読書メーター KADOKAWA Group

2024年8月の読書メーターまとめ

ぼっちゃん
読んだ本
29
読んだページ
8092ページ
感想・レビュー
29
ナイス
1989ナイス

2024年8月に読んだ本
29

2024年8月のお気に入り登録
1

  • ましゅまろ

2024年8月のお気に入られ登録
2

  • ほんトモ📚読書雑談漫画描いてます
  • ましゅまろ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぼっちゃん
文庫で再読。36歳で就職もせず、コンビニでバイトをし彼氏もいないより、寄生虫男とでも一緒に暮らしている方が、世間的には普通と映るのだろうか?社会の普通への圧力が上手く描かれていて再読でも面白かった。芥川賞受賞作の中でも読みやすく大好きな1冊。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

ぼっちゃん

7月に読んで良かったのは、角田光代『方舟を燃やす』、町田そのこ『わたしの知る花』、村上雅耶『きみの話を聞かせてくれよ』です。2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:5797ページ ナイス数:1395ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/467636/summary/monthly/2024/7

ミカママ
2024/08/02 10:16

待ちきれないのは電子で、それ以外はほぼ帰国のたびに大量仕入れしております(笑)やっぱり紙の魅力には抗えないですよ。

ぼっちゃん
2024/08/02 11:16

そうですよね。私も出張に行くときは何冊も持てないので電子ですが、それ以外は紙です。

が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
29

ぼっちゃん
王様のブランチで涙した感動作ということで瀬尾まいこさんがお薦めされていたので再読。タイトルは「さぶ」だが無実の罪で人足寄場の島に送られ試練にあう栄二の話がメインで話が進むが、冒頭と文末はやはりさぶだ。栄二は島の生活で人として成長していく、その栄二にさぶは救われることはあったが、こんなに信頼しつくせるのか誠実なさぶに感動。これは多くの人に読んで欲しい作品ですね。
ぼっちゃん
2024/08/31 18:33

ちなみに瀬尾まいこさんが「さぶ」に書かれた帯は”気づかなくてもいつか誰かが見守ってあなたの扉をたたいている”でした。

が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ネタバレ王様のブランチで涙した感動作ということで凪良ゆうさんが紹介されており、この本から『汝、星のごとく』が生まれたと言われていたので読んでみた。8年一緒だった彼が出ていき、それと入れ替わるように出て行った彼の新しい恋人と一緒に暮らすことに。。。元カレの恋人と一緒に住むとか、出て行った彼が新しい恋人に会いに家に来るのを嬉しく思ったりとか理解しがたがったが、愛情が深いとこのような未練・執着があるのかな。汝に通じるものはあったように思うが、涙した感動作では無かった。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
【第11回山田風太郎賞受賞作】松永久秀につては良く謀反を起こす人だなというくらいのイメージしかなかったが、主家乗っ取り、将軍暗殺、東大寺大仏焼き払いなどの極悪行動の真実はどうだったか、またどうしてその行動を起こさなければいけなかったかが描かれていて、エンタメとしては非常に面白かった。個人的には直木賞を受賞した『塞王の盾』よりこの作品の方が好きだな。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
文庫で再読。36歳で就職もせず、コンビニでバイトをし彼氏もいないより、寄生虫男とでも一緒に暮らしている方が、世間的には普通と映るのだろうか?社会の普通への圧力が上手く描かれていて再読でも面白かった。芥川賞受賞作の中でも読みやすく大好きな1冊。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
齋藤明里さんが”ほんタメ”のYou Tubeで名刺代わりの10冊に上げておられたので読んでみた。人と人ならざる者との関係を描いた6編。娘から自分史を作ることを勧められ、洗礼を受けた神父さんにも話していないことをライターに語る『訪る』、動物病院に預けられたままになった寿命が短い猫を引き取る『世界を取り戻す』が良かったかな。【図書館本】
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ネタバレ一穂ミチ激賞!の帯を見て読んでみた。喪失と生を描いた5編。表題作の『あめりかむら』は病気が再発した女性が、そりが合わなかったが自ら命を絶った友人を思いながら大阪を旅するが、一言多い金券ショップのおばちゃん、アダルトグッズのおっちゃんの優しさに触れる。一言多いという意味で舞台は大阪でないといけなかったのかな。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ネタバレ『大家さんと僕』の続編。大家さんも前作を読まれ続きを書いてと言われたからこの続編ができたのですね。大家さんが施設に入ることになり、家を取り壊すことになった時に矢部さんから、いつでも戻って来られるように家を買わせて欲しいと言ってくれたのは、即答で断るが本当は嬉しかっただろうなあ。本当にかわいい大家さんだった。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
【第22回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞作】カラテカの矢部さんが間借りしていた1階の大家さんとの日常マンガ。大家さんも品があり気遣いできる良い人だが、矢部さんは大家さんとかかかわりを煩わしいと思うのではなく、買い物に付き合ったり旅行に行ったり本当に優しい人だなとほっこりさせられました。【2024新潮文庫の100冊】
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
齋藤明里さんが”ほんタメ”のYou Tubeで名刺代わりの10冊に上げておられたので読んでみた。引きこもりの兄がおり、一人働く母親のことを考え中学を出てすぐに自衛官になろうとする山田なぎさと昔ヒットした歌手の父から暴力を振るわれている海野藻屑の物語。冒頭から結末はわかっているのでやるせない、切ない読後感だが、独特の味わいが忘れられない読書となった。爆発的に売れるのではなく、少しずつじわじわ売れているというのもうなずける。図書館本で読んだが私も買って手元に置いておこうかな。
ケンイチミズバ
2024/08/19 09:51

貴族の兄がなぎさの手をとり部屋を出て行くシーンが心に残っています。

が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ちょっと切ない青春ストーリ仕立ての自己啓発本。青春ストーリにはよくあるパターンだなと思ったが、あとがきを読むとなぜこのような青春ストーリとされたのかがわかり、この本のメッセージの1つでもある”今日一日を大切にして”というのが重みをましました。これは若い人向けだと思うので、今回のように文庫になり手に取りやすくなったのは良いな。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
齋藤明里さんが”ほんタメ”のYou Tubeで名刺代わりの10冊に上げておられたので読んでみた。三人の女性がそれぞれ独自の世界を築いている3編の短編。ぬいぐるみに名前を付けて愛でる大学生と同じようにぬいぐるみをコイビトとしてる小学生の物語『コイビト』が一番印象に残った。この『授乳』が村田沙耶香さんのデビュー作なのですね。【図書館本】
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
どのような考えをもって人生を送るかの自己啓発本。1章ごとに賢者の教えとしてまとめられているので、理解しやすく書かれているが、書かれている内容は他の自己啓発本とあまり変わらないかな。読む人のタイミングによって心に響くだろう。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ネタバレ文庫で再読。10通の手紙のやり取りで働く意味を教えてくれる書。もう退職した身としては関係ないが、これを以前読んだときは子供たちが就職するときに読んでみてはと紹介してあげようと思ったことを思いだす。両親はどうしてあんなに働けるのだろうところで、大人はその時のしんどい肉体的苦痛より、将来どうなるかわからない精神的苦痛のほうが耐えられないからとあったが、確かにそうだなと思えた。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
古本食堂の続編。兄が残した古本屋を引き継いだ70代の珊瑚さんとその古本屋に就職することにした20代姪孫の美希喜の物語で前回同様美味しそうな食べ物と本が出てくる。最終話、恋人の怪我と故郷の思いで珊瑚さん行動は理解できなくもないが、それでももっと連絡を取るなり方法はあるのではモヤモヤしてしまったが、美希喜ちゃんを助ける周りの人が温かかった。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
信長の命により光秀が武田の湯之奥金山、毛利の石見銀山の産出量を探りに行く物語。『光秀の定理』に登場した光秀の盟友の愚息、新九郎が今回も良い感じだが、そこに新たに土屋十兵衛長安という新たなキャラが登場。長安は実在した人物でその後も活躍をみると土屋十兵衛長安の物語でもあった感もあり。また産出量を聞いた信長がどちらと組みやすしと判断したかも面白い。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
依頼主と会い嘘がないことがわかり、くらまし屋七箇条を守れるのであれば、銭を払えば必ず逃がしてくれるくらまし屋シリーズ第1弾。平九郎、七瀬、赤也など魅力的なキャラクターたちで、敵方?も最後怪しげな人物がでてきた、これから彼らと相まみえるのか楽しみだが、このシリーズは今8巻まで出ているのですね。ゆっくりと読んでいいくとするか。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
色々な悩みを抱えた女性たちが山に登り答えを見つけ再生していく、続・山女日記4編。山岳ガイドになりたい娘が反対する母親と一緒に登山し説得しようとする『立山・剣岳』が良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
本特集だったので読んでみた。今は小説ばかりだが、昔はビジネス書も読んでいたが、「死ぬまでに読みたい本」「100万部超鉄板ビジネス書」に出ている書籍はほとんど読んでおり、このような鉄板書は昔も今も変わらないですね。小説特集では「成瀬」の宮島未奈さんの話だったが、作家の夢を挫いた三浦しをんさんの『風が強く吹いている』、もう一度筆を執ろうと思った森美登美彦さんの『夜行』の話が面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
最近の話だけでなく「VHS vs β」戦争など昭和の時代から書かれていた。ソニーにアップル買収の話もあったが何故決断できなかったか、パナソニックにジョブズが警戒した「異能」がいが何故生かせなかったのか、ソニー、パナソニックともプラットフォーム化、ネットワーク化など下地はあったがそれを何故成功できなかったかなどよくわかった。またヤマダデンキはナショナルショップから始まったというのは知らなかった。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
元寇は昔、歴史で習い神風?台風のおかげで助かったとだけ覚えているが、今村さんにかかるとこんな素敵な物語になるのですね。令那と繁という外国人と出会い、侵略で国を追われた人達の苦しみを理解し、なぜ人は争わなければいけないのか?を問う当主の姿が美しい。今、色々なところで争いが起こっているが、だからこそ書かれた作品なのかな。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ネタバレ寺子屋の筆子とのほのぼのとした話かと思いきや、寺子屋の師匠は公儀隠密で、筆子も含め事件に巻き込まれていく。。十蔵は凄腕と恐れられた隠密なので相手と互角に戦えるのはわかるが、筆子たちは剣や絡繰り、兵法などに秀でているとはいえ、名を馳せる相手の隠密と互角に戦えるのは少し出来過ぎではと思ってしまったが、面白くはあった。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ネタバレクスノキシリーズ第2弾。少し問題をかかえる少女と記憶障害を持つ少年が協力して絵本を作るのを「番人」がサポートしていく物語。作中作で少女と少年が書き上げた『少年とクスノキ』は色々と辛いことがあった少年が自分の未来はどうかクスノキに見せてもらうが、二人が書き上げたラストがどんな人にも刺さる素晴らしいラストだった。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
【第46回野間文芸新人賞受賞作 202409ダ・ヴィンチのプラチナ本】沖縄の小学生が日本兵の亡霊を見る章から始まるが、次は日本兵、アメリカにルーツを持つ少年、彼氏とのセックスに悩む女子高校生、アメリカ人と結婚した女性など語りが転々としていく。前の語りの言葉を受けて次の語りが始まっているようだが、あまりにもぶっとびすぎていてよく分からなかった。残念。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
世界20か国で翻訳され、2023年の米・TIME誌の今年の必読書100冊に選出との帯を見て文庫で再読。仕事・人生に行き詰っている人たちが、図書室の司書さんが選んでくれた本と本の付録としてくれる羊毛フェルトから自分を見つめ直していく物語。本はそこに書かれた幾ばくかの言葉を読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんですね。青山さんらしい優しい物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
【第12回大阪ほんま本大賞受賞作】大阪のひらかたパークをモデルにした遊園地「ほたるいしマジカルランド」で働く6人の人が、働く意味を見つめ直すお仕事小説の連作短編集。三沢は好きになれなかったが、山田さん退職日の妻の”ペンライトサプライズ”、篠塚さん息子さんの”おにぎりサイン”は泣けました。【サイン本】
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
祖母から受け継いだ丘の上にある洋食屋オリオンに来るお客さんたちの思い出の料理との5編の物語。20歳の若さで姪っ子の自分を引き取り育ててくれた叔父さんとの物語『世界で一番のトマトソースオムライス』、家に居場所がない植物好きの少年と小説好きの少女の約束の物語『きみとベビーリーフのシーザーサラダ』が良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
【第171回芥川賞受賞作】会社の状況が危ない中、職場で孤立している職人気質のベテラン社員が、毎週なぜ通常の登山道ではない道を行くバリ(バリエーションルート)を行っているのかその理由を知りたく、同行させてもらうことに。。芥川賞の記者会見でオモロイ純文学なので是非読んでくださいと言われていたが、お仕事小説でもあり、山岳小説であり、人生の価値観を問う純文学でもあり、読みやすくオモロかった。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ネタバレ【第171回芥川賞受賞作】伯父の体には「胎児内胎児」として父がいたが、その伯父が亡くなり、「結合双生児」として生まれた姉妹が自分たちの片方が亡くなったらどうなるのだろうと思いを馳せる物語。同じ身体を生きるという難しいテーマだが、普通の人生が描かれていて、自分たちだけでなく、みんなも自分だけのものはなく、いろんなものを共有しあっていると言うのが印象に残った。
が「ナイス!」と言っています。
ぼっちゃん
ネタバレ本を守るために迷宮に入り込む物語。最終章で本の力とはで、本は”人を思う心”を教えてくれるものとあるが全く同感です。本はいろんな人が描かれているので、自分では経験できないことがわかり、またそんな人たちの思いが触れられるのが最大の魅力だと思います。この本は米国、英国をはじめ世界40か国以上で翻訳もされているのですね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/02(3830日経過)
記録初日
2006/12/02(6569日経過)
読んだ本
3864冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
1207529ページ(1日平均183ページ)
感想・レビュー
2161件(投稿率55.9%)
本棚
11棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

子供の頃あまり本を読みませんでしたが、大人になり本の面白さに目覚め、今は年間約200冊ほど読んでいます。
また、会社でも「本好きの会」というのを作り、忘年会で皆の今年のベスト本を紹介しあったり、本屋大賞ノミネート作を皆で読んで予想したりしています。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう