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2024年3月の読書メーターまとめ

Emi
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感想・レビュー
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2024年3月に読んだ本
18

2024年3月のお気に入られ登録
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  • 鷺@みんさー

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Emi
ネタバレなんかものすごい仕掛けがある、という噂でそんなに面白くもないなぁと思いつつ(失礼)読み進めました。 結果、わぁーホンマや!大変でしたね!お疲れ様です!根気いりそう! 京極先生がそんなことしてたの知りませんでした。 話の内容は可もなく不可もなくでした。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

Emi

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2024年3月の感想・レビュー一覧
18

Emi
いやぁお元気!90超えてこんなに頭脳明晰でいられたらどんなにいいだろう。大正生まれで戦争やモノのない時代を生き抜いてる方にとって今の時代の生ぬるさやら人の脆さ、更には非寛容さはイラつくだろうなぁ。性格もズバズバしてて小気味よい。これを愚痴っぽいと取るかどうかは読む人の年齢にもよるような。私は老境に差し掛かってる?せいか小気味よく楽しみました。時代が進んで便利になる一方で人間力は落ちていってるのは本当だと思います。
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Emi
ロザンは関西とその他の地域で評価が(人気も)全く違う気がする。多分全国的にはクイズで見る宇治原とその相方のさして面白くない漫才コンビ、程度かな。大阪では菅ちゃんのちょっと毒のあるキャラも含め手堅い人気を保ってる。その秘訣はやっぱり菅ちゃんの冷静でロジカルな考え方と2人の友情なんだなあと思いました。この前までnoteの有料会員になって菅ちゃんの記事を読んでたくらいなので内容は目新しくないけど、やっぱり仲良くて頭の良い2人らしい仕事の捉え方やら取り組み方、菅ちゃんの賢さがよくわかりました。
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Emi
泣けるし泣いたけど、不器用で純ですぐ拗ねるヤスさんへの著者の愛情が真っ直ぐ伝わる文体がやや苦手だった。どんな形であれ親は子供の幸せだけを望むし、その思いは多分十全には子供には伝わらないんだろうな。今自分がちょっとしんどい状況なのもあって、「親」であることの幸せと大変さをあらためて噛み締めました。ただただ幸せで健康でいてくれたら、それだけで親は幸せなんだよなぁ。
Emi
2024/03/28 18:32

私もいい歳なんだけど、やっぱり母は私を心配してくれてます。ありがたいですよね。

PEKO
2024/03/28 18:38

そっかぁ。80過ぎても息子のことが気になる。私もそうなりそうです!

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Emi
料理の鉄人、好きだったなぁ。審査委員長は服部先生みたい?審査員には岸朝子もいて欲しい、などと懐かしみながら読みました。漫画的とも言えるキャラ達、医師免許も持つエリートシェフ、美貌の二世に天才肌にやさぐれ系に遅咲き苦労人、才能あるのに不器用でイマイチ自信の持てない(一応)主人公が料理コンクールで競う。五十嵐さんらしく実に映像的で楽しく読めました。美味しく食べて欲しい、という真心がやっぱり大切ですよね。私の料理にはそれが徹底的に欠けております。(日々めんどくさい。)
りんご
2024/03/24 22:59

田中経一さんの「キッチンコロシアム」って本が、まんま料理の鉄人です。もし手に取る機会があればぜひどうぞ。人の作ってくれるご飯美味しいねー。

Emi
2024/03/25 06:45

りんごさん、それも読んでみます✨ そういや鹿賀丈史さんも最近見てないな。 ご飯作って貰えるって贅沢ですよね。そこんとこもっとわかって欲しいわ。

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Emi
本だからこそ楽しめる痛みと美しさと残酷さに満ちた世界でした。これ実写化とかは絶対嫌だ。だって痛そうすぎて惨すぎる。ホラー好きだけど痛い描写は超苦手で「SAW」シリーズとか無理だけどこの世界は楽しめました。美しい女と痛みが崇高で美しいモノのように語られる嗜虐的な風味の異形の世界。背骨のある本の話は話術巧みな弁護士に丸め込まれてるかのよう。短いけれど全てなんとも怪しい別世界へ連れて行ってくれました。異形コレクションも読んでみたくなりました。
やも
2024/03/21 12:28

たしかに〜文字だけだから美しく感じられたのかも🤔✨なんでこんなイタタなのに、美しく感じられるんでしょうね🤔✨異形コレクションって、アンソロジーのやつでしたっけ?

Emi
2024/03/21 12:37

そうなんです、美しいわァゴスロリとか似合う〜と読んでて「ちょ、待てよ」って実際のシーンを想像したら「無理無理無理」ってなりました笑 文章がなんか耽美でいいですよね。なんか最後の一遍以外はこのアンソロジーシリーズに出てるみたいです。本がテーマのアンソロジーに背骨本の話は載ってたそうで、まずはそれから読んでみようかな。

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Emi
ネタバレ掌編集と言うだけにとても短い怖い話が21編。実話怪談的に怖い現象だけを書いたものやら、ちゃんとオチのついたものなど。レビューみてても人気の「さきのばし」は、途中まではコメディのようで、でも最後は気持ち悪くて印象的。あとはいつもの通勤電車で顔見知りになった乗客たちが謎の体調不良の女性を助けるために一致団結。なんかちょっと仲間意識も芽生えていい事したね、なんて気持ちになるも後日その女性がまたもや倒れ・・・「満員電車」。これは続くとかなり気持ち悪くて怖い。短いので読みやすいけど読み応えもあって楽しめました。
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Emi
犬ほど人間の魂に寄り添ってくれる生き物はいないんじゃないかな。猫ももちろん可愛いんだけど。愛犬を失って7ヶ月、未だに車を掃除できない、って毛だらけでハーネスなんかが置いてある車内の様子がインスタにあげられていて、それに対する「この辛さは一緒に過ごせたかけがえのない素晴らしい時間の代償なんでしょうね」的な意味のコメントが印象的でした。太古の昔からそしてこの先もきっと犬は人間の傍らに寄り添ってくれているんでしょうね。なんて尊い。
東谷くまみ
2024/03/19 21:17

共読です🎶(レビューあげてないけど)この本はいつものショーン・タンらしい強いメッセージ性は感じないけど、読むとイヌとヒトの絆の深さ、尊さが感じられる良本ですよねぇ🥰またEmiさんがインスタから紹介してくれたコメントが泣けるんだなー😭😭失いたくないよな〜、ずっと一緒にいたいよなぁ…😭😭

Emi
2024/03/20 06:24

くまみさん、共読嬉しいわ❤ ね、ずーっと昔から続くイヌとの関係性を考えて、ありがたいなぁ🙏✨尊いわぁとしみじみしました😄 わんこやにゃんこと暮らす人はみんなそう思いますよね。人間ほど長くない人生だからうんと幸せであって欲しいですよね!

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Emi
雨がサーサーと降っている。その中で黒い傘と黒い犬がよく映える。あとがきによるとこれまたゴーリーらしくない?不吉さのない絵本らしい。なかなかゴーリーらしい不吉でシュールなお話に出会えません。どんな傘も気に入らない男と、飄々としつつ自信を持ってご主人の傘を見つけて戻ったブルーノが良かったです。
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Emi
トンキー、ワンリー、もちろんジョンも辛かったろうね。お腹ペコペコで喉もカラカラでそれでも必死で芸をしてご飯をちょうだいって。そんな姿を見ていた飼育員さんの慟哭 「せんそうをやめろ」「せんそうを やめてくれぇ。やめてくれぇ。」が突き刺さります。こんな悲劇が数え切れないほどあるのが戦争なのになぜ無くならないのか。誰も幸せにならないのに。
mike
2024/03/16 18:39

最初に読んだ時にはトンキーワンリーの姿がただただ悲しくて泣けました。今読むと今度は飼育員さんに感情移入してしまいます。可愛がって来た我が子の様な彼等の命を自分の手で奪わないといけないなんて、なんと惨いんでしょうか😫

Emi
2024/03/16 20:54

mikeさん、子供の時はただぞうさん可哀想、なんだけど大人になってから読むと飼育員さんの辛さも身に迫りますよね。もし今戦争で飼っている猫を殺さなくてはならない、なんてことを考えただけで胸が塞がります。本当に辛くて酷くて悲しいことをもたらすのが戦争なんですよね。

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Emi
怖い!もうホラー。「かかし」読んだ時も思ったけど児童文学の枠に入って読む人を限定しちゃうのはもったいない作品。むしろ大人の方が面白い、というか小学生でこんなん読んだらどんな気持ちになるんだろう。サイコパスな辻くんはさておき、子供の頃感じた友人間での嫉妬や人間関係での閉塞感なんかも鮮やかに描かれていて人の心にいる鬼が引き起こす怪異が怖かった。苺のいやらしさも上手い。松井さんと犬の話はその中でも児童文学らしく?暖かく終わっててホッとしました。短編でサラッと読めるけど心がザワつく素晴らしさ。安東さん凄いわ。
東谷くまみ
2024/03/15 15:06

わーい、共読😆❣️ざわざわするお話もひやーっとするお話も、ホッとするお話もぜーんぶ良かったですよね😊✨「果ての浜」の美しさと悲しさに心がっつりもってかれました😌🍀

Emi
2024/03/15 19:59

くまみさん、紹介ありがとう〜😄おかげで素敵な読書体験できました!「果ての浜」、これだけちょっと毛色が違ってましたね。こんな悲しい事実があったことも知らなかったです。色んな心の機微を独特の切り取り方でみせてくれますよね。ほんと良かったです!

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Emi
「神様のカルテ」やら「泣くな外科医」とかのシリーズみたいに、お医者さんが書く作品は医師の理想の姿とか医療現場での葛藤やら過酷さなんかがよく伝わってくるんだけど、この作品はお医者さんのストレスの半端なさを黒い笑いで昇華してるのかな?と感じました。命を預かり絶えず研鑽が必要で鬱陶しい患者にも対応し院内政治にも振り回される。確かに考えただけでストレス過多!アブナイ趣味でストレス発散してるお医者さんの話ではこっちが「ワーッ!!」って叫びたくなりました。ブラックで歪で面白い短編集でした。
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Emi
森見登美彦さんバージョンを読んだので本家も。なんと妖しい。桜と言えば楽しくお花見&入学式みたいなイメージとはかけ離れた、人の気持ちを狂わせる妖しくて美しい桜が咲き乱れていました。山賊の男が強奪した美しい女。彼女の言うままに山から都に居を移し彼女の首遊びの為に人を殺し首を狩る男。女の妖艶さと狂気が桜と相まって、私も夜中に桜の森の満開の下でちょっと狂ってみたくなるような艶やかで寂しくてグロテスクな世界でした。梶井基次郎といい桜には妖しい魅力がありますね。
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Emi
失くしたお話を預かってくれる遺失物係。学校に馴染めていない中学生の女の子がそこで聞くお話たち。ふんわりしてるけど甘いだけじゃないのがこの作者さんらしい。あからさまなメッセージがないのも。なかなかにシビアなバクの母親と息子の話とお花になった蝶々の話が印象的でした。女の子の状況が変わるわけでなく気になる男の子に話しかける訳でなく、でも何かは少し変わるのかもしれない、そんな感じのお話でした。
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Emi
ネタバレ古典名作をリライトした短編集。山月記、藪の中、桜の森の満開の下、百物語の四編は本家は未読なので多分面白さ半減かも。走れメロスは馬鹿馬鹿しくて文体とかは本家っぽくて面白かったです。ブリーフ一丁でピンクのバスタオルをたなびかせて逃げながらの「大学自治!大学自治!」には吹き出しました。全編主役は京大生と思われるヘンテコ大学生で、同じキャラが登場してたり緩く繋がっててなんとも言えない空気感は楽しかったです。これを機会に本家も読んでみようか悩むところ。
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Emi
ネタバレなんかものすごい仕掛けがある、という噂でそんなに面白くもないなぁと思いつつ(失礼)読み進めました。 結果、わぁーホンマや!大変でしたね!お疲れ様です!根気いりそう! 京極先生がそんなことしてたの知りませんでした。 話の内容は可もなく不可もなくでした。
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Emi
人の命や、ヒトとそれ以外の生き物の命に優劣はあるのか、を問う短編集。それぞれえっ?そんなアホな、みたいな話が最後の一編で絡んでそういうことでしたか、となる構成はすごい。どんな命も平等、なんてのは総論であってそれぞれ結局は自分と自分の大切な人や生き物の命を優先したいのは当たり前だと思う。我が子を守りたい助けたい、自分が生きたいと思うのは生き物として自然なこと。他者の命をいただいて生きる生物だしその感謝は忘れてはダメだと思うけど。養豚場の話が印象的でした。
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Emi
ネタバレいやぁ良かったです。幸の生涯だけじゃなくて五鈴屋のこれまでとこれからを思わせてくれる大河ドラマの完結らしいお話でした。なんと言ってもあの結のその後が見られたことでなんかすっきりしました。僻みやらコンプレックスやらで自分の心を雁字搦めにしてたことにようやく気づけたのね。お守りが繋がるのが素敵でした。それにしてもお上が御用金と称して都合よくお金を巻き上げる一方で、幸達はそれもどうにかして世の中の役に立つ生き金としようとする。ホンマ今の政治家たちも心して欲しいわ。清々しい読書でした。
が「ナイス!」と言っています。
Emi
ネタバレ神奈川県警刑事部長となった竜崎さん。事件現場的に警視庁との合同捜査となる中国人の殺人事件が初の事件。ただ幹部は捜査本部にいない方が言い、って言ってた割にガッツリいるし事件関係者が「上の人に会わせて」って言うだけで竜崎さんが会ってたり、実働部隊のように動く竜崎さん。そして会う人会う人みんな彼に心酔する。お約束なんだけどもうちょっと幹部ならではの活躍がみたいなぁ。敵役がいないからちょっと単調に感じたのかな?でももちろん次作も読みます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/04/14(1109日経過)
記録初日
2021/04/09(1114日経過)
読んだ本
494冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
146744ページ(1日平均131ページ)
感想・レビュー
493件(投稿率99.8%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

ミステリー、ホラー、SF、ファンタジー、海外もの、マンガなんでも読みます。純文学や恋愛ものはあまり。よく読んでる作家さん 宮部みゆき(初期の方)乃南アサ、東野圭吾、篠田節子、恒川光太郎、小林泰三、小野不由美、貴志祐介、などなど。大草原の小さな家や赤毛のアンシリーズも好き。英語の多読チャレンジ中ですがついつい楽ちんな日本語に流れがちです。
読書メーターを始めて、皆様のおかげで面白そうな本をいっぱい知ることができました。同じ本を同じように愛してる方に出会えたり、本ってつくづく面白いなぁと思っております。多読も含め読書をより楽しんでいきたいと思います。

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