昨日(8月31日)、読書メーターに参加して10周年になりました!!10年というと流石に様々なことがありましたが、中断することなくここまで続けてこられたのは自分自身にとって大きな喜びです。もう高齢化していますが(^^;)、活字の本を読むことが出来る限り、まだまだ地道に続けていきます。皆様とのやり取りも楽しみつつ、これからもよろしくお願いいたします。(写真は感想をあげた本から見つくろって散りばめてみました。背景はお祝いにふさわしく「めで鯛」模様の手ぬぐいです。)
コットン様。ありがとうございます。先週後半は旅行中で、返事が遅くなりました。「濃密な投稿」……そうですね、読書メーターで感想を書き続けている内に、自分の気持ちにそぐわない言葉は使わないよう心がけることになりました。ただ「面白かった」ではなく、「どこが」「どんな風に」面白かったか、ですね。多芸多才なコットン様、これからもよろしくお願いします。
宵待草様。ありがとうございます。読書メーター参加少し前に新書『多読術』を読み、松岡正剛のこと気にかけてましたが、この10年矢継ぎ早に新刊が出るので、必死で追いかけました。また、その甲斐があった10年でした。正剛さんを通じて知った日本文化の魅力……「面影日本」「一途で多様な日本」。先日、松岡さんの著作経由で知った能楽師安田登の本を片手に、佐渡島まで薪能を観に行きました。まだまだ深掘りいたします。宵待草様も、何時も活発で弾けた感想&つぶやきで今後も楽しみですね。これからもよろしくお願いします。
コットン様。コメントありがとうございました。覆面本の交換会について簡単に書いてしまいましたが、実際は覆面本に自作の帯文句を付けて、興味を持った本をくじ順に選んでいくという、いささか凝った、しかし面白い試みでした。『あの本読みましたか?』で取り上げられていたのは、本書ではなく定時制高校を舞台にした『宙わたる教室』でした。理系作家という取り上げられ方が珍しかったので、記憶に残っていた次第です。
読書メーターでの感想800件め。区切りは一番多く読んできた松岡正剛の本にする。「面影の国日本」と著者は語る。私は松岡正剛の著作を通して日本文化の面影を感じてきた。さらに面影という言葉を自分の読書に近づけて言うなら、図書館に通い詰めた少年時代、文学青年していた若い頃の自分の姿、物語の中の憧れた世界、描かれた懐かしい風景が思い浮かぶ。面影はそこにあってそこにない、移ろうもの。自分が持つ面影を追いかけ、あるいは新たな面影を求めてこれからも本を読み続けていきたい。読書の感想は、その面影を追った報告になるのかな。
kaoru様。コメントありがとうございます。残念ながら本書では日本映画と能についての関わりについては殆ど触れられていませんでしたが、高浜虚子、泉鏡花、夢野久作、三島由紀夫など日本文学に脈々と続く能の愛好家が紹介されています。梨木香歩や村上春樹の作品に能を感じるものがあるとも。夢幻能という物語構造から思い浮かぶ日本文化の作品、振り返れば沢山存在していそうです。
mii22.様。桜の季節に『恋紅』を再読されるとのこと。わかるような気がします。主人公達の生き方、世間的に見れば綺麗な生き方ではないのかもしれないけれど、美しいと思いました。福之助を晴れの舞台に立たせたり、二人の場所が桜の花で飾られて欲しいと願いますが、このままで良いのだとも思わせる絶妙の味わいが本作にはあります。続編(『散りしきる花』)もあるらしいけど、この終わり方で作品としては満足しているので、どうしようか考え中です。mii22.様は読まれました?
玄趣亭さま、続編読みました。『散りしきる花』では、時代も明治に入りさらに厳しい試練や葛藤が描かれていたと思いますが(随分前に読んだので記憶が…)散りゆく桜もまた儚く美しいように、続編も己を全うする美しい生き方が描かれていたはず。『恋紅』のラストはずっと余韻浸っていたい気持ちになりますね。
一介の本読み。
バイトしていた書店も無くなり、図書館で働いていたことも今は昔……
職場にあった書庫の夢は未だに見つつ、身の回りに本だけが残り、今も増殖しています。
積読本、読みたい本は多すぎるので登録は限定に。
感想・レビューは2014年9月読了分から。
多くの本で、感想で書き切れなかったことをコメントでつけ加えています。それぞれ途切れないようにまとめていますので、よろしかったらそちらもご覧いただければ幸いです。
基本的に本は購入して読みます。購入した以上は、なるべく楽しむ方向で本の感想をまとめています。
古書店で本を入手することが多く、流行りものには疎く、本の森を適当に彷徨っていますが、見かけることがあったら声をかけてやってください。
更新はPCにて。タイムラグ生じますが、ご容赦下さい。
画像はビアズリー「詩人の残骸」より。
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