読書メーター KADOKAWA Group

2023年9月の読書メーターまとめ

鉄之助
読んだ本
5
読んだページ
1265ページ
感想・レビュー
5
ナイス
1410ナイス

2023年9月に読んだ本
5

2023年9月のお気に入り登録
7

  • yukision
  • mazda
  • umeko
  • ざりがに
  • nori
  • Sato19601027
  • きち

2023年9月のお気に入られ登録
6

  • yukision
  • mazda
  • umeko
  • nori
  • ざりがに
  • Sato19601027

2023年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鉄之助
今年7月の直木賞候補作、ワクワクしながら読んだ。全編「祟り」「骨が焼けた臭い」「白粉の足跡」がおぞましく迫ってきた。本の装丁のデザインが良くできている。舞台は渋谷駅の再開発巨大ビルの地下深く…。そんなこともありそうなリアルに襲われる。考えてみれば、我々も「死者の上で生活している」ようなものだ。
が「ナイス!」と言っています。

2023年9月にナイスが最も多かったつぶやき

鉄之助

2023年8月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3239ページ ナイス数:1949ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/753469/summary/monthly/2023/8

が「ナイス!」と言っています。

2023年9月の感想・レビュー一覧
5

鉄之助
今年7月の直木賞候補作、ワクワクしながら読んだ。全編「祟り」「骨が焼けた臭い」「白粉の足跡」がおぞましく迫ってきた。本の装丁のデザインが良くできている。舞台は渋谷駅の再開発巨大ビルの地下深く…。そんなこともありそうなリアルに襲われる。考えてみれば、我々も「死者の上で生活している」ようなものだ。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
「超文系」の私が、数学って面白いかも、と初めて感じた1冊だった。数学を表す英語mathematicsが、ギリシア語マテーマタから来ていて、その意味は「学ばれるべきもの」。我が身体の中に眠っている「数学的こころ」に耳を傾けてみるのも一興か。漢字の一二三の次の四が、なぜ横棒四本じゃないのか、の答えが明解なのも面白かった。それは人間の黙っていても認知できる限界が三までだから。四からは別モノ。楔形数字も古代インド数字も、そしてローマ数字も、すべて3と4の間に深い溝があった。体で感じる「数」なのだ。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
どぎついピンクのタイトル。バスの中で読んでいてチョット人目をはばかったが、中身はいたって真面目なドキュメントだった。「”潜入取材”では心の内は見えてこない」という著者の姿勢に共感できる。聞きにくい話でもあえて、身分を明かし取材対象に迫っていく文章が良かった。覆面取材で、”美味しい話”だけをクローズアップして「売春島」をバーンと叩く、これまでの雑誌取材の手法とは違う本だった。編集者の意図か知らないが、『実話ナックルズ』から一部借用した口絵の淫靡な写真集は必要なかったのでは? とつい思ってしまった。↓
鉄之助
2020/09/24 15:34

【続き】私にとってこのノンフィクションのハイライトは、置屋の現役・経営者から直に話を聞いた章。12ページほどしかないが、中身は濃かった。ピーク時の1981年ころ、これまで2~300人いたと言われていた娼婦の実数を5~60人だった、と聞き出している。欲望の熱狂からの、島の経済衰退。その過程がよく分かった。この話は、ある特別な場所の状況ではなく日本全国にもどこにでもある普遍的な物語となっていた。

が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
TVドラマ『VIVANT』の面白さにつられ、「別班」の正体が知りたくて読んでみた。著者は共同通信社の自衛隊担当記者。5年がかりで関係者50人から証言を集め「闇組織」の解明に挑む。石井記者の取材過程がリアルに再現されドラマ以上にドラマチックだった。日本の旧陸軍の手法が踏襲されていたりアメリカ軍の思惑が入っていたり…。「首相や防衛大臣にすら報告されていない」という現実が怖ろしい。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
「翻訳文化は、必ずしも独創を排除しない」。江戸時代の「読み下し漢文」を例にとり、日本の当時の学者が必ずしも中国の後追いをせず文化的自立を強化した、と解説。幕末維新、外国情報をめぐる翻訳ラッシュをいかに乗り切ったかが、よくわかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/18(2841日経過)
記録初日
2015/03/18(3572日経過)
読んだ本
857冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
247122ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率78.5%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
青森県
自己紹介

 野山獄での1年2か月に618冊読み倒した吉田松陰、無実の罪で勾留された大阪拘置所での5か月半に164冊読んだ元・厚労省の村木厚子さんには、遠~く遠~く及びもつかないが、「本の虫」です。次に読む本が、手元にないと落ち着きません。
 宮沢賢治『注文の多い料理店』の「序」、に命救われた経験を持つ歴史小説マニア。特に、幕末から明治維新が大好物!!

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう