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2024年9月の読書メーターまとめ

きあら
読んだ本
26
読んだページ
7615ページ
感想・レビュー
26
ナイス
815ナイス

2024年9月に読んだ本
26

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

きあら
父を亡くした快彦は、小六の時に母を自殺で亡くして以来、他人と深く関わる事を避けて生きてきた。そんな快彦が、傷害致死事件を起こした従兄弟の身元引受人となり、一緒に暮らす事になる。話の行き着く先を想像するのは難しくないけど、それでも読ませてしまう薬丸さん。やっぱり罪を背負った者の物語は上手く描くと思った。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

きあら

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:23冊 読んだページ数:6812ページ ナイス数:742ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/569163/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
26

きあら
夫から引き継がされてしまったとんかつ店の女将。キッチンカーからカフェをオープンさせようとする元サラリーマン。突然亡くなった人気ラーメン店の後を継ぐ事になった派遣社員。家業から独立すると言い出したパン屋の跡継ぎ。本意ではないけど、共通するのは「お客に美味しいものを食べてもらって、喜んでもらいたい」の気持ち。その気持があるからこその人気店。幕間的な掌編のデリバリーの話も良かった。
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きあら
優莉匡太に憧れて、半グレ同盟の総本山に向かった後に消息が絶えた少年少女。彼らの保護を目指すNPO法人の協力を求められて、瑠那も総本山へ向かう。高校事変も終盤を迎え、もう敵対関係がグチャグチャになってきてよく分からなくなってきた。優依たちは一体どこに向かうのだろう。
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きあら
シリーズ16作目。揚げ物の話が多かった印象だけど、しんみりする塩大福や万里の成長を感じさせられる寿司の話も良かった。移りゆく佃の街の中になって、はじめ食堂や周りの店も少しづつ成長してゆくのも良かった。そしてめぐみ食堂の面々も登場するのも嬉しい。
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きあら
ビルから落とされて半分幽霊となってしまった「完全犯罪請負人」の黒羽と、両親を毒殺された小学生の音葉の、犯人探しと復讐。解決に向けての解の連続と真犯人に迫る怒涛伏線の回収と、読み応えはあったけど、そもそもの転落と毒殺の背景に馴染めなく、終始しっくり来なかった。
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きあら
シリーズ11作目のテーマは、コナン・ドイルの「バスカヴィル家の犬」の謎と、並行して李奈の文学賞へのノミネートのあたふた。流石に今回は英語に苦戦するけど、これで李奈の才能が世界に知れ渡ってしまった。そして李奈は、受賞したのか、しなかったのか、とても気になる。
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きあら
占い師の件も落ち着き、イギリス出張から帰国した16作目は、原点に戻って心霊物件の調査。今回は、吉原不動産からの依頼と伊原からの個人的な依頼の2本立て。今回の怖さは控えめだったけど、物件ちょうさは、やっぱり面白い。更なる強敵の予感と、関係性の発展の予感の、次作が楽しみ。
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きあら
ゾクッとする話、シュールで不条理な話、よく分からない話。ちょっと"怪"な話を全て3行で表した本。100文字シリーズを読んだのをきっかけに百文字菌に罹患した作者は、変異株が形成され百文字が三行(60文字)に変容したそう。60文字といえば、ボストの文字制限の半分以下。それだけの文字数でもこれだけ表現できるのか。
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きあら
就活がうまくいかず就職浪人していた日向は、ネットで不思議な仕事を見つける。「桜の花びら、集めてみませんか?一枚一円で買い取ります」。1年の中で1週間しか起きていられない雫と彼女に恋をした日向の、甘く切ない物語。会いたいのに会えないシチュエーションって、なんとも切ない。
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きあら
母とアパートで暮らす枝田は、それまでいつも一人だった。小五になった時初めて友達ができた枝田は、転校を避けるために祖父の家で暮らすことにした。何とも思っていなかった一人で過ごす事が、友だちと過ごす楽しさを知った時の嬉しさ、そしてそれを失う事を想像した時の寂しさ。祖父の家生活が昭和感満載で、ちょっとノスタルジックで、でも輝かしかった。
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きあら
自社製品の不具合によって、世間から強烈なバッシングを受ける中、社長が社長室で自殺をした。事の真相を明らかにする為に、山奥の廃屋に閉じ込められた7人の関係者。「犯人だけ生き残られてやる」の指示の元、7人の自白合戦が始まる。タイトルだけでも物語性を感じさせるし、内容も凝ってはいるけど、何だかよく分からない。下村さんの安定感みたいなものは感じられなかったのが残念。
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きあら
シリーズ20作目。週刊誌やテレビ局を襲撃し、優莉匡太の批判への言論弾圧を行った日登美たち。八幡首相は安全を確保するため、瑠那、凛香、伊桜里らを無人島に隔離し、授業を受けさせることにした。そこに連れてこられた優依、そして。昨日の敵は、今日の友、そして今日も敵。もう何だか誰が敵なのか分からなくなってきた。でもその事によってこの後は流れが変わってきそう。
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きあら
世界24ヶ国の旅のごはんをイラストと共に綴った本。最近「旅」をしていないので、何だか懐かしい気分で読んだ。海外の食は、時にあまり合わないこともあるけど、その場の雰囲気だったり、時間だったり、とても贅沢に感じることが多かった。そして日本の食は、しみじみ味わい深い。
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きあら
森岡恭平は、創業180年の森岡人形の8代目にして母校のボート部のコーチを務める。今回の山本さんのお仕事小説は、人形。確かに右肩下がりの業績や後継者不足と、色々大変そうな業界だけど、やりようによっては活路を見出だせるかも。恭平の誠実さもあって、安心して読めた。
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きあら
父を亡くした快彦は、小六の時に母を自殺で亡くして以来、他人と深く関わる事を避けて生きてきた。そんな快彦が、傷害致死事件を起こした従兄弟の身元引受人となり、一緒に暮らす事になる。話の行き着く先を想像するのは難しくないけど、それでも読ませてしまう薬丸さん。やっぱり罪を背負った者の物語は上手く描くと思った。
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きあら
江戸の町を舞台に、「隠れ」という特殊な力を持つ人たちの物語。副題に「東京バンドワゴン零」とついているのにバンドワゴンっぽくないと思っていたけど、北町奉行所の同心の名前は堀田洲次郎。そうこれは堀田家のルーツの話。サチを感じることが出来るのも、この為か。隠れの能力が面白く、時代版X-MENっぽかった。
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きあら
浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレールで働く4人の社員たちのお話。細かいこだわりにいつもの言い回し。いい人なのか変な人なのか微妙なところから結局はいい人の人間像。それでいながら、他の作品とはちょっと違う。そんないつもの小野寺さんの世界が心地良い。
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きあら
戦時中の写真をカラー化した写真集「時をかける色彩」に係わった人、見た人が感じたこと。「戦争についての議論や勉強に〈答え〉を求めたら、そんなの「戦争は二度としちゃいけない」っていう綺麗な正論で終わって当然」。武器を放棄しようとも、話し合おうとも、ロシアや中国のように向こうから攻めてくる国がある。綺麗事を言っていても始まらないし、防ぎようもない。けど、綺麗事で済ませるのどはなく、感じて、考えてみることで、少しは変わってくるのかもしれない。
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きあら
ビールをテーマにしたアンソロジーで、いろいろな本から集めている事もあり、作家のバラエティ豊か。最初はビール美味しそうと思いながら読んでいたけど、読んで悪酔いしたか、途中からはちょっと辛くなってきた。このシリーズは第4弾らしく、カレーやお弁当もあるらしいので、ちょっと読んでみたいと思った。
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きあら
文書解読班の八代は、非番の日を使い幼馴染の事件を調べていた。手がかりのカメラが見つかった時に、新たな事件が起きる。今回は八代の回。7年半前の事件が大きく動く。そしてそれは何ともやるせなく、運が悪かったでは済まされない。岩下管理官との関係も含めて、今回は読み応えがあった。
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きあら
アパートを追い出された矢部太郎さんが移ったのは、87歳(当時)の大家さんの住む家の2階。マンガで描く、大家さんと矢部さんの心温まる交流。前から読んでみたいと思っていて、やっと読めた。作り出された話ではなく実体験だからこその温かさがほっこりさせられる。
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きあら
犬棒日記の続編。前作よりも1話がちょっとだけ長くなっているので、その分読み応えも増した気がする。日常で見聞きした話みたいだけど、これだけのキナ臭い出来事に出会えるって、ある意味スゴい。それぞれの話がちょっとしたイヤミスみたい。
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きあら
犬も歩けば棒にあたる。そんな棒にあたってしまった、日常のエッセイ。エッセイなので、のほほんと温かい雰囲気かと思いきや、どの話も毒が強めで非日常的。ちょっとしたショートショートを読んでいるようだった。
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きあら
差別的な小説がベストセラーになっている作家から、文学塾を主宰しているベテラン作家の父親の宴へ招待される。その宴で事件は起こった。売れっ子作家になった李奈の10作目。今回は岡本綺堂の「怪談一夜草紙」になぞらえているけど、それよりもちょこっと優莉優依やJKが出てきたり、最後李奈が瑛里華になったかと騙されそうになって楽しかった。
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きあら
再読。地元が「宇宙よりも遠い場所」の舞台の街で、第1話を観ていたら、南極関連の本を読みたくなって再読。自分にはこれといった技術は無いけど、こういう極限の地での生活をしてみたいと思った。因みに渡貫さんが南極で作っていたのが、「悪魔のおにぎり」。
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きあら
さっちゃんの通うフリースクールに真崎ひかりさんがボランティアでやってきた、シリーズ3作目。不登校のさっちゃん、仕事のストレスで刺々しい母、退職してから悪口の多くなった祖父と、バラバラの重ノ木家が魔女の手によって色々を取り戻してゆく様は相変わらず気持ち良い。短編でなく長編なので、読み応えもあった。さっちゃんって、あの✨
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きあら
オカルトを壁新聞に載せるために掲示係に立候補したユースケだったが、前期に学級委員をやっていたサツキも立候補。転校生のミナも加わった掲示係の3人は、サツキの従姉マリ姉の死の真相から街の七不思議を探ることになる。小学生のちょっときな臭い謎解きかと思ったら、最後は意外なところに着地。でもこれはその先に中学生になった3人の話も読めるのかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/22(3591日経過)
記録初日
2015/04/06(3607日経過)
読んだ本
1946冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
621735ページ(1日平均172ページ)
感想・レビュー
1946件(投稿率100.0%)
本棚
11棚
性別
血液型
A型
職業
技術系
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/mont_kiara
自己紹介

既読本かどうかを忘れることが多々あり、記録用に始めました。読書メーター始める前の本は記録していないです。今現在好きな作家さんが増えて書ききれないですが、一番好きな作家は垣根涼介さん。音楽を聴くことや写真を撮ることも好きで、週末は音楽を聴きながらお写ん歩してます。X(旧twitter)に良く出没しています。

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