの友人の息子に対してよりも過剰に巧弥を気にかけ支援している。腫れ物のように扱う堂崎にずっと巧弥の淡い片思いだったが、堂崎の息子漣の登場でバランスが一変。父への気持ちを指摘し、採寸でいきなり抱いたり、大人で包容力ある風に見せたり、かき回す。父同士の関係と堂崎の罪悪感が明かされ、やっと前を向けた巧弥を漣が受け止める。 うーん。ちょっと惜しい。私には堂崎親子の魅力を感じられなかった。

ネタバレシリーズ2巻目。 当て馬登場。白井、先輩に絡むと思ったらまさかの瀬良狙いか。 社員旅行、当て馬への嫉妬、瀬良の異動を経てやっとちゃんと両思いに。 体格差がとても良い。

ネタバレ中編2作品。 表題作は高校生同士。主人公の山下が偶然、優等生田村が舌ピアスをしていることを知ってしまう。バレたか、と言って隠していた素を自分にだけ見せてくる田村に、うっかりキスをする。ゲイバレを恐れるあまり、自分を隠してきた田村を、山下の真っ直ぐさで引っ張り出す話。 もう一本は、クズニートの主人公がようやく働こうとしたら同級生が店長代理。勤務態度を怒られながら、同級生が初恋の相手だったことを思い出す。 両方とも、臆病になっていた受けが成長していく話でした。 よかった。

ネタバレ主人公は会社員の剣次。剣道道場を開いていた祖父が亡くなり、家族もそれぞれ好きに生きていて一家離散して残された。入浴中に召喚扉が開かれ、異世界に「あくま先生（中途半端）」として召喚される。元騎士団や団長代理の旅人マーチンとの出会い。強引で説明不足な展開だけど、ジェイク先生の話はなんだか納得しちゃうんだよな。あと今回もエロたっぷりでした。フェチ要素はスライムを抱くマーチン、尻に練乳アイスバー、角と尻尾くらいかな。 まさかのマーチンが転生してくる展開にびっくり。 楽しく読了。

ネタバレ「口下手は〜」のみさきの弟ゆづきのお話。 食べることが好きだけどコミュ障でボッチなゆづき。お相手は親切な陽キャで察しが良すぎる小野先輩。小野に助けられて懐いているゆづきだが、そんなゆづきの可愛さに気づいていて可愛がりたい小野がグイグイ迫る。でもちゃんとゆづきの気持ちを察してくれる小野先輩が本当に素敵だ。さすが羽毛先生、今回も独自のセンスと細かい表現がクスッと笑えて隅々まで楽しい。 不器用だけど一生懸命なゆづきがかわいい。 楽しく読了。

ネタバレdom×dom。 主人公は元モデルでセレクトショップオーナーのマサ。モデルのオトとは親友。オトは年々コマンド力が強くなり、パートナーに怖がられてしまいフリー。3人のパートナーがいるマサだが、飲みながら試しにオトが出したコマンドに反応。定期的にお互い？？？ってなるので笑える。結局マサは強いdomだけど数%switchで、オトのコマンドに反応。強すぎるオトのコマンドを、強いdomだからこそ受け止められる、他の人にはdomだけど、オトにだけsubという設定がすごく良い。 楽しくてキュンキュンした。 すごく好き。

ネタバレ主人公はsubでタチの渡瀬。なかなかネコのdomと巡り合わず、薬でsub欲を抑えていた。体調のためにプレイのみのクラブでトウマに出会う。話しているうちに、トウマもネコのdomだと判明。相性ぴったり。お互いのダイナミクスも満たされ、身体も満たされ幸せな日々を過ごすが、実はswitchだったトウマにsub性が出てきてしまう。薬で隠したり、他のdomで満たそうとするが、渡瀬もトウマと付き合うことでswitchに変化していた。 肉体的には攻め受け固定だが、ダイナミクス的にはリバな二人。 素敵なお話でした。

ネタバレすごくよかった。 主人公は高校教師の椿。長年憧れ続けた親友の北斗の結婚が決まり、椿は婚活を始める。パーティで一緒になったレンは恋愛が面倒だといい次々プロポーズ。最悪の印象から、意気投合して酔ってワンナイト。「好き」を知らないレンが椿のために成長していく姿が胸に刺さる。椿は真面目で卒なくこなすけど、親に対して、北斗に対して、取り繕って生きてきた。レンがとても素直でかわいい。椿も真面目で愛情に飢えていて愛おしい。 結婚して欲しい。 すごく好きな作品です。

ネタバレ再読。 記憶は戻らないまでも、何故か惹かれて身体の関係になってしまう二人。それでも自分は多郎の妹を好きだと思い込む貴博、多郎が切ない。 コミカルながらも、表情や空白に切なさが滲んで胸に刺さる。毎回読むたびに泣ける。 薄々気づいていたけど、ちゃんと認めるシーンや、多郎のモノローグが泣ける。名作。 記憶は最後まで戻らないけど、同じように好きになる、この展開が泣ける。 それを気にする番外編もすごく好き。

ネタバレ再読。 貴博と多郎。高校で出会って友人期間を経てのお付き合い、順調に時は流れて、家族公認で同棲。しかし1話で貴博が事故に合い、記憶喪失。まだ友人だった高校時代へ戻る。「恋人のことは自分で気づきたいからネタバレ禁止」と言われ、二人の関係を言い出せない多郎。 ギャグを挟みつつ、じわじわ切ない。 名作。

ネタバレ主人公は帽子デザイナーの凛。100年前の先祖の悲恋を知り、興味本位でお相手の屋敷を訪ねる。 遠縁である伯爵のヒューは、前半は敵認定で頑なに話を聞かず、ものすごくイライラした。いくら騙されたからって、凛を騙して誘い込んで監禁…弟に薬を盛られてるのを見て無理やり抱いちゃうって、変わらないじゃん。しかもその後も溺愛に見せかけた傲慢さで、最後まで好きになれなかった。英国人の悪いイメージ通りのキャラだわ。 凛がされるがままのか弱い子じゃなく、反論して噛みつけるタフな子だったのでまだ救われた。

ネタバレ主人公は工事現場で働く尚。仕事帰りに開いてるバルに入り、ご飯を食べていたら店長旬の偽装恋人をすることになる。うーん。いくら3人で幼馴染でも、旬が呉服屋を継ぐなら身を引くって…幼馴染の男が意味不明だった。どちらにも失礼。そして旬がも、その場しのぎで尚を恋人役にしたのはいいけど、嘘が下手だからキスするって…罪な男。普通に両思いになったからよいものの、「こんな若い子に罪悪感」とか言ってる場合じゃないよ。じゃあ手を出すなよ。 料理は美味しそうだし、尚はかわいかった。旬も素敵だけどイラッとした。

ネタバレ主人公は悪役令息に転生したジョシュア。 小説では皇帝を好きになりヒロインの邪魔をする役だが、実際の推しは皇帝の双子の弟で当て馬のベルデ大公。自分が強く美しい獣人の王子なことを利用し、話を変えて推しの土地の浄化と引き換えに婚約者として押しかける。不幸な当て馬の大公は半年後にヒロインを庇って死ぬが、ジョシュアはそれを回避するため（ついでに推しを愛でる）に奔走。 ジョシュアが勝手に登場人物にあだ名を付けまくるので混乱する。好き好き言って振り回し、やっと大公がジョシュアへの気持ちを認めていい所で不自然に終わった。

ネタバレ表紙買い。中身はあまり期待していなかったけど、面白かった！ 魂が霊獣化する砂漠のファンタジー。 主人公は鳳凰の霊獣を持つ宰相家に生まれたミフル。対になる宰相家の息子イザークとは幼馴染。ミフルから生まれた霊獣が獅子だったことで、イザーク父の手により母と共に追放される。霊獣や王家に翻弄される主人公、ずっと見守り影からサポートしていたイザークの愛、お互いの先祖とリンクする二人、濡れ場もロマンチックでした。濡れ場での幼名呼びかわいい。王家、早く代替わりすればいいのに。 小山田あみ先生のイラストが美しい。

ネタバレ和風ファンタジー。 身体の弱い青年海音を見守る死神（夢の番人）岬。幼い頃から海音は夢の中でなら岬を見ることができる。岬は彼の死に介入してしまい、共に三途の川へ。岬の友人で人気先導の四万、彼の相方になる彼岸花の精リコの話を挟む。岬の上司獏さん（人形にもなる）の協力、夢を現実に持ってこれる海音の特殊能力もあり、川の畔で岬と海音は穏やかに暮らす。岬の生前の記憶を海音が浄化して、岬は人として転生。今度は出会いとは逆の立場で再会する二人。 ごちゃごちゃんしてわかりにくいけど、優しくてほんわかしたいい話でした。

ネタバレ甘い水のお台場デートのあとのss。 ビジネスホテルでの一夜。 遠藤の、不意に雑で男っぽかったり、神宮寺にもたれかかったり、髭を剃らせたり、退出直前のキス…遠藤らしい魅力満載。こりゃ神宮寺はメロメロだわ。

ネタバレ2CP。 主人公は陰キャなコンビニ店員一美。夜はメガネを外してビル上の会社のトイレで残業中の会社員を誘惑している。常連な男が一美を独り占めしようと「トイレの花子さん」的な噂を流す。それを真に受けた若手社員瀬戸。一美はコンビニの客として瀬戸に片思いをしていて、幽霊として抱いてもらう。満足して成仏するまで、と通う瀬戸。常連狩谷が仲を掻き回して瀬戸が豹変する場面もあるが、普通にハピエン。 後半はスピンオフで、常連狩谷と瀬戸を好きだった先輩相沢。瀬戸の豹変も嫌だったけど、狩谷が好きになれないなー。

ネタバレ3CP。 表題作は、ミステリアスな人に弱い弁護士門脇。中学の同窓会で友人田丸を名乗る男と知り合い一夜の関係を持つが、後に別人だと判明。結局田丸のいとこで、一方的に門脇に片思いをしていたけど…それでいいのか、チョロすぎるぞ。 次は幼馴染の双子の見分けが完璧な男。実は兄の方を好きで、兄のだけ匂いがわかる。すぐに反応しちゃう拗らせ変態だから、兄にはそっけない。（弟にはバレてる） 最後は大学生。陽キャが女っ気ない友人にアシストするつもりで合コンに誘うが、友人はずっと自分をロックオンしていた。チョロい。

ネタバレアンソロ。 クローン含めて攻めが3人の話、赤ずきん、忍者、アラブ、男子寮、研究室、NTR、おばかDKなと、多種多様な複数えっち。 松本ノダ先生の、男子寮の微妙な四角関係がすごく好き。

ネタバレ主人公の幹人はブラック企業に勤め、残業中に脳梗塞で倒れる。目覚めたらそっくりだけど会社がホワイトな世界。性格が違ったり、時系列が微妙にずれていたり、dom/subの世界。 医者に記憶障害を疑われるけど、並行世界を結構あっさり受け入れる。以前は一方的にライバル視していた同期の梁川（dom）と便宜上のパートナーになる幹人。便宜上のパートナーだが本当に好きになってしまったり、会社の人のグレアにあてられたり、トラブルはあるが、世話焼きdom梁川の溺愛でサラッと解決。 前半説明が多くdom/sub初心者向け。

ネタバレ主人公はBL小説の悪役令息に転生したフィン。母が亡くなった7歳で記憶が蘇る。面白いのは、最初から父にすべてを話して協力させること。小さい子が領地経営に口を出してるのに違和感がない。父が子煩悩な善人で好感が持てる。その後、主人公と攻め様とともに断罪する当て馬ユエンを拾い、ひとまず従僕にしたらスパダリに成長。愛されちゃって話が変わっていく。フィンは全然悪役にならず、正主人公リルは想い人に見切りをつけてるし、攻め様はポンコツ。ユエンの暗躍っぷりをもっと読みたかった。 じゃがいもの存在感がすごい。 楽しく読了。

ネタバレ表題作+2CP。 人と獣人が共存する世界。獣人は言葉を喋らず（喋る個体もいる）家族よりのペットの立ち位置。 祖父母のペットだったクロと、祖父母に育てられた伊織。発情期は伊織を抱く。言葉が通じないからモダモダするけど可愛かった。猫執事喫茶、行ってみたい。 次は靴職人と、靴職人見習い。靴と人に一目惚れして頼み込んで働く。メガネ太眉受け。 最後は靴職人見習いのことを好きな親戚。追いかけて近くで就職したのに振られて、世話焼きの同僚とくっつく。 楽しく読了。

ネタバレ表題作+短編。 男性向けエロ漫画のような感じ。 主人公は特撮ヒーローを夢見て上京。道で水たまりをはねられ、近所の銭湯へ行ったらタイトル通り。しかも水はねたやつが銭湯にいるし。無理やり。その後もなぜその銭湯にいく…チョロすぎる。 次は先輩が気に入った新入生を手籠めにする男子校。なぜ…。その話が二組ある。しかも先輩2対後輩1。無理やりからの雌堕ち。 うーん。

ネタバレ高校の同級生朱里と杏樹。お互い遊び人のゲイで距離感がおかしいほどベッタリな二人。でも、身体の関係になることはなく、大学生になっても一緒に暮らしている。 友人の一言から、杏樹を抱くことを想像し、実は自分が杏樹を大好きなことに気づく朱里。無自覚初恋だった。杏樹は気持ち悪いと拒否するが、突き詰めてみると実はずっと前から朱里を好きで、隣りにいるために（その他大勢にならないために）気持ちを封印していた。 褐色舌ピで痛いの好きな杏樹だが、朱里に甘々に抱かれ戸惑ってるところがかわいい。 とにかく杏樹がすごくよかった。

ネタバレ幼馴染の銀河と琉叶。おっとりした銀河は活発な琉叶に憧れて育ち、20年近く片思い。 成長してモデルとして活躍する銀河。琉叶は銀河の気持ちに気づかず？銀河の家に入り浸る。酔った銀河が告白してしまい、それ以降からかうように手を出す琉叶。関係が変わることに躊躇し、もだもだもするが結局は両思い。銀河の仕事が忙しくなりすれ違いもあるが、お互いに一生一緒にいると信じているからラブラブ。 あまりドラマはない。でも、濡れ場と「好き」があふれてる表情が好きでついつい買っちゃう。紙の修正は白細海苔のシマシマ。

ネタバレ主人公は乙女ゲームオタクのタクミ。毎日飽きずに最推しレン様を攻略していたが、ゲームが壊れてしまう。翌朝学校に行ったらレン様が転校生として登場。タクミを攻略してくる。実はレン様はゲーム内での毎日に飽き飽きしていたが、ゲームが壊れ、気付いたら現実世界に出てしまったという。変顔、お約束でもおかしな展開になるなど、一味違って笑えました。二人でゲームに入ってしまい、次々攻略キャラがでてきてハラハラ。魔族のレオナが気になる。 もう一本は天使と悪魔が見える男。想い人は社長（86）こちらもとても面白かった。

ネタバレ主人公は新薬研究に励む宇佐木（Ω）。ベータの身体にヒートを起こすΩ薬を研究中。研究所が合併し、ライバルであるα薬を研究する大神（α）と同僚に。相手よりも先に完成させたいと、試薬を自分で実験したら効いてしまい、身体の関係に。それ以降も試薬の実験データをとるため夜な夜なえっち。 結局、過剰に飲んでいた抑制剤と、お互いが運命の相手だったことでややこしくなっていたが、お互いの好意、相性、同時飲む条件が揃えば薬は成功。 ハピエン。 所長と鹿追さんが気になる。カバー裏漫画の宇佐木の遺伝子の強さが凄い。 楽しく読了。

ネタバレ主人公は目が覚めたら異世界で龍神になっていた。 名前も思い出せないが、見た目から伝説の龍神で、雨が降らなくなったこの国を救うために遣わされたらしい。力を使うには誰かと交わらなければならず、乙女ゲームのようにどんどん出てくる夫候補。保身や出世を考える夫候補たち、国のためを考えて厳しい世話係のエイメイに叱られながら過ごし、龍神河伯が選んだのはやっぱりエイメイ。 報復人事でエイメイが地方に飛ばされるが、河伯は龍神の力で空を飛び会いに行く。エイメイは地方を立て直して凱旋。 全体的に唐突で突っ込みどころ多数。

ネタバレdom/sub 主人公はsubの陽太。施設育ち、妹を優先するお兄ちゃん。最近subだと診断され、妹の結婚資金を稼ぐために副業で会員制dom/subクラブで働く。初めての客は、大企業の社長弓削。弓削もdomと診断されたばかりで、友人の医者の紹介でクラブを利用する。 2人は運命の番的なベターハーフで、プレイをして以来対の痣が浮かび上がった。意外に弓削が甘やかしたいdomだったり、店ごと買おうとして怒られたり、サブスペース中の陽太にセーフワード「大好き」と言われて逃走したり、だいぶポンコツだった。 楽しく読了。

ネタバレ表題作+短編。 元球児の保育士とバツイチリーマン。身挿入。 担当園児の父に一目惚れして園で毎回プロポーズ、しかも子供にあんなに相談するって、どうなんだ。 ヒロト先生は一生懸命でかわいいし、弓原さんが絆される気持ちはわかるけど、公私混同が…。BLはファンタジーだけど。 もう一本はいきなり裸エプロンで、表題作の続編かとびっくりしたら別人だった。同棲カップル、最近マンネリで受けがコスプレ。家庭を作れない罪悪感。 さらっと読了。

ネタバレ主人公は会社員の相馬。周りに気を使いストレスが溜まり、週一回女装バーでまゆとしての接客がストレス解消になっていた。 空気を読まず人の輪を乱す後輩草壁に頭を痛めていたら、バーに客としてやってくる。まゆに叱られ、惚れた草壁はバーに通い、そんな草壁を可愛く思う相馬。同一人物だと気づかないのにどちらにも惹かれる草壁。バーのママナイスアシストもあり、正体がバレて両思いでお付き合い。 草壁が、融通が利かないけどピュアで真っすぐで可愛い。幸せな読後感。

ネタバレ主人公は大学生の広人。前世の記憶がある。自分は王子だったが迷子になった配達員のミカに恋をする。薔薇園で逢引きを繰り返したが、よく思わないものにスパイ容疑をかけられミカは処刑。側近も幼馴染として転生。記憶が戻ってからはミカを探していた。大学で再会するが、覚えていない洸（ミカ）。強引に距離を詰める広人、あっという間に身体の関係に。早い。その後、自分のせいで処刑されたミカに恨まれているかも、と不安になる。洸も記憶を取り戻したが、最後まで幸せを願っていたと気付き、ハピエン。 うーん。やっぱり灰田先生合わないな。

ネタバレ上、下はそれぞれ入力済み。 特装小冊子は小さい琥士郎のいたずら、豹化、指輪の話。とにかく可愛い。

ネタバレ再び兄とイオと会う。地上で羽が生えたら腐って消えてしまうという。しかも琥士郎が豹として地上に落とされたのはつばきの事故に介入しようとして（失敗）。琥士郎を手放す決意をした源慈。抜け殻のようになり、悪い仕事にも手を染め、敵方の仕事も請け負うが、つばきの幽霊に諭され、土壇場で取引を放棄。そのことをイオが伝え、琥士郎は天ではなく源慈の下へ。翼は燃えたが、堕天を許され人間に。イオがうさぎに…兄はうさぎと地上で暮らす。15年の広島逃亡を経て戻ってきた2人。 なんか年齢もお話もふわっとしてる。もふもふは可愛い。

ネタバレシリーズ未読。 主人公はヤクザの道具屋源慈。雪の大晦日に拾った豹の子供があっという間に成長して5年で大人に。琥士郎と名付ける。仕事中に事故で妻を失い、孤独に生きてきた源慈だが、好意を隠さずグイグイ来るしどんどん成長する琥士郎に押されて流される。初めての発情期、天から迎えに来た兄曰く琥士郎は天使だという。なんだかよくわからないが、二人で逃亡中。琥士郎の気持ちを受け止めきれない微妙な距離感。背中に激痛。下巻へ続く。

ネタバレ主人公は元小説家志望？の圭吾。幼馴染の隆司にずっと片思い。隆司が読みたいと言ったから小説を書いて、隆司が褒めたからこっそり黒タイツを履く。 隆司の弟で美大生の朔は圭吾を好き。圭吾の気持ちを知り、隆司の身代わりで圭吾を抱く。 隆司ができ婚した日、気持ちに区切りをつけるように小説を仕上げて賞に応募。前に進む圭吾に、もう身代わりは必要ないと姿を消す朔。 結局圭吾が朔に会いに行く。ひとりでも良かったのに朔のせいでだめになった、責任取れと。えー。朔が一途過ぎるだけに圭吾にはもう少し辛い目にあってもよかった気がする。

ネタバレケーキバース。 主人公は大学生の鹿目。フォーク。飲み会の帰りに物陰で男にフェラしている先輩石井と遭遇、キスされて石井がケーキだと気づく？自宅に帰りたくない石井と、石井を味わいたい鹿目の利害が一致。両思いっぽくなってきた後半、新歓で出会っていて二人の思い出がありキスもしてたけど石井が忘れている（酒？）、GPSを仕込み恋人と別れさせる兄の束縛（子供の頃石井にキスしてるから拗らせ性愛？）などが後出しでてきてごちゃごちゃしてくる。勿体ない。

ネタバレ作者様初コミック。 主人公は倉田。学生時代、一家の長男として家事をこなし弟たちの面倒を見て、息抜きにアプリで出会ったら尻の才能に目覚める。それ以来、ワークライフバランスの一環としてワンナイトで発散。副業のデリヘルの客、ド陰キャ童貞菱田に最高の初体験をサービスした。実は菱田は多数のビルを持つ社長で、監視カメラの映像解析で個人情報を割り出して倉田に突撃。あまりの熱意にセフレ→恋人へ。チョロいわ。 菱田はこんなにコミュ障で社長業できていたのか？ 楽しく読了。