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2023年12月の読書メーターまとめ

vinvin
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1194ナイス

2023年12月に読んだ本
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2023年12月のお気に入られ登録
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  • ジョンノレン
  • ふくとみん
  • はなさー

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

vinvin
ネタバレ『小説宝石』2022-23。経験と記憶が前とは違う自分を作ってくれる、再生の物語。新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園にある古びたカバの遊具(アニマルライド)カバヒコには、自分の治したい部分と同じところを触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで、リカバリーカバヒコ、カバだけに。ここに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。①奏斗の頭:急な成績不振に悩む高校生。②紗羽の口:ママ友たちに馴染めない元アパレル店員。③ちはるの耳:ストレスからの不調で休職中の女性。
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2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

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2023年11月に読んだ本:38冊、9451ページ、1109ナイス 小説ベストは①スピノザ②存在すべ③誰か殺④遠火⑤ロングロ⑥黒絵⑦ハジマザ⑧レエン国⑨列⑩本背骨 他ベスト①視力失39②後悔会話③聞いいけ④タヨ想像⑤見な気づ⑥世界情勢⑦全部pH⑧絶望ラン⑨危子育⑩ランマッ⑪息子生日⑫首都防衛⑬過剰反応⑭医者薬真⑮高学歴難民⑯虐待被害者⑰高学歴発障⑱シニエコ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/345333/summary/monthly/2023/11

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2023年12月の感想・レビュー一覧
31

vinvin
ネタバレ単行本2013、文庫本2019を再編集。今日からできる、運をよくするための行動や考え方を、脳科学の知見をもとに解説。どうしたら運がよくなるかを科学的にアプローチ。松下幸之助は採用試験問題「君は運がいいか?」で「はい、運がいいです」回答者を採用。夢や目標・欲しいモノを紙に書いて貼っておくと実現することも、他人に感謝するといいことも、その理由を科学的に説明することができる。運のいい人は?【1】世界の中心に自分をすえる:自分を大切に、自分なりのしあわせのものさし、いい加減、好みを大事に。
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ネタバレ高齢者専門の精神科医・和田秀樹と、81歳でスマートフォンのアプリを開発した世界最高齢プログラマー「マーチャン」若宮正子が、長生きが楽しくなる賢い“道具”の使い方を語り合う。【1】高齢者こそ要求する力を持とう。【2】デジタルは「習うより慣れろ」が肝心。【3】他人と同じ服を着る必要はない。【4】AI時代の高齢者の豊かな生き方。マーチャンのデジタル活用「きほんのき」:①繋がる:嫌なことも楽しいこともみんなで共有。②調べる:知らなことはなんでも教えてくれる。③買う:品揃え豊富なネットショッピングで割安に。
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ネタバレ気鋭の哲学者が現代を生き抜くための思考法を明かす。スマホ時代の過剰なつながりによってもたらされた<私>の喪失に、私たちはどう抗うのか。なぜスマホを見続けてしまうのか。何を見たいのか。何が本当に必要なのか。哲学書なので、どうにもこうにも理解しようとすると疲れるだけ、というのが正直な感想。余計なものをそぎ落して、スマホ時代に喪失した<私>を取り戻すこと、情報と関係性の過剰さを哲学的に解体すること。絶対かつ有限な<私>の認識を持ち寄り、本質洞察によって普遍性をつくっていくこと、弱さや脆さを抱えた複数の<私>が、
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ネタバレ『小説野性時代』2021-23。連作6短編。「底辺託児所」の保育士となるまでに経た数々の「他者のケアをする仕事」を軸に描く自伝的小説。社会に欠かせぬ仕事ほど低賃金、重労働、等閑視される世に投じる労働文学。魂の階級闘争を鮮烈に描く、著者初の自伝的小説にして労働文学の新境地。ブルシットジョブ(くそどうでもいい仕事)よりも、問題はシットジョブ(くそみたいに報われない仕事)だ。あたしのシットはあたしが決める。自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ。どこまでが事実でどこからフィクションなのか境界が判断できない
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ネタバレ発達心理学を研究する大学教授の父と臨床心理士・公認心理師の母が、ちょっとだけ普通じゃない軽度自閉症児の息子と送る日々を、保護者視点と研究者視点を行き来しながら綴った「学術的子育てエッセイ」。三男ヨウ(中3)は、障害の軽さゆえに手厚い福祉サービスは受けられず、普通の子と同じフィールドで生活するがゆえにさまざまな問題に直面してしまう。いわゆる発達障害グレーゾーン。
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ネタバレ『小説宝石』2021-23。鮮烈なる“犯罪”小説6編:①違う羽の鳥、②ロマンス☆、③憐光、④特別縁故者、⑤祝福の歌、⑥さざなみドライブ。①大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗る女が現れる。②チラ見したイケメン配達員に再開したくて何度も注文。③15年前、女子高校生だった唯は妊娠し事故死。15年後に幽霊で現れ、墓参りに来た親友と担任が実は?④人員整理で調理師の仕事を失った恭一は、息子が縁で近所で閻魔大王と呼ばれる変わり者の家で料理を振る舞うことに
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ネタバレ書き下ろし。600p超大作。最高速度で駆け抜ける圧倒的な「現在」の物語。清掃会社で働くハチは過去に暴力事件を起こし執行猶予中の身。ある日、血の繫がらない姉・ロクから連絡が入る。2人の弟・キュウを脅す者が現れたというのだ。ダンスの天賦の才を持ち、華やかな表舞台で輝こうとする弟のため、ハチはようやく手に入れた穏やかで「まっとうな生活」から一歩を踏み出す。おまえは輝け、太陽が嫉妬するくらい。【ハチ家族】町谷亜八:ハチ・24歳・人見クリーン清掃員・執行猶予中・170cm・車アウディ、
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ネタバレ医学の問題点を提起。「正常値至上主義」で患者が不健康に。旧態依然の教育が高齢者を薬漬けに。差別的な医学部受験。「医局」という大学病院のがん。余命宣告を短く言う医者の保身。【1】専門医という病:超高齢社会では、専門分化型では薬の種類と量が増える弊害が大きく、総合診察医が必須だが、日本では育ちにくい状況にある。【2】大学病院という病:医療業界で、医学部教授の権限が大き過ぎる。大学病院こそ治療は下手くそ。慶応大学の近藤誠先生は醜悪なエゴでつまはじきに。日本医師会に所属する割合は低く、医者全員の本意ではない。
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ネタバレ『図書』連載「ことばのほとり」2022-23。今ここの向こうの「その世」に目を凝らす詩人・谷川俊太郎と「この世」の地べたから世界を見つめるライター・ブレイディみかこ。挿し絵はモンドくん(奥村門土)。各々の土地・暮らしを背景に、面識や接触を持たぬままに重ねた、詩と散文よる言葉の逢瀬。人間は時々、あわいの世界、somewhere in between(その世)を訪ねたくなる。英語には、this(この)とthat(あの)しかない。「その」もthatだが「あの」と違えるならsomewhere in between
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ネタバレ脳科学や心理学、人工知能などの情報科学に焦点を当てながら、「顔」と「脳」の密接で精巧な関係を紹介。それらが自己意識の形成にまで影響を与える。人はなぜ顔写真を加工するのか、そのカギは脳の働きにある。自分の顔に取り憑かれるのは、技術革新が生み出した現代病。中心的テーマは、①脳が他者の顔や自分の顔をどのように認識し評価しているか、②感情や自己意識がそれにどう影響されるか。【1】顔を見る脳の仕組み:人間の目は横長で白いため黒目の位置が分かり易く、自分がどこを見ているのかが他者に伝わり易い。
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ネタバレセブンイレブン限定書籍・出版7冊2016-21。脳科学をベースとする著者の考えを「語録」として厳選紹介。テーマは人間関係、恋愛、お金、運、性格、仕事、勉強など多岐に亘り、社会や人間そのものへの考察も含む。さらに脳科学の観点から、「メタ認知」の大切さ、習慣のつくり方、自己肯定感の育み方など、具体的なノウハウたっぷり、実生活にすぐに役立つ情報も満載。あえて一言で纏めれば「生き延びること自体がひとつの達成」。人間は感情の生き物。社会的動物であり、感情に囚われる自分もまた、一定の社会的な立場を持つ存在。
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ネタバレ会員制読書クラブ「メフィストリーダーズクラブ」。最初の1行は全員一緒「噓をついたのは、初めてだった」。2行目からは十人十色の29物語。①噓の代償:須藤古都離、②偽証の誓約:五十嵐律人、③もうすぐ死ぬ:柿原朋哉、④生まれる前から倦まれてた:西尾維新、⑤最後の一頭:小川一水、⑥みんなのいえ:櫛木理宇、⑦エミリン:小野寺史宜、⑧幸せな噓:赤川次郎、⑨盛ってるで…:柾木政宗、⑩女帝の憂鬱:高田崇史、⑪噓日記:真下みこと、⑫終わる日/オワルヒ:彩坂美月、⑬二十五万分の一:芦沢央、⑭偽りの証言:大山誠一郎、
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ネタバレ原田マハ著「キネマの神様」映画化に際し、監督・山田洋次は自身の若き日を重ねて脚色。その映画に感銘を受けた原作者・原田マハが、そのシナリオから自らノベライズした、もうひとつの奇跡の物語「キネマの神様 ディレクターズ・カッド」を文庫化。撮影現場にも脚本の中にもコロナ禍の試練に果敢に立ち向かう映画人たちがいた。映画を愛する全ての人に原田マハが捧げた素敵な物語。直接関係ないが、蒲田行進曲を思い出しました。【登場人物】寺林新太郎:テラシン・映写技師・テアトル銀幕、水川:テアトル銀幕スタッフ、円山郷直:ゴウ・監督助手
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ネタバレ自分を偽り周囲に合わせて生きる人生ではどんなに人に囲まれていても「さびしさ」は消えない。自分を信じ、合わないものは合わないと覚悟を決め、孤独でも楽しい人生を送るための考え方。治療法「森田療法」:悩みを持ったまま、あるがままに生きる:無理やりなくそうとせず、その悩みや不安を抱えながら生きていくための方法を考える。【1】さびしさって何だろう:さびしさに拍車をかける親の態度、心の中で思うのは自由、親の正論が子を追い詰める、人は言いたいことが言えると「わかってもらえた」と思う。【2】本音を言えない若者たち:
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ネタバレ台湾のアイデンティティは、中国との距離感によって時代ごとに大きく揺れ動いてきた。民主化以前の台湾をめぐる政治的争点をはじめとする歴史の結び目を紐解きながら、「人」を起点に描き出す台湾現代史。第二次世界大戦後の国民党政権による一党支配、その下での反体制運動と政府当局による弾圧。日本人で、台湾に親しみを感じる人の割合は76%。理由1位は台湾人が親切&友好的、2位は歴史的に交流が長い、3位は経済的な結びつきが強い、4位は東日本大震災時の支援・義援金。台湾の住民構成は四大族群:原住民、本省人(ホーロー(福佬)人、
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ネタバレ『オール讀物』2022-23。競馬バーを営む葵がパドックで一目ぼれした牡馬・ウララペツは、名馬メジロマックイーンの最後の世代の産駒。だが、ほどなく引退することに。葵はウララペツを買い取り種牡馬にしようと奮闘する。【登場人物】倉本葵・競馬バー<Kステイブル>ママ・急逝した兄聡史の店を引き継ぐ・ウララペツ馬主・<チーム:ウララペツを種牡馬に>隊長、前島芳男:聡史の競馬仲間で親友・家業は和菓子屋<いろは本舗>、穴澤芳樹:元ウララペツ馬主・副隊長、中根:南関の名物馬主・パチンコ数店舗経営、
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ネタバレ書き下ろし。殺し屋シリーズ『グラスホッパー』『マリアビートル』『AXアックス』。やることなすことツキに見放されている殺し屋・七尾・通称「天道虫」が請け負ったのは、超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという「簡単かつ安全な仕事」のはずだったのだが、部屋を間違えたのが不運の始まり。驚異的記憶力の紙野結花は、パスワードとなる777個の質問の答えを記憶しており、生捕り誘拐対象者に。誘拐指示者は結花の元上司の乾で依頼を受けた業者は吹き矢を使う六人組。結花は逃がし屋のおばさんココに助けを求め、
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ネタバレ日本の神話から平安時代までの歴史の噓を暴く!教科書に騙されている。古代史はSFではない。SFになりそうになったら常識に返る。本当の事はわからないので仮説の積み重ね。神話と史実を区別しないのが普通の国。日本書紀は古代史の基準だが異説も多い。【1】日本神話:アマテラスが女の神様だから日本は女系継承?天岩戸で重要なのはアメノコヤネノミコト。【2】伝説・神武天皇から守られてきた掟:初代神武天皇、2代綏靖天皇~9代開化天皇まで功績不明で欠史八代、16代までで100歳超が12人?
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ネタバレ未来のあり方を提唱するフューチャリストが「人類最悪のシナリオ」と回避策を示す。画期的なテクノロジーほど、悪用された時のリスクは大きい。特にAIとゲノム編集技術は強力で、取り扱いを誤れば人類滅亡の因子になり得る。制度設計の不備に悪意が付け込んだ先に、どんな未来が待っているのか。【1】AIによる滅亡シナリオ-人工知能が支配の主となる日:ツールの域を超え主体性を獲得した時、超知能の時代は、人工知能が人間化し、政治や経済も主導する。知能の浸食で人間は退化する。感情ハッキングの脅威。裏切りターンで人工知能は敵となる
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ネタバレ語り下ろし。日本にいま必要なのは「訂正する力」。著者は哲学者。哲学は時事と理論と実存の3つを兼ね備えると魅力的になる。そこで本書は、1章は時事篇、2章は理論篇、3章は実存篇、4章は応用篇。保守とリベラルの対話にも、成熟した国のありかたや老いを肯定するためにも、さらにはビジネスにおける組織論、日本の思想や歴史理解にも役立つ、隠れた力を解き明かす。【1】なぜ訂正する力は必要か:時事問題への応用:訂正する力とは、過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を変え、現実に合わせて変化する力のこと。持続する力で
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ネタバレ季刊Asta Vol.1-5。2021年本屋大賞「52ヘルツのクジラたち」著者。地方都市の寂れた町にある葬儀社「芥子実庵」、家族葬専門で1日1組限定。死を見つめることで、自分らしさと生への葛藤と決意を描く連作5話。①見送る背中:親友なつめの自死の連絡を受けた葬祭ディレクター真奈。②私が愛したかった男:元夫の男恋人の葬儀を手伝う花屋。③芥子の実:積年の恨みを須田に謝れば済むと思っている元いじめっ子伊藤基樹。④あなたのための椅子:5人仲良しの中で恋仲になりかけたが職業こども食堂で両親から反対され断念、
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ネタバレ学生運動に身を投じ、高度経済成長時代は猛烈に働き日本を発展させた70代。あの熱い時代は何だったのか。彼ら団塊世代の青春時代の文化や歴史を振り返り、今後の役割を問う。自分は団塊世代と団塊ジュニアの中間に位置するが、昭和40年代、50年代のモーレツな時代は懐かしさを覚える。【1】青春の学生運動。【2】青春の高度経済成長:三種の神器、日本には道路がない、交通戦争、アメリカ文化・マクドナルド、汲み取り式便所⇒水洗便所、万博・オリンピック。【3】青春の昭和文化・社会風俗:首相夫人がミニスカート、ビートルズ、はぐれ者
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ネタバレ仏教の教えには、たくさんの“矛盾”がある。その矛盾を解消しようと、ブッダの後継者たちは必死になって「言い訳」を積み重ねてきた。同時にそれは、仏教を世に広めようという涙ぐましい努力の跡でもあった。仏教を進化させた「言い訳」から、その本質に迫る。難解で非合理的な教義も、すべて「嘘も方便」だとわかれば、もう仏教なんて怖くない。【1】眠らないブッダ:ブッダ(仏)は眠らないし何でも知っているが、悟りを開く前の菩薩時代だったらいいよね。ブッダは仏以外に異名が多数あり、如来、阿羅漢、等。
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ネタバレ『小説宝石』2022-23。経験と記憶が前とは違う自分を作ってくれる、再生の物語。新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園にある古びたカバの遊具(アニマルライド)カバヒコには、自分の治したい部分と同じところを触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで、リカバリーカバヒコ、カバだけに。ここに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。①奏斗の頭:急な成績不振に悩む高校生。②紗羽の口:ママ友たちに馴染めない元アパレル店員。③ちはるの耳:ストレスからの不調で休職中の女性。
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ネタバレ「窓ぎわのトットちゃん」、42年ぶりの続編。泣いたり笑ったりトットちゃんの青春記。東京大空襲の数日後、青森を目指して、ひとり夜行列車に乗ったトットを待ち受けていた試練とは? NHKの専属女優になりたての、トットが救われた一言とは? 【1】寒いし、眠いし、おなかがすいた:15粒の大豆、スルメ味の戦争責任、パパの出征、東京大空襲。【2】トット、疎開する:一人ぼっちの予行列車、おしっこがしたい、ジンジョッコ描いてけろ、九死に一生を得る、線路にぶら下がる。【3】咲くはわが身のつとめなり:讃美歌と木魚、
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vinvin
ネタバレ『ku:nel』連載「人間賛歌エッセイ」オールカラー画。自分に見えてる世界なんてほんのちっぽけ。時に歓喜し時に悲しみ時に途方に暮れ、生きることを諦めない。地球の片隅で海と生きる人たち。完全な偶然の中で知り合う他人というのもまた、見知らぬ土地への旅と同じく、自分の人生観や生き方を変えるかもしれない要素を持った、未知の壮大な世界そのものだということを、自分の人生を振り返ると痛感させられる。マリさん居住地イタリアの風景や人々が人間味を持って描かれ、特にフィレンツェのポンテ・ベッキオ風景は私の心の想い出を揺さぶる
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ネタバレ『小説現代』2022-23。2023本屋大賞「汝、星のごとく」の続編。花火のように煌めいて、届かぬ星を見上げて、海のように見守って、いつでもそこには愛があった。ああ、そうか。わたしたちは、幸せだったのかもしれないね。①春に翔ぶ。②星を編む。③波を渡る。①は番外編、②③は続編という感じ。①櫂と暁海を支える高校教師・北原草介が秘めた過去。病院で話しかけられた教え子の菜々は明日見総合病院の一人娘だが、既定路線の人生に反発しスケートボーダー敦に憧れ行動を起こし、北原は人生を賭けてそれを支えることに。
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ネタバレ2022年「10分で名著」の続編。12人の研究者に宗教書や神話の読みどころを聞いて纏めた。「本」を通じて世界の宗教や神話の不思議を解き明かす。各話の冒頭漫画で各宗教・神話の基礎知識がわかる。①聖書:キリスト教はなぜ「長持ち」したのか:佐藤優。②ロシア正教:なぜツァーリは絶対的な力を持つのか:三浦清美。③コーラン:イスラム教の世界観とは:飯山陽。④ゾロアスター教:イラン発の宗教は何をもたらしたか:青木健。⑤インド神話:マハーバーラタの描くヒンドゥー教の神:沖田瑞穂。
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ネタバレ『オール讀物』2022-23。本格警察小説。カメラアイを武器に群衆の中から手配犯を捜す見当たり捜査班・川東小桃と、広域捜査を担当する広域捜査共助係・佐宗燈(あかり)。ビル爆破事件で怪我を負いながら、離婚、介護という人生の壁を乗り越える女性刑事二人の物語。「強盗および殺人の指名手配犯(潜伏犯)がここにいる」という「緊急立ち回り情報(緊立ち)」が2人が所属する捜査共助課に発令され全員出動指示。刑事たちの負けられない戦いが始まる。「緊立ち」発動後が物語のクライマックスと期待して読み進めるも、なかなかおとずれない
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ネタバレ暁星中学校・高等学校で行った授業を書籍化。世界で最も観光客を集める国・フランスの知られざる実像を徹底解説。なぜデモやストライキが頻発するのか。「ブルカ禁止法」は反イスラムの法律か。フランス語は世界で話される言語の第5位で母国以外比率が高い。旅行客数は第1位、スペインが第2位。合計特殊出生率1.8は日本1.3、EU平均1.5よりぐっと高く、1世紀もの間、少子化問題に取り組んできた成果。結婚したしないに係わらず同じ権利を持てる等。政治体制は半大統領制。
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vinvin
ネタバレ脳科学と演劇の垣根を越え生き方を探る痛快対談。同調圧力の正体や扱い方を知りコミュニケーションをトレーニングすれば、孤立するでもなく群れるでもない自分が一番心地良い距離で社会と関わることができる。日本は集団性を重視(集団作業するコメ作地域で地震や台風などの災害も多い)し、同調圧力が強くなる傾向がある。多くの人が同調圧力に悩み、枠組みを疑わせない教育や親から受け取る価値観の呪いに縛られ、息苦しさから逃れられずにいる。コミュニケーション上手とは、誰とでもすぐ仲良くなれることではなく、もめた時になんとかできる能力
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/04/17(4101日経過)
記録初日
2012/11/21(4248日経過)
読んだ本
3146冊(1日平均0.74冊)
読んだページ
918146ページ(1日平均216ページ)
感想・レビュー
2829件(投稿率89.9%)
本棚
15棚
性別
血液型
AB型
職業
IT関係
現住所
東京都

参加コミュニティ1

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