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2024年7月の読書メーターまとめ

ぼっちゃん
読んだ本
19
読んだページ
5797ページ
感想・レビュー
19
ナイス
1394ナイス

2024年7月に読んだ本
19

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぼっちゃん
街で絵描きジジイと呼ばれて毛嫌いされている老人に女子高校生が興味を持つが、老人が亡くなり老人のことを調べていくうちに意外な過去を知る。。章ごとに花の入ったタイトルになっているが、ちょっとしたタイミングのずれから、花を渡すことができなかった老人の辛さ、また優しいがゆえに不器用な生き方を選択しなければいけなかった苦悩が伝わる作品だが、思ったより重すぎず読めた。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

ぼっちゃん

6月に読んで良かったのは、渡邉徹『ヒカリノオト』、阿部曉子『カラフル』、森田めぐみ『書店員は見た!本屋さんで起こる小さなドラマ』です。2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:18冊 読んだページ数:5295ページ ナイス数:1436ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/467636/summary/monthly/2024/6

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2024年7月の感想・レビュー一覧
19

ぼっちゃん
ネタバレ若くして小説家デビューした主人公が高校の後輩で同じ文学賞でデビューしてきた小説家に羨望と嫉妬をいだくが。。。他の作家の作品は気にしないでおこうと思ってもやはり売れていたりする時になり、それで翻弄されていく姿が上手く描かれていた。ふらふらしているだけで好きになれなかったがシャープの言うように”小説は、自分の中から膿をしぼりだす作業”で孤独で苦しいのだろうなあ。【図書館本】
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ぼっちゃん
街で絵描きジジイと呼ばれて毛嫌いされている老人に女子高校生が興味を持つが、老人が亡くなり老人のことを調べていくうちに意外な過去を知る。。章ごとに花の入ったタイトルになっているが、ちょっとしたタイミングのずれから、花を渡すことができなかった老人の辛さ、また優しいがゆえに不器用な生き方を選択しなければいけなかった苦悩が伝わる作品だが、思ったより重すぎず読めた。
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ぼっちゃん
文庫で再読。天平の天然痘のパンデミックを描いた作品。この作品は2017年に刊行された本であるが、新型コロナのパンデミックを予見していたかのように医療逼迫、デマなどどの時代も同じで、治療にあたる医師たちの何とか助けたいとの強い思いに救われたのだと思える作品。再読でも非常に面白く、この作品で直木賞をとっても良かったのではと思ってしまった。【サイン本】
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ぼっちゃん
文庫で再読。大坂のテレビ局で働く、それぞれの悩みを抱える人たちの5編の物語。どの作品も前を向いて進んでいこうと思える良い作品でした。その中で非正規社員で現状に絶望している30代ADが、腹話術の人形と病院へボランティアに行っているお笑い芸人を番組に取り上げようとする『冬 眠れぬ夜のあなた』が最後泣けました。【サイン本】
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ぼっちゃん
ネタバレデビュー10周年記念の短編作品集。JR福知山線脱線事故を題材にした「加速していく」のオチが判らなかったが、金八先生第六シーズンを調べそういうことかと納得。檻からでるには政府に恒久的な利益をもたらす11文字の日本語を当てなければいけない表題作「11文字の檻」は読みごたえがありました。
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ぼっちゃん
ある出来事をきっかけに大学を中退し、亡き父が残した写真の風景の場所で1年間住むことに。。自分の行き場を失った主人公が長野県辰野町の優しい人たちと交流していくことで自分を取り戻し、自分の居場所を見つける心温まる物語。読書感想画中央コンクール指定図書になったということだが、美しい辰野の風景を主人公は写真で表現するが、若い人たちはどのような感想画を描かれたのか見てみたい。【サイン本】
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ぼっちゃん
多くの人を救った祖父の話をもとに、ひと様の役に立つような立派な男になれと父から言われ続けた飛馬と妊娠中に子どもに与えるのは自然のものが良いと聞かされそれを実行していく不三子の1967年から2022年の物語。この二人は昭和、平成も色々あるが、コロナ禍にワクチン接種やどう判断するのかなど、予測不能な世の中をどのように自分が信じた道を生きていくのか、みごとに読ませてくれる作品でした。
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ぼっちゃん
この世のオオカミとの戦いの話。この話の中でオオカミとは児童虐待で、暴力を振るわれているわけではないが、父親からの心理的虐待に母親の無関心で心を壊される女の子を同級生の女の子が、何とか救おうと戦う物語。小学生の女の子が戦うと言ってもできるのは、大人に自分の言葉で切実な状況を伝えるだけだが、その伝るだけでも勇気がいり大変なのだと改めて感じさせてくれる本でした。【図書館本】
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ぼっちゃん
中学校を舞台にそれぞの想いや悩みを綴った7つの連作短編集。自分の悪口を言われたわけでないが、他人の悪口でも傷つき学校に行けなくなった妹をもっと強くなれと言うのでなく理解しようする兄との物語『ヘラクレイトスの川』をはじめ大人でも考えさせられる作品集だった。2024年の中学入試で多く出題された本とのことであるが、それもうなずける作品。これは小学高学年から中学生にお薦めですね。【図書館本】
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ぼっちゃん
比嘉姉妹シリーズ短編集第3弾。滋賀県の小さな集落につたわる伝説の謎にせまる「たなわれしょうきち」、幽霊の理由が悲しい「火曜夕方の客」、行くと戻ってこられない島の謎にせまる「ことよだけ」が良かったです。【借りた本】
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ぼっちゃん
今月は2024年度上半期ベスト10。小説ではないものも多く入っていたが、私が読んでいたのは1位『死んだ山田と教室』6位『アルプス席の母』。このベスト10は直木賞作家は除外ということなので入っていなかったが、推している人が多かった角田光代さんの『方舟を燃やす』を読んでみたい。 ちなみに私の上半期ベスト3は、阿部曉子『カフネ』、川邉徹『ヒカリノオト』、早見和真『アルプス席の母』です。
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ぼっちゃん
書評家のあわいゆきさんが、野間賞もリベンジを果たして欲しいし、本屋大賞も受賞して欲しいとつぶやいておられたので、児童書だが気になり読んだ。”香奈多”と”瑚子”の交互の章で話は進むが、何かかみ合わない、それはイマジナリーフレンドだからなのか、もしも(if)の世界だからか、また二人が見つけようとしていた「虹のしずく」とは何だったのか、大人でも楽しめ清々しい読後感を味わえる作品でした。
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ぼっちゃん
【第10回広島本大賞受賞作】少し前に読んだ『ヒラキノオト』が良かったので、他にどのようなものを書かれているのか興味があり読んだ。天文部を舞台とした青春恋愛小説であるが、人工流星が流れた日から同じ日がループし出す。。。けんごさんも帯に書かれているが、辛いことがあるとそこから前になかなか進めないが、そんな人に前に進む勇気をくれる作品だと思う。
zero1
2024/07/08 18:28

こんにちは。【人口流星が流れた】とのことですが、これは人が作った【人工】のことですか?検索してみたところ、【人工】のようです。念のため確認願います。

ぼっちゃん
2024/07/08 19:40

人工流星ですね。ありがとうございます。修正しました。

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ぼっちゃん
江戸川乱歩の初期に書かれた代表的な短編集。心理試験に耐えられるように訓練しうまく対応したつもりが、うまく対応しすぎてそこからぼろがでる『心理試験』が一番お気に入り。自分の手を汚さず、人間の心理を利用し殺人する『赤い部屋』も良かった。処女作で有名な『二銭銅貨』は暗号を主とした探偵小説で、『人間椅子』『芋虫』は探偵小説と言うより怪奇的で、ぞわっとする作品だった。
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ぼっちゃん
【202408ダ・ヴィンチのプラチナ本】傷のまつわる10編の短編集。高校時代に無視され存在をけされた主人公が血だらけで学校に行くと状況が変わり、身体の傷は気づいてくれるが、心の傷は気づいてくれないと悟る『竜舌蘭』、ガラスのコップの表面で結露するまで気づいてもらえない空気中の水分のように人の苦しみや怒りが空気中に散らばっているのでは感じる『結露』が良かったです。
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ぼっちゃん
ダイエットや美容のためではなく、筋肉をつけ強くなりたいと本格的にジム通いしている主人公がボディ・ビルの大会に出ないかと誘いを受け本格的な筋トレをしていく筋トレ小説。大会では筋肉だけの評価ではなく女性らしさも必要になってくることを知り、大会決勝で主人公がとる行動がスカッとしていてカッコいい。だけど体脂肪を落とすために減量したり努力は凄いが、筋力がついたとしても健康には良いのだろうか。。
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ぼっちゃん
直木賞シリーズ第2弾。京都の女子寮マンションにずっといる14回生以上と噂のあるキヨの正体を追う『三月の局騒ぎ』、織田信長を殺害した明智光秀の裏に黒幕がいたのか本能寺の変の謎を再現するホテルに迷い込む『六月のぶりぶりぎっちょう』の2編。どちらも万城目ワールド全開、短い話だったが私は『三月の局騒ぎ』の方が好みだった。
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ぼっちゃん
先週アニメが終了し、アニメは小説とは違いがあったが、皆のその後を知りたくて読んだ。真由がなぜあのような遠慮がちな行動をとるのか、少しわかった気がした。また久美子と真由が最後の演奏でユーフォニアムのユニゾンでさらに仲が深ま良かった。また次期部長、副部長、ドラムメジャーが誰になるのか気になっていたが、なるほど彼女たちになったのかと納得!
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ぼっちゃん
【第1回双葉文庫ルーキー大賞受賞作】天才子役と呼ばれたこともあったが、人前で声を出せなくなった男子高校生を朗読で救われた女子高校生が朗読部へ誘う青春小説。朗読するにはその本をどのように理解するかだが、本書で朗読される色々な本が解釈により朗読の表現がこんなに変わるのかと驚きもあり、ストーリーも感動的で面白かった。2人はまだ高校1年生なので続編で続きが読みたいな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/02(3830日経過)
記録初日
2006/12/02(6569日経過)
読んだ本
3864冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
1207529ページ(1日平均183ページ)
感想・レビュー
2161件(投稿率55.9%)
本棚
11棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

子供の頃あまり本を読みませんでしたが、大人になり本の面白さに目覚め、今は年間約200冊ほど読んでいます。
また、会社でも「本好きの会」というのを作り、忘年会で皆の今年のベスト本を紹介しあったり、本屋大賞ノミネート作を皆で読んで予想したりしています。

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