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2024年11月の読書メーターまとめ

小太郎
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感想・レビュー
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809ナイス

2024年11月に読んだ本
13

2024年11月のお気に入り登録
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  • chiem

2024年11月のお気に入られ登録
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  • テリー
  • chiem
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2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

小太郎
40年ぶりの再読なんだけど、その時自分は何を読んでいたんだろうと愕然とするほどのショックを受けました(笑)。あの頃はなんだか凄い本を読んじゃったとなあというのが率直な感想。落ち着いたら再読しようと思いながらようやく再読出来ました(新潮さんありがとう、この文庫での再版が無ければ多分読めなかった)本を読む時に一体自分は何を求めているのか?と言った究極の問いに答えてくれる本だと思います。読み辛いのはこの上もない書き様、それに加え登場人物の名前が重複、錯綜しています。最初読んだ時も何度も挫折しかかりました。続
小太郎
2024/11/26 10:23

今回は親切な「百年の孤独 読み解き支援キット」のお陰もあり、最初こそは中々捗らなかったけど中盤から後半へかけてはこの本を十分に楽しめたと思います。私が本に求める「知らない物、人の気持ち、事象」などへの好奇心。想像力に裏打ちされた物語。などどのエピソードを読んでも鮮烈なイメージが湧いてきます。勿論今読んでも全く古さを感じないし、逆に今だからこそ、この物語は必要とされてるのではないかと思ってしまいました。★5

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

小太郎

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2024年11月の感想・レビュー一覧
13

小太郎
タイトル見ると読書術の本かなと思ってました。実際読んでみて、読書を通して構造的な労働に関しての深い考察に富んだ内容で驚きました。こういう視線で労働と読書をとらえた本は初めてです。読書はノイズであるとか今はノイズを嫌う人が多いとか、辺りはまあまあそうだよなと読んでたんですが、後半に頑張りすぎない社会や生き方(半身社会と命名してます)を目指そうという提案には目から鱗でした。読書を通して他人の視点を獲得する意味。情報と知識は違うんだと言うなんとなく自分では分かっていた事を明晰な文章で書かれていて、良書です!★4
小太郎
2024/11/29 09:43

今、気が付いたんだけど前に読んで気に入ってた「人生を狂わす名著50」の作者だったんだ!納得。

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小太郎
40年ぶりの再読なんだけど、その時自分は何を読んでいたんだろうと愕然とするほどのショックを受けました(笑)。あの頃はなんだか凄い本を読んじゃったとなあというのが率直な感想。落ち着いたら再読しようと思いながらようやく再読出来ました(新潮さんありがとう、この文庫での再版が無ければ多分読めなかった)本を読む時に一体自分は何を求めているのか?と言った究極の問いに答えてくれる本だと思います。読み辛いのはこの上もない書き様、それに加え登場人物の名前が重複、錯綜しています。最初読んだ時も何度も挫折しかかりました。続
小太郎
2024/11/26 10:23

今回は親切な「百年の孤独 読み解き支援キット」のお陰もあり、最初こそは中々捗らなかったけど中盤から後半へかけてはこの本を十分に楽しめたと思います。私が本に求める「知らない物、人の気持ち、事象」などへの好奇心。想像力に裏打ちされた物語。などどのエピソードを読んでも鮮烈なイメージが湧いてきます。勿論今読んでも全く古さを感じないし、逆に今だからこそ、この物語は必要とされてるのではないかと思ってしまいました。★5

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小太郎
実は辞典好きです。百科事典は勿論だけど(ついつい読まされてしまいます)国語辞典での言葉の解説(文例も辞典の性格が出ています)も出版社によって随分違うんで飽きません。そんな国語辞典好きな方には勿論そうじゃなくたってこの本は楽しめます。サンキュータツオさんの国語辞典愛がいたるところで噴出していて辞典をネタにこれほどバリエーションのあるエピソードを展開するとは!後書きの三浦しをんさんが辞典の話をしたくて、ようやく見つけたサンキュータツオさんをナンパする話もいいなぁ★4
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小太郎
積読発掘本、あれ?こんな本あったかなと読み始めたら止まらない。やはり神林さんは好きな作家だと再認識。刊行は1987年だから40年以上も前の作品。再読だと思いますがほとんど忘れていたので(それでも渇眠での未来世界でのハードボイルドはなんとなく記憶にあります)楽しんで読みました。「渇眠」「酸性雨」「兎の夢」「ここにいるよ」の中編4編。昔の作品とは思えないSF王道を行く秀作揃いでした。85年にあの「戦闘妖精雪風」で星雲賞を受賞して一番張り切ってる神林さんが読めました。★4
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小太郎
この本のコンセプトは「日本の作家、2003年12月以前の刊行、最低限店頭の棚に一冊は収まってる事、文庫版、軽装版、品切れのタイトルは除く事、今後10年は売り続けてみようと思ってる本」を書店員に聞いてみようというもの。20年も前の本なので取り上げられている本は玉石混交、絶版で手に入らない本も多数あります。時間のフィルターは容赦ないですね。逆にここ載っていて今でも手に入る本はこれから20年後もきっと生き残る筈です。小説、漫画などは結構残っていますが、実用書、ゲーム関係は全滅状況なのは予想通り。★3
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小太郎
積読本消化。この本2020年の新書大賞、尚且つ興味あった独ソ戦だったので即購入したばかりに積読本の闇の中へ(笑)独ソ戦と言えばバルバロッサ作戦、スターリングランド攻防戦、クルスク戦車戦、などミリオタじゃなくても知ってる有名な戦闘が多い戦いなんですが、数字の積み重ねや戦後、ソ連崩壊後の新資料などで裏打ちされた実態は凄絶な殲滅戦でした。スターリンとヒットラーという二人の臆病で狡猾で実際能力の無い人間がジェノサイドを含め3000万人超える人類史上最悪ともいえる死者を出した愚劣な戦を明白に描いた名著です。★4
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小太郎
読み始めて、うちなーぐちを含めて読み辛いな~と思いました。ただこういう風な文体や構成は慣れると独特のリズムがありそんなに気にならなくなります。逆にこういう風にしか語れない物語なんだと感じます。途中からは様々な情報過多で饒舌な個々のエピソードがとても興味深く、読ませます。読み終わってこれはギミックなんかじゃなく新しい沖縄の物語なんだと感じました。迸るような言葉の奔流に只々圧倒されて 引っ張遅回される読書体験は久しぶりです。これからどんなものを書くのかとても興味が湧きました。★4
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小太郎
この頃は中国や韓国のSFが多く翻訳され前よりも読む機会が増えました。やはり欧米ものとは少し違った感性を感じます。この本も話題になっていたので手に取りました。7編の短編集です。SFの王道ともいえるテーマが多く読み応えはありました。ガチガチのハードではなくて色々な設定をSFにした極めて抒情的な作品が多いと感じました。この中では表題作の「わたしたちが光の速さで進めないなら」がそういう一番雰囲気のある秀作。古びた宇宙ステーションで船を待つ老人。この設定だけでやられてしまいました。★3.5
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小太郎
夫がガンで死に後追い自殺しようとしてる麻緒32才が主人公。死ぬ準備で行ったホームセンターで「死に装束を縫う洋裁教室」の張り紙を見てつい応募してしまいます。これで話の先は読めます(洋裁をしているうちに生きようとする力が湧いてくる・・みたいな)でもある意味王道ともいえる再生の話をどう読ませるかがポイント。この話は死に装束を作る前に色々な服を作ることになり、この洋裁の話というのがとても良いストーリーになっているし。教室の仲間や麻緒のバックボーンなど中々読ませる話になっていました。★3.5
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小太郎
やはり読まされてしまった。上巻の圧倒的な惹きで一気に読まされると思っていたけれど。ボタニストの連続密室殺人とエステルに掛かった殺人容疑(これも密室殺人)の掛け持ちでのポー圧巻の活躍が読ませます。ただ前にも感じたポーのスーパーマン過ぎる洞察力と面倒な事を全てティリーのIT絡みで答えを見つけると所などは流石にもう少しなんとか~なんて思ってしまうのは贅沢な要望?それにしても後書きで書いてあるように上手くなってるんですねクレイヴン。最後はちょっと物足りないかもと感じながら次巻(その次もあるみたい)を待ちます。★4
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小太郎
予想通りで悔しいけど一気読みでした。それにしてもクレイヴンはどうしてこんなにリーダビリイティが良いんだろう?数えて5巻目のこの作品でも全くそこが揺るがない。短いセンテンスで意外な場面を次々に繰り出していながら、全体の緻密な構成が実にしっかりしている。伏線や洒落たセリフ、何気ない今風の話題の挿入など(日本の話題が多いのは、こちらでの評判が良いからかな?)恐れ入ります。 今回は連続密室殺人魔ボタニストとの対決と旧友のエステルの父親殺人容疑を晴らすと言う2つの難事件をぶつけた作品。これからどうなるの★4 下巻へ
小太郎
2024/11/06 23:54

エステルは旧友じゃなくて友人ですね。

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小太郎
積読本消化。万城目さんは「鴨川ホルモー」読んだ時の衝撃が大きかったんですが、それ以外でも好みの作品が多い好きな作家さん。積読本も多いので早く読まなくちゃ。この本も2010年刊行で14年前の作品です。小学一年生のかのこちゃんが主人公。彼女と飼い犬玄三郎、玄三郎の犬小屋に迷い込んだアカトラの猫マドレーヌ夫人との不思議な一夏の日々を瑞々しく描いた秀作。何と言ってもかのこちゃんが素晴らしい出来、小学生の心情をこんなにリアルに書けている本は中々ありません。親友との別れを縦筋に不思議な万城目ワールド全開の一冊。★4
が「ナイス!」と言っています。
小太郎
積読本消化。ワインにまつわるアンソロジー。伊集院静、江國香織、小池真理子、佐藤賢一、藤原伊織という豪華メンバー。帯には「急逝した故・藤原伊織の遺作『オルゴール』を含む珠玉のアンソロジー」と書いてあってそれで入手したのかもしれません(記憶が・・)藤原さんが亡くなってすぐの2017年に刊行されたのですね。伊集院静さんも去年逝去されているのでこのメンバーではもう組めない本です。どの短編も今読んでも十分に鑑賞に堪える作品になってるのは流石。この中ではやはり「オルゴール」と江國さんの「壬生夫妻」が良かった。★3.5
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/01/30(5437日経過)
記録初日
2010/02/28(5408日経過)
読んだ本
2466冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
776437ページ(1日平均143ページ)
感想・レビュー
1149件(投稿率46.6%)
本棚
17棚
性別
現住所
北海道
URL/ブログ
http://www.honzuki.jp/user/homepage/no3036/index.html
自己紹介

読み終わった本と積読本はかなりあるので気が付いたら入れるようにしてます乱読と言っていい雑食系です。

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