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2024年8月の読書メーターまとめ

遥かなる想い
読んだ本
10
読んだページ
2716ページ
感想・レビュー
10
ナイス
1153ナイス

2024年8月に読んだ本
10

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

遥かなる想い
宮部みゆきワールド全開の短編集である。 事件を通して、犯罪に至る女性心理を描く… 微妙な心の揺れの描写が巧みで 上手い。 東京の光と影を 軽快に描いた 著者らしい短編集だった。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

遥かなる想い

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:4317ページ ナイス数:1366ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/63187/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
10

遥かなる想い
昔懐かし古本屋に纏わる物語である。 昭和の本好きの人々の語らいが ひどく 心地良い。学生時代の黴臭い古本屋の 匂いが蘇る。何でもない些細な出来事を 昭和の色で描いた 古本屋の短編集だった。
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遥かなる想い
爽やかな青春ミステリーである。 かつての同級生だった川村麗子の死の謎を 妹千里とともに 追うミステリーだが、 爽やか過ぎて 緊迫感よりも 青春の苦さが 全面に漂う。 男女の語らいが昭和らしく 微笑ましい… そんな印象の作品だった。
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遥かなる想い
全国の川をカヌーで旅する爽快な旅ルポである。 北海道から鹿児島まで 全国14の川を 元気に巡る。 文章中に 挿入される川の写真が 旅の雰囲気満載で、心地良い。各地に根付く風土記の ような伝承も相まって、ひどく心落ち着く 旅の物語だった。
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遥かなる想い
中国の戦国時代の墨子集団を描いた作品である。謎の集団 墨子の弟子たちを 見事な筆致で描き上げ、趙と宋の城攻防戦に 落とし込んだ 著者らしい 想像力満点の 中国小説だった。
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遥かなる想い
瀬島龍三の生涯を通して、昭和の日々を描いた作品である。 陸軍大本営時代、伊藤忠商社時代 そして 臨調時代の瀬島龍三の日々が 丹念に描かれる。山崎豊子『不毛時代』とは違った 当時の雰囲気が甦り、新鮮である。 昭和という時代に 参謀として生きた男の 断面を描いた骨太のノンフィクションだった。
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遥かなる想い
人体を構成する器官に纏わるホラー短編集である。まるで 世にも奇妙な物語を見るかのように、軽快に物語は進む。 体を構成する個々の器官に着目した 奇想天外なホラー短編集だった。
が「ナイス!」と言っています。
遥かなる想い
宮部みゆきワールド全開の短編集である。 事件を通して、犯罪に至る女性心理を描く… 微妙な心の揺れの描写が巧みで 上手い。 東京の光と影を 軽快に描いた 著者らしい短編集だった。
が「ナイス!」と言っています。
遥かなる想い
養父との関係を赤裸々に綴った私伝的小説である。養父と母と妹の異常な家族関係が ひどく冷めた目で 淡々と語られる。 多感な少女がそれでも 生き抜いていく… 歴史に残る衝撃作だった。
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遥かなる想い
人工心臓の開発に取り組んだ医師たちの物語である。脈々と受け継がれる人工心臓への 挑戦が丹念に描かれる。 人生を人工心臓の開発に賭けた人々の想いが 文面から伝わり、共感を覚える。 試行錯誤の三十年を今に伝える先端医療の記録である。
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遥かなる想い
令和の時代の若き日々を 描いた青春小説集である。東京の私学・ベンチャー企業を舞台にした 日々はひどく真面目で 昭和の退廃した自堕落な風景はかけらもない。 Z世代と呼ばれる若者たちの理想と現実をリリカルに描く。 どの編にも 登場する沼田さんの超越した存在が面白い。現代の若者たちの心情を的確に 言い当ててくれている。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/05/20(5303日経過)
記録初日
2004/01/01(7634日経過)
読んだ本
2701冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
981423ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
2701件(投稿率100.0%)
本棚
11棚
自己紹介

映画・ドラマなどの感想は こちら↓です。

https://filmarks.com/users/icc25896

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