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2024年9月の読書メーターまとめ

ぼっちゃん
読んだ本
16
読んだページ
5046ページ
感想・レビュー
16
ナイス
1306ナイス

2024年9月に読んだ本
16

2024年9月のお気に入り登録
2

  • モーモー
  • kinkin

2024年9月のお気に入られ登録
2

  • kinkin
  • モーモー

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぼっちゃん
ネタバレ映画化ということで文庫で再読。一家惨殺した死刑囚が脱獄し、色々な場所で潜伏生活を送りながら逃亡し続けるのは何のためかを追うミステリー。あとがきで鏑木慶一を死なせないでもらいたかったと多くの読者から声が届いたとのことだが、私もエンタメなのだから最後はパッピーエンドにして欲しかった一人だが、それだけ声が寄せられるということは皆感情移入し面白い作品だったということだろう!またこれに対する作者の最後の2行のコメントが良かったです。これは間違いなくお薦め作品です。【サイン本】
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ぼっちゃん

8月に読んで良かったのは、今村翔吾『海を破る者』、桜庭一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』、山本周五郎『さぶ』です。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:29冊 読んだページ数:8092ページ ナイス数:1991ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/467636/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
16

ぼっちゃん
ネタバレ映画化ということで文庫で再読。一家惨殺した死刑囚が脱獄し、色々な場所で潜伏生活を送りながら逃亡し続けるのは何のためかを追うミステリー。あとがきで鏑木慶一を死なせないでもらいたかったと多くの読者から声が届いたとのことだが、私もエンタメなのだから最後はパッピーエンドにして欲しかった一人だが、それだけ声が寄せられるということは皆感情移入し面白い作品だったということだろう!またこれに対する作者の最後の2行のコメントが良かったです。これは間違いなくお薦め作品です。【サイン本】
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
色々な土地での科学がつながった物語5編。表題作のウミガメの卵を孵化させようとする中学生の女の子の物語『藍を継ぐ海』は、佐和さんが女の子に言う最後の言葉が沁みました。働いていた郵便局が無くなり気力を失っていた父のため、隕石は見つかった郵便局の名前が付くと知り、隕石の見つかった場所を嘘をつく『星隕つ駅逓』が印象に残った。
おしゃべりメガネ
2024/11/05 07:35

珍しく遠軽が舞台になっていて、驚きました(^.^)♪

ぼっちゃん
2024/11/05 20:13

伊予原さんのコメントを読んでいると、駅逓とアイヌの人々との関わりとか、いろいろなおもしろい話が調べると出てきたため、遠軽町を舞台にされたようですね。

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ぼっちゃん
ネタバレ2024年中学入試に出た小説ランキングで5位4校とのことで読んでみた。小6のスケボー大好き三人組と85歳の神社の管理人田中さんとの交流物語。3人の少年は田中さんを「マジで菩薩レベル」で優しいというが、この3人の少年も、自分達が田中さんの怪我の原因にかかわったかもしれないが、田中さんの家を掃除したり、怪我でお風呂に入れないので手伝ってあげたり、田中さんの過去を知り寂しさを理解してあげられる優しい子たちだった。2024年8月にNHKでドラマ化されていたのですね。見たかったな。
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ぼっちゃん
直木賞受賞作を文庫で再読。理髪店に来たお客に自分の半生を語りだす表題作の『海の見える理髪店』、家計は苦しいのに自分のものは、ぱあっと使う父の形見の時計にまつわる『時のない時計』、15歳で亡くなった娘への成人式の晴れ着の案内で悲しみを思い出した夫婦が、娘の代わりに成人式に出席して吹っ切ろうとする『成人式』が印象に残った。
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ぼっちゃん
2024年中学入試に出た小説ランキングで5位4校とのことで読んでみた。横山家が中心とした子供の成長と家族を描いた9編。グーパーで数の少ないものだけでテニス部のコート整備を決める中、一人負けするようにハメようと持ち掛けられ従ってしまったことに悩む『四本のラケット』、少年サッカーチームのコーチで、よその子をあづかる難しさに悩む『どっちも勇気』など良かった。どの作品も同じように中学受験によく出題される重松清作品に近いように思った。
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ぼっちゃん
2024年中学入試に出た小説ランキングで5位4校とのことで読んでみた。中学女子グループ間の物語。ゴルディロックスゾーン”ほどほどの、ちょうどいい場所で、生存可能領域”を求め皆が自分の居場所を求め、友達に気を使いはみ出さない様にしているのはよくわかるが、女子のドロドロとした嫌な部分が多く、さわやかな読書ではなかったかな。【図書館本】
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ぼっちゃん
2024年中学入試に出た小説ランキングで3位6校とのことで読んでみた。中学2年生の6人の物語。それぞれの悩み、自分に自信が持てないことなど、それぞれの小さいようで中学生には大きい葛藤を絶妙に描かれていて、中学入試問題によく出題されるのもわかる作品。ゆるい吹奏楽部を改革しようと孤軍奮闘する「クリームシチュー」がお気に入り。【図書館本】
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ぼっちゃん
長期療養型病棟に勤める看護師の卯月には患者の「思い残し」が視え、患者の思い残しを取り除いてあげようとする物語。心温まるお仕事ミステリーと書かれていたのでほっこり系と思っていたが、思い残しが犯罪にかかわるものが多い感じで少し意外だった。最終話「病めるときも健やかなときも」は確かに心温まる話で、こんなに患者さんのことを考え行動してくれる看護師さんに見守って欲しい。
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ぼっちゃん
人気作家が紡ぐ宝のような11篇とあり、好きな作家さんが多かったので読んでみたが、11篇中9編は読んでいた。未読だったのは島本理生さんの『足跡』、朝井リョウさんの『エンドロールが始まる』。『エンドロールが始まる』は女子高校生の先生への真っすぐな気持ちが上手く描かれており、良かったので他の作品も読んでみたいので『少女は卒業しない』を読んでみようかな。
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ぼっちゃん
凪良裕さんがお薦めされていたので読んでみた。大学生の二人の少年が夫もいる年上の女性に恋に落ちていく物語。一人は夢中になり、もう一人は一時の恋と割り切っていたが、その関係が変わっていき、二組の対局的な関係が面白かった。今作は二人の男子大学生目線で描かれているが、逆に若い男に恋をした二人の女性目線の物語も読んでみたいと思った。
ぼっちゃん
2024/09/15 16:03

今作の詩史さんと『汝、星のごとく』の瞳子さんが一本筋の通って生き方をしており、シンクロするものがあるとのこと。

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ぼっちゃん
記憶を失って天国に来た主人公は天国映画館で働くことに、その映画館は天国に来た人に自分の人生の映画を見せ次のステージへ旅立だたせる、主人公にはどような映画が待っていたのか。。特に激動の人生でもなく平凡に普通に過ごしてきた人の話があったが、私もこの人タイプで人生の名シーンはないかな。これからの残りの人生で名シーンができるのだろうか。。
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ぼっちゃん
齋藤明里さんが”ほんタメ”のYou Tubeで名刺代わりの10冊に上げておられたので読んでみた。よくある余命ものだが、好きなロリータの洋服を着て、大好きな人と一緒にいて残された時間を精一杯有意義に生きようとする前向きな姿が良かったかな。本が2重の表紙になっていたが今年の5月に窪塚愛流さん蒔田彩珠さんで映画化されていたのですね。
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ぼっちゃん
文庫全国頂上決戦BUN-1グランプル202の10作品の中で唯一読んでない作品だったので読んでみた。ぬいぐるみとしゃべる大学のぬいぐるみサークルの人たちの物語。みんな他人の痛みを自分の痛みととらえ、そのつらさをぬいぐるみに語る優しい人たちばかりだが、つらいと分かち合えるパートナーなり仲間ができることは良いことだ。
ぼっちゃん
2024/09/08 16:47

ちなみにBUN-1グランプルの残りの作品は、『お探し物は図書室で』『この本を盗むも者は』『塞王の盾』『屍人荘の殺人』『#真相をお話しします』『猫を処方いたします』『水を縫う』『むらさきのスカートの女』『レモンと殺人鬼』といろんなジャンルの作品が入っています。

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ぼっちゃん
幻の三冠馬を父馬に生まれたシルバーファーンとその牧場主、馬主、またその馬の調教師、調教助手、騎手たちの競走馬物語。ヤンチャ坊主のシルバーファーンだからこその心配事や色々なトラブルも起こる中、シルバーファーンにかかわり成長し喜びを感じていく人たちがうまく描かれていた。河崎さんの作品は『締め殺しの樹』のように少し重めのイメージがあったが、今作はさわやかな読後感の作品だった。
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ぼっちゃん
「こんな夏休みを送りたかった!」の帯に惹かれ読んでみた。鉄塔マニアの主人公伊達、自転車で空を飛ぼうとする破天荒な帆月、幽霊が見える噂される比奈山の3人の夏物語。帯にもあるようにファンタジーX友情Xほのかな恋心の作品でさらっと読みるので良いのでは。書下ろし短編『まだ幽かな冬』の比奈山裁きが良かったです。
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ぼっちゃん
王様のブランチで涙した感動作ということで町田そのこさんがお薦めされていたので再読。ネフローゼという難病を抱えながら将棋の名人を目指した村山聖さんのノンフィクション。将棋に対する純粋さ、命がけで将棋を指す姿、目標をもって生きることへ執着に涙し胸が熱くなる!。奨励会に入るときに色々あったが、森さんが師匠で本当に良かった。
ぼっちゃん
2024/09/01 13:59

ちなみに町田そのこさんが『聖の青春』に書かれた帯コメントは”命の輝きにクラクラする本”でした。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/02(3830日経過)
記録初日
2006/12/02(6569日経過)
読んだ本
3864冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
1207529ページ(1日平均183ページ)
感想・レビュー
2161件(投稿率55.9%)
本棚
11棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

子供の頃あまり本を読みませんでしたが、大人になり本の面白さに目覚め、今は年間約200冊ほど読んでいます。
また、会社でも「本好きの会」というのを作り、忘年会で皆の今年のベスト本を紹介しあったり、本屋大賞ノミネート作を皆で読んで予想したりしています。

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