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2024年8月の読書メーターまとめ

小太郎
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感想・レビュー
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686ナイス

2024年8月に読んだ本
12

2024年8月のお気に入り登録
1

  • まい

2024年8月のお気に入られ登録
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  • まい
  • aky

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

小太郎
評判になっていたので期待して読みました。高校野球が素材の小説って結構ありますが、その中でも選手を応援する母にスポットを当てたドラマです。こちらが思っているよりずっとリアルでシビアな高校野球の裏側を描いているし、こういう視点で高校野球を描いたところがユニークです。帯にも書いてあったけどこれを読んで救われたと感じる球児の母も多い筈です。主人公の菜々子と息子の航太郎の関係が素晴らしく読み手を惹きつけるドラマも満載。ただ甲子園後の展開はちょっと蛇足かなと感じました。★4
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

小太郎

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2024年8月の感想・レビュー一覧
11

小太郎
4編の短編集。この中では「射手座の香る夏」は創元のアンソロジー「Genesis 時間飼ってみた」で読んで気になっていました。4編どれもが夏を舞台にした青春物、SFとは親和性があるモチーフです。SFでもこういう雰囲気で読ませるタイプがあって良いとは思いますが。どれもが詰めが甘いというか雰囲気だけで終わってしまっているような気がして勿体ない感じです。だいぶクオリティは違うけど後書きを書いている飛浩隆さんの「グランヴァカンス」をちょっと思い出してしまいました。★2.5
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小太郎
ジャケ買い。何と言っても「しらとあきこ」さんのイラストが秀逸でした。「よわいからって、つよくないわけじゃない。だれでも心の中にうさぎがいる」言葉にできない微妙な気持ちをうさぎという媒体を通して 表現しているのは上手いやり方ですね。中々含蓄に富んだお話でした。★3.5
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小太郎
1巻目を読んだ時はまさかこんな話になるとは思いませんでした。こちら予想をはるかに超えた出来栄え、最近のダークファンタ―の中でも傑作だと思います。特にこの3巻目は前2巻で散りばめられた数々の伏線の見事な回収。それにきっちりと作り込まれた魔法の存在する魅力的な世界観の構築。主人公エルのツンデレ剛腕魔術少女の健気さ。ハラハラドキドキのストーリー展開。最後は色々賛否もあると思いますがこんな本が読めて大変満足です!後書きで作者がハリーポッターの二次創作をやってたと聞いて納得、まさに裏ハリーポッターですね。★4.5
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小太郎
再読なんだけど、やっぱりイマイチ感が否めません。サクサク読ませるのは良いんだけど、話が早めに分かっちゃうのと肝心のトリック?がなんともお粗末。猟奇物と言っても今読むと何だか物足りない。でもこのシリーズ16冊くらい出てるし、書評を読むと段々良くなってるみたいなのでちょっとは期待したい。★2.5
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小太郎
夏はやっぱりホラーだろうと読む(違う?)生物の生き残る戦略、それも寄生と言う悍ましい仕組みが紹介されています。一口に寄生といっても色々な形態があるし、こんなに巧妙な仕組みをどうやって考え出したのか(たまたま適者生存原理で何万年もかけて淘汰された結果なんでしょうか?)生物好きじゃなくても十分に楽しめる一冊でした。読んでるうちに感心することが多くてそんなにホラーと感じなくなったのはどうして?結構画や写真も多いけどそんなにグロなかったせいかな。あんまり背筋は寒くならなかったけど有意義な一冊でした。★4
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小太郎
「真夜中のドア」がリバイバルして当時の音楽が見直されている今ならタイムリーな企画なんだろうな、と思って読んでみました。Jポップ、ニューミュージック、そしてシティポップなんて言われているけどどう違うんだろうか?9編のアンソロジー作家は片岡義男、川西蘭、銀色夏生、沢野ひとし、平中悠一、原田宗典、山川健一。読んでみて片岡さんは別にして村上春樹さんの影響が大きいのかなと思ってしまうけど、最後のライナーノーツには一切書かれていないのは私の勘違いなんだろうか?こじゃれた都会小説は嫌いじゃありません(笑)★3.5
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小太郎
大好きなハーディングの新作ようやく読めました、最初からお得意のダークワールドらしさ満載の異世界譚。そうそうハーディングはこうじゃなくちゃ!原野という呪いの沼を持つラディスという国が舞台。沼には呪いをもたらす「小さき者」が住んでいて人々は恐れている。主人公はその呪いを解きほぐせるケレンとケレンに呪いを解いてもらったネトル。二人は呪いに悩む人たちを助けながら冒険の旅をするのだが・ 相変わらず細部まで練られたサイドストーリー。微に入り細を穿つ圧倒的な世界観。これこそがファンタジーを読む悦びに満ちた一冊です。★4
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小太郎
再読の筈なんだけど一体どのくらい前に読んだのかはっきりしません。この本はアンデルセンの中でも異色の一冊ではないでしょうか?貧しい画家の為に月が夜ごとに色々な話を聞かせてくれるという構成。その33話の中には結末が?でよく分からない話も多いんだけど、そこが色々な読み方が出来て奥の深いような気もします。どちらかと言うと物語と言うよりは散文詩かな?アンデルセンの心象風景の言葉によるスケッチのようなものだと感じました。★4
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小太郎
エッセイと言うのは良い意味でも悪い意味でも、その時代を写し取っていてそういう視線もあるの?と良い本に当たったときは目から鱗の感じがします。その中でも女性物はリアルな時代性を感じさせると思います。日本では清少納言から始まった(古すぎ)独自の散文文化があるように感じます。与謝野晶子、向田邦子、佐藤愛子、酒井順子、ナンシー関、西原理恵子、きりがありません。最近ではジェーン・スー!「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」ですっかりやられてしまいました。この本も品がよく、尚且つ諧謔に満ちた視線が堪りません★3.5
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小太郎
水車小屋のネネは何と言ってもヨームのネネの存在感が凄かったんので、確かヨームの本買ってあったような気がして、暗い蔵書の中を探してようやく見つけました。読んでみて鳥を飼ったエッセイなのかと思っていたら、アレックスというヨームを使った科学的な実験の顛末でした。鳥に言葉を理解することが出来るのかという、当時ではちょっと無謀な研究を辛抱強く行う話が中々読ませます。そしてアレックスが彼女にとって家族以上の存在であったことがよく分かりました。アレックスの最後の言葉「アイラブユー」には泣かされてしまった。★3.5
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小太郎
評判になっていたので期待して読みました。高校野球が素材の小説って結構ありますが、その中でも選手を応援する母にスポットを当てたドラマです。こちらが思っているよりずっとリアルでシビアな高校野球の裏側を描いているし、こういう視点で高校野球を描いたところがユニークです。帯にも書いてあったけどこれを読んで救われたと感じる球児の母も多い筈です。主人公の菜々子と息子の航太郎の関係が素晴らしく読み手を惹きつけるドラマも満載。ただ甲子園後の展開はちょっと蛇足かなと感じました。★4
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/01/30(5355日経過)
記録初日
2010/02/28(5326日経過)
読んだ本
2437冊(1日平均0.46冊)
読んだページ
767722ページ(1日平均144ページ)
感想・レビュー
1119件(投稿率45.9%)
本棚
17棚
性別
現住所
北海道
URL/ブログ
http://www.honzuki.jp/user/homepage/no3036/index.html
自己紹介

読み終わった本と積読本はかなりあるので気が付いたら入れるようにしてます乱読と言っていい雑食系です。

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