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2023年12月の読書メーターまとめ

とよぽん
読んだ本
31
読んだページ
5143ページ
感想・レビュー
31
ナイス
1896ナイス

2023年12月に読んだ本
31

2023年12月のお気に入られ登録
1

  • 結城綾

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

とよぽん
読み終わって、新聞連載の作品だったと知る。しかも、自分が購読している読売新聞だったとは迂闊。それにしても、この長編を新聞で毎日少しずつ読み、続きが待たれる日々が延々と続くのは辛いだろうとも思った。4、5日で読み終えた今、お金の怖さとか、社会の闇とか、親子関係、女性同士の連帯などについて、長いため息が出そうな気がした。普通に生きるということが(普通って何?と思われるかもしれないが)なかなか難しい現代社会だとも思った。今年読んだ本の「ベスト○○」に入る作品。
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2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

とよぽん

あっという間の11月でした。信じられないほど時のたつのが速く・・・。でも、読書の内容は濃いと思います。1年最後の12月も多分あっという間に終わるのでしょうが、皆さまよろしくお願いします。2023年11月の読書メーター 読んだ本の数:25冊 読んだページ数:4192ページ ナイス数:1573ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/523871/summary/monthly/2023/11

あっという間の11月でした。信じられないほど時のたつのが速く・・・。でも、読書の内容は濃いと思います。1年最後の12月も多分あっという間に終わるのでしょうが、皆さまよろしくお願いします。2023年11月の読書メーター 読んだ本の数:25冊 読んだページ数:4192ページ ナイス数:1573ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/523871/summary/monthly/2023/11
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2023年12月の感想・レビュー一覧
31

とよぽん
タイトルが示唆する意味に「あ、これは読まなくちゃ」と思って。予想通りの内容と、さらに自分が知らない分野?での差別や排除の実態と歴史に触れて収穫の多い読書になった。2023年最後の1冊として、大変重い問題を扱った良書だった。森 達也さんの文章と、渋井哲也さん「学校という排除空間」、福原麻希さん「インクルーシブ教育は本当に可能か」が特に強く印象に残った。シングルマザーの住居貧困問題についての葛西リサさんの分析と主張にも、なるほどと思った。私が住んでいる市でも、昨年市役所前に仕切りベンチが設置された。
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とよぽん
科学的片づけメソッド37・・・全部出す、使用頻度別に分類、定位置を決め、使ったらもどす。これが全ての基本である。なかなかシンプルだが、著者が関係する会社の宣伝をしている部分があって、少々興ざめ。「デスクの上はデフォルトでゼロにする」って、私には一番インパクト大だった。
まる子
2023/12/29 21:14

私の集中力不足はきっとこれだ!読まなきゃ😅

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とよぽん
読み終わって、新聞連載の作品だったと知る。しかも、自分が購読している読売新聞だったとは迂闊。それにしても、この長編を新聞で毎日少しずつ読み、続きが待たれる日々が延々と続くのは辛いだろうとも思った。4、5日で読み終えた今、お金の怖さとか、社会の闇とか、親子関係、女性同士の連帯などについて、長いため息が出そうな気がした。普通に生きるということが(普通って何?と思われるかもしれないが)なかなか難しい現代社会だとも思った。今年読んだ本の「ベスト○○」に入る作品。
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とよぽん
タイトルからして杉本師匠の本音がストレートに出ていて、親しみがわく。杉本師匠が「ラジオ深夜便」でお話しになっていたのを聞いて、近著を読んでみたいと思った。とても率直で、しかもユーモアにあふれたお人柄が伝わり、面白く読ませてもらった。将棋を介しての師弟関係が良好なのは、双方の謙虚な人柄ゆえと思った。それにしても、杉本師匠の文章の上手さには驚いた。
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とよぽん
ウンゲラーの絵なら読みたいと思って、手に取った。だれがカメのスープを? ワニとサルによる、ユーモアたっぷりの知恵くらべのような物語だった。やはり、ウンゲラーの色づかいはとても魅力的で、面白い物語を一層面白く引き立てている。
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とよぽん
そうだった。「あける」という期待感は、大人になってからもしばしば感じる。子どもの頃に感じたワクワク感とは随分けたが違うけれど。この絵本は器や箱、びん、包み紙等に入っている食べ物・飲み物が次々登場してきて、開けた瞬間の感動が擬音語や擬態語ではなばなしく表現されている。読み聞かせにピッタリだと思った。新年の学童で読もう。盛り上がるだろうな~。
がらくたどん
2023/12/27 19:39

「感動が擬音語に」って確かに!先日、幼児さんから低学年児童のお話し会で読みました♪中身で盛り上がるとしたら丼がダントツかなと思っておりましたら、まさかまさかのキャンデーで大盛り上がり。常識をわきまえたお姉さん・お兄さん組に対してとにかく「ラムネ菓子」が出て来てほしい幼児さんとか。「見えない」ってロマンだなと改めて感じました(^^)

まる子
2023/12/27 23:55

新年、盛り上がるのが楽しみですね✨私も借りてみます😊擬音語、擬態語、中学生でも良さそう。

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とよぽん
まさに、目でみることば。写真の臨場感が素晴らしい。面白かったし、学童で見せてあげたいと思った。よく似たものも、接写して示されると違いがわかる。イモリとヤモリは強烈だった。でも、「ちょっかい」って、猫が前足で「ちょっとかきよせる」しぐさから? 「いもづるしき」の写真が一番よかった。大きなサツマイモと女の子の表情が何とも!
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とよぽん
子どもが、子どもの権利の主体者として生きていける社会に! と思って。令和5年4月に「こども基本法」20条が施行された。その中身も知りたいと思ったし、この本では川崎市の先進的な事例が詳しく紹介されている。2000年に「川崎市子どもの権利条例」が成立したことは驚きである。その背景となった社会状況、子どもの意見を大人と対等に扱うパートナーシップ、2年間で200回の会議と集会を開いて作り上げた条例・・・。どこの自治体でもこんな大事業ができれば、子どもの権利の実現に近づくはず。
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とよぽん
子どもの権利を擁護することとSDGsを達成することが車の両輪であるとの考えにOh!と思った。2019年10月初版第1刷発行。私は4年もたってから読んだことになる。この本の存在を知らなかったことが悔やまれる。175ページの薄さにとても濃い内容で、世界や日本の子どもの権利が奪われている例、子どもの権利を保障し擁護する実践例が豊富に紹介されている。「子どもの権利条約」をベースに、「生きる権利」「成長する権利」「社会に参加する権利」の実現に向かって30の方法を提案。語りかける文体で写真やイラストも多い。良書!
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とよぽん
読友さんの感想を読んで知ったエッセイ集。「日付の大きいカレンダー」が意味するところを読み、あぁ、なるほどと思った。2歳の頃から現在に至る半生は、その時々の苦しみや悩み、絶望的な思い、生への火種、光源、等々厳しい現実だが、病と闘うのではなく「病魔」と闘っていくという力強い文。そして、筆者が自分の幼時期から少年時代を振り返って、幸せだったと思っていることがとてもよかった。詩集「点滴ポール 生き抜くという旗印」も是非読みたい。自分の日々の生活を足元から見直そうと思った貴重な読書だった。
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とよぽん
「あなたの寿命チェックシート」というのをやってみたら、私は104歳まで生きられそうな結果になった。100歳を超えて認知症にも寝たきりにもなっていない人は、どんな生活をしているのか?筆者は50の秘訣を示している。栄養、運動、睡眠、社会との関わり、趣味などいろいろな面で納得の内容。私が実践してみたいと思ったのはバランスボールだ。
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とよぽん
「現代人のタンパク質摂取量は減少中で、1950年代と同水準」と書いてあって、驚いた。管理栄養士 金津里佳さんの著書を読みたかったのだが、その前にこれを。タンパク質が効率的に摂れる食品や献立がたくさん紹介されていて、わかりやすかった。カロリー、脂肪、タンパク質のバランスを意識することが大切。タンパク質不足の栄養失調になっている人が結構多いそうだ。それがさまざまな体調不良を引き起こす。
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とよぽん
なんだ、よるくまのママそんなところにいたの・・・。よるくまちゃんと一緒にママを探した男の子、優しくてその道中がファンタスティックだった。オチもよく。酒井駒子さんの絵は、淡い感じがした。
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とよぽん
クロス、カーテン、木の器、曲木のトレーなどに惹かれた。空き箱をリメイクして再利用するのも素敵。何か1つでも自分の身近なところで使ってみたい。
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とよぽん
不思議な詩集だった。言葉の芸術と言うにふさわしい。でも、読んでいて、自分が表現者の思いとは平行線を進んでいるような、苦しさを感じてしまった。この若き詩人がBigすぎるのか・・・。
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とよぽん
読友さんの感想に誘われて。最終盤、「私たちは皆、百年の子だ。」とあり、この百年はその百年に重ねられるのかと、鈍感な私はようやく気がついた。タイトルの重みと昭和から令和に渡る壮大な物語にグイグイ引き込まれて、文字の細かいことやページ数の多さもいつの間にか気にならなくなって読了。子どもという存在が、いかに大人社会や国家の身勝手に翻弄され続けてきたか。女性も然り。そして戦争の狂気、恐怖、悲惨。2023年の終わりにこんな力作を読むことができてよかった!読友の皆さん、ありがとうございました。超おすすめです。
まる子
2023/12/16 23:30

ホント、力作ですよね🤩

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とよぽん
「ちいさなつきがらす」を読んで、これも。内容的に同系のストーリーだと思った。さかなたち、海の中の景色、いずれも色づかいが美しい。作者は光る色の効果を巧みに使っている。谷川俊太郎さんの訳、いいなぁ。
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とよぽん
暮らしの中に溶け込んでいるガラス製品だが、改めてこのような本を見ると、まあ!素晴らしいガラス。ガラスって何? ガラスの歴史なども少しかじりながら、現代ガラス作家さんたちの眼福作品が次々と紹介される。改めてガラスの魅力を感じた。
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とよぽん
平松洋子さんが登場する対談は読んだことがあるけれど、著者としての文章は初めて読む、と思う。面白かった。様々な食べ物、料理、有名店、家庭料理、お弁当、話題が幅広くて食への好奇心も並々ならぬ平松さん。細部にわたる描写、味の微妙な表現など、奥深い。
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とよぽん
学童に来ている2年生の男子が、これ面白いよと言って貸してくれた。タイトルは知っていたが、読んだことはなかった。カバーがカラフルで、どんな冒険が始まるのか期待がふくらむ。扉には地図も載せてあり、どうぶつ島とみかん島の位置関係や形がわかる。猫を助けてやり、りゅうの子どもをどうぶつ島から救い出す計画を考えたエルマーは賢い子だ。そして勇気と絶体絶命のピンチでも諦めないたくましさをも持つヒーローだ。読者である子どもたちが憧れるわけだ。1963年初版。2022年11月180刷とあって、驚いた。
tacchiniyan
2023/12/14 06:46

とよぽんさん、おはようございます。私も3部作をが家にあったので何度も読みました。永らく訳者の渡辺茂男さんが書かれたと思われていたようです。それだけ訳がこなれていたのですね。

とよぽん
2023/12/14 08:58

3部作なのですか! ウィットとユーモアあふれた傑作ですね。救出したりゅうの子どもとエルマーが、その後どんな冒険をしていくのか楽しみです。おかむらさん、tacchiniyanさん、コメントありがとうございます。

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とよぽん
小屋・・・納屋とはちょっと違う? 何かの用途があって必要な存在だったはず。写真に写る小屋たちは、現役のものもあれば役目を終えてなお存在しているものもある。スチールロッカーの扉が屋根材に使われている小屋に驚いた。どれも自己主張しているようで面白い。それは、谷川俊太郎さんの「ひとりごと」が醸し出す味かな。十人十色ならぬ十小屋十色? 味わい深い写真絵本だ。
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とよぽん
「あなた」は、読者である私。では誰の隣人? 日本には他の国からやって来た人々がたくさんいる。すぐ隣、さっきすれ違ったかもしれないし、電車やバスで乗り合わせているかもしれない。だから「移民社会」日本なのか・・・。でも、その外国にルーツをもつ人々に対して、日本という国は、日本政府は、どんな対応をしているか?安田奈津紀さんは8つの項目にわたって事実を記してくれた。法改正は「国際基準」にのっとって立案されなければならないと、強説して。こんなにも日本は人権意識が希薄で冷酷なのかと、改めて思った。
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とよぽん
ドラマのことは知らなかったが、タイトルが気になって図書館に予約。「知ってる街」は少なかったが、自分の住んでいる地元富山県の写真も載っていたので、意外な見方をされていると感心した。外国の例もあったし、生活に溶け込んでいる建物や施設、特にエアコンの室外機、ビルの非常階段、外付けダクトなどの形状なり質感なりが面白かった。
🌿 la brise*@mistral 🐰⤴︎♡
2023/12/10 21:12

私は、U-NEXTで観ました。全3回です。チャンスがあれば?ぜひ。

とよぽん
2023/12/10 21:14

ありがとうございます。

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とよぽん
もっと紫式部の人物像とか生き方に言及してくれるのかと思ったが、そうでもなく。確かにフェミニストの要素はあっただろうが、平安時代の最高の貴族に接する仕事や小説執筆の生活から筆者が読み解いたこと・・・書名と内容が合っていないように感じた。まぁ、いずれにせよ鬼才の女性であったことは確かだ。
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とよぽん
読友さんの感想を読んで。「よだかの星」を思い出す。でも、これはハッピーエンド。黒と黄色と銀色が効果的に使われている。カラスの表情も巧みに描かれている。訳は谷川俊太郎さん。作者は「にじいろのさかな」で知られるマーカス・フィスターさん。今、人権週間でもあるし、学童で読もうかと思う。
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とよぽん
月と星がとてもきれいな夜。眠れない子どもが月の光に声をかけると・・・。星とたわむれ、星のお布団に眠る幸せそうな表情! みんなが ねむっている よるの おはなし。世界が平和なら。
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とよぽん
森、水たまり、蛇・・・素敵な本だった。文/梨木香歩、器/鹿児島睦(かごしま まこと)。 やはり、梨木さんの紡ぎ出す世界は深い。そして、鹿児島睦さんの絵? が素晴らしくて。表紙の造りも素敵だ。思いがけず極上の芸術作品に触れた感じだった。「分類726.6」に納得。うっとりするけれど、それだけでは終わらない。
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とよぽん
「宅老所よりあい」は知ってはいたが、こんなすごい経緯があったことに驚いた。何より村瀬さんと下村さんの熱量が超人的。そして著者の鹿子さんも不思議な編集者だと思う。こんなに面白くて深い文章を書くのに・・・。雑誌『ヨレヨレ』はもう発行されないのも残念だ。下村さんは今、どうしていらっしゃるのだろう。鹿子さんは? とにかくこの本を読んでよかった。
がらくたどん
2023/12/09 09:59

学ぶ事がたくさんある本でしたよね♪「よりあい」さんのHPです。ご興味があれば(*^。^*) http://yoriainomori.com/

とよぽん
2023/12/09 17:36

がらくたどんさん、ありがとうございます。ひまわり畑のオチ、少し笑ってしまいました。「よりあい」さんでも介護職員さんを常に募集中なのですね。

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とよぽん
かたづけ・・・好きな人は少ないと思うが、こんなに面白く片づけて、しかも全然別ものにリメイクするなんて! だんだん、次は何を作るんだろうと予想してみるも、ほとんどハズレ。ポップコーンがひつじなのか、ひつじがポップコーンなのか???
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とよぽん
図書館で見かけたとき、タイトルと表紙の色あいに惹かれて即借りてきた。表紙の絵を見ればわかるのに、犬のカップルの話だとは思わずに・・・。犬だからどうということはないが、人間でも全く同じことだろう。そこを、なぜ犬?おーなりさん。あとがきの終わりに「すぐそばの誰かに魔法をかけるようなひとことが、つたえられますように。」という言葉、私もそんなことができればいいと、強く思った。
が「ナイス!」と言っています。
とよぽん
ますます磨きがかかったるりかさんの新作、タイトルからの想像をはるかに超える内容の作品。人生の暗闇から至福の心地まで、描いた世界の幅がものすごい。20歳の作者とは思えない。タツヨさんの壮絶な生涯はもちろんだが、私が一番驚いたのは、大家さんの息子賢人がクールな活躍で花実の傷心をフォローしたところ。タツヨさんのノートは・・・真千子さん、いずれ読むと私は予想している。続きを待つ!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/11/16(3643日経過)
記録初日
2014/11/16(3643日経過)
読んだ本
3377冊(1日平均0.93冊)
読んだページ
482255ページ(1日平均132ページ)
感想・レビュー
3353件(投稿率99.3%)
本棚
19棚
性別
現住所
富山県
自己紹介

定年退職して6年目です。学童保育、音訳ボランティア、ミャンマーの子どもの支援活動、生協の活動で毎日忙しくしています。その上、民生委員・児童委員を頼まれて、読書の時間が減るばかりです。隙あらば読書!、今年度はこれを実践したいです。

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