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2023年8月の読書メーターまとめ

meg
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27
ナイス
509ナイス

2023年8月に読んだ本
27

2023年8月のお気に入られ登録
2

  • arnie ozawa
  • hon

2023年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

meg
登場人物が覚えられなくてどうしよう(観光開発会社二名、建設会社二名、不動産屋二名、亡くなった伯父の友達一名 過半数が普通の中年~壮年男性。無理ー!)ってなったけど、とりあえず自己紹介ページに指をはさみつつ読み進めたら恐ろしく面白いミステリでした。ゾワゾワしたわー。しばし余韻に浸り、早足で再度読み、ゾワゾワし、更に余韻に浸る。「方舟」の時も思ったんだけど、二回読んだ上で読んだ人と「この部分ってこういうことだよね?!」語り合いたくなる。こういうお話本当に上手だなこの作家さん。公式ネタばれ解説も良き。オススメ。
hon
2024/02/04 01:00

面白いねー。夕木さん2作とも面白かったから他も読まなきゃ。登場人物の名前は確かに覚えにくいw。

meg
2024/02/04 13:01

>honさん それでも面白いから読んじゃうんですけどねー。私もこれと方舟以外は一冊しか読んでないです。

が「ナイス!」と言っています。

2023年8月にナイスが最も多かったつぶやき

meg

あんまりミステリ読まなかったなあ…と思ったけど、それでも半分くらいはミステリ。体調悪くなるレベルで暑い。体調悪いとレビューが感情的になりがち。気を付けようと思う。いい大人なのに…というか人間としてどうなの(絶望)。2023年7月の読書メーター 読んだ本の数:31冊 読んだページ数:8432ページ ナイス数:617ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1310908/summary/monthly/2023/7

が「ナイス!」と言っています。

2023年8月の感想・レビュー一覧
27

meg
2014年にロンドンで実際に起きた占拠事件をモデルとした小説。ホームレス・シェルターからの退去を迫られたシングルマザーたちが公営住宅を占拠し、自分たちの尊厳を主張する。日本とは違う、と分かっちゃいるが、日本で同じことが起きたらもっと陰湿で激しいバッシングが起きそうだなあ、と勝手にしんどくなってしまった。(作中でも母親やその子どもたちへのいじめが問題になる。)史奈子は占拠・修復は違法である、と引っかかっているわけだけど、その疑問はどこで解決されたのかよく分からなかった。(あるいは解決されなかったのか?)
meg
2023/08/31 11:51

細かいことなのだが、諸外国では賃貸住宅でもヒーター、シャワーが付いているのは当たり前なのか?気候が違うのだろうけど、日本ではエアコンなし風呂なし物件、普通にある。日本でもこれだけ酷暑でエアコン無いと生死に関わるし銭湯も衛生的とは言えないところ多いし、法律で義務づけて欲しい、と思った。

meg
2023/08/31 11:55

あと個人的に幸太が好きじゃない。(妬みも入ってますよ。)自由人に見えるけど、史奈子みたいに優しく支えてくれる人間に甘えすぎ。

が「ナイス!」と言っています。
meg
登場人物が覚えられなくてどうしよう(観光開発会社二名、建設会社二名、不動産屋二名、亡くなった伯父の友達一名 過半数が普通の中年~壮年男性。無理ー!)ってなったけど、とりあえず自己紹介ページに指をはさみつつ読み進めたら恐ろしく面白いミステリでした。ゾワゾワしたわー。しばし余韻に浸り、早足で再度読み、ゾワゾワし、更に余韻に浸る。「方舟」の時も思ったんだけど、二回読んだ上で読んだ人と「この部分ってこういうことだよね?!」語り合いたくなる。こういうお話本当に上手だなこの作家さん。公式ネタばれ解説も良き。オススメ。
hon
2024/02/04 01:00

面白いねー。夕木さん2作とも面白かったから他も読まなきゃ。登場人物の名前は確かに覚えにくいw。

meg
2024/02/04 13:01

>honさん それでも面白いから読んじゃうんですけどねー。私もこれと方舟以外は一冊しか読んでないです。

が「ナイス!」と言っています。
meg
ホラーのような、現代病理を切り取ったような、怖さと哀しさが交じり合った短編五編。読み終えて、まず、ルミネッセンスという単語の意味を調べた。熱を伴わずに発光すること、冷光…なんか分かったような分からんような。蛍の光をイメージしたら合ってるのかな?幽霊が出る、と噂の古い団地と貯水池。淀んだ池の水のようなヘドロみたいな日常におとずれる安らかな休符。けれど休符が打たれなくなったとき、多くの人は休符を求めすぎて自分を見失い、もがき、苦しみ、時に狂ってしまう。花乃のように前を向ける健やかさは自分にあるだろうか。
hon
2023/08/28 17:26

冷光なるほど。そう言われるとピッタリなような気がしますね。造語なのかと思ってた。健やかさって簡単に損なわれますもんね。

meg
2023/08/28 17:36

>honさん 表紙絵の美しさにもピッタリ馴染む感じで、なんかよく分からないまま納得してしまいました(笑)。健やかさ、保ちたいものですねー。

が「ナイス!」と言っています。
meg
普段よけて歩いてもらえない側の人間なので、共感しかなかったのだけど、大人の男性が読んだらこの本に対してというより、よけて歩いてもらってることに対してどう思ってるのか聞いてみたい。ちょっと脱線するけど、「ぶつかっても謝らなくて当たり前」みたいな風潮って昔からやったっけ?十年くらい前は道でぶつかったらお互いに「すみません」って謝り合うのが普通だった気が。それが段々「謝ったら負け」みたいな空気になってきてどんどん殺伐と…。数少ない日本人の美徳、手放さなくてよくないですか、と思う自分は多分少数派なんやろな。
hon
2023/09/11 19:16

日本人の美徳、同感です。何でもかんでも欧米に合わせることもないと思っちゃいますね。お互いイヤな気分にならない方がはるかに得だと思うけどなー。

meg
2023/09/12 10:34

>honさん 「欧米ではこれがスタンダードだ!」ってドヤ顔してる人見ると辟易しますねー。欧米=正しいとは限らない。(もちろん正しいこともありますが。)良いものは取り入れて、悪いものは改めて、住みやすい国になりますように。

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meg
2018年5月第3回謎検50問(60分)+模試(書籍オリジナル)20問(20分)+練習問題(Web掲載問題+書籍オリジナル問題)20問(20分)
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meg
人の目を見ると殺意や悪意が赤く光って見えてしまう19歳の沖野修也は警察官の研修期間中に「国際交流課」に配属されるが、その実態ははたしてスパイ組織だった。自分の両親は何故殺されたのか。沖野が組織に引き抜かれた理由とは。逃亡した前任者・神津の行方。手に汗握る展開、戦闘シーンの臨場感、味方すら時に信用できない緊迫感あふれる心理戦。2ヶ月で3回は殺されそうになるし大体囮に使われるし、これで人間不信になるなって言う方が無理だけど(笑)、読んでるこちらはとても楽しい読書時間を過ごさせてもらいました。オススメです。
が「ナイス!」と言っています。
meg
「ゴリラ裁判の日」が良かったので期待に胸踊らせながら。月の満ち欠け・ウェアラブルデバイス・中国の書・DV…色んな要素が最後はつながるのは上手いし、相変わらず読みやすい文章を書かれる方だなあと思った。でも没入できなかった、残念。ラスト、聡美が理解早すぎて困惑。SFって、現実には(まだ)ない技術を持ち出してお話を組み立てるからこそ、どれだけ細かい所にリアリティを感じられるかっていうのが大事なんだな。と思った。大事な部分がすっとばされてなんだかファンタジックにふわっともやに包んで差し出された印象を受けました。
hon
2023/08/25 09:59

最初は何がどう繋がるんだか全然予想つかないですもんね。聡美の理解は確かに早すぎ。てかこの事実を理解するの、相当抵抗ありそうですよね(笑)。

meg
2023/08/25 13:49

>honさん 理解してもかなり混乱すると思いますー。私は多分こういう世界になったら「かわいそうな古い人間」のまま終わる側な気がします(笑)

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meg
2029年を起点に10年刻みに遡るある家族の歴史。それぞれの年で物語を語るキャラの視点が入れ替わり、それぞれの秘密が明らかにされたりされないままふんわり終わったり、あるいは終わらなかったり。50年前と比べてジェンダーに関する問題は改善されてきているような、表面だけのような。女王様のようなあの子と、それに隷属しているように見えるあの子、本当に強いのは、一体どっち──?弱く見える人が実は強い、そういうゾクゾクするような人間関係の描き方が秀逸でした。2023年上半期第5回ほんタメ文学賞あかりん部門大賞受賞作。
が「ナイス!」と言っています。
meg
妻に先立たれて志乃を1人で育てる恭平と、妻が海外赴任中、耕太を1人で育てる章吾。四人のありそうななさそうな共同生活。「ちょっとは子育てに参加してよ」と言われてもどうしたらいいかわからなくて途方にくれたことがある人におすすめしたい。「父親」という肩書きで親になれるんじゃなく、誰にも覚えてもらえることのない、育児の細々をなんとか乗り越え、親業ちゃんとやってます、という「フリ」をし続けることでしか親になれない…というのがすごく具体的で良いアドバイスだな、と思った。
meg
2023/08/22 16:54

どれだけ切羽詰まってても、会社の後輩(年下女性)に娘の下着を選んでもらうのは普通にアウトやと思う…。訴えられても文句言えない。井口さんいい人過ぎる。

が「ナイス!」と言っています。
meg
発達障害の兄・道だけではなく、その妹・羽衣子の苦しさにもスポットが当たっているのが良かった。「人と違う」兄弟を持つと、親からは「普通にできて当たり前」と褒められずに育ってしまう。そして「人と違う」兄を、何故か「普通にできる」妹がフォローすることを期待され、いつしかそれが当たり前のように思われてしまう。それがどれだけ自尊心を削ることか。羽衣子は妹だからまだマシだったかも(姉だと確実にお世話係を押し付けられるパターン)。平易な文章なのに大事なことを教えられ、普段無自覚なバイアスに気付かされる、秀逸な物語でした
が「ナイス!」と言っています。
meg
ラブカとメテオラが良かったので手に取った。今の私には刺さらなかった…。何を伝えたいのかよく分からないまま読み終えてしまった。(読みやすくはあります。よく分からないまま読ませる筆力の高さはすごいと思います。)ええ、そこで何で浮気するん…?別れてからにしようや。っていう事しか心に残らんかった。時間を置いて、今と違う精神状態で読んだらもしかすると響くのかもしれん。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ筆者最新作で芥川賞候補作(え?って思ったけど読んだらなるほど芥川賞ぽい。そっちに寄せなくてもいいのではと勝手に思った。)ということでめっちゃ期待して読んだら、溶接とか工事の専門用語が分からなさすぎて、情景を上手に思い描くことができず苦戦した。「その描写」で伝えたいことが多分溢れるほどあるんだろう、というのは伝わってきたんだけど…悔しいー。伊東の「スランプ」の引き金となった「検査員」の存在が最後まである種の亡霊となって伊東に付きまとう。その存在を認めない限り「スランプ」から抜け出せないぞ、という象徴なのか?
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ霊が視える(ただし、声は聞こえない。し、こちらから何かを伝えることはできない)探偵・天野がその特殊体癖を生かして事件に挑む中編2編。霊は視えるけど探偵としての能力はへっぽこな天野と、中学生にしては頭良すぎる楓のコンビが良い感じ~。楓の中学生にしては大人っぽい言動、世を悟ってる感と、たまに見せる子どもらしい一面のギャップがおばちゃん的にはたまらん。(←きもっ。)子どものうちは子どもでいていいんだよ、大人に甘えていいんだよ…とか言ったら冷たくあしらわれるんやろな。続編も多分あるのかな?期待して待ってます!
が「ナイス!」と言っています。
meg
このスイッチを押すと自分には何の関係もないあのパン屋さんが経済的に破滅します。押しても押さなくても日給一万円、1ヶ月後には百万円あげます。という思考実験みたいなミステリ。「純粋な悪」は存在するのか?その対義語も興味深い。設定が面白かっただけに、主人公が突然ファンタジーな世界に入り込んでしまったり言動が突然中二病になったりするのが惜しかった。ゲームの粗筋を読んでいるような気分になって後半は惰性で読んだ。宗教で深堀りするのも目新しい感じがしたから、もっと最後まで突き詰めて欲しかったなあ。でも面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
meg
なんか涙がポロッと。多くの人が通らねばならないであろう老いと介護。どうしたって年をとったら脳は萎縮するし、そしたらいわゆる「認知症」になってしまうし、自分も周囲も今まで通りではいられなくなる。この本だけで全部を知ることはできないけど、矢部太郎さんの柔らかい絵柄もあってすんなり読めるので、知るとっかかりに、特に「介護は嫁がするもの」って思ってる人に読んでもらいたい一冊。「あんたは美談みたいに言うけど…思い出したくもないくらいつらいことなんや」(本文より)そんな悲しい思いをする人が一人でも減ることを願います。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ感動したけれど所々魚の骨みたいな違和感。蒼葉がどれだけ天才でも、中学校までの知識しかないのに難関大学の傾向と対策を勉強して現役受験生に教えるのは無理がある。そして、冴は「蒼葉みたいな被虐待児を減らしたい」という明確な目標があるのなら、何故福祉を目指さずに小学校教師に?ちょっと観察してたら分かると思うのだけど、教師の仕事は教育。心晴、一斉登校できなかったショックは分かるけどそこから十年引きこもりって…??親がお金持ってて家庭教師も付けてもらえて勉強しながら引きこもらせてもらえていいなあ、とか思ってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
meg
はじめましてのフランス文学、読むのに時間かかったー😭パリからニューヨークへ向かう飛行機が乱気流に巻き込まれる。そこで何か「異常」が起こり、3ヶ月後に到着する。レビューで書いていいのはここくらいまでかな?登場人物(十一人いる!)紹介のための第一章がとても長いので、ここで脱落する人は多いんじゃないだろうか。でもここさえ通過できたら後は楽しいSFの時間が待っている。同じ出来事に対しての各キャラの反応・対応の違いが面白い。自分はどのキャラに近いんだろう、自分だったらどう対処するんだろう…と、思わず考えてしまう。
が「ナイス!」と言っています。
meg
フライパンや鍋は銅か鉄に限る、プラスチック製品ではなく竹や木を重用する…という姿勢を崩さないのが強いなあ。まあ強くなくては97歳まで生きられない。憧れはするけど、私は今のところテフロンとステンレスが好きです。だって楽だもの(笑)
が「ナイス!」と言っています。
meg
冷え性の主人公が気が付いた意外な「温活」方法とは。(どうでもいいけどこの「○○活」という言い方が好きになれない。「○○しないと大変なことになりますよ!貴方のためを思って言ってるんですよ!」という強迫性を帯びている。精神衛生上よろしくないこういう単語はそっと視界から外すようにしている。)寛容な人はもしかしてもの凄く無理してるかもしれない、と思いを巡らせる一助にしてほしい物語だった。まあ寛容な人に甘えて筋違いの要求をしてる人は読まないと思うけど。読んでも響かないと思うけど。この作家さんのブラックさ、好きです。
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meg
小学生の時に父親を殺され、母親失踪、大学にも行けず非正規雇用に甘んじて、更には妹まで殺された上にその妹に保険金殺人の疑いまでかかるという悲劇。何重ものどんでん返しで畳みかけるのは上手いなー、と思った。一方で、主人公がどういう人物なのかいまいち掴みにくかったし(これはまあ話の流れ上しょうがないのか?)その他犯人・脇役キャラも登場の仕方が不自然で、えっと…結局全員ヤバいヤツだったってことでオッケーなんでしょうか?あと、派遣とは言えフルで働いた上に副業して更に探偵の真似事って体力すごいな。(私には無理です…。)
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meg
表紙の愛らしさに騙されるなかれ。クズ実家を頼れない苦学生・真央がバイト先で出会ったのは何でも売れちゃう試食販売の四葉。彼女を軸に色々な人の苦しみが描かれる。うーん、奨学金返済による困窮、レズビアンであるが故に法の庇護を受けられないこと、性的搾取…たくさん問題が盛り込まれていてお腹いっぱいになってしまった。「目の前の一人を助けただけでは何も解決しない、偽善だ、なんてことはない。全部が全部駄目なんてことはない。」という下りが響いた。女性じゃなくとも一度失敗しただけで転落してしまう今の日本苦しいよなあ、と嘆息。
が「ナイス!」と言っています。
meg
ネタバレ犯罪者ご用達ホテルで起こる事件をホテル探偵・桐生が鮮やかな推理で解決するのが楽しい本作。対価さえ支払えば「何でも」調達してくれるようなホテル側が既に犯罪に足突っ込んでるので、まあルールなんてあってないようなものになるのは当然かもしれない。最終話、金属探知機の性能なんて知らんがな!無理がある!とツッコミを入れたくなったが、お話として面白かったし、サクサク読ませる筆致は唸るしかない。桐生の育ての親・道家がどういう思いで桐生を殺し屋に育てあげたのか。そこに愛情もあった、と信じたい。でないと桐生がかわいそ過ぎる!
が「ナイス!」と言っています。
meg
長ーいミステリ読んだ後に、軽く読めるものはないかなぁと手に取った。装幀も洒落ている(大好きなクラフト・エヴィング商會!)が、見た目の愛らしさに騙されてボーッと読み進めていたら突然ぶっ飛んだアッパーカット食らわされるので要注意!なアンソロジー。スープは音をたてずにのむべし、というマナーは古今東西の一大トピックなのだな。スープに入れるのは余り物の野菜を何でも、というお方多いけど、皆そんなに野菜余らせるんか?セロリなんて高級食材、買うことすらない(悲)。角野栄子さんと山口カルメル会修道院さんの短編がお気に入り。
が「ナイス!」と言っています。
meg
読了にものすごく時間がかかった…。(3日くらい?たいていの小説は2日もあれば余裕なのに。)警察よりも捜査の先をゆく謎の老夫人エリザベスはとりあえず敵にまわしたくない。高級老人ホームの安楽探偵団…かと思いきや割とアグレッシヴに足とコネと謎の裏ネットワークを駆使した捜査が敢行される。老いることに時々臆病になっても、朗らかであろうとする彼ら彼女らにちょっと勇気をもらった。おちょくられるクリスとドナはかわいそうだけどね~。続編でエリザベスの過去が明かされるのか?気になるけど、うーん、読むかどうか悩み中です。
が「ナイス!」と言っています。
meg
謎解き力=生き抜く力…?!
が「ナイス!」と言っています。
meg
タイトルで既に優勝してる本。ビターからスイートまで、色んな味が詰め込まれたおもちゃ箱みたいな短編集。SF初心者の私でも楽しめた。どの話も全く違う人が書いたんじゃないかと思うほど毛色が違って、作者さんの多才っぷりと器用さが爆発。後書きではそのお話を書いたきっかけが書かれていて、すごく日常的な小さな種からこんな面白いものが生まれるんだなー、やっぱり作家さんてすごい…と感嘆。でも玉ねぎって日本で避けて生きることって可能なんかな?玉ねぎの入ってないカレー、ハンバーグ…うーん、日本の家庭料理に玉ねぎは必要不可欠😂
が「ナイス!」と言っています。
meg
ホラー苦手(この方と小野不由美さんだけはそれでも読む)なのにじーーんとしてしまった、8つの短編集。SFっぽいやつもあります。子どもに関するお話が多いかな?個人的に、この本はホラーという括りには入れられない。じゃあ何よ、と言われると困るのだが…。苦しかったり悲しかったり、時にはどこかで狂ってしまったり、避けて通れない人間の哀惜とでもいうものがしみじみ伝わってくるし、でも読後感はじんわりとあたたかい。そこに救いを感じる。山白朝子さん名義をはずかしながら知らなかったので、他の本も読みたいな。オススメの一冊です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/01/22(992日経過)
記録初日
2022/02/01(982日経過)
読んだ本
575冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
155457ページ(1日平均158ページ)
感想・レビュー
560件(投稿率97.4%)
本棚
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外部サイト
自己紹介

純文学からマンガまで雑食性の普通の主婦です。ミステリー寄り。でも何故か絵本好き。
これ読んだっけ…?ってなりがちなので読書メーターを利用し始めました。皆さまのレビューを読んで、新しい視点を教えていただいております。ナイス!も、とてもありがたいです。
お気に入りに入れてくださる奇特な方も、ありがとうございます。自分からお気に入りさせていただくライン、は、只今考え中です。

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