宇宙戦争掲示板、WEBの方でも最後まで読んだ。最後まで面白かった。今年はあと残り3か月ほどだけど、今年の中で一番楽しめたかもしれん。同じ作者の作品で『幻想戦争掲示板 ここにも1人おかしいのがいるけど』というのがあるみたいなのでこっちも読んでみよう。こっちも書籍化しないかな……と思ったけど、こっちはエピソード数が少ないのか。それに最新話も2年前のものだし。
求愛される」というストーリーは他でもけっこう見かけるし、わりとよくあるパターンなのかね。というわけでよくある話かもしれないけど、絵はきれいだし、サービスシーンも多めだしでそれなりに楽しめた。贅沢を言えばもうちょっと個性がほしいところで、そのへんが次巻以降どうなるか。
ところで「廃墟に出会う」の最終話、ベーグルサンドについての話がなんだか意味深に感じられたんだけど、何かそれらしい描写って今までにあったっけ。考え過ぎか?
作品。個人的にはいちおう割り切れたんだけど、それにしたってやりたい放題のめちゃくちゃな展開についていくのがきつかったし、いちおう意地で最後まで読んだけど終盤は展開がごちゃごちゃしててよくわからず、お世辞にも素直に楽しめたとは言い難い読書体験だった。
でもやはり『鬼哭街』のキメ台詞の方がかっちょ良かったなという思いがぬぐえないというか。あと意味ありげに描かれている鬼鳥の真意や風来坊の素性が、この巻では上巻だから仕方ないとはいえほとんど明かされないままのもちょっとまどろっこしく感じられた。
登録してサービス利用開始したのは2009年7月24日から。主にライトノベルと漫画が中心、たまにそれ以外といった読書スタイル。読みたいと興味を持っても時間やら予算の制限やらで実際には読めない本が多いことを実感する毎日です。
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