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2024年8月の読書メーターまとめ

K.S
読んだ本
17
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感想・レビュー
10
ナイス
8ナイス

2024年8月に読んだ本
17

2024年8月のお気に入り登録
4

  • さとちゃん
  • rokoroko
  • ぐりーん
  • 還暦院erk

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

K.S
亡き両親の莫大な借金と4人の妹たちを抱える貧乏なキティ。しかしそのバイタリティーと知恵と機転だけを武器にロンドンへ裕福な夫を見つけに向かい、なんとか社交界に潜り込む。そこへ現れたのは「結婚を申し込むはずの弟」を何とか阻止しようとする兄ラドクリフ伯爵。このふたりの丁々発止の会話がとても面白い。ストーリーの最後に向かって、目が離せなくなる目まぐるしい展開になる。続きが読みたい。ただし他イギリス社交界ロマンスに見られるようなうっとりベッドシーンは皆無。残念?
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
10

K.S
ブリジャートン家① 再読。ブリジャートン子爵家長女ダフネと外国から帰郷したばかりの公爵サイモンの考えた恋のたくらみ。ロマンスの駆け引きと会話が洗練されていて楽しい。Netflixを観る前に読むと、映像ナシのほうが繊細で味わい深い会話と周りの人々の様子が詳細で、著者の力作だというのがわかる。 シリアスなトラウマの話を軸にしているが、ジュリア・クイン独特の洒落たコメディタッチのシーンも楽しく、これから始まる8人の兄弟姉妹たちと他登場人物の紹介も兼ねていて期待が高まる。
が「ナイス!」と言っています。
K.S
ロークズビー・シリーズ④ 再読。ロークズビー伯爵家四男ニコラスはエジンバラで医学を学んでいる。父に至急帰れとのメッセージをもらい実家に急いだが…なんとそれはお隣のブリジャートン伯爵家ジョージアナに持参金目当ての男爵との醜聞が発覚、その名誉挽回のためニコラスに結婚を申し込めとのお達し。幼馴染以上には考えられないふたりだが、いつしかロマンスを育んでいく。プロットはいいし面白いシーンも盛り沢山だが全体的に起伏を欠く展開。でも「男性は結婚前に経験するのが当然」という貴族社会への反発も含んでいて面白い。
が「ナイス!」と言っています。
K.S
ロークズビー・シリーズ③ 再読。ロークズビー伯爵家三男アンドルーは国王の密使であり私掠船の船長だ。洞窟に隠された品々を散歩中のブリジャートン子爵の姪ポピーに発見され、仕方なく船に監禁する。ポルトガルへの航海の中、会話の応酬を楽しむふたりはいつしか惹かれ合うようになる。 ロークズビー家1作目では飄々とした若い陽気な遊び人のように描かれていたアンドルーが実は「私は…」を使うセクシーな大人になった。その魅力的な男性がいつまた「ぼくは…」と言い始めるのか、読んでいてドキドキしてしまった。(実は言い始める…)
が「ナイス!」と言っています。
K.S
ロークズビー・シリーズ② 再読。ロークズビー伯爵家次男エドワードはアメリカ独立戦争へ英国から派遣された大尉。行方不明になり発見されてから昏睡・記憶喪失となる。看病したのははるばる彼の親友トーマスを探しにきた妹セシリア。彼女のひとつの嘘からまさかの夫婦となり…。 こちらのほうが断然1作目より面白い。記憶を失ったエドワードとそれを心ならずも利用してしまったセシリア。そのからみとふたりの心理が丁寧に描かれている。前作の長男ジョージよりエドワードのほうがベッドでお上手なのにも惹かれる。
が「ナイス!」と言っています。
K.S
内気で(当時ではオールドミスとされた)26歳の内気な子爵令嬢イモジェン。極度の近眼なのに、母には人前でメガネをかけるなとされ、いつもぼうっとした風景。そこに現れたのが人違いのせいで暗がりでキスをしてしまう放蕩者侯爵ケイレブ。 その内気なイモジェンに隠された強い心と優しさと眼鏡をかけた彼女の美しさに惹かれるケイレブだが、彼はそれを愛とは認めない。だがイモジェンはそれに気づいて決して結婚はしないと拒否する。そして、ケイレブの家族にまつわる悲劇の秘密を知ったイモジェンは…。 ロマンス小説の王道。
K.S
前作「侯爵と内気な壁の花」にも登場していた侯爵ケイレブの妹エミリーと侯爵の親友モーリー子爵マルコムのロマンス。ケイレブに内気で陰気なエミリーのお目付け役を頼まれたマルコムは、いつしか彼女のうちに潜む強い心と気骨に気づき、いつしか恋に落ちていた。だがいくつものすれ違いが起こり、マルコムの昔の傷があばかれて、永遠の別れになるかと思われたが… 第3作はすでに書かれているが、まだ翻訳は出ていない。登場するのは彼らの親友トリスタンだ。待ち切れない。
K.S
亡き両親の莫大な借金と4人の妹たちを抱える貧乏なキティ。しかしそのバイタリティーと知恵と機転だけを武器にロンドンへ裕福な夫を見つけに向かい、なんとか社交界に潜り込む。そこへ現れたのは「結婚を申し込むはずの弟」を何とか阻止しようとする兄ラドクリフ伯爵。このふたりの丁々発止の会話がとても面白い。ストーリーの最後に向かって、目が離せなくなる目まぐるしい展開になる。続きが読みたい。ただし他イギリス社交界ロマンスに見られるようなうっとりベッドシーンは皆無。残念?
が「ナイス!」と言っています。
K.S
レディホイッスルダウンの社交界新聞の記事を冒頭にして、第1巻と同じ作家たちが同じ日、同じイベントを軸に4組のカップルのロマンスを描いている。アンソロジーなので、4つの短編のどれにも主人公たちが交差し、すれ違い、言葉を交わす様子も楽しい。 最初の短編、ジュリア・クインの「ファースト・キス」が印象に残る。ロマンス小説王道の裕福で主人公をまどわせるほどの強引さを持つ男性ではなく、(もちろん見た目はハンサムだが)結婚持参金をあてにしなければならない男性を主人公としていて興味深い。
K.S
ロークズビー・シリーズ① 再読。「ブリジャートン家」の一代前18世紀、ブリジャートン子爵家とそのお隣の親しいロークズビー伯爵家の物語。 ブリジャートン家長女ビリーは行動力も知識もあるおてんばな令嬢で領地と取り仕切る。隣のロークスビー家長男ジョージとは幼馴染で喧嘩ばかりしていたが、あるとき木に登ったビリーが屋根に落ちて足を捻挫した時にジョージが助け、その後段々と気持ちを変化させていく。 淡々としたストーリーだが、若いふたりの感情の機微とその変化を洒落た会話に織り込んでいて楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
K.S
1814年テムズ川が凍ったほどの寒い冬に交差する人々のロマンス。あの「ブリジャートン家」著者ジュリア・クイン他3人のロマンス作家が紡ぐイギリス王朝時代劇短編集では、同じ時とイベントを共有する魅力的なひとたちが次々と恋に落ち、どの短編でもちらりと顔を見せるアンソロジーとなっていて楽しい。 でもどうしてももう少し深く、洒落た会話と登場人物の心理を読みたいと思ってしまう。短編として切り取られるより長編のほうが好きなのだ。 個人的にやはりジュリア・クインの最後の短編「36通のバレンタインカード」が心に残った。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/08/19(21日経過)
記録初日
2024/08/20(20日経過)
読んだ本
22冊(1日平均1.10冊)
読んだページ
10616ページ(1日平均530ページ)
感想・レビュー
15件(投稿率68.2%)
本棚
1棚
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