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2023年8月の読書メーターまとめ

なつくさ
読んだ本
13
読んだページ
4475ページ
感想・レビュー
13
ナイス
766ナイス

2023年8月に読んだ本
13

2023年8月のお気に入り登録
4

  • ねぎま
  • ルカ
  • ユーキ🗿
  • 紅葉

2023年8月のお気に入られ登録
4

  • ねぎま
  • ルカ
  • ユーキ🗿
  • 紅葉

2023年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なつくさ
初読みの作家さん。映画を観たと言う美容師さんとの会話に出てきたので気になり読んでみました。コペル君の日常から人間としてどう生きていくべきか考えさせられる物語でした。特に印象的だったのは、コペル君が友達を裏切ってしまった「雪の日の出来事」、その後日談である「石段の思い出」。自分だけが知っている。自分だけの罪。ついにやらなかったこと。深々と刺さりました。後悔をないこともできるし、醜い言い訳もできる。でも、それはとても醜いこと。コペル君の真摯な気持ちに懐かしく優しい気持ちになりました。僕はどう生きるか…。
が「ナイス!」と言っています。

2023年8月にナイスが最も多かったつぶやき

なつくさ

いつもありがとうございます。「檸檬先生」「愛されなくても別に」が特に印象的でした。今月もよろしくお願いします☺️2023年7月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4639ページ ナイス数:680ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/697093/summary/monthly/2023/7

が「ナイス!」と言っています。

2023年8月の感想・レビュー一覧
13

なつくさ
やっぱり、ほしおさんの物語はいいなあ。素敵だなあ。ほんわりする。まるで、"大きな生きもの夢のなかにいるみたい"に不思議な匂いがする。会社を辞めた風里が出会ったのは、原っぱの奧に佇む一軒の古い家。植物園標本室でバイトをはじめた風里は趣味だった刺繍を通じ"わたし"を見つけていく。古い家と風里と亡くなった書家の娘である葉。三者はどう絡み合っていくのだろうか。下巻へ。
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なつくさ
久しぶりの河野さん。正しさは人の数だけ。間違いは人の数だけ。倫理は人の数だけ。愛も、条理も、我が儘も。この物語はどうしようもなく、正しくて、間違ってる愛の物語だ。澄んだ青みたいな文章がやはり好きだ。読者すら入り込む余地すらない圧倒的な世界観。茅森と坂口の世界。まるでピストルスターの物語のような。でも、これは別の星の物語。太陽が西から昇る星の物語。星を探した言い訳の物語。
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なつくさ
🐶を家族にして知ったこと。体温が高いこと。鼻が湿ってること。食事が早いこと。痛みを隠すこと。寄り添ってくると何故か泣きそうになること。表情があること。歳を取るのが早いこと。眠る時くるくるすること。意外と頑固なこと。殺処分の数。手の平を出すとお手をすること。それを繰り返すと雑になること。さらに避けたりするとぐわーてなってわしゃわしゃすると走り回ること。愛情が深いこと。シャンプー後身体が細いことw。今日を生きてること。君は何を伝えたいのかな。長生きしてねと魔法をかけながら今日もわしゃわしゃさせてもらいます。
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なつくさ
初読みの作家さん。とても良かったです。深い。生きている限りファンタジーは終わらない、か。その言葉にぎゅっとなってしまった。人はみな孤独だ。だが、孤独を実感した時に背負いきれず潰されてしまうこともある。幸せとは何かが分からなくなってしまう。ましや、ファンタジーなんて……。でも違うんだ。ファンタジーは終わらない。そんな時こそ、だからこそ、ファンタジーは必要なのだ。忘れたっていい。空を見上げられなくなったとき、ファンタジーはきっと会いにきてくれる。そして思うんだ。あ、ファンタジーだ、って。
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なつくさ
おもしろかったです。無茶苦茶やっていても成り立っているのがすごい。お気に入りは「テノリネコ」。大きな音を立てると体が徐々に大きくなるネコが登場。音を立てさせないようにする「わたし」と周りのやりとりが可笑しくて笑ってしまう。その笑い声はきっと物語からしたら天からの声みたいに大きいのだろう。むくむくと大きくなるテノリネコを想像し急いで口を閉じる。てめえ、読者、クソが!「わたし」が言うであろう台詞を想像しさらに、にやり。また、むくむくと大きくなるテノリネコの姿が目に浮かぶ。
りんご
2023/08/26 09:26

一條さんも気になってる作家さんです。筒井康隆さんと方向性が近い感じしてます。

なつくさ
2023/08/26 10:47

一條さんぶっとんでますよね🤣そうそう、筒井さんとか森見さんとか

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なつくさ
初読みの作家さん。退廃した世界で秩序や思い遣りを期待してはいけない。信じることができるのは、自らのタフネスだけだ。だが、ピングとの出会いがメイクピースの渇いた心の土を潤し、旅に誘うことになる。街を出たメイクピースを迎えたのは自身の望んだものとはかけ離れた、しかし、半ば予測された壊れた世界だった。予測の出来ない展開が続き目が離せなくなった。昨今の災厄が頭に浮かび、近未来の人類を見てるようで恐怖も感じた。知識、科学、技術、そんな今の世界を支える全てが過去のものになった時、人類はどう立ち向かえばいいのだろうか。
東谷くまみ
2023/08/21 13:02

SFは苦手なのですが、ディストピア系は気になります🤔ポチリ🌟

なつくさ
2023/08/21 19:00

ポチリ、ゲットー!知人のおすすめでした😃

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なつくさ
初読みの作家さん。横浜駅SFを書いたひと。冬の時代、人間たちのはなし、記念日が良かったです。定年を過ぎた男は、老人らしい趣味。40歳になると男は登山やロードバイク。そして30代男性は、部屋に巨岩。そうか、岩か。岩だな。そろそろ、部屋に巨岩を迎える準備をしなければ、時代に遅れてしまうなと思いました。冬の時代や人間たちのはなしは長編として続きが読みたい作品でした。1番インパクトを残したのは、宇宙ラーメン重油味。タイトルのインパクトで笑っちゃいます。噛めば噛むほど、読めば読むほど味の出る物語群でした。
りんご
2023/08/20 15:05

あー!私も宇宙ラーメンが面白かったです。ヒトである私にとっては美味しくなさそうだけど、異星人によってはすごく美味かもーって思わすとこがワクワクしましたねー。

なつくさ
2023/08/20 15:48

そうですね😃異星人たちにとっては酸素は毒かもしれないし、水は僕らにとっての重油と同義かもしれない。発想がおもしろかったです✨

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なつくさ
ネタバレ8月を待って読了。とても良かったです。どの短編も希望のある終わり方なので安心して読めます。どうしても表面的なものだけを見て、判断したり、そう見てることにすら気付かないことも多いけれど、この物語に登場する人たちのようにもっと遠くの、もっと透き通った見方が出来る目を持ちたいと強く思いました。そのコアに降る銀色の雪を思い浮かべられるくらいの素敵な目を。
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なつくさ
本の町。本読町の御倉一族が所有する巨大な書庫、御倉館。祖母たまきがしかけた呪いにより御倉館から本を盗む者は……。非常に想像力が要求される物語でした。映像化向けの作品で、少し置いてきぼり感を喰らってしまったかなという印象。想像力が足りなかったのかもしれません。読長町のような本の町には住んでみたい。この本を読む者は……が必要だ。
なつくさ
2023/08/13 18:52

ふふ。ひみつです🤫

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なつくさ
シリーズ第3弾。人は他人の痛みに鈍感だ。物理的にあるいは間接的に傷つけていることに気付かない。だれもが人と違うなら、感じる痛みも願いも違うのは自明の理なのに。どうして、人は他人の痛みに鈍感なのだろう。聴こえない人たちは自分の慟哭さえ聴こえない。雷の音も嘲笑の言葉も。助けも呼べない。物語を通して聴こえる自分が今まで聴いたことのない言葉たち。考えたことすらない痛みたち。悔しくて悲しくて情けなくなる。もっと誰もが生きやすい世の中に。そんな願いが無くなる程に誰もが生きやすい世の中になりますように。
ガジュマル
2023/08/12 16:06

私もデフ・ヴォイスシリーズ続き(この3段からです😊) そろそろ読みたくなりました♪

なつくさ
2023/08/12 18:09

僕はこの巻がシリーズで一番良いと思いました✨ガジュマルさんの感想、お待ちしてます♪

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なつくさ
初読みの作家さん。印象的だったのは、「トランジスタ技術の圧縮」「夜間飛行」「かぎ括弧のようなもの」。さらに、その中で一番のお気に入りは「トランジスタ技術の圧縮」。トランジスタ技術という雑誌を収納しやすいよう圧縮する技術を競う大会であるトラ技圧縮コンテストの話なのだけれど、何を読まされてる感は常に絡みついてくるが、アイロン派と毟り派、両者の闘いに何故だか熱い想いが零れ出ました。何を読まされたんだ感は消えないけれど、この対決はトラ技圧縮コンテストを愛する全ての者に勇気と希望と感動を与えてくれたことだろう。
りんご
2023/08/13 09:28

ふふふ、なに言ってるんだろう。なつくささまはなにを読んでいるんだろう。トラ技て。いただいていきます。

なつくさ
2023/08/13 10:11

りんごさん、自分でも何言ってるんだ?と思いつつ楽しく感想を書かせて頂きました🤣りんごさんの感想が聞きたくなる物語でした。

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なつくさ
ネタバレシリーズ第6弾。火災事故のため記憶を失った鮎田は自身が持っていた手記から自分が黒猫館の管理人であることを知る。さらにその手記には黒猫館で起こった事件が描かれており……。今回もおもしろかったです。なかなかいい線まで推察できたのではないかなと思います。鹿谷の推理を聴きながら、その違和感、犯人もな分かってるんだ、ふふん。と思っていたら案の定やられました。くぅー、壮大。そこまでとは。今回の戦績はこなん君より上、鹿谷より下でした。こなん君には勝ったので風見猫を所望したい。次はついに暗黒館。楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
なつくさ
初読みの作家さん。映画を観たと言う美容師さんとの会話に出てきたので気になり読んでみました。コペル君の日常から人間としてどう生きていくべきか考えさせられる物語でした。特に印象的だったのは、コペル君が友達を裏切ってしまった「雪の日の出来事」、その後日談である「石段の思い出」。自分だけが知っている。自分だけの罪。ついにやらなかったこと。深々と刺さりました。後悔をないこともできるし、醜い言い訳もできる。でも、それはとても醜いこと。コペル君の真摯な気持ちに懐かしく優しい気持ちになりました。僕はどう生きるか…。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/08/06(2984日経過)
記録初日
2016/08/06(2984日経過)
読んだ本
1037冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
375661ページ(1日平均125ページ)
感想・レビュー
809件(投稿率78.0%)
本棚
12棚
性別
年齢
30歳
職業
専門職
自己紹介

はじめまして。なつくさです。高校の時分より難病を患っています。その際の入院以来、物語はずっと傍らにいてくれます📖

好きな作家さんは、森博嗣さん。
話しかけていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

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