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2025年1月の読書メーターまとめ

スイ
読んだ本
14
読んだページ
5599ページ
感想・レビュー
14
ナイス
381ナイス

2025年1月に読んだ本
14

2025年1月のお気に入り登録
1

  • うっそう

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • 道楽モン
  • うっそう

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

スイ
図書館で借りたのだけど、5編中の3編目を読み終えたところであまりの良さに書店に買いに行った(売り切れだったので予約注文)。被団協がノーベル賞を受賞したすぐ後の直木賞受賞作に、この「祈りの破片」があることがとてもとても嬉しい。彼らが何を思って、何に苦しんでいたか、私はずっと考え続けると思う。「祈りの破片」はとびきりだけれど、他の4作もとても良い。今蔑ろにされがちな学問、研究、知りたいと思うこと/人への真摯な敬意に満ちていて、胸がいっぱいになる。根底にある、人間への温かな眼差しも大好き。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
14

スイ
連作短編それぞれの主役キャラクターも展開も、どこかで見た感じはあるのだけど、言葉がとても真摯で、生きている人間を思って選ばれた言葉だと感じられたのが良かった。 小町さんの人生の話も聞きたいな。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
豪邸に住む老姉妹。 二人の人生を、二人に関わった人々と彼女たち自身の視点から、時を遡って描く連作短編集。 とても丁寧な描き方でありつつ、余白の残し方も上手い。 綺麗すぎる大団円でないのも良かった。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
350周年(!)三越を題材にしたアンソロジー。 いい表紙だなー! 辻村深月・伊坂幸太郎作品が好みだった。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
前作『ポピーのためにできること』と同様、地の文や直接の会話はなく、インタビューの文字起こしやメールなどの資料から成るミステリ。 冒頭に、この資料を公開して通報するか、封印し続けるかを読者に問いかけているのが良かった、読後に私の手にあったらどうするだろうと真剣に悩まずにいられない。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
宮島さん初読み。 リズミカルな文章が楽しくて一気読みだった。 浜松が舞台とは聞いていたけれど、思った以上に知っている場所が登場して嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
図書館で借りたのだけど、5編中の3編目を読み終えたところであまりの良さに書店に買いに行った(売り切れだったので予約注文)。被団協がノーベル賞を受賞したすぐ後の直木賞受賞作に、この「祈りの破片」があることがとてもとても嬉しい。彼らが何を思って、何に苦しんでいたか、私はずっと考え続けると思う。「祈りの破片」はとびきりだけれど、他の4作もとても良い。今蔑ろにされがちな学問、研究、知りたいと思うこと/人への真摯な敬意に満ちていて、胸がいっぱいになる。根底にある、人間への温かな眼差しも大好き。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
社会問題と真っ直ぐ向き合ったYA。 描かれているのは架空の事故だけれど、明らかに東日本大震災の原発事故が重ねられている。 しかしあえて架空の事故にしたのは、水俣病のような公害、朝鮮の人々の強制労働など、ずっと日本で繰り返されている企業の社会的な責任についての問題を皆含めているからなのだろうと思う。 苦難の中でどう前向きになるかといった個人の問題に縮められてしまいがちなことを(個人のことももちろん大切なのだけど、フィクションで社会を描かないのは逃げではないかと思う)、しっかり書いてくれたこと、それも
スイ
2025/01/21 20:54

YAであることが嬉しい。 物語としての面白さもばっちりあるので、若い人をはじめ、多くの人に読まれてほしい。

が「ナイス!」と言っています。
スイ
インドの高級住宅地を舞台に、アメリカから戻った作家が親友の父の死の謎を追う。 暮らしの描き方が丁寧で、階級社会への批判も備えていて興味深かった。 肝心のミステリの方は、論拠・証拠が甘すぎませんか…と乗り切れずにいたのだけど、真相は胸がキュッとなった…この動機はねえ…良かった…だめだけど!殺しちゃだめだけど!でも好みの動機です…。 ところで、女性が謎解きの主役のミステリ、傷心で故郷に帰って事件に遭遇パターンが多い気がする。 その中で大なり小なりロマンスが芽生えるのも。 もっと色々な状況のものが読みたいなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
登場人物が多くて場面が切り替わる度に「誰だっけ?!」となるんだけども、それでも全然構わない! 面白すぎて!! 各人物のエピソード一個一個があまりに!! 面白すぎて!! この人が初めましてでも何度目ましてでももういいわとにかく楽しいーーーーーという気持ちで1冊読了。 すごいなもう…! これで半分かな、後半どうなるのかわっくわく。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
どんな容疑者も必ず無罪にする弁護士、エイレングラフが主人公の短編集。 評判が良いので読んでみたら、確かに上手い。 でも残念ながら私向きではなかった…。 ブラックユーモアが嫌いなわけではないのだけど、今作はキツかった。 詩人の話はちょっと好き。
斉藤フィオナ
2025/01/15 20:27

ふふふ、そうかもね<図書館の順番

スイ
2025/01/15 22:56

>フィオナさん タイミングどんぴしゃですもん笑

が「ナイス!」と言っています。
スイ
似鳥さんは軽快な作品の中でも必ず社会問題を直視して書き込んでくれて、信頼できる作家さんだと思っている。 今作もそうだった。 面白かったなー、敷島が出ると必ず吹き出してしまった。 ホワイトボードの絵が見たい!
が「ナイス!」と言っています。
スイ
ケイト・モートンは気になりつつ未読だったのだけど、新職場の同僚さんが薦めてくれて今が読みどき!と手に取った。 面白かった! 気になって気になって、上下巻一気読み。 人物描写がとてもしっかりしていて、そこここで感じた違和感の理由がわかった時に、ぐっとキャラクターに入り込んでいける。 ミスリードも上手い! 心地よく翻弄された。 構成がいいなぁ、情報の出し方も絶妙だった。 他の作品も読む!
が「ナイス!」と言っています。
スイ
感想は下巻で。
が「ナイス!」と言っています。
スイ
予備知識なしで読んだので、途中で「あれ?…あっそういうこと?!」と新鮮に驚けて楽しかった。 これまでで一番軽快で、書いていて楽しかったんじゃないかな、と思う。 読んでいてもとても楽しかった。 おそらく経験を重ねたからこその余裕の中で、オースターがずっと探求している偶然や言葉というものがぐっと自由に泳いでいて、心地がいい。 作品としては老いての回顧録的なところ(フィクションであれどうであれ)もあるのだけども、描写は生き生きとしていて入り込めた。 もう新しい長編が読めないのが残念。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/01/15(3321日経過)
記録初日
2015/12/15(3352日経過)
読んだ本
1974冊(1日平均0.59冊)
読んだページ
529901ページ(1日平均158ページ)
感想・レビュー
1974件(投稿率100.0%)
本棚
26棚
性別
現住所
静岡県
自己紹介

近現代、国内外問わずで主に小説を読んでいます。

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