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2024年10月の読書メーターまとめ

どら
読んだ本
31
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感想・レビュー
31
ナイス
1150ナイス

2024年10月に読んだ本
31

2024年10月のお気に入り登録
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2024年10月のお気に入られ登録
5

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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

どら
誤って文庫版に記載。積読消化。発刊時に作者が同アイデアとしてイキガミについて触れていて、そのイキガミが生活維持省との類似で揉めたので、面倒と思い後回しにして幾星霜。読んでみるとリーダビリティが高く、逆にそれで欠点が誤魔化されてしまっている印象大。つかこの百年法が創設された時点で、結局はID喪失が究極的なペナルティということで立法されたの?イキガミや生活維持省の様に強制的に死ぬ仕掛けがないと実効性は担保できないんじゃないかな。100年も有れば絶対IDと別の経済圏なり、タクスヘブン的な受入国ができると思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
31

どら
ネタバレ積読になりかけを消化。二年連続で鮎川賞が出ておらずやっと出た作品のせいか、選者の評価おかしくない?作者が五年連続で応募している辺りも何か感じてしまうが、わざとおかしな隙の有る選評を載せて本心を読み取れと言われているように勘ぐってしまった。歴史について良くお勉強したんだろうということは伝わる。でもね長編ミステリーとした場合、このトリックで褒めるの?皆が褒めている最初のトリックもファン・ガンマ・ビゼンの塔からの脱出を見てしまうと、全然驚かないぞ(違)。
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どら
ネタバレ携帯だとか高校生にとっての喫茶店とか、時代のズレを感じるが、それはそれで良い気もする位、タスクオーナーの絵は気持ちがいい。ただ本巻は伏線編になっているので、仕方がないのだが読んでいて、隔靴掻痒な感じがする描写が多く、続きがまた来年かと思うと、残尿感が大きい。
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どら
ネタバレこれ書籍名ドクターチルドレンだけど、表紙とかはドクター+チルドレンになっていて、読んでいくと後者が正解のような気がする。というかドクターズ+チルドレンが最適解じゃない?本巻に引き続き次巻も新しい三人目のドクターが出てくるみたいだし…悪い話じゃないんだけど、すっきり感動できないのはなんでだろう。マンガとしての作りに原因が有る気がする。
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どら
ネタバレ面白かった。短編集の様に見えるが、実際は一本の物語というのは良くあるパターンなのだが、一つの短編でカタリゴトでひっくり返り、その後の短編で前のことが触れられていくことで、最初作った雪だるまが膨らんでいくような妙な新味が有った。京極作品の延長線上にある作品なことは間違いないが、ここまで凝った形でやるのなら十分OKだと思う。語りと騙り、学生時代のレポートのテーマだったのを思い出しちゃったぜ。
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どら
ネタバレ相棒23に少年Aの高田創が出てきたり、ライオンの隠れ家で兄弟とネグレクトネタが扱われたりで、近年この手の話には若干食傷気味だが、本作は問答無用で面白かった。前巻を文庫で買ったので、文庫で揃えようかと思ったのだが、これだけ面白いならもっと早く読んでおけば良かった。一部で倒叙モノの体裁で描かれるが、無論それで済むわけはなく、様々なピースが狩野雷太によって一枚の絵にされる二部が圧巻。シュガースティックはそれは無いだろうと思ったし、最後の正体についても反則に近い部分はあったが、テーマ構成ともに目指した高みには感服
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どら
ネタバレ本当に野球回だった。分かっている敵の名前が球1と言うことは、敵はア●トロ球団かと、思っていたら一巻で粉砕された。次巻でも出てくるらしいが…川原自身がポンコツマンガと称する本作、いったいどこまで続くのか(苦笑)
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どら
ネタバレ積読消化。上巻の感想でも触れたが、日本以外の世界各国の姿が全然見えない。不老不死の技術や社会制度においても日本より進んでいるとされる外国では、どういうことになっているのか?そもそもデューンのメランジやノーストリリアのストルーンの様に不老不死があれば、その独占による巨万の富が築かれるでしょう。また下巻に起きる様なリスクが全く考えられていないってそんな科学者や医療従事者バカ過ぎない(政治家はバカだから言っても仕方ないけど)?後さ、何よりこんなファシズムに繋がる独裁制政体をアメリカが許してくれる訳ないじゃん。
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どら
ネタバレ一応読みましたが、何て言うか、僕の考えた楠木正成(苦笑)。キングダム以降、この手の現代人的な視野と価値観を主人公サイドに持たす作品が、妙に目立っている気がする。それ以前も無かったとは言わないが…最新の研究では信長の天下布武の天下すら日本全体は指していなかった説が強いようだが、あの当時の教養を考えるとそりゃそうだと思うよ。ましてや自由や経済による日本の統一を、室町以前の田舎の悪党がどういう教育を受けたら考え付くのか。どうする家康で古沢良太すら陥ったこの種の陥穽、時代物を書くと全能感故やりたくなるんだろうなぁ
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どら
誤って文庫版に記載。積読消化。発刊時に作者が同アイデアとしてイキガミについて触れていて、そのイキガミが生活維持省との類似で揉めたので、面倒と思い後回しにして幾星霜。読んでみるとリーダビリティが高く、逆にそれで欠点が誤魔化されてしまっている印象大。つかこの百年法が創設された時点で、結局はID喪失が究極的なペナルティということで立法されたの?イキガミや生活維持省の様に強制的に死ぬ仕掛けがないと実効性は担保できないんじゃないかな。100年も有れば絶対IDと別の経済圏なり、タクスヘブン的な受入国ができると思う。
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どら
旅先で読むものが無かったので買ってみた。楠木正成については人物評価の社会的変遷は良く言われるところだが、個人的に小説界においては、この辺りの時代(後醍醐天皇~足利義満辺り)は山田風太郎~北方謙三が太い線で描いた以降は、良くも悪くも比べられることは避けられなくなっていると思う。(おそらくこの二人と比べられない別の絵を描くとすれば足利尊氏をメインで描くしかないと思うが、素材としてとんでもなく高い山なのは分かっている人間には自明だと思う)本書だが主役の正成の思考や行動が現代のエンタメ小説の主人公しすぎて辟易した
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どら
ネタバレ積読消化。発刊時に作者のコメントにイキガミについて触れられていて、イキガミ自体が生活維持省との類似で揉めた経緯も有ったので、何となく後回しにして幾星霜(笑)。読んでみると他の山田作品同様リーダビリティが高く、逆にそれで誤魔化してしまっている印象大。つかこの百年法が創設された時点で、結局はID喪失が究極的なペナルティということで立法されたの?イキガミや生活維持省の様に強制的に死ぬ仕掛けがないと実効性は担保できないんじゃないかな。100年も有れば絶対IDと別の経済圏なり、タクスヘブン的な受入国ができると思う。
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どら
ネタバレ将棋モノで男女のバディものというのは、これまで見たことが無かったので、そういう意味では面白い。4段を目指し男が正道を歩き女が邪道を行くというのも、まぁ今の将棋界からすると当たり前すぎるので面白くないが、分かるっちゃ分かる。たださぁ、プロと戦うのにプロにならなければって、苺が竜王戦を使えばプロにならなくても戦えるとやっている横でやる展開なのだろうか?これは編集の手落ち感すら感じるぞ。
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どら
ネタバレリミックス版最新刊。コミックス37巻迄の収録なのでラストから最新38巻に繋がる。今回王位継承編を丸ごと読み返して思ったのだが、一気読みするとやはり良くできていると言わざるを得ない。蟻編のラスト(これを選挙編のラストと考えても良いのだが)までのH×Hとは主役が変わっていることもあり、別作品と言っても良い作りになっている(これまでのH×Hではここまで(とんでもなくでかいが)そもそも密室的な環境は無かった(GI編ですら外部へはすぐ行けたし)ので、圧倒的な閉鎖感が有り、その中で煮詰められた正に蟲毒を見せられている
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どら
ネタバレここからがリミックスの新刊。読み返すとこの辺りから、登場人物の数と、その心理描写や背景を表す文字数にも、遠慮が無くなってくる。一気読みをしていて実感したのだが、今思えば最初から狙っていたのだと思うが、直前のクロロvsヒソカが実質登場人物が二人だけでかつ種明かし的な説明を全くしておらず、密室劇的な(やっていることは怪獣大決戦なのだが)複雑さが溢れていたので、この過剰ともいえる心理戦とルールの説明への切り替えは、四川麻婆豆腐を食べた後、いきなり蜂蜜を流し込まれるような、インパクトが有った。流石である。
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どら
ネタバレ連載再開前のリミックス最新刊。刊行は2019年(笑)。王位継承編開始。前半は王位継承戦のルール説明。ジンからクラピカへ主役のバトンが渡る。ジンがビヨンドへ共感のようなものを感じることに違和感を感じていたが…今回の再開一回目にやっと証明できた。ただジンが単純に騙されていたとも思えないので、それ自体が伏線か?後半は作中最高難度の戦い。クロロvsヒソカ戦。連載後の考察動画を何本か見て、私自身ようやく理解できたつもりだったが、読み返すと不安になる。これをどう理解し解説できるかで、その人の知力が分かると思う。
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どら
ネタバレ連載再開にあわせてジャンプリミックスも15・16巻が発刊された。それに合わせて、蟻編の後からリミックス版で再読してみた。本巻の再刊版はジンからキルアとレオリオに表紙が変わっているが個人的にはその方がしっくりくる。H×Hはゴンが主人公とされているが、キルア・クラピカ・レオリオの4人が交互に主役を貼る構成となっている。選挙編は明らかにキルア主役の話+他の三人に比べ物語の中での位置付けが曖昧だったレオリオの立ち位置を作った編だろう。パリストンの対立構造は最終的にVSジンではなくVSレオリオになると思っている。
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どら
ネタバレ登録漏れ。この後の盛り上がりに向け、全体的に上手い構成になっている。ただこの後、余程説得力の有る存在を描かないと物語自体がなーんだとなりかねない位「志ぐまの芸」のハードルを上げてしまっている。(或る意味「紅天女」以上じゃない?)ここまで続く話になるなら、破門騒動が足かせになっていると感じているのは私だけでない筈。
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どら
ネタバレさすがにこの表紙はやり過ぎでしょう(笑)どんな巻だったかというと、ゆうえんちが始まり夢枕定番のすごいタフなプロレスラーが出てきて無寸雷神が菩薩掌から金剛になりましたというお話。でも面白かったです。◎
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どら
ネタバレ積読消化。赤城の作品としては書物狩人シリーズに近い風味。書誌的には書物狩人シリーズの後半と出版時期が重なる。言うまでもなく断然書物狩人の方が面白い。ただ書物狩人も途中で文庫化が止まったこともあり、より分かりやすくしようとして裏目に出ている。本職の大下毅的な題材でもあり、目の付け所は成程と思うところもあるが、いかんせん大甘口過ぎる。砂谷(ホームズ)の態度が津村(ワトスン)にどうしてこんなに甘いのか。BLでも中々見ないレベルだ。後タイトルが酷すぎる。堺正章を思い出したのはここだけの秘密だ。
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どら
ネタバレ展開がとても遅い。絵柄は悪くないが、この速さだと読者がつかない→短期打ち切りというSFマンガあるあるになるのではないかという予感。
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どら
ネタバレ面白い。相当に面白い。アニメのダグラムは(ビデオがなかったので)本放送を見逃さないように真剣に追っかけていた作品の一つだったが。気になっていたラコック(内面的に)とデイジー(外見特に頬骨的に)が見事に解決されている。そしてサハリン博士や太陽の牙が政治的に本流になれないであろうことも見事に予見している伏線が良い。
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どら
ネタバレ思ったより面白かった。ケレンも絵柄も題材に合っていると思う。原作も積んであるので、その内読もう。
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どら
ネタバレこれは凄い労作だと思う。社会の公器足らんとするTVが、その存在理由とは全く真逆のフェイクドキュメタリーを何故作るのか。そこに迫った本作だが、そもそもフェイクドキュメンタリーがこんなに有ったとは…結構好きで見ていたつもりだったが、並べられると壮観の二字。スタッフの力も大きいのかも知れないが、良くこの薄さの本にまとめたと思う。さすがはてれびのスキマ。どんな作品だったのかを紹介しつつ、その制作の裏側まで触れている。近年のホラー小説との関係は強く感じていたが、具体的に触れられると、そういうことだったのねと分かる。
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どら
ネタバレ以前から思っていたがキャラ多すぎ。主役がほとんど描かれず一巻が終わる。正直トップ争いや年間チャンピオンに関わらないキャラを描く必要が分からない。エンジェルスもそうだけど、書き込みが浅いのに、ページ取るキャラが多くて、マンガとしてのテンポが悪いと思う。
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どら
ネタバレキン骨マンの義足によってテリーマンが戦線復帰。(数十年お兄さんのドリーマンが出てくるに違いないと思い続けているのだが、それは今回もなかった・笑)これはスピニングトーホールドかテキサスクローバーホールドそしてカーフブランディングへの伏線だよね。キン骨マンが正座してみんなを見送る後姿はかなりの名シーンだと思う。ウォーズマンが初戦かと思ったが意外なネメシス。ジャスティスマンが捕らわれたところを見るとネメシスが負けそうだな。で、最強の超人作りの材料にされ、最強の敵が現れカオス登場という形でスグルとの最終決戦か?
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どら
ネタバレ小春のキャラが良すぎて、小春の大きなバックボーンとしてゲームが在るのは良いのだが、身も蓋もない言い方になるが現代の教師小春が生徒と相対するのにゲームが不可欠ではない気がする。ゲームという縛りなしで、学校なり生徒と小春を描くことで、むしろ押切しか描けない(教育)マンガを世に問えた気もするところが残念でもあり、感心するところでもある。
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どら
ネタバレ押切蓮介のリリカルなところを煮詰めたような恋愛連作集。とても面白かった。個々の作品も上手いのだが、期待通り一本の線でのつなげ方が押切らしくて良い。押切三種の神器、恐怖(ホラー)・博打(ゲーム)・恋愛(リリカル)の背景に共通しているのは、やはり濃厚かつ繊細な心理描写なのだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
どら
ネタバレサユリ公開に合わせて一遍に出してきた押切作品。タイトルをみて手に取り、帯のウメのコメントで吹いた。自分のことを描いているのに、これほどエンタメ出来ているのは押切の凄いところだと思う。ハルオと大野のゲスト出演も嬉しくて泣ける。私は格ゲーはハルオ時代のストⅡ・鉄拳しか知らないが、ずっとやっているVSシリーズを考えると、確かに格ゲーのレベルは当時とは雲泥の差なんだろう。つか最早、新規参入を拒んでいるよね。いずれにせよ押切ファン・ドキュメ風マンガファンは無条件で読むべし。
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どら
ネタバレ主役が誰か分からない群像劇がひりひりした緊迫感とともに続く。何巻か前の感想でも書いたが、セールス面はともかく内容面は、かわぐちかいじのbestworkになり得る出来だと思う。次巻更に緊迫度が増す展開の様で、早く読みたい。ちなみに次巻の予告の「谷まる」という単語、コミックでは初めて読んだ気がする。
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どら
ネタバレカリスマというキーワードでこの四人を括るという発想は無かったので、新鮮といえば新鮮だった。トキワ荘住人でもなく、24年組でもなく、SFに寄ってもいなく、少年大衆紙に載っていなく、と言う様な暗黙のフィルタリングを働かせると、こうなるのかなぁ。フィルタは分かるのだが、その意味は分からなかったが、ラインナップを見ると著者のスタンスは分かる。またいつもながら作品紹介が上手いので、思い出せたり、読んだ気にさせるのはお見事。
が「ナイス!」と言っています。
どら
ネタバレこれは凄いな。篠田節子が二、三周回って芥川狙うような(笑)純文学作品書いたと言う感じ。落ちこぼれの女性ジャーナリストがオーストラリアのデッドエンドで政治犯やだまされた日本人が強制労働を強いられているという鉱山に閉じ込められている博士を脱出させるべく、取材というゴルゴの設定の様な話。そこで知る事実と本当の自由と幸福とはという、ゴサイタンを思い出させる作品だが、タイトルに代表される寓意の洗練さ、静謐ともいえる作品全体を覆う雰囲気に、篠田節子が一つ上のレベルに行ったことを実感。ブロンドのキャラが最高だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/14(1013日経過)
記録初日
2022/02/12(1015日経過)
読んだ本
1666冊(1日平均1.64冊)
読んだページ
391663ページ(1日平均385ページ)
感想・レビュー
1664件(投稿率99.9%)
本棚
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