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2025年11月の読書メーターまとめ

どら
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2025年11月に読んだ本
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2025年11月のお気に入り登録
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  • DORA好き(´▽`ʃ♡ƪ)
  • 文衛門
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2025年11月のお気に入られ登録
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

どら
ネタバレ積読消化。ポプラ社を意識した(?)ゆるい筆致に見せかけて、実はマニア向けの話を書くという、成功しているのか、していないのかが分かりにくい作品集。トリックとメイン探偵の謎解きは捻っているのに、一周回って綺麗に着地させているのは、本当にお見事。特に表題作は巧いと感心した。ただ、メインの探偵以外の存在意義が良く分からない…パロディにするならもっと露骨にした方が良かったと思うし…うーん、読みが浅いのかな?深い意図が有ったとしたら読み解けなかった…何となく無いような気がするが…
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
26

どら
ネタバレ再読。原作読んでコミック読むという順番でさばいているので、コミックのVOL9、10を飛ばし、こちらから(笑)。トリック自体がかなりビジュアルなものなので、シリーズ中。比較的凡庸なイメージが強い原作が、すっきりした形で読めた。パートカラーとか使えば効果的だなと思うところはあったが、当時(2011年)のコミカライズでは無いものねだりに近いね。ちなみに原作では小さな反応音がした寧人への夢水の語り掛けが、本作では反応なしにしたのは、怪奇性を排除したかったからか、読者に分かりやすくしたかったためか?
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どら
ネタバレ再読。あまり記憶に残っていなかった。シリーズの中では微妙なレベル。一番残念だったのは、栗須(クロス=十字架)と吸血鬼をもっと前面に出して幻想味を出した赤い夢になるのかと思っていたのだが…。ここまで書いて思ったが、もう少し捻ると泣いた赤鬼にできた気もしてきた。その方が泣ける話にできたんじゃないかな。メイントリックは島荘のあの作品の逆パターンで、これは初読当時、私自身が一番好きな島荘作品なのでニヤリとしたのを思い出した。
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どら
ネタバレ積読消化。ポプラ社を意識した(?)ゆるい筆致に見せかけて、実はマニア向けの話を書くという、成功しているのか、していないのかが分かりにくい作品集。トリックとメイン探偵の謎解きは捻っているのに、一周回って綺麗に着地させているのは、本当にお見事。特に表題作は巧いと感心した。ただ、メインの探偵以外の存在意義が良く分からない…パロディにするならもっと露骨にした方が良かったと思うし…うーん、読みが浅いのかな?深い意図が有ったとしたら読み解けなかった…何となく無いような気がするが…
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どら
ネタバレ最早、何をやってもアリな夢幻紳士の最新刊。ほとんど同人誌ノリ(笑)。個人的にオッと思ったのは腸詰工場ネタ。あまりに懐かしすぎる…。ここまできたら、クレイジーピエロとの共演か、気合入れた長編を描けるうちに描いて欲しいのですが…無理だろうなぁ。
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どら
ネタバレ圧倒的な技量の銀兵衛と兵頭、嘘のつけないサイッダ、藤田のキャラ立て能力の高さは衰えないなぁ。各作品の水準の高さという意味では、個人的には同様に全作の水準を称えられる高橋留美子を微差越えていると思う。長くなってもラスト近くの後半の引きの強さという意味でね。あと、るーみっくとは縁遠いが、キャラの殺し方は本当に巧い。本巻のラスト、ステクの死にざまは、最早名人芸。
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どら
ネタバレアウォーズは今更こんなにキャラいたんだという驚きとともに、顔とシーンが一致しない(苦笑)。そう考えると水島新司のドカベンシリーズのキャラ造形の凄さが思い起こされる。あれでこういう表彰式やったら、ほとんど思い出せちゃう気がする。まぁ本巻で美味しいとこ取りしたジーノみたいな奴ばっかりだからなぁ。まだ結構続きそうな気がするけど、本巻をやってしまったのだから、そろそろスピード感もって畳んだ方が作品にとって良い気がする。
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どら
ネタバレうーむ。二巻読んでも楽しめない。後半の公園編、辺りで少し楽しめたが、この喰いつきの悪さは島本作品では初めてだな。と思っていたら、山田のヤングサンデーで島本が出ていて、本作の執筆経緯を話していたが、やはり最初の部分かなり難航した様子。63歳の持ち込みには頭が下がるが、このネタで藤田に勝とうというのは無理筋だろう。本人が公園編での路線変更について触れていたので、次巻も読むが、無理筋はさっさと仕切り直しが連載漫画の必勝法だと思うが…
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どら
ネタバレ私にはダメな作品だった。#MeTooネタになるのかなとは思っていたが、結局園子ネタになってしまい、原が悪いのか平沼が悪いのか、何を告発したいのか分からず。15年平沼の正体に気づかないカオリって、それはそれでどうよ?本音を言うと、茜への嫉妬と奏多への慕情で、平沼や原を利用して、映画賞の舞台に立つカオリを見つめる奏多が、それまでの全てを予告編として、最後にネットに決定的な映像を本編として上げ告発する、そこでFINとなるのかなと思っていたので、拍子抜け。このラストが許されるの主人公は大学生位までだと思う。
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どら
ネタバレ15年前の高校時代の映画部。当時自殺とされ亡くなった初恋の人が残したタイムカプセル。そこに有ったビデオテープに残された殺人を思わせる音声。まぁ定番ネタだが逆にここまで揃えれば、それなりの話にならない訳ないと思って読み進める。しかし読んでいくと思うのだが、キャラ造形が浅いせいか中々共感しにくい。15年奏多が立ち止まるほど茜が描けていないせいか、奏多の行動が行き当たりばったりで、イマイチ共感できない。一番のキーパーソンであろうカオリがどんなキャラか見えにくいのも、今後の展開に不安を感じた。
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どら
ネタバレ最終巻。作者の主張=思索は壇の妄想と言われる科白「言語は文化の根底に流れている。それをAIに譲るということは、世界の主体が変わり、世界の表層が変わるということだ。そうなれば人間はAIが認知した世界で生きることになる」ここに尽きると思うし、個人的には概ね賛同する。そういう意味では狙いを違えず描けた良い作品なのだが、物語の形としては不満。まず一生一人でいいと言っていた結依が菅井以外の男と結婚した理由が不明。しかも、結依が菅井と結ばれた描写が有るのに、菅井と結ばれるヒロインがその曾孫というのは、正直気持ち悪い。
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どら
ネタバレ満州の王になる…何か「火星の王になる」と言って、制作陣の都合で止まるんじゃねぇぞ、とネタになる位のご都合死を遂げた某鉄華団の団長を思い出させるフラグが立てられましたが…自らが脅迫に使わう様な地獄を現出させているので、主人公側が最後それなりのケジメを付けるしかないのだろうが、殺しゃイイってもんじゃないぞ、とだけは(これまでも言い続けてきたが)やはりはっきり言っておく。とは言え、ぶっちゃけ殺さないと自ら真阿片あおらせる以外、オチがつけれない気もするのだが…
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どら
ネタバレ前作で温存していた文太投入。山田玲司のヤングサンデーで後輩漫画家から語られるしげのレース(バトル)シーンの巧さは健在。文太のお陰もあり意外と面白い。願わくは恋愛要素含めキャラクターを絡ませる比率をできるだけ下げて欲しい。主人公二人のイチャ話をしげの(特に今の画力の)がやるのは爆死だと誰か言っておいてやって欲しい。(89%本気)
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どら
ネタバレ積読消化。作品自体は既読だが、この作品はこの本をもって完成されたのだろう。津原自身が企画を立てて指名した、宇野亞喜良の衰えを知らぬ見事な画業、日本語の次頁に自身が指名した訳者の英語訳が本のパーツとして見事に嵌っている。電子では味わえない正に「本」である。日本のオールタイムベストのSF短編かどうかは議論が有る処だろうが(私自身も異なる見解が有る)極めてユニークな完成度の高いSF作品であることは間違いない。それがこの様な形の本になったことは著者が完成前に亡くなったとしても寿ぎたいと思う。
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どら
ネタバレ戦時下、兵役免除を受けた画家と展覧会を開こうとする男を描いた表題作。この手の美術ネタ作品を描くためには作中の絵を説得力をもって描く画力が必要。作中作として辰巳の絵が出るが、うーむというレベル。藤田の名前を出すのだから、相応の絵を出さないと辛い。それなりに調べたのは分かるがストーリーもありきたり。同時収録のハートクラッシュもやりたいことは分かるがゲームのルールが浅すぎるし、最後の決着もご都合主義過ぎる。新人じゃないので画力は今更すぐにはどうにもならないから、とにかくストーリーを練り込んだ方が良い気がする。
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どら
ネタバレ地下闘技場の銅鑼はサバイバーのスタンドだな(笑)。シコルの運動会での綱引きはバキの体育の時間を思い出した。まぁいつも通り本編との距離感もイイ感じで、どのエピソードも楽しめました。一本選べと言われたらラストの刃牙のシルエット登場かな。ムサシ(隠れ強者)がチベタン・マスティフをビビらせるのはバキの定番パターンだが、刃牙登場に繋ぐとは思わなかったし、いわれてみると武蔵編の時にムサシに引っ掛けた話が有っても不思議じゃなかったなと気づかされた。不覚。でも、おそらく板垣もムサシの存在を忘れていたんだろうなぁ(笑)
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どら
ネタバレ田門が残り三日で復帰、その活躍(笑)で三つ巴の優勝決定戦へ。ここからの流れを考えると今場所三つ巴を制して五所瓦の優勝。特例措置での大関復帰。次場所、田門の逆襲で北真熊引退(爆)するも田門も欠場。五所瓦の大関優勝。で、その次の場所、横綱昇進(二場所連続優勝)を掛けて千秋楽田門と激突。めでたく勝利、大団円。これが田門に勝って横綱になる最短ルートじゃないかな。
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どら
ネタバレ原作や他のコミカライズ、アニメと比べて、小鳩くんの小物感(=小山内さんのキレキレ感)が分かりやすく際立っている印象。なので一番面白かったのは当然シャルロットの話。このトーンで放火魔話をどう描くかは興味が有る。しかし本当に面白い原作だよね。
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どら
ネタバレ柳生みつ子が二人一役というのは「けっこう仮面」かい!と思ったら、最後もおっぴろげジャンプで決着とは…さすがに連載の息切れを感じる。
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どら
ネタバレハンデを背負ったあかねの描写は悪くないのだが、対するひかるの「お菊ちゃん」はさすがにどうかと思う。シニアな客が、ついて来れるとは思えないのだが…
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どら
ネタバレ河出の総特集に合わせて発刊。小説以外は既読だが、あとがきで本人の解題がされている。ちなみに第三者の解説は総特集の方に載っているという、両方買うのが前提商品(笑)。おそらく電子書籍で全作品読めるのかも知れないが、大判の紙で読める至福。既読作品も判型が変わると印象も異なる。特に初出が文庫だった「みりんでGO!」がこのサイズで読めるとは思わなかった(笑)
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どら
ネタバレ河出の本気。森脇は昔OUTで他作品のキリコ・キュービーを探せ的な企画で、おんなのこ物語の八角が紹介されていたのでわざわざ一時間以上かけて大きな本屋へ行き、FC版全五巻まとめ買い、そして一晩でまとめ読みしてからのお付き合い。数十年経った今でもおんなのこ物語は読み返すし、本当に特別な作品。ずっと全作追い続けてくるほど好きだったが、正直、最高傑作のBlueMoon含めておんなのこ程嵌れなかった。何て言うか頭が良すぎるんだよね、この人。本作の3万字のロングインタビュー読んでも明らか。(続く)
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どら
表紙もそうだが、作中の絵もホラー映画が題材だったせいもあるが、演劇モノとは思えない絵が続出(笑)。タイトルもそう考えると到達のアクタではなく到達のアクマに見えてくる。(半分本気)次巻は舞台らしいが、このテンポ良すぎるが故に、タメが全然無いような気がするのが、不安。おそらく連載で読むと違和感ないのだろうが…
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どら
ネタバレ諸星大二郎の新刊が読めるということだけで満足。内容はスラップスティックなのだが、おそらく諸星には珍しいマッドサイエンティストもの(違)。天才少年槐のキャラがかなりイイ。舞台も周囲を固めるキャラもかなり描き込んでいるので、連載物を読んでいるぞという感じがする。三年後の二巻宣言は嬉しい。まぁ他に描くべき作品有るだろうという気もしますが…。でも正面からヴォイニッチ手稿を取り上げたマンガは他に無いんじゃない?と考えると、やはり諸星の前にはさすがを付けちゃうな。
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どら
ネタバレ「必殺技」は必ず対策されて破られる、なんか凄く新鮮なフレーズだが、大リーグボールが一度破られると、何故か他の打者にも通用しなくなったことを考えると当たり前のことを言っている気もする(絶対違)。敗れた必殺技を使うと見せかけての…とか、そういうレベルの作品が増えてきたことを考えると、マンガって進化したなと思う。まぁ無空破がほとんど一度も破られていないのに、どんどん四神を出した格闘漫画も有る訳だが(笑)。ただ一周回って今のMMAをこういう形で表現したのは、お見事だと思う。解説くんを主役の一人にした効果を感じる。
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どら
ネタバレ積読消化。初読作家。著者は高見順賞、芥川賞、三島由紀夫賞、読売文学賞、谷崎潤一郎賞等を受賞していて、東大名誉教授という、文学アカデミア。将棋の駒という題材でなければ手を出していなかったと思う。だが、無茶苦茶読みやすかった。段落が少なく、一見字がかなり詰まっている感じなのだが、すらすら読める。文章が本当に上手い。純文学王道の自分探しと再生がテーマなのだが、エンタメとしても十分読める良作。ただネットやメールが普及していない過去を意識し過ぎた故の描写が多かったことと、アリシアのその後が語られなかったのは残念かな
が「ナイス!」と言っています。
どら
ネタバレ積読消化。つるつると入るのだが、腰のない素麺を食べている感じ。食べたかったのは腰の有る蕎麦だったのに…最後まで何が「まりしてん」なのか良く分からなかった。宗茂にとってのまりしてんという感じも余りしなかったし(つか宗茂が全然描かれていない)秀吉とのよろめきパートで子供が欲しいというくだりは、するする読めたが一方で何描きたいの?と思っちゃったよ。これなら振り切って陸奥の子を産んだ方が…(あれもあれでどうかと思うが・苦笑)。そういう意味では名前が良く上がる割に、フィクション化に恵まれない夫婦だよな、この二人。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/02/14(1398日経過)
記録初日
2022/02/12(1400日経過)
読んだ本
2173冊(1日平均1.55冊)
読んだページ
508683ページ(1日平均363ページ)
感想・レビュー
2171件(投稿率99.9%)
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