ネタバレ昔、本で家康は野戦に持ち込んだから、勝ったと書いていたけど、いや、野戦やったけど、紙一重やったで。南宮山の毛利が攻めて来たら秀秋が裏切らなかったら、西軍が勝ったんやないかな。でも、歴史にはもし？がないから事実しか残らないけど。ただ、あの戦いで東軍が西軍。どちらにつくかで家の命運がかかって来るのだから、小さな大名に取っては、一世一代の大博打。だからこそ、秀秋の裏切りに呼応して東軍に寝返った、朽木や脇坂が逆に可哀想に見えたよ。ていうか、辛辣に三成の事を書いてないか、この本は主人公が三成やろって言いたくなったし

ネタバレうわあ、これは怖かった。ホンマにぞわぞわした。ホラーは好きやけど、序章に本を読んでいる最中に、普段は感じない視線を感じたら、本を閉じる事をお勧めしますって、この一文だけで充分に怖いよ。普段は夜寝る前に本を読むけど、テレビつけっぱなしで、しかも、朝から読んだし、怖いって感じたら飛ばし読みもした。でも、朝から走るランニングで、誰かがつけて来ているのではと、何度も振り返ってしまった。話の内容も怖かったけど、些細な音が気になって仕方なかった。幽霊は絶対に見たくはないが、こういう、視線を感じる怖さもたまらなく嫌やわ

ネタバレ本が話す話や、何度も人生をやり直す話も良かったけど、中でも「僕たちの焚書まつり」が一番良かった。本がいつか、紙媒体では無くなる日が来るのかな。今でも、デジタルになってる物もあるし、本屋も段々と減っているから、有り得なくはないが、本は紙だからこその良さがあるよ。ただ、この母親みたいに誰が触ったか、分からないから不潔に思う人もいるのかな。まあ、営業がこの時代ではストレスで早死にする人って意味なのは笑った。古典の、昔の言葉が分からないのと同じで、今の時代の言葉が未来には、全く意味が分からない言葉になるんやろな。

ネタバレあなた方は学者さんやんな。探偵みたいな真似事をしていたら、そりゃあ、警察からは煙たがられるし、素人が捜査の邪魔をするなと言われるよ。ただ、静香は堂々としてる。暴力団でも物怖じせず、あれだけ強気で立ち向かっていくなんて。暴力団組員から姐御って呼ばれるわ。それに、静香は、どんな事件でも首を突っ込みたがるねんな。東子とひとみが振り回されてる様に見えたけど。でも、静香の目の付け所はすごいよ。流石、学者さんって言いたくなったよ。まあ、学者なら、旅先で事件ばかり追ってないで、歴史の仕事はしなくていいんかって思ったけど

ネタバレペットの話になると、昔、飼っていた愛犬を思い出す。笑う門や猫とずっと一緒にいる方法、タロにさよならは、主人公のずっと一緒にいたかった気持ちが痛いほど伝わって来た。ペットを飼い始めた時から、自分より長く生きれない、いつかは別れが来る。頭では分かっていても実際にその場面に遭遇すると、現実と理解が追いつかなかった。でも、空っぽの犬小屋を見ると、亡くなったんだなと初めて理解した事を思い出したよ。あの日の晩御飯は家族の灯が消えた、通夜みたいでした。たまに夢に出てくるから、俺の心の中に生き続けてるんやなと嬉しくなるよ

ネタバレ全てを満足する人生を歩んでいる人が、どれだけいるのかな。それに自分が選んで来た道の後悔の一つや二つは誰にでもあるよ。Aの道を選んでしまえばBの道は選べない。Aの道がどんなに困難であってもてのは分かる気がする。あの日にこうしていれば、今頃はどうなっていたのか想像する事はよくある。でも、あの日にこうしていなかったからこそ、得られる物もあったで。みのりは仕事に夢中で結婚出来る人が羨ましかったんやな。RPGでのレベルは低そうって、あなたはまだ二十代や。まだまだ、あなたの人生は長い。誰かと比べるなんて馬鹿げているよ

ネタバレ昔、本で家康は野戦に持ち込んだから、勝ったと書いていたけど、いや、野戦やったけど、紙一重やったで。南宮山の毛利が攻めて来たら秀秋が裏切らなかったら、西軍が勝ったんやないかな。でも、歴史にはもし？がないから事実しか残らないけど。ただ、あの戦いで東軍が西軍。どちらにつくかで家の命運がかかって来るのだから、小さな大名に取っては、一世一代の大博打。だからこそ、秀秋の裏切りに呼応して東軍に寝返った、朽木や脇坂が逆に可哀想に見えたよ。ていうか、辛辣に三成の事を書いてないか、この本は主人公が三成やろって言いたくなったし

ネタバレ由利の結婚は分かるにしても、千波に茅子さんの結婚は半ば、無理矢理感があったよ。タイトルに婚活が入ってるから、登場人物を皆、結婚させるのは流石に話が急展開過ぎて、ついていけなかったな。まあ、真行寺さんの言葉は確信をついてるなあ。水に落っこちて見るまで、水の冷たさは分からないだとか、苦労しない結婚がどこにあるは、確かにって言いたくなったよ。他人同士が一屋根の下で暮らすんやから、全てが思い通りにいくはずかない。それをどうやって擦り合わせていくかが、結婚生活やと思うな。まだ、した事ないから偉そうな事は言えないけど

ネタバレトイレ小説やけど、布団に寝転がりながら、読んでしまったよ。「会いたい会いたい会いたい」は怖かった。この話だけはトイレの中では読みたくない。まあ、ずっと一緒にいたいとせがんで、こんなに束縛する女の子は、まだ、会った事ないけど、絶対に会いたくないな。それと、一番良かったのは「自宅に向かって」かな。同じ、会いたいって言葉が鍵やけど、束縛女とは真逆の意味に聞こえたよ。報われない恋愛に自分で終止符を打ったんやな。今は辛いかもしれないけど、いつか、君にも素敵な女性が現れるよ。好きな人の為にこんなにも一生懸命なんやから

ネタバレ推理するのは、あまり得意ではないから、ドラマでも、どんなトリックを使ったのか、最後まで分からないから、そういうオチなんやって、いつも、騙されてしまう。中でも「永遠の円環」が一番良かった。まあ、Kってイニシャルで書いてるから、何かあるのだろうなと思っていたら、そうなるとは。確かにアパートの隣の住人とか、スーパーですれ違う人が、どこかの国の殺し屋なんやないのって想像する人がいたらビックリする。それに、何の連絡もなしに、いきなり、病室に尋ねてくるなんて、まさか、上の病室に用があったなんて、全然気づかなかったよ。

ネタバレ子供を育てた事はないけれど、何をもって、良い子なんやろな。親の言う事を聞くから、勉強が出来るから、どんな基準でその子が良い子なのか、悪い子なのか誰にも分からないよな。それに、育児放棄した妹を褒められたものではないが、彼女も彼女なりに、悩み苦しんでいたんやな。なら、良い母親になろうとか気張らずに、もっと、みんなを頼っていいんや。椿や父親、周りから沢山のサポートを受けて、あなたなりの育児をしたらいいんやないかな。まあ、子供がいてないから、あんまり偉そうな事は言えないけど、育児にこれが正解ってモノはないのだから