読書会で紹介した。「本物だろ」バリ山行が初めての波多に妻鹿が言う。リストラされるかもというような不安は単なる予測だ。いま死ぬかもしれないという恐怖。そんな恐怖はめったに味わいたくないが、体に負荷をかけてどっと汗をかき意気が上がるのも、本物だ。

ぱらぱらと降る雨のように語られる言葉。

T保育園2歳読み聞かせ。つややかなやさいをじっとみつめている。「きゅうりさんは、きゅうりさんなのがうれしいのね」という根源的な言葉に耳を澄ましている。なんと幸せな一コマなのだろう、この絵本を小さい人に読めるというのは。

T保育園2歳読み聞かせ。さっきお着替えを手伝ったばかり。なかなか頭が出なかったね。そしたら顔が出たね。うれしかったね。

T保育園2歳、読み聞かせ。ふーって子どもたちがやってくれる。本当に葉っぱが舞って、秋のにおいがする。

読書会で紹介した。「本物だろ」バリ山行が初めての波多に妻鹿が言う。リストラされるかもというような不安は単なる予測だ。いま死ぬかもしれないという恐怖。そんな恐怖はめったに味わいたくないが、体に負荷をかけてどっと汗をかき意気が上がるのも、本物だ。

テーマが「島」の、猿島読書会で紹介した本。昭和54年あたりの、国境近くの島を訪問したエッセイ。作者の関心は漁業。石油ショックなどの時代背景も描かれている。島という隔絶された環境では、外交と経済がとてつもなく重要。漁師がロシア人と仲良くなって士気が上がらず困る、と北方領土を取り戻す運動をしている男が嘆く。領土返還という理念よりも、生活をよくするためにロシア人と交流することが死活問題だからだ。

読書会課題本。父親のキャラクターが秀逸。コントかよ。