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鈴木 俊幸(2)清少納言,石田 穣二(2)田中 優子(2)沢木 耕太郎(2)伊坂 幸太郎(2)荒俣宏,高山宏,松岡正剛,田中優子(1)万城目学・森見登美彦・上田誠(1)柴田元幸,藤井光,姜湖宙,くぼたのぞみ,畔柳和代,郷原宏,高山羽根子,タダジュン,菱岡憲司,ポール・オースター(1)ときやど 吉宮 晴紀(1)高田 晃太郎(1)13%鈴木 俊幸13%清少納言,石田 穣二13%田中 優子13%沢木 耕太郎13%伊坂 幸太郎6%荒俣宏,高山宏,松岡…6%万城目学・森見登美彦…6%柴田元幸,藤井光,姜…6%ときやど 吉宮 晴紀6%高田 晃太郎著者グラフ上位10名
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なおこっか
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むちゃくちゃ楽しかった!いつ誰が何の意図で地図を作ったかという明確な縦糸に時代背景もからめ、江戸時代以前からの流れを追う。幕府、出版、個人作成地図各々に言及あり、ふわっとした江戸時代括りの本とは一線を画す。/江戸以前からの主流は行基式日本図。行基が歩いて日本は独鈷の形と見出した、との伝承から命名。日本を海岸線から捉えるのではなく、国のまとまりとして描くのでぽこぽこした見た目。/16世紀頃航路が発達し商港情報が重要になり、入江の表記も詳しくなる。特に九州は海外とも往来あり詳細。逆に瀬戸内の輪郭はゆるゆる。
なおこっか

18世紀の個人で森幸安という人が日本を正確に捉える意図で、地図(絵図と明確に区別)、地史を作成している。天球図で地球が丸いことを把握、その中で日本はどこにどうあるかとの視点。あわせて歴史の流れの中の視点。/同時期に若き日の本居宣長も正確な地図作りを目指す。/この時期に博物、収集趣味が浸透したことと、正確性、網羅性は関わりあるのでは。/平賀源内はオランダ通詞を通して世界地図を入手。本人が地図を作った記録はないが、地図を描いた皿を作っている。

04/06 15:12
なおこっか

印刷地図は100年ほど石川流宣のものが続いた後、長久保赤水の正確な地図が席巻。経緯線あり、街道を実際に歩いた人々からのリサーチあり。森幸安の地図も参照。幕末まで流行る。世界地図も発行したがそちらは編纂のオリジナリティに乏しく輸入したものを写し。/伊能忠敬は日本の輪郭に全振り。動機が地球の大きさを知りたい、だからか。世界の中の日本が意識された、新しい時代。

04/06 15:13
4件のコメントを全て見る
0255文字
なおこっか
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谷川俊太郎の熱心な読者ではないが、折々にその詩と接し、記憶に断片が残っている。これはすごいことだと思う。徹頭徹尾詩人だった谷川俊太郎と、その周囲の人々の関わりは、初めて知る話が多かった。お父さんは法大総長だったのか。この先も折々に谷川俊太郎の詩に触れることはあると思う。何しろ70年以上書いている詩人なのだから。
0255文字
なおこっか
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センセーショナルな設定に対し、登場人物たちのとても抑制的な、淡々とした態度が印象に残った。子を育て守る大人は、動揺を盾に取り乱すことなどしていられず、まず日々を過ごさないといけないのかもしれない。しかしそれは“誰”として?己は誰として死ぬのか、静かな問いかけを追うにあたり、城戸を中心に据えたのは効果的だった。その点、映画において東日本大震災への言及が省かれたことと、子供に業を負わせすぎと思われる描写は腹落ちしづらかった。
0255文字
なおこっか
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応援の無い中、限られた人員で多大な被害への不休の対応を迫られた双葉郡の消防士さんたち。津波避難誘導もつかの間、原発被害による退避となり、後日津波被害者の遺体を捜索しながら、あの時退避がなく救助活動ができたなら、と振り返る様子が辛すぎる。情報行き届ぬ苦労、家族の安否すら分からない厳しさ。原発での負傷者、火災、給水応援に呼ばれ家族との別れを覚悟し、長距離の搬送で疲弊したあげく、非難の声を浴びることも。だが無人となった双葉で、人を助けたいと避難者と関わりあってゆくその思いに、頭を垂れるばかり。覚えて、忘れない。
0255文字
なおこっか
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歌麿に関して今まで興味の外だったこともあり、ざっと概要を知るにはもってこいの本だった。絵は残っているけれど、生い立ちや行く末も不明点が多いのか。蔦重亡き後、母子像を多く描き、且つ有名人でも何でもない市井の母子絵を購入する層がいた、というのは面白い。既に歌麿自身のネームバリューで売れるようになっていたのかもしれないが。精緻で高い技術、写楽とはやはり違う。歌麿の絵は、刷る側の技術も問われる絵。『深川の雪』、岡田美術館で見たのだが…もっとちゃんと見ておけばよかったな。
0255文字
なおこっか
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遊廓、特に江戸吉原の文化的側面と、人権・ジェンダーの問題と、いずれにも言及しながらの遊廓入門。演劇から女性を締め出し、女性芸能者が遊廓へ流れてゆく、悪所である芝居と遊廓の深い影響を思う。かなり文献と的を絞った内容なので、吉原の内情が何もかもわかるわけではない。歌麿のような外部の人が取材した、あくまで入口となる書。俄は芸者たちが出演するもの。大田南畝も遊女を身請け。明治、マリア・ルス号事件を機に、国外から遊女の人権問題を指摘される形で吉原は姿を変える。
0255文字
なおこっか
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大河が恋川春町のターンに入りそうなので、図書館から借りてきた。原書のまま、活字表記なしなので、あちこちで調べながら読みましたが、絵だけでもかなり楽しい。金々先生→キャラたってる、オチも愛嬌、漫画が大人向けになった過程を見るよう。三升増鱗祖→鱗形屋とお隣のモグサ屋が、頼朝政子の仲立ちをする面白展開。こうして広告したのか。悦贔屓蝦夷押領→義経一行、平泉からトンネル通って蝦夷へ。本書には春町作以外に猿蟹合戦などの昔話も収録されている。擬人化(というか蟹の面をつけた人)表現も興味深くていくらでも眺めていられる。
0255文字
なおこっか
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学者が正誤や有用性を追求するような科学ではなく、好奇心の趣くままに江戸の人々が楽しんできた科学的な事事の話。平賀源内などの有名人はスルー、山片蟠桃の地動説に関心あるのだがその辺もスルー。逆に一般の人々が楽しんだ園芸や金魚等が詳しい。博物誌は机上でやいやい言える武家中心、逆に土をいじって朝顔や万年青(渋い)の変わり種を探るのは職人たち。信州上田の養蚕家、清水金左衛門が湿気の測定器を考え出し、本まで書いているのがまた嬉しい。西洋からのレンズをあっという間に分析した眼鏡、鉄砲が廃れ実用金物にニーズが変わる話も。
0255文字

読んだ本
1113

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読書データ

プロフィール

登録日
2010/08/26(5341日経過)
記録初日
2010/08/04(5363日経過)
読んだ本
1113冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
291558ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
1094件(投稿率98.3%)
本棚
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血液型
B型
職業
営業・企画系
URL/ブログ
http://chikyu-syouyou.at.webry.info/
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